染谷家住宅(建造物)

最終更新日 2019年6月12日

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概略

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  • 場所
    柏市鷲野谷字稲荷内24 
  • 指定種別
    国登録有形文化財(建造物)
  • 概要
    主屋や風呂場、長屋門、蔵などの8棟の建造物が登録有形文化財に登録されました。

    (補足)所有者の許可なく立ち入ることはご遠慮くだ さい。 

染谷家

染谷家住宅は、主屋や長屋門をはじめとする8棟の建物から構成されています。江戸時代後期から明治時代の建物が残り、屋敷地・庭園・屋敷林・旧畑地も、ほぼ往時の構成や歴史的空間が状態良く維持されています。そのため、この地域の名主屋敷の暮らしの単位を示す屋敷構成をとどめる重要な文化財として、平成31年に国登録有形文化財に登録されました。

染谷家の屋敷についての古い史料は安永4年のもので、この頃に敷地全体が整備され、主屋・長屋門・その他附属屋からなる屋敷構えが整ったことがわかります。弘化3年の史料には、火事により屋敷地の建物が焼失したことが記され、屋敷の再整備をしたと考えられます。

主屋

主屋2

主屋は、屋敷中央の西寄りに建っています。曲屋の平面形式を持ち、屋根は寄棟造の桟瓦葺です。県西部屈指の大型民家で、江戸末期の民家形式の指標となる建物です。弘化4年(1847年)の創建で、弘化3年(1846年)の火災後に再建され、当初から瓦葺で建てられたと伝わっています。

風呂場

風呂場

風呂場は、主屋北側に建っています。寄棟造セメント瓦葺で、内部は中央を浴室とし、東に脱衣室、西に焚口と便所が配置されています。主屋との部材の経年状況の比較や煉瓦やガラス等の仕様などから、大正12年頃の建築と推定されます。

蔵(前蔵、土蔵)

前蔵

前蔵は、長屋門を入って東側に、主屋と向かい合って建っています。切妻造桟瓦葺の木造二階建で、1階外壁は海鼠(なまこ)壁で大壁、2階は真壁で白漆喰塗です。明治26年に建築され、もとは米蔵と伝わっています。

土蔵土蔵は、主屋の西側に建っています。木造土蔵造の二階建で外壁は漆喰塗、屋根は切妻造桟瓦葺です。建築年代は、古文書に慶応3年(1867年)の記述がみられ、染谷家に現存する建造物の中では主屋の次に古いものです。

肥料小屋

肥料小屋

肥料小屋は、敷地北端に南面して建ちます。木造平屋建、切妻造鉄板葺です。内部は土間で、東西二室に間仕切りがあり、肥料の生成と貯蔵に用いました。明治27年の銅版画に描かれていることから、明治前期と推定されます。

井戸屋形

井戸屋形

井戸屋形は、前蔵の北側に建っています。屋根は切妻造銅板葺で、中央東寄りに煉瓦造、白タイル張の円筒形井戸枠が置かれています。井戸屋形には、染谷家が造酒屋を営んだ当時の酒名である「星乃井」の銘板が付いています。建築は大正11年です。

稲荷社

稲荷社

稲荷社は、敷地北西隅の高台に建つ、屋敷神を祀る小社です。稲荷社の手前には、木造の明神鳥居が建ち、覆屋は切妻造桟瓦葺です。以前は毎年7月23日に祭礼をし、当主がうどんや鰹節などをお供えしていました。明治27年の銅版画には現在と同じ形式の鳥居と覆屋が描かれており、明治初期には建築されていたと考えられます。

長屋門

長屋門

長屋門は、敷地南側の道路から少し入った所に南面して建っています。屋根は寄棟銅版葺で、当初は茅葺屋根であったことが、古写真や銅版画からわかっています。

建築年代は不明ですが、江戸後期に屋敷全体の整備とともに建築されたと考えられます。鷲野谷の歴史的景観を象徴する重要な建造物で、平成28年には「柏市景観計画」における景観重要建造物に指定されています。

情報発信元

生涯学習部文化課

所在地 柏市大島田48番地1(沼南庁舎3階)
電話番号 04-7191-7414
ファクス 04-7190-0892
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