平成28年度第3回柏市社会教育委員会議録

最終更新日 2017年3月10日

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1 開催日時

平成29年2月7日(火曜日)午後1時30分~3時30分

2 開催場所

沼南保健センター 会議室2

3 出席者

(委員)

池沢議長、村田副議長、下田委員、川鍋委員、井上委員、淺岡委員、神田委員、永井委員、小林委員、岩渕委員、清水委員

(事務局)
篠原生涯学習部長、髙村生涯学習課長、生涯学習課橋本統括リーダー、生涯学習課飯田主査、生涯学習課渡辺主事、萠抜生涯学習専門アドバイザー、大場生涯学習専門アドバイザー、石井生涯学習専門アドバイザー

4 内容

  1. 開会
  2. 社会教育委員会議長挨拶
  3. 議題
    社会教育関係団体に対する補助金交付に係る意見の聴取について
    柏市社会教育委員会議提言書について
  4. 生涯学習部長挨拶
  5. 閉会

5 協議概要(要旨)

社会教育関係団体に対する補助金交付に係る意見の聴取について

平成29年度社会教育団体への補助金交付について、生涯学習 課・文化課・スポーツ課・少年補導センターの順で説明。

  • 委員 生涯スポーツが、来年度から生涯学習課からスポーツ課に移管するという話があったが、担当課が移るとしばらくの間は、お互いに引継ぎがあり連携するが、いずれ縦割りになり連携しなくなってしまう。特に生涯スポーツのレクリエーション協会などは、生涯学習に近い部分も相当あるので、うまく生涯学習課とスポーツ課で連携を深めたまま移管してほしい。
    子ども会も、担当は生涯学習課ではあるが、地域支援課とも深い関係がある。子ども会の入会数が減っているが、そこは町会・自治会がフォローしたり、市子連でもいろいろなかたちでサポートすることで、地域の担い手も含めて育成していくということが大事だ。
    他課との連携をさらに深めてほしい。
  • 事務局 生涯学習課から移管する予定のものは、少年野球連盟活動費補助金1件である。
  • 委員 私は体育協会の事務局の仕事を手伝っている。ここにあるスポーツ振興補助金の体育協会分572万円は、かなり高額に見える。しかし、体育協会には実際34団体が加盟しており、主に県民体育大会の旅費に充てていたが、今年度からやっと参加料を出してもらえるようになった。今までは協会・連盟か個人が負担した。
    地方自治体の財政が苦しいというのは重々承知していて、受益者負担と言えば当然だが、大きな意味で、市民の健康増進を図るというならば、できるだけ個人があまり負担にならないで生涯スポーツができる環境を作ってほしい。
    それに加えて、今中央体育館がかなり老朽化しいる。床なども危険な状態だ。子供達も将来関係するであろう10年後20年後の見通しを持って、どこにお金を使うか考えてほしい。
  • スポーツ課 ご指摘いただいた補助金については、特にスポーツ人口の拡大等を図る為に助成している補助金のため、他市等参考にしながら必要であれば補助金を検討していく。
    中央体育館の改修については、全市の施設に関する計画があるので、その計画の中で順次要求していく。
  • 委員 青少年相談員は今年度とほぼ同額が補助されるということで、結構な金額のため、身が引き締まる思いでいる。他の団体が削られていく中で、社会の中で相談員が果たす責任を重く受け止めてもらっていることだと考えている。そのような思いも自分の団体に持ち帰り、もう一度気持ちを新たにして29年度に臨みたいと思っている。

