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福寿院観音堂

概略

福寿院観音堂の写真

  • 場所
    柏市高柳1366(福寿院) 案内図(外部サイトへリンク)
  • 指定種別
    柏市指定文化財(有形文化財)
  • 概要
    宝光山福寿院の参道正面にある茅葺き、三間半四方の観音堂です。

福寿院観音堂の概要

観音堂三間半四方の小さなお堂ながら、四方に濡れ縁をめぐらした回廊造り、鹿の子建てで、入母屋型の屋根には厚く茅が葺かれ、流れ向拝がつけられています。
向拝の中備には龍の彫刻が見られ、母屋との間には二本の海老虹梁が渡されています。

石製模造品刀子、臼玉堂内の外陣には畳が敷かれ、通肘木と天井框との間には、きめの細かい間斗束が並んでいるのが特徴です。外陣と大間の間は二本の欅丸柱で仕切られており、大間の中央には護摩壇があり、
建立年代は不明ですが、前の建物が、安政2年(1855)、落雷によって焼失したと記録されていることから、それ以降の再建と考えられています。

(沼南町史編さん委員会 『沼南風土記』 1981年、沼南町教育委員会 『沼南の歴史をあるく』 1990年

 

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