ブックタイトル広報かしわ:平成27年2月1日発行分

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広報かしわ:平成27年2月1日発行分

8広報No.1474平成27年(2015年)2月1日協働のまち柏市では、市民との協働によるまちづくりを進めています市民とともに歩む?文字やふりがな、図やグラフなどを大きくした拡大写本とは文字やふりがな、図やグラフなどを大きくしたり、背景色と文字色のバランスを調整したりして、視力の弱い子どもたちが見やすいように編集り、背景色と文字色のバランスを調整したりして、視力の弱い子どもたちが見やすいように編集した教材のことです。教科書1冊を拡大写本にすると、小学生用で5?7冊分、中学生用で13?16冊分になり、製作には半年を要します。今でこそパソコンにより作業効率が上がりましたが、それまでは一つ一つ手作業で切り貼りをしていました。柏市拡大写本サークル視力の弱い子どもたちにとって、学校で配布される教科書の文字は小さく、読むこともままならないのが現状です。今号では、子どもたちが平等に勉強できる環境をと願い、拡大教科書を製作する「柏市拡大写本サークル」を紹介します。ボランティアだからできること問ボランティアセンター?7165-0880?誤字・脱字のチェックは入念に▼アイデアは会議室で生まれる!?1977年の結成から今年で38年。当初5人で立ち上げた同サークルは現在30人になり、製作依頼も全国から受けるほど大きな規模へと成長しました。拡大教科書の製作は、学校や教育委員会の依頼を受けてから取り組み、発行には文部科学省との契約が必要になります。出版社が発行する拡大教科書より文字の大きさが豊富で、個別のニーズにも対応できるところが特徴です。活動は毎週火曜日にメンバーが集まって、各自が持ち寄った原稿にアイデアを出し合ったり、製本や発送をしたりします。一冊一冊、読み手の気持ちに寄り添って製作する上で一番に考えることは、「その子にとって見やすいかどうか」。弱視といってもいろいろなケースがあります。視野が狭いため全体が見えなかったり、白い紙は反射して見づらかったり、中には他の児童と見た目が異なる教科書を使うことを嫌がる子もいます。また、教科書は科目によって内容やデザインもさまざま。ただ文字を大きくするだけではなく、見開きで表現できないような地図などは、観音開きにしたり、さらに大きなものはポケットを付けて四つ折りにして入れたりと、読み手の気持ちに寄り添ったアイデアが盛りだくさんです。▲黒地に白抜きで反射を軽減私が入会して10年になります。学習環境や子どもたちは変わっても「拡大教科書が欲しい」という声はなくなりません。一人一人のニーズに対応していると時間も掛かりますし、注文の多い時には、一人で何冊も担当することもあります。大変な作業ですが、こだわって作った拡大写本を利用した子どもたちから、お礼の手紙などをいただいた時には、苦労が吹き飛ぶほどの喜びを味わうことができます。現在は教科書の拡大写本が主な作業ですが、今後はドリルなどの副教材や図書館の図書も手掛けていきたいです。もし、私たちの活動に興味をお持ちでしたら、ぜひ見に来てください。やっぱり柏が?We Love Kashiwa?好き!このコーナーでは、「柏を愛し、街をよくする活動」に取り組んでいるかたを毎月紹介していきます。No.11あなたの周りにいる「柏愛」にあふれる人を募集中!秘書広報課?7167?1175へ第11回は、読み聞かせボランティアで活躍する沼南高柳高等学校の読み聞かせ隊の皆さんです。沼南高柳高等学校読み聞かせ隊3年生の皆さんQ日ごろ行っている活動は?図書委員の有志メンバーで、読み聞かせQ活動していてよかったことは?最初はザワザワとしていた子どもたちがQ今後の目標は?私たちの活動を引き継いでくれる後輩ものボランティア活動をしています。これまでに近隣地域の保育園や小学校、こどもルームなどで絵本の読み聞かせや紙芝居を、3年間続けてきました。物語の世界を子どもたちと一緒に想像しながら、本の楽しさを伝えています。読み進めるうちに静かになり、夢中になって聞いてくれた時はとてもうれしいです。また、実演するたびに上手になりたいという気持ちになり、思うようにできた時にはいっぱい練習してよかったなと思います。できました。読み聞かせ隊がこれからも活動していくことを願っています。今回は学校の委員会活動の一環として経験しましたが、卒業後は私たち一人一人ができることを見つけて、地域や社会に役立てるよう頑張りたいです。時=とき所=場所対=対象定=定員内=内容講=講師費=費用持=持ち物申=申込交=交通他=その他問=問い合わせ