更新日令和6(2024)年4月2日

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令和5年度第3回柏市立図書館協議会会議録

1 開催日時

令和6年2月15日(木曜日)

2 開催場所

柏市役所本庁舎5階 第5・6委員会室

3 出席者

委員

岩田委員、笹間委員、羽村委員、宮島委員、髙橋委員、早川委員、髙田委員、八山委員、丹間委員(副会長)、佐々木委員(会長)、下吹越委員、津波委員

事務局

宮島生涯学習部長、坂口図書館長、図書館柳川統括リーダー、同千田副主幹、同芦澤副主幹、同大野主査、同大里主査、同三石主事、沖本生涯学習課長、牧野中央公民館長、田口文化課長

傍聴者

0名

4 内容

(1) 開会

(2) 部長挨拶

(3) 令和5年度事業報告(12月から2月まで)

(4) 令和6年度事業構想

 (3)及び(4)について、資料に沿って事務局から説明。委員からの質問・意見は、以下のとおり。

  • 【丹間委員】地域情報拠点化事業の豊四季台分館「柏競馬場コーナー」は常設展示か?
    (事務局)常設展示となる。
  • 【丹間委員】今後も地域情報コーナーを増やしていくのであれば、地域の方の利用だけでなく、関心を持った方に来てもらうためにも、全体のリストやマップのようなものを作成した方がよいのではないか。図書館年報にもそういったページがあるとよいと思う。また、これまでに議論した内容が実現していて嬉しい。
  •  
  • 【佐々木会長】地域情報コーナーの周知はしているのか。
  • (事務局)X(旧ツイッター)、ホームページなどで紹介している。また、地域のふるさと協議会の会報でも紹介していただいている。
  • 【早川委員】子ども・子育て支援複合施設について、庁内の関係部署との会議はどの程度行われているのか。
  • (事務局)日常的に担当者で顔を合わせて打ち合わせを行ったり、庁内グループ掲示板の機能を活用するなどしてコミュニケーションを図っている。
  • 【丹間委員】子ども・子育て支援複合施設について、順次オープン予定とあるが、こども図書スペースは最後にオープンするのか
    (事務局)最後にオープンする予定。
    3階:柏駅前送迎保育ステーション(令和6年3月18日開設)
    2階:柏市妊娠子育て相談センター(令和6年4月下旬開設予定)
    2階:駅前すこやかプチルーム(令和6年5月上旬開設予定)
    1階:遊びの広場・はぐはぐポケット中央〈乳幼児一時預かり〉(令和6年4月1日開設予定)

(5) 協議

まちづくりの中で図書館が果たす役割について、資料に沿って事務局から説明。委員からの質問・意見は、以下のとおり。

【佐々木委員】自治体の新総合計画はとても重要。今回の議論を経て、まちづくりの中で図書館が果たす役割を新総合計画にどのように位置づけていくのか。
(事務局)具体的なことについてはこれから庁内で検討していくことになる。市の全体の計画の中で図書館も市の全体の理想実現のための一翼を担っていけるような形で、総合計画の中に位置付けできるように努力していきたい。

【丹間委員】(資料3「図書館の変遷について」)滞在型といわれる図書館も貸出機能をしっかりと持っている。多機能融合型へと移行していく途中の段階で滞在型があったというように、長い歴史の中で図書館を見ていくことが未来の形を創造する上で大切だ。多機能融合型でも貸出を行うという前提は大事。徐々に図書館が多機能融合型になっている見方ができるとよいと感じた。

【宮島委員】それぞれの型によって本の貸出数に変化はあるのか。
(事務局)貸出冊数に関するデータは手元にはないが、貸出型、滞在型よりも多機能融合型の方が大きい施設が多い。施設が大きいほど人が多く集まり本の貸出冊数は多くなる傾向はある。ただ、本を借りない利用者や違う目的で来る利用者も増える。

【下吹越委員】図書館運営は貸出冊数ではなく、新たな評価指標を考える取り組みが増えている。これから議論する新しい図書館においては新たな評価指標はどんなものであるべきかなどもお話ができるとよい。図書館は貸出だけでなく滞在型や多機能型など様々な形で開かれ、街に図書館のリソースを提供している。図書館としてどのような価値提供ができるのかという議論ができるとよい。

