JICAボランティア事業 ペルー、アレキッパでのボランティア活動(平成21年2月度報告)

最終更新日 2010年9月1日

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自己紹介

  • 隊員名/職種:武藤達雄(ムトウ タツオ) 電子工学
  • 派遣先:工業関係職業訓練機構(SENATI)
  • 派遣期間:平成21年9月~平成23年9月

‐はじめに‐

国際協力機構(JICA)のシニア・ボランティアで南米、ペルーのアレキッパと言う所に参っている武藤です。昨年10月上旬に、ここにある工業関係職業訓練機構(SENATI)に赴任し、電子科で、マイクロプロセッサー(コンピューター)について、先生がたへ技術的な指導・助言を行うことになっています。活動期間は2年間の予定です。

‐アレキッパの印象‐

ここアレキッパは、ペルーの南に位置し、首都であるリマから飛行機で約1時間の所にあります。ペルー全体は南回帰線の内側にあるため、緯度上では熱帯圏に含まれますが、地域によって全く異なる気候をもち、コスタ(海岸砂漠地域)、シエラ(山岳地域)、セルバ(熱帯雨林地域)に分けられます。アレキッパは標高2,335mのシエラにある為、日差しが強く、日中は半袖だと風が冷たくて大変気持ちがよいですが、陽が落ちると急激に寒くなり、夜になると、部屋の中でも長袖やセーターが必要です。言わば、一日の中に夏と冬が同居している状態です。ここからは、世界で一番高い所にあるティティカカ湖(汽船などが航行可能な湖)、クスコ、マチュピチュやコンドルが見られるコルカ渓谷等が比較的近い所にあります。町は近郊で採れる白い火山岩で造られている為に、白い町(Ciudad Blanca)と呼ばれています。人口約100万のペルーに次ぐ大きな町で、鉱物、セメント、ビール、農業等が主な産業です。年間を通して雨が少なく温暖な為、フルーツの栽培も盛んで、毎日おいしいフルーツが食べられます。町の中央部には、スペイン風のコロニアルな建物や教会が残っており、ユネスコの世界文化遺産に登録されています。また、町のいたる所から見られる、ミスティ山(5821m、アレキッパ富士)やチャチャニ山(6075m)があり、非常に風光明媚な所です。また、生活物資は安く、生活はし易いところです。標高が高く、赴任当初は起きると頭が痛みましたが、最近、近くの運動公園で、ペルーの方々とテニスを始めました。東洋系が少ないせいか町を歩いていても好奇な目で見られる事が多いですが、日本人と言うことを差し引いても、みんな非常に親切で、人懐こいです。

アルマス広場とカテドラル(大聖堂)の写真

アルマス広場とカテドラル
(大聖堂)

アレキッパ富士と呼ばれるミスティ山(標高5821m)

 アレキッパ富士と呼ばれる
ミスティ山(標高5821m)

‐ボランティア活動で留意していること‐

この地域で抱える問題点として、(1)交通システム(2)公害(3)質の高い労働者、技術者不足等があります。また私が技術指導する電子科としては、技術革新が早い電子産業分野において、先生がたの経験不足や技術へのキャッチアップが出来ていないという問題を抱えています。出来るだけ先生がたとの風通しを良くし、日本の先進的な技術の紹介ばかりでなく、何故、戦後何もない状態からここまでやってこられたかなどの日本人の勤勉さや仕事への取り組みなども話が出来たらと思っています。また、SENATI の先生ばかりとの交流だけでなく、地元のいろんな方々との交流を通じ、両国間の歴史、文化、風俗、習慣等の相互理解も深められればと思っています。

情報発信元

地域づくり推進部協働推進課

所在地 柏市柏5丁目10番1号(本庁舎3階)
電話番号 04-7167-0941
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