ブックタイトル広報かしわ:平成26年10月15日発行分

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広報かしわ:平成26年10月15日発行分

8QRコード広報平成26年(2014年)No.146710 .15市内人口408,198人(前月比263人増)●男202,379人●女205,819人●世帯数170,543世帯(前月比191世帯増)(26. 10.1現在)かしわメール配信サービスへの登録柏市公式携帯サイトにアクセスこのコーナーでは市民の皆さんの活躍や季節の話題、笑顔が輝く市内の出来事などを取材、紹介していますこのコーナーは、歴史を通して市民の皆さんにより柏のことを知っていただくため、毎月15日号で1年間連載していきます。今年市制60周年を迎える柏の記憶を、一緒にたどってみましょう。豊四季と十余二柏市とその周辺の地図を見てみると、数字にちなんだ地名が目に付きます。1番目の初富(現・鎌ケ谷市)から13番目の十余三(現・成田市)まで13カ所あり、このうち4番目の豊四季と12番目の十余二は柏市に位置し、市内でも特に変貌の著しい地域となっています。今回は、柏市発展の原点ともいうべき豊四季と十余二の成り立ちについて紹介します。江戸時代、この辺りは小金牧と呼ばれる徳川幕府直轄の牧(牧場)でした。地元の有力者を「牧士(もくし)」という管理者に任命し、近隣の村々を▲地名の由来を刻む開墾碑「野付村(のつけむら)」という、牧場を管理する村(十余二皇大神社)に指定し、住民に賦課された労働負担によって維持していました。享保の改革期には、牧の周辺で開墾を試みますが、進入する野馬の被害や水利の難点により、計画通りにはいかなかったようです。明治維新後、新政府は東京の旧幕臣などの窮民を救済するため、本格的に小金牧の開墾に乗り出します。明治2年、三井八郎右衛門らが開墾会社を設立し、市川晋一郎が現場で指揮をしました。そして、この開墾順にちなんだ名が付けられた「初富、二和、三咲、豊四季、五香、六実、七栄、八街、九美上、十倉、十余一、十余二、十余三」という新しい村ができたのです。しかし、牧跡の原野は予想▲開墾を指揮した市岡晋一郎以上に厳しく、農業に不慣れな東京窮民では開墾は難行を極め、早くも明治5年には開墾会社は解散。開墾会社と農民との間に、土地をめぐる深刻な裁判闘争が起こったのはこの時です。その後、豊四季地区には柏の街おこし計画の中核施設として、東洋一と称された「柏競馬場」が造られ、その跡地は「豊四季団地」となっています。十余二地区には戦時中に柏飛行場が建設され、帝都・東京を守る東の拠点となりました。現在はつくばエクスプレスの開通もあり、柏の葉スマートシティとして注目を浴びています。柏市郷土資料展示室では、市制施行60周年記念展として、今回ご紹介した「小金牧」をテーマとした企画市のホームページで展を現在開催しています。ぜひは、市制60周年を記ご覧ください。念したコーナー内で展開中!本紙では紹介◎企画展「小金牧?柏の大地に繰りできなかった写真が広げられた壮大なドラマ?」は、おいでよ!カシワニ満載です来年1月12日?まで柏のスポーツ・音楽・食が大集合かしわスポーツフェスティバル好天に恵まれた9月23日、吉田記念テニス研修センター(花野井)ではスポーツイベントが開催され、約2,500人が来場しました。ホームタウンチーム等によるスポーツ教室のほか、音楽ステージや多数の屋台も並び、まるでお祭りのようなにぎわいに。また、創部3年目にして、全国大会や世界大会で活躍する柏日体高校相撲部が初参加し、子どもたちやホームタウンチームの選手と相撲取組や綱引き合戦をして会場を沸かせました。同部員も「たくさんの笑顔や応援がこれからの練習の励みになります」と話してくれました。締めくくりはみんなでダンス!会場は一体感に包まれていました。▲みんなでAKB48「恋するフォーチュンクッキー」を踊りました▲大迫力の綱引き合戦「見えない」下水道の「見える」化を目指して下水道工事見学会市では、大雨などによる浸水被害の対策として、地中にトンネルを掘り、雨水管を整備しています。普段見ることのできない下水道の世界を知ってもらおうと、9月18日に豊四季地区の工事現場で見学会を開き、豊小学校4年生と地域のかた約200人が参加しました。浸水対策についてのビデオを見た後、ヘル▲トンネル探検号が出発メットと軍手を装着。地下約10メートルの深さまで降り、特別仕立てのトロッコ列車に乗り込んで、直径1.8メートルのトンネル探検にいざ出発!およそ300メートルの長さを時速2?3キロメートルのスピードで走るトロッコ列車に、子どもたちは「思ったよりスピードが速くてびっくり。中はひんやりして寒かった」と大はしゃぎ。見学の最後には、トンネルの壁に思い思いのメッセージやイラストなどを書いていました。有料広告▲楽しいイラストや感謝のメッセージも※広報かしわに掲載する有料広告を随時募集しています。詳しくは広告代理店「株式会社サンケイちば企画」(?043-202-8600)へお問い合わせください70古紙配合率70%再生紙と植物油インキを使用しています