 

次のこと項目について意見交換を行った、委員からの意見等は以下のとおり。

  1. 『柏駅東口未来ビジョン』のスライド「未来のピース:人を惹きつける魅力」について、社会教育の観点からみると、どのようなアイディアが考えられるか
    • ア 学び
      • 新しいことを知ることができる・学べるという知的好奇心を掻き立てることで人を惹きつける。
      • 学びの本質は「好奇心」。ここに行くとちょっとでも刺激があるとよい。ただ滞在して終わりではなく、発見や気づきがあるとよい。
      • 知的欲求を満たすには学びの場であることが必要。みんなが学べる施設であること。
      • 多世代を横断する多様な学びの場。社会教育とは、学校以外であらゆる世代に対して学びの場の提供を行うもの。社会教育の中では、世代ごとに分断せず、大人も子どももそれぞれが交流しあって学べる方がよい。
      • 主体的な活動の促しは、社会教育でやるべきことだと思う。学ぶ側と教える側が固定化するのではなく、子どもが大人に教えるというのもよい。子育て世代、障害のある方、ジェンダーマイノリティーの方、それらに該当しない方などがお互い集いやすく、お互いを知ることができる場づくりがこれからの社会教育に必要な観点である。
      • 「学びは個々人に蓄積されるもの」という以前の考え方が今は変わってきている。対話的な学習、他の人との関係の中で学びは共有される。
      • 子育てしていく中で、これまでの自分の生活や働き方に対する考え方が大きく変わることもある。学びなおし、学びほぐしを子育て世代が共有したり、多世代でも共有したりできるとよい。
      • 「集う・学ぶ・結ぶ」の循環をいかにつくっていくか。集って終わりではない。空間に何らかの学びがあって、学んだ人たちが結びをつくっていくことが大事。ただ交流するだけではだめ。暮らしの中でのつながりを生み出したい。
      • そこへ行くと、気付く、発見がある、自分が変われるというのがあるとよい。ただ、それを前面に押し出してしまうと敷居が高くなってしまって人が来なくなってしまう。みんなが集まっているところに行ったら刺激があって学びに繋がって生活が明るくなるというしかけづくりが大切。しかけはあまり表に出さないようにする。
      • 商業的側面から見た魅力や映えと、社会教育的な意義や学びをどうつなげていくかも考えたい。
      • 障害者支援室やショップを入れることはできないか。ショップであれば商業的でも学びにつなげることができる。
      • 社会教育の視点とは「主体的な学びや活動」という話があったが、厳密にはそれを支える条件や環境を整えていくというのが社会教育。本人任せにすれば主体的な活動が始まるわけではない。しかけを考えていくことが大前提。
    • イ 賑わい・交流の創出
      • 知らない人と交流することはハードルが高い。知的好奇心が高い人同士をいかにうまくつなげていくか。例えば、コワーキングスペースにいるコミュニティーマネージャーなど、プロのコーデイネーターのような人材がいることが強みになるのではないか。同じような関心を持った人たちをつなげるハブになるような人がいて、つなげることによりコミュニティーが生まれてくる。・人がただ集まっていれば賑わいと言ってよいのだろうか。本当の賑わいを生むには、コーディネーターとしかけが大切である。
      • 社会と地域をつなぐスキルを持った社会教育士の活躍が求められるかもしれない。
      • 既存のつながりがある人たちはその中で楽しむ。多様な人間が集まって「何かを一緒にやっていこう」というふうにならなければ価値創造は生まれない。場所を用意するだけでは価値創造は難しいのではないか。
      • 柏駅のみどりの窓口は、待ち合わせ場所として多くの人が利用している。何かのしかけの場に待ち合わせの場所をつくれたら面白くなる。
      • 若者文化(スケードボードや音楽)をOKとする場所をつくると駅前の賑わいにつながる。
      • 特定の団体だけでなく誰でも簡単にイベントを開催できることも大事。例えば、ダブルデッキのスペースを借りるプロセスも複雑で、そういう手続きの簡素化や工夫が必要になる。
      • 人が魅力に感じるためには、「面白い・楽しい」からスタートさせる。
      • イベントやワークショップを運営している柏市内外の団体にヒアリングをしてもよい。
    • ウ 多様性の受入れ