文化課・スポーツ課・少年補導センター退席

柏市社会教育委員会議提言書について

柏市社会教育委員会議提言書について事務局より説明

  • 議長 提言書をまとめるにあたっては、「誰が読んでもわかりやすいこと」「柏市社会教育委員らしさを出すこと」「失敗することの大切さに言及すること」にポイントを置いて作成した。
    また、「はじめに」のところでゲームについて触れているが、最近のゲームの種類によっては、簡単に操作できるものもあり、例えばお年寄もゲームを楽しんだり、あるいは自閉症の子供達も外に出るようになったり等というような、ゲームを使用して活発に活動しているということも聞いている。ゲームについて何か付け加えることがあるかもしれない。
  • 委員 ゲームはあくまでバーチャルだと思う。例えば昆虫採集などで、カブトムシを取って触ってすごいなと感じるといった、実際に物を掴むなどの体験が出来ないので、ゲームはやはりゲームだという気がする。記述は足さなくてもいいのではないか。
  • 議長 ゲームはアニメ同様に一つの文化にはなりつつあるが。
  • 委員 ゲームはある程度のお金が無ければ出来ないが、昆虫採集は手でも出来る、網を持っていれば出来る。そういった点がゲームと違うと思う。
  • 議長 実際に触って五感などを鍛えていく、開拓していくというから言うと、多少違っているかもしれない。
  • 委員 今までのゲームなどに関する意見はもっともだと思うが、ただ我々がしてきたことや体験してきたことだけを考えるのは、時代の流れに合っていないのではないか。我々が体験したことすべてが正しいと思うことは危険だと思う。ゲームが体験だとは思っていないが、いろいろな選択肢があって、その中の一つとしてゲームを考えることは悪くないと思う。
  • 委員 バーチャルな体験の例として、馬を飼育するゲームで、全国大会で優勝した人を知っている。その人は実際に馬に触ったことはないが、「馬の飼育役になりたい」と言い、「絶対出来る」という自信も持っていた。しかし、実際馬に接してみると、蹴られそうになったりして、怖くて絶対やらないという。ゲームでは自分の思い通りになるが、実際馬に触れてみると、凶暴な部分も、穏やかな部分もあり、いろいろな顔を持っているということが初めてわかる。
    自分達のやってきた事を押し付けることはおかしいが、ゲームが今の時代の流れの中で、これでいいのかということも社会教育の場で検証しなければいけないと思う。
  • 委員 学校現場では、子供に失敗をさせるということは、現実問題として非常に難しいところがある。例えば林間学校で飯盒炊さんをしたときに、失敗すると自分の飯がなくなる。しかし、今の子供たちは米を洗う・水を入れる・火を熾すといったことを経験していないからわからない。これは子供を責められない。先生としては失敗させられない状況である。
    また、飯が無いという体験をさせることが、子どもの成長に繋がる、ということを理解してくれる親もいるかもしれないが、怒る親も当然いる。
    今、本当に子ども達が体験をする場所が無い。子供達だけで様々な年齢の子が集まって、自然と組織が出来て、大人は介入しないような場がほしいと常々思っているが、なかなかそういう条件を与えられない。

    IT化が急激に進み、変化する時代に、第三者である私たちが、子供達に、実際に豊かな体験させていく為には、どういう場所で、どういうふうに、どういう条件を与えてあげるのか、皆さんと一緒に考えていきたい。 

  • 委員 体験は、サクセスストーリーだけではダメだと思う。サクセスストーリーがあるのは成功体験。前回会議の際に、議論の中に出てきたように、全部お膳立てがしてありそれに乗るだけというものだ。しかし、自分で考えて先がわからない体験というものには、サクセスがない。失敗するかもしれないが、失敗をして敗北感を味わうことは、成功することよりも大事だと思う。失敗をすることにより、本当は見えない部分で非常に大切な、敗北感を味わえるということを声を大にして言いたい。
    この提言書を見て、よしやろうという気になった親がいた場合、一義的には体験活動を保証するのは親の大きな役割だとは思う。しかし、体験活動の受け皿としてこんなのがありますといった、ナビのようなものをここに入れるといいのではないか。この提言書を市民が見るということであれば、受け皿を少し紹介することも大切だと思う。
  • 議長 成功体験も大事だが、敗北感を味わうのも大切であるということは、身にしみてわかるところがある。

    例えば偏差値が非常に高い子と、比較的低めの子をそれぞれ教えてきたことがある。とりわけ、高い子は優秀で勉強も非常に良く出来る。しかし、偏差値が非常に高い子が、他の学生をえこひいきしているのではないか、と言ってくるようなことがあった。たくさんの学生の中で、名前も分からない状況で、みんな同じように扱っているつもりであったが、特に、この場合は、「これまでとは自分の扱いが違う」と思ってしまったらしい。これまで偏差値が高かったが故に、周囲から特別扱いされてきたが、同程度の人たちの中に入ってしまうと、平等に扱われることがわかっていない。この後どうなっていってしまうのか、心配になってしまう。 

