カブ・ネギ・ホウレンソウ その②
最終更新日 2013年11月7日
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先週に引き続き、今回は「カブ・ネギ・ホウレンソウ」の第2弾、ネギの収穫の様子をご紹介します。
柏で主に栽培されているネギは、関東では主流の長ネギと呼ばれているもので、主に白い部分を食べます。土から顔を出し、太陽の光を浴びた部分が青くなりますので、栽培中に何度か土寄せをして白い部分を保ちます。
都道府県別の生産量では千葉県はネギの生産量が全国1位となっており、柏市は全国5位です!
ちなみに、ネギにも種類が沢山あり、関西で主流の九条ネギや、福岡で栽培が盛んな万能ネギなどに代表されるような青い部分を食べるネギもあります。
最近では、西洋野菜のポロネギ(リーキ)の栽培も行われていて、直売所や朝市などを覗いてみる楽しみが増えますね!
今回ご紹介するのは、主に栽培されている長ネギの畑です。先週のかぶ同様、ネギ畑も広いですね!
このように、真っ直ぐに等間隔で整えられた畝に、整然と野菜が植えられている様子は
見た目の綺麗さだけではなく、作業効率にも影響するそうです。
確かに、畑だけではなく本棚や机周りも同じことが言えると思いました・・・
収穫作業は、ひたすらネギを抜き、束ね、運ぶ作業の繰り返しです。
やっぱり、整った畑は作業も早いです。
みるみるうちに、トラック一杯のネギが収穫されていきます。
これを作業場まで運び、荷物を下ろし、空になったトラックで再び畑に向かい、日が暮れるまで同じ作業を繰り返します。
最盛期は作業に追われるため、綺麗に洗浄して計量、束ねるのは畑での作業が終わった夕方以降や早朝に行われることが多いそうです。
収穫から出荷までを見ても、多くの作業を経ていることがわかりました。
農業の現場を知らなければ、消費者側が選ぶ基準は○○農法というブランドだったり、価格だったりする訳ですが、いずれにしても、農業というのは自然を相手に作物を育て続けることであり、その背景にには多くの地道な努力が積み重ねられているのだと感じました。
それを理解することなく、店頭では農法や価格で選ぶしかないのが現状ですが、次に野菜を購入するときには、そこまでの過程を想像しながら選びたいと思います。そのほうが、きっと美味しく食べられるはずです!
一年中、食卓には欠かせないネギですが、カブ同様、旬は11月~2月頃とされています。これから寒さが厳しくなりますが、旬を迎える野菜達は美味しさを増してきます。
直売所などでは、泥つきのネギも購入することができます。こちらの方が保存性も高く、お値段もお手頃です。
シンプルに焼いても、お鍋の具でも、蒸しても揚げても美味しいネギ。ぜひ沢山食べたいです!
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柏人への道(農x食x人)
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