      • 「異なるもの」をかけ合わせることで不思議な化学反応が起きたらよい。
      • 社会教育で考えると、アクティブな人たちが活動しているイメージがあるが、目的がなかったり、消極的な人や元気でない人でも行くことができる場がよい。
      • 誰もが居てよいと言ってもらえる場所。活発でない子も行くことができる。
      • 『柏駅東口未来ビジョン』の「市民の意識」を見ると、高齢者も柏駅に魅力を感じていない。これからの発展を考えるとターゲットを若者世代に絞るのはよいと思うが、高齢者が増えていくと思うので60歳以上の人にとっての魅力も考えることが多世代交流などにつながっていくのではないか。
      • 国籍、セクシュアリティ、ジェンダーなども包みこんでいけるとよい。
      • 新しいまちづくりの時には排除につながりがち。ホームレスなど福祉的支援が必要な人のことなども考える必要がある。
    • エ 情報拠点
      • 歴史や文化だけでなく、まちの情報を発信するのもよい。
      • ここに来たら柏市について知ることができるという場所にする。
      • 柏市とはどういうまちなのかが一目で分かるようなミュージアムがあるとよい。地域資源のゲートウェイになるような場所で、そこから深堀りできるような場所がよい。
      • 市民活動が見える場に。ここで情報を仕入れてまちに出て行ってもらう。まちに分散していくという流れを生み出すためのインフォメーションハブセンターがよい。
      • 柏の強みは、街と自然のいいとこどりができるところ。柏市内でどのように遊んだらよいか分からない人も多いのではないか。駅前で柏の資源についての情報発信がされていたらよい。
      • 情報に触れることが大切。イベントがあるとよい。そこに本を置いてもよい。実際に情報に触れて、見に行きたくなったらすぐに行ける。商業、農業、水辺環境など柏にはいろいろな要素がある。それを生かしていけたらよい。
      • 駅前のイベントの情報発信を総括するところがない。情報が分散してしまうともったいない。情報発信が上手くできると参加側も参加しやすいし、主催者側も人が集まってよい。柏まつりはたくさん人が来ている。柏駅は人を集める力はある。個々のイベントは盛り上がったりそうでなかったりする。情報が上手く回ると柏は活気があってよいという印象になる。
    • オ 子ども・子育て
      • メディアの発達で受け身になってしまう場面が多い。これから子どもが世の中で生き抜く力をどういうふうに育てていったらよいのか、なかなか家庭内の関わりだけでは難しい。かといって学校だと人数も多いためできることが限られてしまう。「子育ち」は今の世の中のキーワード。「子育ち」を前面に押し出せるハードとソフト両面の整備が必要。
      • 子どもがまちづくりに関わる機会を駅前に来る人にも見えるような形でできるとよい。柏は子どもと一緒に街をつくっているというのが伝わる。
      • いろいろな子がいて、いろいろな悩みを抱えている。それをサポートできるハードやソフトが充実していたらよい。いろいろな子の子育ちを提供しているまちです、というのを具体的に打ち出していけると人を惹きつける。
      • 階段や段差があるとそれだけでベビーカーの方は出掛けるのが大変になる。動線の悪さは集客に影響する。子ども連れは柏駅でなく、柏の葉や流山おおたかの森に行ってしまう。「柏駅に行くといろいろな発見があってよい」となると、子どもが小さいうちから柏駅に連れて行き、よい印象のまま柏で育っていくという流れができるのではないか。
      • 新しい子ども祭りやキッズタウンなどを開催すると「子どものまち」というアピールができるのではないか。
      • アクセスのよい場所で子どもたちの発表の場があると人を呼び込むことができ、賑わうのではないか。
    • カ その他
      • 夏の暑さへの対応の検討も必要。真夏は施設などの利用率が下がるイメージ。
      • ハード的には駅前にシンボルがあって、それが文化的なものだとよい。これまでは、柏駅というと商業施設のイメージしかない。
      • 行った場所ですべて完結するのではなく、そこから別のところにつながっていけるとよい。その中心となるシンボル施設があるのが理想。
      • 駅前でお金をかけずに過ごせるとよい。
      • 散歩したいと思うまちづくり。
