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薬師如来坐像

概略

薬師如来坐像の写真

(補足)通常は非公開です。

薬師如来坐像の概要

浄土宗の古刹・東光山医王寺安楽院の薬師堂の本尊で、豊躯な木彫坐像です。尊像は威厳のある風貌で、大きな台座に結跏趺坐し、輪光の光背を付け、脇侍の日光・月光とともに安置されています。
昭和48年の解体修理の際、体内から
「長禄2戊寅(1458)11月吉日・・・・大仏師春慶」
と墨書された銘文が発見されました。春慶(1499没)は、鎌倉仏師の巨匠として知られる運慶の孫弟子に当たり、数々の秀作を生んだ名工です。
この尊像は、12年ごとの寅年だけに御開帳される秘仏です。

(沼南町史編さん委員会 『沼南風土記』 1981年、沼南町教育委員会 『沼南の歴史をあるく』 1990年)

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