平成21年度第3回柏市社会教育委員会議録

最終更新日 2011年3月1日

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1 開催日時

平成22年2月24日(水曜日) 午後1時30分から午後3時10分

2 開催場所

  • 柏市大島田48-1
  • 柏市役所沼南庁舎 501会議室

3 出席者

(委員)

齋藤議長、大瀬副議長、後藤委員、田牧委員、小林委員、木村委員、堀委員、進藤委員、谷口委員、乾委員、森村委員、古賀委員

(事務局)

柴田生涯学習課長、若井主幹、松﨑主査

4 内容

(1) 議長挨拶

(2) 協議事項

  • 家庭教育の振興方策について
  • その他

5 会議概要(要旨)

事務局から、来年度の生涯学習課の家庭教育支援施策として,入学説明会を利用した家庭教育の啓発、新家庭教育支援事業の実施、情報提供の充実、相談体制の整備等を説明した後、家庭教育振興方策についての協議を行った。意見及び質疑応答の要旨は次のとおりです。

議長  本来の事業ごとの展開というより、ネットワーク・横の連携を大事にして 総合的に見ていかなければならないでしょう。今の事務局の内容に、ご質問や補足がありますか。

委員  沼南公民館や文化祭では、次世代へつないでいくことが課題となっている。例えば、お琴などの放課後子ども教室の発表を公民館祭りで一緒にできないかという意見が出ている。カルタ教室は一緒にやっているし,地域の発表の場として使えないでしょうか。

議長  発表の場を設けるかどうかですね。

事務局  放課後子ども教室は、目的が子どもの「居場所作り」で、平日は補習で土曜日が講座を中心に行っています。発展的にそういうことも考えられますが、いろんなバリエーションがあっていいと思いますが。

委員  居場所があれば、発表の場があっていいと思う。目標を近いところでできる場があれば良いと思うのですが。学校の活動と手を組む、ということは昔はありませんでしたが、連携できないでしょうか。

議長  むしろ、地域の中で、できそうなところで前向きにお願いしたいと思います。ボランティアの方が動いてくれないと動けないでしょうが。

委員  中央公民館まつりに参加しています。放課後子ども教室も4か所。そういうことは、「体験会」として、すでにやっています。私も、発表の場があってもいいと思います。

議長  前向きに検討してください。

委員  今回のわんぱくこども祭りで、賛助会のメンバーでの企画が「当日参加の子どもに『スタッフ』をお願いする」ことをしました。遊ぶ方が楽しいので最初は応じる子がいなかったのですが、ひととおり遊び終わると、スタッフになってくれる子が多くなりました。

行列してしまい、打ち切りの話をしなければならない時、子どもが「ここで打ち切ります」というと、空気がやんわりして苦情がなかった。子どもも上手に言うことができたり、大人の姿を見て、学んだのではないかと思いました。

委員  小学校の校長なので、小学校の立場から話します。先程の「家庭教育のDVD」とは、どのようなものでしょうか。内容を説明していただきたいのですが。主旨は「ご心配なく入学していただく」ということで、準備等の話が中心で、DVDがあまり長くては困りますので。

事務局  家庭教育のインフォメーション的な内容で、県が中心となり作製を進めています。時間は10分程度と聞いています。内容をよく見て、ご相談いたします。

議長  法的には「家庭教育」という表現ですが、親からしたら堅苦しいですね。子育て支援・子育てだより、子育て、教育相談等の方が柔らかいと思います。「家庭教育」という表現は、一般からしたら堅いような気がしますがいかがでしょうか。

委員  固い言葉ですね。遅れている子ども達、宿題も家でやらない。親を呼び出しても親は来ない。放課後子ども教室の案内等を出しても参加しない、参加させない。このような状況で、堅苦しい言葉を使うと、更に参加しなくなるのではと思います。

議長  先日、サンケイ新聞の週1回のコラムのネーミングで苦労しました。「『家庭教育』では難しいので考えてください」と言われ、結果「子育て相談塾」という名前にしました。今、子どもからも親からも相談があります。

事務局  行政でも、今はあまり使わなくなりました。昔は家庭教育学級といったものを今は「親と子のつどい」などと変えています。

議長  あと1年で報告書をまとめなければならない。大学の授業で、大学院生の協力を得て、現状・課題をピックアップしようかと思っています。机上では難しい。方法論が出てこないので「どのような方向でまとめるか、どのような手立てがあるのか」この後、話をしていきたいと思います。

もう1点。私からの提案ですが、来年も3回位しか集まれないと思います。そこで、全体の会とは別に、まとめるための小委員会というか、編集委員会、別途設けた方がいいと思うのですが、いかがですか。

委員  実際に3回ではまとまらないので仕方ないです。

議長  みなさんはいかがですか。では了解していただけますね。

では、やりたいという方はいますか。

委員  やらせていただきます。(何人かが挙手)

事務局 では、編集委員として、以上の5名の方にお願いしたいと思います。

議長  では、まとめることを視野に入れて、状況を把握した方がいいと思います。こういう原因があるから、解消するためにはどうしたら良いか、何を押さえておくかを考えていきたいと思います。