      • 休めるスペースが少ないのが柏駅に長く滞在しない理由の一つ。少し腰かけることができて屋根がある場所が必要。休憩スペースも大切。
      • 意図的な余白や空白をたくさんつくるとよい。イベントスペース、居場所スペース。それを全部市が運営するのではなく、自分たちでつくる余地が残っているとよい。
    •  
  2. 近年各地で整備されている図書館複合施設では、集客力が話題になることが多いが、具体的には、図書館が持つどのような要素が人を惹きつけていると考えるか。また、幅広い年代や多様な利用者の来館を促すために、どのような要素が必要だと考えるか
    • ア 貸出機能
      • 図書館は貸出・返却という機能を持っている以上、圧倒的に集客力が高い施設。公共施設における来館者数で比較すれば図書館の来館者数はかなり多い。まちづくりにおいて、図書館の集客力を生かして、多機能融合型を入れたいという自治体も多い。ただし、集客力は高くてもリピーター化するため、利用者層を広げていかないといけない。社会教育施設として一部の人間だけではなく、柏市全体に社会教育施設の価値を還元しなければならないという観点から、広い視点で考えていくべきだ。そのために設計・建築・環境方針・運営方針がポイントとなる。
    • イ 蔵書
      • 本を介して人とつながることができる。
      • 図書館の役割として、魅力的な蔵書はやはり必要。
    • ウ 学び
      • 資料をただ棚に並べておくだけでなく、価値を発信したりつなげたりする専門職の力が大事。
    • エ 居場所機能
      • 「自分時間」が作れる場。
      • 長居できる場所がなくなってきているため、図書館のような場所は重宝されるのではないか。一人でも複数でもよい施設はなかなかない。
      • 仕事帰りに居心地のよいソファーで本を読んで帰る。ずっとそこにいられる。
      • 安心して過ごせるスペース。いろいろな人がいてもみんなが平和にすごせる場所。
      • 子ども連れでも女性一人でも過ごせる安心な場所。
      • 駅前の施設でポイントとなるのが、時間がつぶせる、座れるなど。小さい施設をいくつかつくるより、大きい場所をつくり、そこにいてよいと思えるような施設を考えられるとよい。
      • 行き場がない人がとりあえず行ける。雨が降っていて何もすることがない時などにとりあえず行けば、座れて何か面白いものがあり、お昼ご飯も食べられる。とりあえずそこに行ったらどうにかなるという場所だとよい。
      • 社会教育施設に限らず、様々な施設が多目的になりつつあるが、無目的も大切である。公共施設に限れば、目的な無く来れる場所は公園か図書館ぐらいしかない。
    • オ ルール
      • 無料で入れる施設であるため、ホームレスがベンチを独占してしまい、他の利用者からクレームが入ることはよくある。図書館の運営方針として、そのよう状態を排除するのかしないのかを、利用者と考えることが重要である。ベンチを撤去するなどといった対応ではなく、インクルーシブで考えることが求められる。
      • 禁止事項をなるべく減らす。飲食もできるし、何をやってもよい空間づくりがよい。
    • カ 多様性の受入れ
      • 「多様な利用者」を分解して考える。ホームレスや夜間に駅辺に集まる若者を「多様な利用者」という言葉でひとくくりにするのではなく、対象に向き合う。
      • 自分と違うことを認めつつも、必ずしもみんなと関わらなくてもよいというスタンスの方が行きやすく、多様性につながるのではないだろうか。
      • 障害福祉施設と連携することで、障害を持った方の図書館利用を習慣化している図書館もある。決まった時間の団体利用が習慣化しているため、他の利用者も声をあげてしまう利用者がいても受け入れることができる。このように図書館は多様性を感じることができる。
      • バリアフリー。手助けしてくれる人がフロアを回っていたらコミュニケーションも取れるし、本を探すときの相談もできる。
    • キ 接点
      • 子どもたちが団体で博物館や美術館に行くみたいに団体で図書館に行けたらよい。一回行った場所は子どもたちもまた行きたがる。
