更新日令和3(2021)年2月26日

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平成30年度第1回柏市都市計画審議会会議録

1 開催日時

平成30年7月6日(金曜日)午後1時30分から3時

2 開催場所

柏市柏5丁目10番1号
柏市役所本庁舎第5・6委員会室

3 出席者

(委員)

泉委員、籠委員、出口委員、広田委員、古田委員、前田委員、後藤委員、橋口委員、山内委員、荒木委員、磯部委員、黒田委員、佐藤委員及び星野委員

(事務局)

南條都市部長、奥山都市部理事、後藤都市部次長兼都市計画課長、染谷都市部次長兼中心市街地整備課長、鈴木都市部技監、佐藤公園緑政課長、他11名

4 議案

  1. 柏都市計画特別緑地保全地区(松ヶ崎城跡特別緑地保全地区)の決定について
  2. 柏都市計画特別緑地保全地区(松ヶ崎特別緑地保全地区)の決定について
  3. 柏都市計画特別緑地保全地区(篠籠田特別緑地保全地区)の決定について
  4. 柏都市計画用途地域の変更について
  5. 柏都市計画高度地区の変更について
  6. 柏都市計画地区計画(柏北部中央・こんぶくろ池中央地区)の決定について
  7. 柏都市計画地区計画(柏北部中央・柏の葉キャンパス駅周辺地区)の変更について

5 議事(要旨)

全7議案の審議を行いました。
審議の結果、議案第1号から議案第7号まで原案どおり可決された。

6 主な質疑応答

議案第1号 柏都市計画特別緑地保全地区(松ヶ崎城跡特別緑地保全地区)の決定について
議案第2号 柏都市計画特別緑地保全地区(松ヶ崎特別緑地保全地区)の決定について
議案第3号 柏都市計画特別緑地保全地区(篠籠田特別緑地保全地区)の決定について

  • 黒田委員
    議案第2号、第3号はいずれも敷地に都市計画道路がかかっており、また、現状は斜面地となっている。道路を整備するときは、斜面地を崩す必要があり、緑地を保全することが難しい状況になると思うが、都市計画決定してもよいか。
  • 事務局
    都市計画道路を整備する場合には、一部植栽等を伐採する必要があると考えています。しかしながら、伐採する場合には最小限の影響になるように調整したいと考えています。都市計画道路の整備は、公益工事となるため、法律上伐採することは認められていますが、むやみに伐採するということではなく、可能な限り緑地を保全するように努めていきます。
  • 黒田委員
    特に、議案第3号篠籠田特別緑地保全地区の現状は、かなりの斜面地であり、道路整備をする場合は、この緑地を崩さなければ整備できないと思うが、それは大丈夫なのか。
  • 事務局
    都市計画道路を整備する場合は、道路関係部署と協議していく必要があります。今回指定した特別緑地保全地区になるべく影響のないように協議したいと考えております。
  • 荒木委員
    議案第1号松ヶ崎城跡特別緑地保全地区について、この周辺区域にも斜面緑地が大きく残っているが、今回この区域だけを指定した理由を教えていただきたい。
  • 事務局
    今回の区域については、同一の地権者であり、同意を得られたことから、指定しております。他の松ヶ崎城跡区域については別の地権者が所有しており、柏市の教育委員会が管理しているため、隣接している樹林を保全するということでご理解をいただいております。

議案第4号 柏都市計画用途地域の変更について
議案第5号 柏都市計画高度地区の変更について
議案第6号 柏都市計画地区計画(柏北部中央・こんぶくろ池中央地区)の決定について
議案第7号 柏都市計画地区計画(柏北部中央・柏の葉キャンパス駅周辺地区)の変更について

  • 黒田委員
    議案第4号の用途地域の変更について、旧小学校予定地の西側は立地適正化計画の都市機能誘導区域には入っていないが、用途変更をする理由は何か。
  • 事務局
    旧小学校予定地の西側は、土地区画整理事業に担保されるこんぶくろ池公園となっています。今回、用途地域を変更することになりますが、企業立地を図るような地域には指定しないため、今後も公園として利用する予定です。用途地域を変更する場合は、一団で用途地域を設定する必要があるため、この区域を含んで用途地域を変更しています。土地利用を図れるのは旧小学校予定地の部分だけになることから、旧小学校予定地については、都市機能誘導区域として指定しています。
  • 前田委員
    高度地区の変更について、今回の用途地域の変更により、既存の容積率を緩和したため、高度地区を新たに指定するという意図だと思うが、第二種住居地域に新たに高度地区を指定することは、他の地区でもあるのか。
  • 事務局
    第一種住居地域以上の地域については、基本的に高度地区を指定します。状況に応じて、第一種高度地区か第二種高度地区を選択します。今回は第二種高度地区を選択しています。
  • 前田委員
    西側の既存の第二種住居地域には高度地区がかかっていないのはなぜか。
  • 事務局
    西側の第二種住居地域については、国立がん研究センター東病院、柏の葉公園及び税関研究所等公共施設が集積しておりますので、住居系の建築物を除外している区域です。企業及び研究施設等で活用する区域のため、高度地区は指定しておりません。
  • 前田委員
    高度地区が指定されていないケースが特殊な事例で、本来であれば高度地区を指定しているのが通例なのか。
  • 事務局
    住宅地と隣接するような場合には今回の場所のように高度地区を指定しますので、指定していないことは特殊な事例となっております。
  • 前田委員
    地区計画の壁面後退について、床面積が3、000平方メートル以内の建築物であれば、道路境界からの壁面後退は1メートル以上で、3、000平方メートルを超えると、壁面後退が3メートル以上とあるが、旧小学校予定地北側の戸建て住宅用に区画された街区道路は、4メートルから6メートル位の幅員があり、それに対して、旧小学校予定地東側の幹線道路は概ね12メートルの幅員がある。北側の細い街区道路に対する壁面後退は、もう少し手厚い壁面後退の指導をするようなことはあるか。
  • 事務局
    第二種住居地域の用途地域を決定する場合、基本的に柏市では、壁面後退を1メートル以上であると考えています。今回については、3、000平方メートルまでの事務所を誘導できるよう考えていることから、その3、000平方メートルを超えたものに関しては住環境に配慮して、特別に壁面後退を3メートルとしました。旧小学校予定地の北側の土地については、暫定の用途地域となっております。今後、土地利用が図られたところで本用途を決定するため、土地区画整理事業の進捗を確認しながら対応していきたいと考えています。

7 傍聴

傍聴者

1人

以上

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