家庭の問題・学校の問題・塾の問題といろいろあります。小学校6年までにお稽古事を80%の子どもがやっています。四街道市では、3歳までに40%以上がお稽古事に通っています。内容はスイング・リトミックです。お隣が何かやっていると自分の子も何かやらないと思うらしいのです。また、調査で分析しますと、親が地域の行事に参加していると、子どもも地域行事に参加したり、大人に挨拶したりするようです。

また、我孫子市の調査では、50%の教師が「やめたい」と思ったことがあるそうです。その理由は、会議が多すぎる・忙しすぎるそうです。

「自信をなくした」が25%、また2割は「自分は教師に向かない」と思っているようです。「不条理なクレームを受けたことがありますか」の問いには、半分前後があるそうです。最も多かったのが、1人の先生に対し、1人の保護者が、30回以上クレームをつけたということです。これでは 元気もやる気も起こらない。1番多いのは2・3回というクレームです。

親の声は先生に届かない。反対に先生の声は親に届かない。悩み・暴力・命。本来、家庭の問題でも、学校にも関係してきます。いつ、どんなことが起こってもおかしくない状況に入りました。

本来、家庭で行うことは家庭できちんとしてくださいということをこれからまとめていく必要があるのではないか。

委員  親育てという言葉でいいかどうか分かりませんが、親御さんをどのように育てていくのか、という視点・意識を入れた方がいいと思います。

委員  まさしくそうです。年間、放課後子ども教室等を70・80教室やっていますが、昔と比べて考えられないような悪い子どもが多いです。2時間歩き回っていたり、お母さんのひざにずっと座っていたりしています。お母さんを奴隷のようにしたりする子もいます。子どもも悪いが、親の態度がなってない。親が後ろでおしゃべりしていたり、遅れてきたりしています。仲間内では「お母さん達に教えるつもりでないとダメだよね」「親が子どものまま、親になっている」という話が出ています。

委員  全く同感です。なぜ、家庭教育がこれほどに低下したのか。これは、戦後、教育基本法が間違っているのです。また、アメリカ文化に毒された間違いです。子どもを持つ親だけでなく、「大人の世界」「大人こそ」がきちんとしないといけない。家庭教育は強制できないが、もっと大人に対するアプローチをしないとならないと思います。

議長  「けじめ」は大事ですね。親が子どもに「何を伝えていくべきか」を考えないで、目の前の情報が多すぎて何がなんだか分からなくなっている。

家庭で何が必要なのか。樹木の枝葉に目がいっていて、本来の幹が腐敗していく。人としてどうあるべきか、しつけって何なのか、原点に立ち返る必要がある。

ドイツでは子どもは電車で座っていません。日本で注意したら、こちらの命が危ない。社会性・モラル・人間性は、そうそう変わるものではない。

親育てをダイレクトに出すと大変だが、必要です。

学校に何を求めるか、家庭に何を求めるかです。

学校は、家庭にもっと子どもにしつけを、と求めます。反対に、保護者は、先生にはもっと社会性を、学校が楽しくなるように、と求めます。

こういうことを持ち寄って、具体的に、進路指導だけではなく、学校はここまで責任を持つ、PTAはここまで責任を持つということができないでしょうか。

委員  高校の教員でした。いろんな保護者がいることも知っています。今の「学校が楽しい」との話ですが「楽しさ」は違います。学校は、あくまでも「学力の向上」の場です。教員は「教えのプロ」であって「しつけのプロ」ではありません。

学力には格差があります。1クラスには、とんでもなく出来る子と出来ない子がいます。これを両方一緒に教えられる教師はいません。

家庭で教えてくれればいいけど、それができない家庭が問題になるのです。

能力が別々なのに、公立の学校では、算数を一緒に勉強する。本当は、能力別の授業をさせて欲しいし,能力別なら、授業がきちんとできる。そうすると生徒から教師への信頼も生まれます。

家庭教育では、発達段階に応じて、家庭で何をするかを考えて欲しい。

しつけを学校に押し付けるなんて言語道断です。親の資格がないと思います。また、今後、外国人が増えてくるので、そこも踏まえていくと良いと思います。

学校が毅然として、能力別としていくことが必要であり、そういう時代だと思います。家庭教育には関係ないかもしれないけれども、長い目で見て、何かで触れていきたいと思います。

委員  算数が大事だという話ですが、うちの子が5年生で、先日、懇談会がありました。あるお母さんがヒステリック気味に先生を責めたのです。「先生は過剰に叱りすぎる」その発端が、まさに算数でした。以前は、能力別に3段階で分けたのに、今年は 出席番号順で3クラスに分けた。そして、不満がたまった。

今、「わが子わが子」の親が多いと思います。子ども自身も過剰な子どもがいて、その親も過剰に反応する家庭があるようです。先生自身は忙しくて研修もいけないのではないですか。相談できる先生もいない現状ではと思います。

