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更新日令和6(2024)年3月5日
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松ヶ崎城跡
概略
- 場所
柏市松ヶ崎字腰巻457-1ほか(外部サイトへリンク) - 指定種別
柏市指定文化財(史跡) - 概要
土塁・堀・郭・虎口・櫓台・腰曲輪・門など
松ヶ崎城跡の公開
城跡内は自由に見学していただけます。
河津桜の開花時期である2月下旬から3月上旬かけて場内の駐車場は大変混みあいます。公共交通機関のご利用をお願い致します。
- アクセス方法
北柏駅 バス1番のりば「北柏ライフタウン循環」乗車 竹ノ台で下車徒歩5分
案内図(外部サイトへリンク)
松ヶ崎城跡の概要
松ヶ崎城跡は、JR常磐線北柏駅を下車し北西方向に徒歩15分程の台地にある戦国時代(15世紀後半~16世紀前半)の中世城跡です。手賀沼を見渡す台地先端部に土塁と空堀に囲まれた方形単郭の郭を主体に、古墳を転用したとされる櫓台跡や台地斜面には腰曲輪が残されています。
平成14~15年度に遺跡の範囲や内容を確認する目的で発掘調査が実施され、平成16年7月1日に柏市指定文化財(史跡)に指定されました。
この発掘調査の結果、曲輪、土塁、空堀、虎口、土橋が当時のまま良好に残されていることが分かりました。また、新たに門跡、柵跡、溝などが確認されました。空堀などからは、当時使用されたと考えられる常滑焼、土製擂鉢、内耳擂鉢、内耳土鍋、土師質小皿などの陶器や土製品が出土しました。
本城跡は、中世の城跡の姿を今に残す、周辺地域では数少ない貴重な文化財です。
なお、発掘調査後、環境整備・説明板設置などを行い、平成21年4月16日から城跡内は自由に見学できるようになっています。
土塁・堀
主郭内調査状況
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