令和4年度第2回柏市都市計画審議会会議録

1　開催日時

　令和5年2月16日（木曜日）午後3時30分から5時30分まで

2　開催場所

　柏市役所本庁舎5階　第5・6委員会室

3　出席者

　（委員） 

　伊原委員、小澤委員、瀬田委員、染谷委員、出口委員、広田委員、石井委員、坂巻委員、橋口委員、神田委員、小林委員、挽地委員、眞崎委員、増井委員

　（事務局）

　染谷都市部長、市原都市部理事、小川都市部理事、沢都市部次長兼宅地課長、長妻都市部次長兼都市計画課長、廣瀨都市部技監、大部北柏駅周辺整備課長

4　議案

　議案第1号　柏都市計画土地区画整理事業(北柏駅北口地区)の変更について

　議案第2号　柏都市計画地区計画(北柏駅北口駅前地区）の変更について

　議案第3号　柏都市計画道路の変更について

　議案第4号　柏都市計画生産緑地地区の変更について

5　議事（要旨）

• 議案第1号から第3号については、北柏駅北口土地区画整理事業に関連することから、一括して説明及び審議を行い、議案ごとに採決を行った。
• 議案第1号から第4号について、審議の結果、全て原案どおり可決された。
• 主な質疑応答は次のとおり。

6 　主な質疑応答

　議案第3号　柏都市計画道路の変更について

• 石井委員

　都市計画道路が変更で約80m短くなりますが、その区間は歩道の整備を行わないのでしょうか。

• 事務局

　都市計画道路の変更区域の北側部分は、既存の歩道があります。また、変更区域南側の土地区画整理事業区域内については、道路構造令に基づく、最低幅員2mの歩道を整備する予定です。

• 出口会長

　歩道整備について確認していただき、南側は2m幅員の歩道を新設するということでした。

　それでは議案の採決を行います。

　議案第1号の柏都市計画土地区画整理事業(北柏駅北口地区)の変更については、原案にご異議などありませんでしょうか。

• 各委員

　異議なし。

• 出口会長

　議案第1号については、原案どおり可決しました。

• 出口会長

　議案第2号の柏都市計画地区計画(北柏駅北口駅前地区）の変更については、原案にご異議などありませんでしょうか。

• 各委員

　異議なし。

• 出口会長

　議案第2号については、原案どおり可決しました。続きまして、議案第3号の柏都市計画道路の変更については、原案にご異議などありませんでしょうか。

• 各委員

　異議なし。

• 出口会長

　議案3号につきまして、原案どおり可決しました。

　議案第4号　柏都市計画生産緑地地区の変更について

• 坂巻委員

　農地として使用されてない生産緑地に対して、市はどのように指導を行っているのでしょうか。

• 事務局

　適正な農地として管理されていない生産緑地については、現地を確認したうえで、土地所有者の家に訪問し、農地として管理してもらうよう指導を行っています。

• 坂巻委員

　農地が適正運用されているかを定期的に確認する必要があるかと思いますが、いかがでしょうか。

• 事務局

　生産緑地は市街化の中で潤いをもたらす緑地空間を提供する意味合いも持つため、耕作されていない生産緑地については、耕作していただくよう農業従事者の方と協議し、指導を行っています。

• 坂巻委員

　耕作していない農地で近所の人に迷惑がかからない状態であれば指導はしないのでしょうか。

• 事務局

　生産緑地は一定の基準で地区として指定しており、関係課で連携をしながら、土地所有者への適切な指導方法を検討していきます。

• 坂巻委員

　防災協力農地の所有者が死亡または故障した場合、市はその農地を買い取る意向があるのでしょうか。

• 事務局

　防災協力農地については、防災の重要性というようなところもありますので、関係部署とどういった形で緑地が保全できるのかなどについて、改めて協議の方を進めていきたいと考えております。

• 染谷委員

　防災協力農地について、災害があった時はどのような形での利用を考えているか。耕作されていると避難場所として使いにくいので、草を刈ってきれいにしてもらっているのか。また、坂巻委員から質問がありました生産緑地の管理に関してですが、生産緑地を含め市内の農地は、農業委員と推進委員も年1回パトロールをしています。そこで耕作されていない、荒れている農地に関しては、耕作をするよう通知をし指導を行っています。

• 事務局

　防災協力農地の場合、発災時は農作物が植えてある状態でも、帰宅困難者等の避難場所として使用できることとなっております。

• 出口会長

　議案4号については、まず、生産緑地の農地としての適正な管理のあり方、改善のための対応策の確認がありました。これについては、都市計画課だけではなく農業委員会と協力しながら管理を行っており、農業委員会では年1回パトロールをしながら監視をし改善に努めているという発言がありました。それから、生産緑地でありながら、防災の機能を兼ね備えている防災協力農地については、突発災害の際に農地が避難の機能を担うことから、地権者と協力しながら進めていくために指定されていることを確認いただきました。

　では、採決を行いますが、議案第4号の柏都市計画生産緑地地区の変更については、原案にご異議などありませんでしょうか。

• 各委員

　異議なし。

• 出口会長

　議案第1号から第4号まで原案のとおり可決しました。　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以　上

7　傍聴者

0人

関連ファイル

【議案資料】令和4年度第2回柏市都市計画審議会（PDF：49,394KB）