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更新日2021年12月15日
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月日 | 概要 |
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平成25年3月 | 柏市立柏病院中期構想を策定 |
平成26年3月 | 柏市立柏病院整備基本方針を策定 |
平成26年9月 | 柏の葉地区への移転を表明 |
平成26年11月 | 市民説明会を開催 |
平成27年2月 | 建替え事業の凍結を表明 |
平成27年5月~12月 | 57町会等で意見交換会を実施 |
平成28年1月 | 市立柏病院町会等意見交換会報告書を作成 |
平成28年3月 | 建替え候補地の議論を白紙にすることを表明 |
平成28年5月~ | 柏市健康福祉審議会市立病院事業検討専門分科会を開催 |
平成29年8月 | 市立柏病院のあり方の答申 |
平成30年3月 | 市立柏病院のあり方の策定 |
令和元年6月 | 建替え条件の検証結果(平成29年度及び平成30年度取組み分) |
令和2年6月 | 建替え条件の検証結果(令和元年度取組み分) |
令和3年6月 | 建替え条件の検証結果(令和2年度取組み分) |
令和3年11月 | 現地建替えを表明 |
市民アンケート調査等の結果を基に、柏市健康福祉審議会市立病院事業検討専門分科会での審議を経て、柏市立柏病院中期構想(PDF:3,245KB)を策定し、同病院の将来像を定めました。
中期構想では、公立病院として小児救急医療や災害医療等への対応が求められるとし、小児科医の確保、病院の建て替えと経営改善を目指すこととしました。
柏市立柏病院中期構想(素案)に関するパブリックコメントの実施結果(外部サイトへリンク)
中期構想の建て替えの方針に基づき、「経営戦略」「整備基本計画」「資金計画」からなる柏市立柏病院整備基本方針を策定しました。そして、現在地と移転建て替えを含めて立地場所を検討するため、候補地の選定を行いました。
当初14候補地が挙げられ、審議会で現在地と柏の葉地区の2カ所に絞り込まれました。そして、最終的な候補地の決定は、市が判断することとされました。
整備基本方針では、それぞれの候補地についての留意事項が示されており、市ではその検証を行いました。そして、検証結果を踏まえ、候補地を検討し、柏の葉地区への移転と現在地においてかかりつけ医の役割(一次医療)を維持することを表明しました。
同病院の課題と将来像、建設候補地の選定の経緯等に関する市民説明会を開催しました。
移転建て替えの方針については、理解できるとのご意見のほか、同病院の周辺住民のかたや市議会を中心に、多くの疑問や反対の声をいただきました。そこで、市民の皆様のご理解をいただけるよう時間を掛けて慎重に進めていくため、同事業を当分の間、凍結することとしました。
同事業の凍結期間中の取り組みとして、約7カ月にわたり、市民の皆様から、同事業等へのさまざまなご意見やご要望をお聞きすることを目的とし、町会・自治会・区等の単位で意見交換会を実施しました。
意見交換会に参加いただいた方達の様々なご意見を市民の皆様と共有するために、市立柏病院町会等意見交換会報告書を作成しました。
医療をめぐる環境変化に伴い公立病院としての同病院の役割が改めて問い直されていること、さらに、市議会での議論や意見交換会等における市民からの意見などを重く受け止め、建設候補地をはじめとする同事業の方向性について検討した結果、建替え候補地の議論をいったん白紙とし、柏市健康福祉審議会市立病院事業検討専門分科会の場で同病院の役割やあり方から再検討することとしました。
学識経験者、病院経営者、小児科の医師等の医療関係者で構成された柏市健康福祉審議会市立病院事業検討専門分科会に対し、市長より「市立柏病院のあり方」について諮問を行い、審議を開始しました。
審議会における各回の議事録及び資料は平成28年度・29年度柏市健康福祉審議会市立病院事業検討専門分科会(各回まとめ)からご覧いただけます。
平成28年5月から計9回にわたる審議の結果、平成30年8月10日に「市立柏病院のあり方」の答申がありました。
内容については、平成28・29年度柏市健康福祉審議会市立病院事業検討専門分科会(市立柏病院のあり方の答申について)(外部サイトへリンク)からご覧頂けます。
柏市では平成29年8月に行われた答申に基づいて、平成30年3月30日に「市立柏病院のあり方」を策定し、同病院の方向性として位置付けました。内容については、「市立柏病院のあり方」の策定についてからご覧頂けます。
平成29年8月に、柏市健康福祉審議会から、市立柏病院の建替え条件として「病床利用率(平成30年度80パーセント)の達成」「小児科の入院体制の目処が立つこと」の2つが示されたことから、病院を運営する公益財団法人柏市医療公社において、条件達成に向けた取組みを行いました。
平成29年度及び平成30年度における取組みの達成状況や内容の検証を行った結果、平成30年度には小児科の入院体制を整えることができましたが、病床利用率は78.3パーセントにとどまり、目標達成には至りませんでした。
引き続き経営改善に向けた取組みを実施した上で、建替えについて、今後判断することとしました。
内容については、広報かしわ令和元年7月1日号(PDF:719KB)の記事でご覧頂けます。
柏市健康福祉審議会から示された、市立柏病院の2つの建替え条件のうち、「病床利用率(平成30年度80パーセント)の達成」について、平成30年度までに目標を達成できなかったことから、令和元年度も引き続き条件達成に向けた取組みを行いましたが、病床利用率は75.8パーセントにとどまり、目標達成には至りませんでした。
市立柏病院では、新型コロナウイルス感染症の影響で院内感染防止に注力しながら運営しています。病院の建替えについては、現在の状況に対応しつつ、経営改善を図った上で判断します。
内容については、広報かしわ令和2年7月1日号(PDF:437KB)の記事でご覧頂けます。
新型コロナウイルス感染症の流行により、多くの医療機関が厳しい経営環境にあることを考慮して、令和2年度における病院建替えに関する取組みの評価は行わないこととしました。
なお、令和2年度の病床利用率は、56.9パーセントでした。
病院の建替えについては、引き続き感染症に対応しつつ、経営改善を図った上で判断します。
内容については、広報かしわ令和3年7月1日号(PDF:495KB)の記事でご覧頂けます。
現在地における市立柏病院が、既に地域包括ケアの一翼を担っていることから、地域や市域における医療体制のバランスが崩れてしまう恐れがあるため、現在地での建替えを進めていき、経営改善の取組みについては、建替えの条件とはしないことを表明しました。
内容については、市議会令和3年第4回定例会(11月議会)における施政方針からご覧いただけます。
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