平成27年度第2回柏市社会教育委員会議録

最終更新日 2015年12月9日

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1 開催日時

平成27年10月22日(木曜日)午後1時30分~午後3時30分

2 開催場所

柏市役所沼南庁舎 501会議室

3 出席者

(委員)
池沢議長、村田副議長、塚田委員、下田委員、川鍋委員、吉田委員、永井委員、神田委員、井上委員、小林委員、岩渕委員、清水委員

(事務局)
藤江生涯学習部長、篠原生涯学習部次長兼生涯学習課長、生涯学習課橋本統括リーダー、生涯学習課飯田主査、生涯学習課渡辺主事、萠抜生涯学習専門アドバイザー、石井生涯学習専門アドバイザー

4 内容

  1. 開会 
  2. 生涯学習部長 挨拶
  3. 柏市社会教育委員会議長 挨拶
  4. 議題
    第3次柏市生涯学習推進計画について
    家庭教育支援方策の取り組みについて
  5. 閉会

5 会議概要(要旨) 

協議事項

  • (議長)第3次生涯学習推進計画について、事務局から説明を。
  • (事務局)「平成27年度第2回柏市社会教育委員会議 会議資料(第3次生涯学習推進計画について)」をもとに、説明 。
  • (議長)第3次生涯学習推進計画について意見・質問は。
  • (委員)現行の計画の検証や反省は、どのように行われたのか。
  • (事務局)現行の計画については、基本的に地域における生涯学習活動を支援していくという位置づけで策定している。地域の活動が計画期間である3年のスパンでそれほど大きく変わるとは考えていない。大きな流れとして、生涯学習全体の地域における地域活動への支援の在り方は変わっていないため、現計画に大きな反省点はないと受け止めている。現在の計画の方向性自体は、そのまま引き継いでいこうと考えている。
    1点反省点としては、計画として策定したものが実践・活用されてこなかったことと考えている。そのため、生涯学習活動を実践している方々に大いに活用してもらうため、手引きや事例集を作成し、使っていただく、という方向性で計画案を作っていきたいと考えている。
  • (議長)まだ策定途中ということなので、次の会議でも報告いただきたい。
    家庭教育支援方策について事務局から説明を。
  • (事務局)「家庭教育支援事業『みんなの子育て広場』について」をもとに説明 。
  • (議長)「子育て・親育ち支援」は、第3次柏市生涯学習推進計画の三本柱に入っている。「みんなの子育て広場」は、ここ2~3年で大幅に拡大していく計画ということである。
  • (委員)最初は、4校から試験的に始まったが、現在モデル4校は軌道に乗ってきている。
    課題としては、立ち上がった企画が年度がわりや役員交代等で下火になってしまう恐れがあるという事だ。また,校長・教頭が替わると学校の方針や担当等が替わり、「みんなの子育て広場」だけではなく、いろんな活動の分岐点に立たされてくる時がある。学校や地域で背負っている事情や背景が違うため、一律で1つの価値観は難しいが、何らかの手立てをしないと活動が途絶えてしまう恐れがある。そこをクリアしていかれる組織作りがないものかと考えているところだ。
  • (委員)「みんなの子育て広場」は、大切で即必要なことだと思うが、なぜ、42校を1年間で出来ないのか。
    また、資料に、保護者・家庭・地域、学校・PTA・行政があるが、教育委員会はどこに入っているのか?PTAがなぜ保護者と先生とで別れているのか。
  • (委員)「みんなの子育て広場」を始める時には、どういう組織を作って、どのように立ち上げるのか、全然わからない。PTAとは全く違う組織を作るのか。
  • (委員)支援委員とコーディネーターの役割の違いと、コーディネーターの担当範囲は1校なのかエリア全体を担うのか教えていただきたい。
  • (委員)民間会社だと、トップダウンで「やる」となったら一斉に「やります」ということになるが、そのような形には、ならないのか。
  • (議長)事務局から、それぞれの質問に回答をお願いしたい。
  • (事務局)学校というのは地域の状況や、子どもの状況、保護者の状況、学校が抱えている問題がそれぞれ違う。それを「良い内容だからやれ」と一方的に言っても、受け入れる体制が無いと出来ない。
    なおかつ、家庭教育は本来学校が抱えるべきものではないため、学校側の仕事ばかりが増えて、本来の教育活動を圧迫してしまう。保護者も含め、受け入れ態勢を整えてから実施しないとできないと考えている。
     資料に示した図で「学校」とあるのは、学校側の「活動」である。学校で行っている授業など教育課程の中で、家庭教育に関係するものを拾い上げていけば、有効活用できるという考え方である。
    PTA活動でも、文化活動などを拾い上げれば、家庭教育で上手く使うことができる、つまり家庭に持ち帰れば有効に家庭教育を推進出来るものがある、というとらえ方だ。行政も同じ考え方だ。
    地域の活動も同様だ。地域活動の中でも家庭教育に関係するようなものがあるので、それを拾い上げていくことが「みんなの子育て広場」だと考えている。