      • 図書館に集まってきた知のデータベースと、それを使って価値をつくり出す人たちの間にはツールや窓がある。ビッグデータを使うためのアシストツールは各用途に応じていろいろな人がいろいろなものを作っている。そういったツールや窓があると本が生かされる。ツールを作るのは図書館でも民間企業でも一般市民でもよい。ツールを見た人が新しい使い方を考えて自由に使っていくと、図書館に集まっている知のデータベースが活用されていく。
      • 図書館は情報が集まってくる場なので、多機能融合型を目指すのであれば、図書館に集まる情報と図書館以外の機能での何らかの体験を結びつけていくことが求められる。そこで、体験との結びつけを誰が担うのか。
      • 図書館が作り出す独特な空間を使ったかけ合わせができないか。休館日を使って、普段図書館でできないことをする。例えば、コンサートや体操や市民活動フェスなど。
    • ク 建築・デザイン
      • 空間が優れていること。本の森ちゅうおう(東京都中央区)、那須塩原市図書館みるるは静と動が分離されているため、いろいろ人が来やすくて居場所があり万人受けするような建築デザイン。
      • 地方の図書館に多いシンボルのような施設。ただ箱ものになるのではなく、そこからアクティビティが生まれたら市民として誇れるものになる。
      • 大学の図書館が新しくなった後、これまで利用していなかった学生が利用するようになった。きれいで居心地がよく、図書館が持つ知的な雰囲気が、学習を助長している。居心地のよさで何かが変わる可能性もある。
      • 人がたくさん来るとごちゃごちゃになるので、ゾーニングも大切。
      • 子どもにとって秘密基地コーナーは人気。囲いや一人のコーナーに入るのが好き。
      • 開放的な空間。武蔵野プレイス(東京都武蔵野市)は公園からつながっていてとても入りやすかった。入口の手前は、行ってみたくなるようなつくり方が大切。
    • ケ しかけ
      • 仲間がつくれるとよい。小学校で「どうぞのほん」というコーナーをつくっている。自分が気に入った本を置いておいて、それを誰かが読んだら次のおすすめの本を置いておく。コメントをつけて貼ることで、誰かとつながる気になれる。
    • コ 什器・設備
      • 今までの図書館は席が画一的で、その中でもお気に入りの場所を見つけていた。いろいろなタイプのチェアとかソファーを置くとよい。
      • 居心地のよい家具。世代に合った家具。幼児と小学生で家具や本棚の高さを変える。子どもと来た時にどこに子どもの年齢に合う資料があるのかが分かりやすい。親子で過ごしやすい場所。
      • Wi-Fiやコンセントはみんなが求めているので集客につながる。
      • 滞在型だと長時間の利用者が増えて混むので、利用状況などを可視化できるとよい。
      • カフェがあったら毎日行きたくなる。
    • サ 運営
      • コンシェルジュやサポーターのような手助けしてくれる人がいる。コンシェルジュやサポーターの存在。世代に合わせたサポーターがいると世の中のニーズに柔軟に対応できるのでは。広い視野での案内人ではなく、細かいニーズをキャッチできる人がよい。
      • 集客はマーケティングにある。ショッピングモール、大学図書館、公民館、カフェなど、競争相手はどこなのかを意識することが必要。
    • シ その他
      • 柏市子ども司書講座「あったらいいなこんな図書館」の中で子どもたちが夢の図書館を考えている。それを分類すると未来(ハイテク)型・憩い(居場所)型・繋がる型に分かれる。子どもの意見は大変面白く参考になる。
      • アクセスの良さ。こども図書館は行くとよい場所だが、車がないと行きづらい。わざわざバスで乗り継いで行くのは大変。利用しやすい場所にこども図書館みたいな場所があるとよい。
      • 開館時間が長いと働いている世代は来やすい。
      • 伊丹市立図書館ことば蔵では、市民協働の一環として、月1回市民から提案された市民参加型イベントを実施している。
      • 暮らしや仕事が豊かになる。イギリスにアイデアストアという名前の図書館がある。そこに行くといろいろなアイデアが得られ、それが自分の生活に繋がっていく。「アイデア」という考え方が資料とともに大切。

(6) 閉会

5 その他

次回の協議会は、令和6年7月開催予定

お問い合わせ先

所属課室:生涯学習部図書館

柏市柏5丁目8番12号

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