お互いに勉強していかないとならないと思います。

別の話になりますが、読み聞かせをしています。ここ数年、お母さんの質が変わってきているように感じます。読み聞かせの後、ミーティングをしていますが、2年程前から、「自分のクラスは読んだからもういいわ」という感じでミーティングの参加率が下がってきています。こういうボランティア精神を高めるにはどうしたらいいのでしょうか。

また、1人だけお父さんのPTA役員がいますが、私達では騒がしくても、お父さんがいると静かに聴くようになります。お父さんが出る必要もあると思います。

議長  PTA総会の参加率はどの程度ですか。

委員  半分以下です。出席するのは、新旧役員ばかりで、それ以外は来ません。

議長  PTAが本来の機能を果たせていないってことですね。ふだんのコミュニティーが作れないし,子どもの問題で大きなものは「人間関係ができない」ということです。だから仕事をやめたり,不登校になる。

PTAが機能しないならば、一旦リニューアルして、地域の方がPTAに入っていって、悩む親に助言をしたりできないかと思うのですが。

先生は「責任を問われる」のが怖いので,ここをPTAが地域と連携して受けていけば、先生と親の関係がクッションになり、先生の責任が軽くなる。

今は、PTAの役員のなり手もないし、継続性もない。

今の親は、自分達が何が悪いと思うようですね。家庭環境が絶対に出てきます。PTAのリニューアルをしてみませんか。

委員  5つの学校で学校支援を行っています。その中で、学校の先生の大変なところを地域で見ていこうという話が出てきています。

例えば丸付けですね。先生も学校も地域もみんな出てきて、一緒に参加させることによって、一体感が出来てきます。社会勉強をお互いにしないといけないと思っています。

議長  先生が変わらないと、というよりも親が変わらないと、いけないですね。

親と子の人間関係が出来てないし、母子関係が強すぎる。反対に父子関係が弱すぎる。PTAのリニューアルという事例で先導的にできませんか。学生を挟み込んでもいいのですが。遊び相手でもいいですし。

委員  どうも日本は、あいまいな社会風潮ができあがっています。

最近の服装の乱れは、高校生では当たり前でしょうが、私の親族にいたら許しません。それでも世間では認められているのかなとも思っていました。

あの事件はオリンピックで協会はきちんと話しましたので、まだしっかりとした大人がいると安心しました。でも、親の顔を見たいとは思いました。

行政や教育委員会ではやりにくいかもしれないけれども、広報などで意見を出していけば良いと思いますが、広い意味での家庭教育だと思う。

議長  あのファッションは、もとは、刑務所で着ていたものです。「ベルトを付けさせない」から始まっています。ベルトで首をつるさせない、ベルトで相手を叩かせないということからです。あとニッカポッカは単に動きやすいからですね。

委員  欠損家庭が多いことも考えて欲しいと思います。今までの話は、どちらかといえば裕福な家庭の話だと思います。そうではなくて、親がいない家庭もいます。

福祉の視点が強いのですが、そういう家庭が増えてきています。教育費を払えないで、家で子どもだけでご飯を食べている。家庭が教育しないといけないという話もあるが、生きていくだけで精一杯の家庭もあるのです。とても増えてきています。ここで生きてくるのが「地域力」だと思います。

倫理的な面だけでなく、物理的・経済的にも崩れてきていると思います。

委員  みなさん、もっともな話で大変だと思います。

教育の現場に出て行ける親はまだいいですし、意識改革ができます。でも、経済的に難しい方、自らそういうことを拒否してしまう方がいます。そういう場にさえ出てこない人に対して、どうしていくのかを考えないといけないと思います。私の地域の町会では、回覧板には、学校に行っていない家庭にも、「学校だより」が入っています。こういうことが増えてくれば、もっと良くなる余地があるのではないかと思います。

議長  では、この辺りで終わりにしたいと思います。そこで、この点に問題があるんだ、ということをメール等で事務局に送っていただけませんでしょうか。それを元に先程の編集委員で検討したいと思います。

また、批判だけでなく、良い点も教えて欲しいですし,調査をする上で、こんな調査をして欲しいということを併せて送って欲しいのです。1週間以内にお願いいたします。

委員  さっき表彰の話がありましたが、青少年健全育成推進大会で、1年に1回だけ表彰があります。でも、まだまだ良いものが多くありますし、子どもをもっと褒めた方がいいのではないか、やる気になるのではと思っています。

善行に値することがあれば、青少年健全育成推進連絡協議会でも褒めていこうという話を、先日、課長とも話をしました。子ども達は何かいいことをしていると思いますので,これについても何かあれば教えて欲しいと思います。

議長  他に連絡はありますか。

事務局  次回の社会教育委員会議は4月28日(水)を予定しております。

詳細が決定しましたらご連絡いたします。

議長 編集委員には、大学院生をサポーターにも入れたいと思います。

それでは、大変お忙しいところ、長時間どうもありがとうございました。

これで終わらせていただきます。

6 傍聴

なし

7 次回開催予定日

平成22年4月28日(水曜日)

情報発信元

生涯学習部生涯学習課

所在地 柏市大島田48番地1(沼南庁舎3階)
電話番号 04-7191-7393
ファクス 04-7190-0892
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