  • 委員 子供達が仮に植物を栽培すると、「蒔いたら育つ」ということが前提だと思う。しかし、世話をしたり、時には声をかけたりといった、「足音を聞かせる」ことをしないと、絶対実はならないと思う。
    自分で苦労して積み木を積み上げて、成功するといった体験が大事だと思う。
    議長の発言にある「涙無しの高偏差値」ではなく、苦労して積み上げなければいけないからこそ、面白みがあるのではないか。
  • 委員 前回の会議の際に出たお米の栽培で、種を蒔いて刈り取りだけするのではなく、その間の草取りなどもしなければいけない、ということと同じだ。
  • 委員 10ページの「失敗を恐れずに」に関して一言加えてもらいたい。ここには誰しも失敗はしたくないし、成功体験は素晴らしい。しかし場合によっては、失敗したことでもっと得るものがあると書いてある。これに付け加えてほしいのが、失敗を乗り越えて勝ち取った成功体験は、その人にとって最高の喜びであり、その人に刻み付けられるものだといったことを、書き入れてもらえるといいと思う。また、ゲームについては、バーチャルはやはり本当の体験とは違うので、文中には全く入れないという方法もある。あるいは、ゲームについて意見がいろいろと出たので、ゲームをすることにより、外に出る一つの引き金になることもあるが、それはあくまでも体験ではなく、バーチャルであると記載する方法もある。
    先ほどの馬の体験は、ゲームがきっかけで、実際に馬を体験してみたということであり、ゲームをやらなければ馬を経験しなかったということでもある。

    今現在は、徐々に、ゲームと実体験とが渾然一体になってきているところもあると思うので、そこが一つの考察のような形でうまく表現できれば、面白いものになると思う。

  • 議長 検討の結果、付け加えていけたらいいと思う。
  • 委員 馬の育成も、経験を乗り越えてやっぱりやろうとなればよかったが、本物は怖いので、やめたとなってしまった。それは失敗を乗り越えられなかったということになる。
  • 委員 軌道変更と取れば、失敗ではないかもしれない。難しいところだ。
  • 委員 本物と違うと気が付いたときが、成功かもしれない。どこをゴールとするかで、失敗も変わっていく。
  • 委員 長い人生で「馬が怖い」と思ったのは大きな体験だ。
  • 委員 この提言書(案)は、誰が読んでもわかりやすくということをテーマに持ってきたことで、非常に読みやすく、すごく良くできていると感じた。
    先ほどから問題になっている、バーチャルの体験についてだが、現状で切り離すというのはなかなか難しいと感じている。
    馬の体験についても、実際に体験した時に馬の匂いや鼻息などを感じたことは、すごく深い体験になったはずだ。そこで、実際の生き物は、バーチャルとはこんなに違うものだということを見つけたということが、成功体験になると考える。
  • 議長 現在は、食べ物の味覚までも定量化されて、味の再現ができる時代が来ている。また、電子デバイスを通してにおいを出すことも研究されている。
  • 委員 家のトイレを自動にすると、自動的に蓋が閉まるようになる。そのような状況で子どもが小学校に上がると、自分で水を流すという経験をしたことが無いため、水を流さない。親戚の子どもが、それを友達に指摘され、すごくショックで、学校に行きたくないということになってしまった。生まれた時から家ではトイレに入ると自然に電気が点き、水が流れる。そういうところで生まれ育つ子どもが、どんどん増えていくと思う。
    そういう中での子育てで、どうやって失敗させるかなど、本当に細かい体験を親がさせていかないと、なかなか生きにくい時代になった。
  • 委員 いろんな体験をさせるということで、まずは植物や動物など、生きているものに触れていくということが、一番大事だと思う。それと合わせて、コミュニケーションについても学ばせなければいけないと思う。中には頭が良くて、植物にすごく興味を持ち、ずっと友達と話をしなくても、興味を持った植物にだけ関わって、学者になる子供もいるかもわからない。しかし、多くの子はどこかで集団の中に入っていかなくてはいけないが、そこでちょっとしたことで、馬鹿にされたり、屈辱を味わったりすると、学校へ行くのが嫌だとか、仲間としゃべるのが嫌だということになる。
    提言書の中に、きゅうり1本の弁当の話があるが、普通きゅうり1本だけ持っていったら、友達から批判を受ける。そこで、屈辱を味わってもまた耐えて友達関係を構築していく、逃げないということを、しっかりと教えていかないといけないと思う。
    もう7、8年前の話だが、学校でも普通の教科書を教える以外に、友達との会話、コミュニケーションの取り方を担任が教えなさい、ということになってきている。
    最初はいじめ・仲間はずれなどあると思うが、小さいときから、そこをきちんと経験させて、同時にコミュニケーションを取って、人間関係は自分で苦労しながら作り上げていかなければならないといったことと、今の子ども達がそこのところでつまずいているということを、提言の中に盛り込めれば良いと思う。
  • 委員 今ボランティア活動をしている人達の中心は、70代位で、40代・50代の子育て世代が参加していない。
    5ページにある柏市の中学生のボランティア参加比率で、年齢が上がるにつれて参加率が低くなっている。これは部活などの事情があると書いてあるが、大きな原因は、親がボランティアなどをしている姿を、子供達に見せていないためだと思う。
    仕事を持ちながらボランティアをしている人もたくさんいて、その人達の子供は、親の姿を見て何かしらボランティアの活動をしていくという姿が見受けられる。
    社会福祉協議会のボランティアセンターが、登録制で中学1年生の夏休みに、地域のボランティアに参加しましょうという主旨で、「ちょこっとボランティア(ちょボラ)」を行っているが、子ども達がこれに参加しても、1回きりで継続しない。
    やはり、親も一緒にボランティアや体験ができるような、社会・地域に出て行って、いろいろな世代の人達とのコミュニケーションを取り、自然な形でおしゃべりが出来るような場を設けなければいけないと思う。これは、地域の仕事だと思っている。学校と地域の連携などに力を入れて、いろいろな人が関わるということがとても大事だと思う。
  • 委員 確かに失敗することは成功への秘訣で、大きな体験だと思うが、どこで失敗に気づくかということが問題だと思う。子供達が、ゲームなどのバーチャルの中でやっていたことを、本当に体験したいと思うように、持っていくことが大変だと思う。

