ブックタイトル広報かしわ
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広報かしわ
時=とき 所=場所 対=対象 定=定員 内=内容 講=講師 費=費用 持=持ち物 申=申込 交=交通 他=その他 問=問い合わせ2 広報 No.1508 平成28年(2016年)7月1日 避難所の多くは学校や公共施設であることから、災害発生直後はそれぞれの施設管理者が主体となって避難所の開設・管理を行います。2 ~ 3日目からは、地域の防災組織などが中心となり、地域の皆さんが協力して積極的に避難所運営に携わってください。市は、救援物資の支援や情報提供などで避難所の運営を側面から支援します。避難所では、助け合いの気持ちが何よりも大切です。 もしも、私たちの街で熊本地震と同規模の災害が発生したら…。市役所の機能を喪失したら…。柏市には避難所が109カ所あります。その全ての避難所に十分な行政の手が届かなかった時、あなたはどうしますか?派遣職員の活動報告書からそのヒントを見つけてみてください。 ペットを連れての避難や避難所内での飲酒・喫煙など、さまざまな事態が発生しました。避難所生活は自由が利かず、プライバシーもなく、避難者の皆さんも心に余裕を持てなくなってしまいます。できるだけ良い環境で避難生活を送るためにも、統一したルールが必要だと感じました。 避難者が「お客様」のような存在になっている避難所もありました。避難者は、一時的に生活する場所を借りているという意識で、掃除やゴミ捨てなど、自主的にできることをするべきだと思いました。 熊本地震では、多くの住民が避難所に押し寄せ、混乱を招いてしまいました。必ずしも「大地震」=「避難所」ではありません。「避難所」は避難生活をせざるを得ないかたが生活する場所で、過酷な状況での生活を強いられます。日ごろから、避難しない備えをしておくことが重要です。自宅の耐震化、家具の転倒防止、備蓄など、今一度「自助」の備えについて考えてみてください。熊本地震で被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復興を心からお祈りします▲ 避難所の入り口には、市からのお知らせやルール等を掲示▲「くじけそうな時に力をいただき ありがとうございました」▲「勉強をおしえてくれてありがとう」被災地から送られてきたお礼の手紙と感謝状▲避難所は床が硬く、この季節はまだ底冷えもします備えは絶対に必要です 地震発生直後、水道管の破裂などで断水が発生し、復旧には時間を要しました。多くの水が支援物資として届きましたが、必要とする時間との間に時間差がありました。数日分の水の備えは必ずしておくべきです。また、硬いものがかめない高齢者や、離乳食を始めたばかりの乳幼児がいる家庭など、対応する非常食の準備も必要です。 熊本地震は、初夏の気候が良い時期でしたが、避難所の多くは学校の体育館で床は硬く底冷えします。避難時には、毛布や床に敷くためのマットなどを持って行くと、長期間の避難には有効だと感じました。 最後になりましたが、この度の熊本地震に際しまして、多くのご支援をくださいました柏市長様はじめ柏市民の皆様に心より感謝申し上げます。▲避難所のトイレ掃除も職員が… 避難者のほとんどが高齢者で、一人暮らしのかたも多く、介助が必要だったり持病があったりするため、かかりつけ病院や緊急連絡先の把握などが必要だと感じました。それらの情報収集には、住民を知る地域に密着したかたの協力と共助が不可欠だと思いました。▲畳が敷かれ環境が整ってきた避難所 避難所の開設から3週間。一部の避難所では、運営の全てを行政に頼り切っている状態が続いていました。各地からの支援者などが撤退した後の運営が心配ですが、自分たちの力で立ち上がり、復興に向け頑張ってほしいです。物資を整理して、避難者の憩いの場に?? 到着後、物資がまだ山積みの場所がありましたNo. 1 No. 3No. 2No. 4地震直後の避難所対応で感じたこと宇土市役所 商工観光課 湯野良子さん