    「みんなの子育て広場」は、支援委員会というものがある。この委員会は、PTA活動との連携をとるため、PTA役員に携わってもらっている。また、PTAのOBなどに携わってもらうと、実働部隊として非常に大きな力となる。 
    学校と「みんなの子育て広場」のお互いの情報を共有するため、校長あるいは教頭も支援委員会に参加してもらわなければいけない。
    地域の方も、支援委員会で共通理解・情報共有していく中で新しい発見ができる。
    コーディネーターは他校の情報等を持っており、それを各校に伝えていくことにより、活性化が図れると考えている。
  • (事務局)「みんなの子育て広場」は、支援委員、コーディネーター、アドバイザーという三種類の方が関わっている。アドバイザーは、生涯学習課に非常勤として勤務している。新規校の開拓等にも関わっており、各学校の支援委員会にも参加し助言指導をする役割をになっている。
    コーディネーターは、主にPTA等の活動に携わってきた方が多く、ほぼ1人2校程度を担当し、学校に出向いて、助言をしている。企画を実施する際にも援助をしており、現在9名のコーディネーターがいる。
    支援委員は、各校の支援委員会の委員で、現役のPTAやPTAのOBの方が中心となって委員会を立ち上げており、校長・教頭、場合によっては地域の方が入って、企画を立てたり、事業を実施したりしている。
  • (議長)「みんなの子育て広場」に関する3種類の方々の役割を、理解いただけたか。
  • (委員)「みんなの子育て広場」は行政からのトップダウンだとうまくいかないということだが、8年かけて順番に導入してきている。行政が、意図的に導入させているのではないか。そうでなければ3~4校づつバランス良く新規校を増やしていくことは難しいと思う。
  • (委員)何年か後には全校実施として計画が立てられているが、1度に何十校と実施出来ない理由があるのか。「みんなの子育て広場」を1校立ち上げる際に手間隙がかかり、予算もかかるので、数校づつという計画になっているのか。
  • (委員)経費の問題・その他の周辺の問題等あるので1度に出来ないことはわかる。教育委員会からのトップダウンは出来ないから時間をかけたというのでは、言い訳になってしまうのではないか。
  • (委員)「みんなの子育て広場」の理解と協力が課題になっているが、「みんなの子育て広場」を実施するという教育委員会の方針があるのに理解と協力が進まないのはなぜか。
    家庭教育は本来学校の教育ではないという事は理解できるが、学校と保護者の理解と協力が進まないという課題があること自体問題ではないか。
  • (委員)地域により諸事情があるので、モデル校の実践を踏まえた上で、PTAや学校に提案・お願いをする必要がある。
    先生やPTAの活動についても温度差があり、活発に活動していないPTAに「みんなの子育て広場」の実施を押し付けても、PTA役員の選出に支障をきたす場合さえある。
    柏市は小中62校全校にPTAがあり、全部が柏市PTA連絡協議会に加盟しているため、比較的意見がまとまりやすい状況ではあるが、その中でも、地域の事情などがあって、一斉に「みんなの子育て広場」を実施するというのは難しいし、出来ない。だから、何年か後までの計画を立て、様々な地域でいろいろな学校でモデルとして実施しながら、上手に出来た時に実例を報告しながら、依頼をしていかないと無理だ。42校一斉に実施するのは不可能だ。
  • (生涯学習部長)この問題は市議会でも質問が出ている。「良いこ となんだからすぐやりなさい」という意見も強い。確かにその通りだが、出来ない理由も委員からあったとおりである。
    都市部の学校もあれば、周囲に田園が広がる学校もあり、それぞれの事情で、実施出来ない状況である。学校を通じて、少しでも突破口を開くため、アドバイザー2人が学校に行って説得をしている。
    柏市は学校に関することを地域ごとに決めていくという雰囲気が強い。そのため、地域ごとに温度差もあるといったことがある。
  • (委員)実際学校現場では、新しいことを始めることが、非常に難しい。だから、新しい事をやっていく場合は、計画を立てて、少しずつ少しずつ努力をしていかないと無理だと思う。こういう努力をしていろいろな説得をしていくなかで、地域の方もわかってくれるのだと思う。
    また現場で感じるのは、「みんなの子育て広場」などに一番来て欲しい人が来れないということだ。単純に家庭教育が大事ですということは皆わかっているが、どうやって家庭教育について活動していくかというと、1つ1つ地道な活動をしていかないといけないと思う。
  • (議長)校長としての経験を踏まえた、ご意見だった。参加したいと思っても出られない人がいるという意見が出されたが、それについていかがか。
  • (委員)「来て欲しい人に来てもらえない」は永遠のテーマだ。共働き世帯が普通になっていて、働く母親達にいかに目を向けてもらうかが問題だと思う。
    講座を企画する際に、日中母親が家にいる家庭だと午前中の方が都合が良いということで、午前10時ぐらいからの2時間弱の講座を企画する。
