小さなジムから大きな証明~岩佐亮佑選手、ボクシング世界チャンピオン~

最終更新日 2017年10月16日

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柏神社の脇の銀座通りに、小さなボクシングジム「セレス・ボクシングスポーツジム」(以下セレスジム)があります。道路からは少し奥まったところにあるので、ひっそり佇んでいるという感じで柏の街に長く馴染んできました。

そのセレスジムから1人のボクシング世界チャンピオンが誕生したのが約1か月前。柏の街が盛り上がり、柏市からは市民特別功労賞が贈呈されました。

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柏市から初のボクシング世界王者という偉大な功績を残したのは、岩佐亮佑選手。9月13日に行われた、IBFスーパーバンタム級世界タイトルマッチで、王者小國以載選手に勝利し、新王者となりました。

柏市大津ヶ丘で生まれ、大津ヶ丘一小、大津ヶ丘中と進んだ、正真正銘の柏っ子。生まれも育ちも柏の選手が、柏の小さなボクシングジムから「世界王者」という大きな偉業を成し遂げました。

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「強くなりたい!楽しそう!」その想いだけで中学2年生の時にセレスジムの門をたたいた岩佐選手。次第にボクシングの魅力にはまり、中学卒業のころにはプロ志向が強まりました。セレスジムの小林昭司会長もその才能に気づきプロへの道を一緒に切り開いていくことに。中学卒業でプロを目指していましたが、自信の経験からアマチュアで経験を積んだ方が良いと高校入学を勧めた小林会長に従い、ボクシングの名門、市立習志野高校へと進み、アマチュアでの経験を積みました。高校3年のときに、選抜、インターハイ、国体の3冠をとるなど輝かしい成績を残していますが、高校2年生まではどうしても倒せないライバルがいて、もどかしいアマチュア時代だったそうで、高校卒業後プロになるまで長かったと。

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プロになってからは、日本バンタム級王者、東洋太平洋バンタム級王者、そして今回の世界王者。日本、アジア、世界と着実に上り詰め、ここまでは順風満帆なボクシングだったのかと思いきや、全くそうではなかったそうです。もっと早くここまでいけるはずだった、そう期待もされていたので決して順調ではなかったと言います。小林会長は「岩佐は天才ではない、才能ある秀才、努力してここまできた」と。結果だけではわからない並々ならぬ努力と精神力がそこにはあったのだと思います。

スケジュールも食生活も管理するのは全て自分自身。トレーニングメニューも自分で決め、自炊して食事のコントロールをしているそう。少し前までは地元の魚屋で朝にバイトしてからトレーニングに励むという毎日を過ごしていました。ハードな毎日と緊張感が続く試合前・・その強い精神力はどこからくるのかと尋ねたら、サポートしてくれる人がいたから、その期待に応えて恩返ししたかった、と。周りへの感謝の気持ちが自身を強くしていたのです。

そして迎えた世界タイトルマッチ。自信はあったものの、常に不安と怖さはあったそうです。1R、2Rとダウンは奪ったもののボクシングは一発逆転があるからわからない。5Rが終わったときに、会長から「もう1回自分のボクシングに戻ろう」と言われ、迷っていたものをふっきったおかげで自分を取り戻し、勝利へとつながりました。

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世界王者になって改めてその重みを感じ、それまでの考えが変わったそうです。王者になったら階級を上げたいなどいろいろと思いはあったそうですが、ベルトを奪った相手の小國選手の引退もあり、奪ったものの重さ、これを命をかけて守っていかなくてはいけないと決意。簡単に返上するわけにはいかない、これを長期防衛することに目標は変わっていました。

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プロになり初めて車を買い、日本王者で憧れのベンツ、世界王者でフェラーリと、子供のころからの夢もつかんできました。今後の夢は、勝ち続けて、柏市内に城となる家を建てることだと目をキラキラさせて教えてくれました。

また、もっと強くなって、柏の子供たちのヒーローでありたい。そして、自分を信じて好きなことをとことんやっていく素晴らしさを伝えていきたいと強く語ってくれました。

これからも柏が生んだ世界のヒーローで居続けてくれますように。

せ~の!カシスポ応援したいっっ!!

情報発信元

柏人への道(カシスポ)


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