    体験をさせて、さらに失敗もさせて、その失敗に気付かせ、成長させようということだが、実際、そうした体験をさせるにはどのようにしていったらよいか、ということが、この提言の中には入っていない。

    どうすれば子供達が体験できるのか、ということがわからない。
  • 委員 仕掛ける人が必要だと思う。
    高柳地区に、十数年前から「みんな集まれ柳の木」という団体がある。そこが発足当初から、5月に高柳小・高柳西小・高柳中学校の児童・生徒に声をかけて、高柳の町の中のクリーン作戦を行っている。
    結構子供達が参加しており、中学校は部活単位で出てくれている。
    班ごとに範囲を決めて、大人と子どもが一緒になって、ゴミを拾っている。軽トラを一台付けて、拾ったゴミを積んで、学校に戻ってくる。「こういうゴミが多かった」など、分析・討論して、「こういうふうにしたら無くなると思う」などまとめて、発表したり提言を書いて、沼南町役場に張ってもらったりしていた。
    このような仕掛けをする誰かがいないとなかなか難しい。仕掛ける人がいてくれると、それに便乗する人がいて、便乗した人がまたどこかで仕掛けていくというような形を取っていくのが一番良いと思う。
    その中にも、成功と失敗がある。例えば仕掛けた結果、人が集まらない、失敗した、といった経験も、次回やる時にはステップアップしてもっと人が集まるようにするにはどうすればよいか考えていくことは出来るので、これも体験の中に入ってくると思う。
  • 委員 5ページの「柏市の中学生のボランティア参加比率」のグラフについて、「地域の行事やボランティア活動に参加しようと思いますか」という問いを、グラフのすぐ上に書くなどしないと、わかりづらい。
  • 委員 グラフがカラーのものと、白黒のものがあるので、統一したほうがよい。
  • 委員 体験した本人の気付きが大切だと思うので、「気付き」をメインに少し出せると良い。気付くために、周りの大人がどのようなサポートができるか、いかに雰囲気づくり・環境づくりをしていくかも、盛り込めると良い。
  • 事務局 6ページの「多種多様な体験を」の中で「バーチャルな世界をきっかけとして、実際の世界の体験活動につながっていくこともあります」というような表現をするのでは、いかがか。
    「親と一緒に」「多世代との交流」「学校と地域の連携」についても「多種多様な体験を」の中で表現していきたい。
    失敗を乗り越えた成功体験は特にすばらしいという意見をいただいたが、10ページの「失敗を恐れずに」の中に盛り込みたい。
    「失敗に気付く力」も、10ページに入れるか検討したい。
    「どこに行けば体験できるか」ということについては、現時点では加えることが難しいと考えている。事例の収集をしていないため、事例集として載せることはできないが、体験活動をしている団体として、青少年相談員・子ども会などを紹介することはできる。
  • 議長 たくさんの意見が出たが、訂正については議長・副議長に一任でよろしいか。
  • 各委員 一任する。
  • 議長 それでは、提言についての協議はこれをもって終了とする。

その他

東葛飾地区社会教育委員・社会教育関係者合同研修会(1月17日開催)について報告したのち、各委員より、今期を振り返った感想等を発表

6 傍聴者

0人

7 資料

会議資料(PDF形式 149キロバイト)

提言(PDF形式 341キロバイト)

情報発信元

生涯学習部生涯学習課

電話番号 04-7191-7393
ファクス 04-7190-0892
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