    現在「みんなの子育て広場」で行われている性教育の講座等も、非常に重要なテーマだと考えるが、子どもに目が届きにくく、子ども達はスマホやパソコン・タブレット端末でいろいろな知らない世界に深く入り込んでしまうことがある、共働き世帯の保護者に共有してもらいたい情報だ。しかし、共働きの保護者が参加できる時間に講座等を設定することが難しい。せっかく「みんなの子育て広場」を立ち上げたのであれば、開催のタイミングや、時間に工夫が必要だと思う。
    今30・40代の父親達は子育てに関わっているので、そこをターゲットにすると反応が良いかもしれない。
  • (委員)23年度に国の事業で学校支援制度が、何校か中学校単位で立ち上がった。2年間しか予算がつかず終わってしまったが、四中学区では、四中を中心に八小・名戸小一緒にコーディネーターが頑張って活動を続けている。そこでは、学校の先生が手が回らない部分を地域でなんとかしたいということで細々と活動をしているが、地域ではなかなか認めてもらえない。どこも、同じような課題を抱えているのではないか。
    「みんなの子育て広場」がしっかりと地道に継続しているということはとても大事なことだし、それにはコーディネーターが重要だと思うので、そのコーディネーターをいかに育てていくかということもとても大事なことだと思っている。
  • (委員)成果のところで、「家庭教育資産の掘り起こし」とは、実際どのように掘り起こされたのか、「保護者による学び」とはどういうふうに学んだのか、「つながり」についてはどういう形でつながりが深まったのか教えてほしい。
  • (委員)来てほしい人に来てもらえないという問題はどこでも抱えている。小学生の親だけではなく、町会でも役員のなり手がいないなど全員に当てはまると思う。皆が地域のために何とかしようという意気込みがない。難しい問題だが、社会教育委員会議に沢山の人たちが集まっているので、こういう点を何とかしたいと思う。
  • (議長)高度経済成長期あたりから、価値観が変わって地域が崩壊してきている。
  • (委員)町会の決まりを守れない人に対して、その人を責めるのではなく、一緒に解決していこうと提案したが、拒否されてしまった。恨まれたら怖いという思いからそのまま引いてしまったが、どのようにしたら今後いい方向に変わっていくか、ずっと考えている。そのような人を巻き込んでいくことは、必要な事ではないか。
  • (事務局)就学時健診の際の入学準備講話などは、困った時に相談できる人がこの学校にはいるということを実感できる大切な機会になっている。
    「みんなの子育て広場」で保護者と教員が交流する企画があるが、担任以外の教員と交流することにより、学校が和やかになる。そういうものを「みんなの子育て広場」では培っていくことができる。
    企画が軌道にのり、余裕が出てくると、自分たちの課題とは何なのかを整理するなど、保護者に自分達で学びたいという姿勢が出てきている。
    「家庭教育の資産の掘り起こし」とは、企業の社会貢献事業を保護者が探し出してきて、「みんなの子育て広場」にそれを取り入れたところ非常に良かったので、他校に広まっていったという事例がある。
    これは、子育てを何とか自分達でやらないといけない、自分達の力で子どもを育てなくてはいけないという考えの人たちが集まった時に生まれる状況だと考える。このような状況が、「みんなの子育て広場」では機能していると思う。
  • (議長)時間が来てしまったので、一旦ここで締めたいと思うがいかがか。
  • (委員)「みんなの子育て広場」の現場から付け加えさせてほしい。
    届きづらい層に届けたいという話があったが、就学時健診には、ほとんどの就学児の保護者がくるので、その時に何か出来ないかと始めたのが入学準備講話である。全校でやっている就学時健診にコーディネーターなどが入り込んでいったのが「みんなの子育て広場」の入学準備講話だ。初歩的なことを話しているが、その初歩的なことに講話で気づいていただけるお母さんが沢山いるようだ。
    お父さんも1割と言ったら大げさだが、少ないながらいるので、その時にお父さんの心も掴めたら良いと思う。
    多くの保護者がくる学校まつりの時に、何か仕掛けられないかと、チラシ配りや書籍の展示、パネルの展示をしている。出来ることは一応いろいろと行っているつもりだ。多くはないが、中学校区で活動しているところもある。「みんなの子育て広場」の実施校が多くなってくると、同じ中学校にある小学校が2校3校と活動し、一緒に活動することができる。そこで中学校の入学準備講座などを行っている。
    手を伸ばせるところは手を伸ばしているつもりではいる。これが地道に、少しずつ広がっていけば良いと思う。
  • (議長)原因を探ったり、対策を考えたり、取り組みをもっと考えていかないといけない部分はたくさんある。
     次回に議論を延長して述べ合うことにしたい。よろしいか。
     事務局から事務連絡を。
  • (事務局)次回第3回社会教育委員会議は2月22日(月曜日)午後1時30分からとする。
  • (議長)それでは、これをもって、閉会とする。

6 傍聴者

0人

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