柏市教育委員会平成27年第6回定例会会議録

最終更新日 2015年8月5日

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1.日時

平成27年6月26日(金曜日)開会午前10時1分 閉会午前11時20分

2.場所

沼南庁舎 501会議室(沼南庁舎5階)

3.出席委員

  • 委員長
    塚本睦子
  • 委員長職務代理者
    原田圭子
  • 委員
    岩佐信道
  • 教育長
    河原健

4.委員及び傍聴人以外の出席者

生涯学習部

  • 生涯学習部長
    藤江美紀雄
  • 生涯学習部次長兼教育総務課長
    小城亨
  • 生涯学習部次長兼生涯学習課長
    篠原忠良
  • 中央公民館長
    海老原謙一
  • 沼南公民館長
    渡耒充章
  • 少年補導センター所長
    宮武孝之
  • 文化課長
    小宮山勉
  • スポーツ課長
    小貫省三
  • 図書館長
    長妻敏浩

学校教育部

  • 学校教育部長
    山本和寿
  • 学校教育部理事
    大内俊郎
  • 学校教育課長
    川本徹
  • 学校教育課管理主事
    中村 淳一
  • 学校企画室長
    藤木亮平
  • 学校財務室長
    荒巻幸男
  • 学校施設課長
    鮫田英俊
  • 学校保健課専門監
    中村頼子
  • 学校給食センター所長
    小池秀一
  • 指導課長
    片岡通有
  • 市立柏高等学校事務長
    若井典之
  • 教育研究所長
    内田守

事務局

  • 教育総務課副参事
    籠博郎
  • 教育総務課統括リーダー
    伊藤 正則
  • 教育総務課副主幹
    渡辺延宏

5.出席状況の確認

  • 塚本委員長
    皆様、おはようございます。会議に先立ちまして、出席状況を確認します。
    まず、教育委員につきましては、吉田委員が欠席されておりますが、定足数は満たしており会議は成立しています。
    次に、事務局職員の出席状況について、教育総務課長から報告をお願いします。
  • 教育総務課長
    本日は、学校保健課長と市立柏高等学校長が用務のため欠席しており、学校保健課からは専門監が、また、高校からは事務長が、代理としてそれぞれ出席しております。

6.傍聴に関する説明

  • 塚本委員長
    それでは、会議に入りますが、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第13条第6項の規定により、会議は原則公開となっています。本日は、傍聴希望者の方が1人いらっしゃいますので、柏市教育委員会会議傍聴規則第1条の2第2項の規定に基づき報告いたします。

7.開会宣言

  • 塚本委員長
    それでは、ただいまから、教育委員会平成27年第6回定例会を開会いたします。

8.前回会議録の承認

平成27年第5回定例会会議録について全委員異議なく承認した。

9.教育長報告

報告

  • 生涯学習部長
    今回の教育長報告は2点でございます。
    初めに、アの市議会平成27年度第2回定例会についてですが、資料に列記されている項目は、通告のあったものでございます。実際には質疑がなかったり、答弁者が変更になったりしておりますので、概要につきまして、実際に出た内容で報告させていただきます。
    1点目は、スポーツ振興に関するものでございます。柏市第五次総合計画におけるスポーツ振興の理念や位置付けについての質問でございました。スポーツを愛するまちの実現を基本施策とし、競技スポーツの支援やスポーツ活動の普及を進める。市民の健康増進や体力向上の観点から、誰もがスポーツに触れ合う機会を創出し、本市のスポーツ人口の裾野を拡大していくと答弁しております。
    続きまして、東京オリンピックをきっかけとした柏市のスポーツ振興施策についての質問でございます。今年度から平成32年度まで、柏市ゆかりのトップアスリートによる実技指導を行い子供たちに夢と希望を与えたい、また、競技力向上への意識づけなどにより、多くの市民がスポーツに関わりを持つよう努めると答弁しました。
    続きまして、文化振興についてです。1点目は、第五次総合計画における文化芸術振興の位置づけについての御質問です。芸術文化の振興により「選ばれるまち柏」につながる施策を検討している。部門計画の柏市芸術文化振興計画により、具体の取組みを定めると答弁をしております。続きまして、市民文化会館とアミュゼ柏において、芸術性の高い舞台芸術事業にどのように取り組むかとの質問でございます。市民文化会館やアミュゼ柏は指定管理に移行しているが、柏市文化振興計画に基づく柏市芸術鑑賞会や柏市文化祭、また柏市民コンサート、かしわ市民芸術祭など、舞台芸術活動の場として活用されていると答弁しております。
    続きまして、柏市のオーラルヒストリーと市内戦争関連遺跡についての御質問です。近現代に大きな発展を遂げた柏市の、戦争体験・都市化の進展・団地の入居などの体験談を聞き取り、その結果を柏市史として発信している。市内には陸軍の柏飛行場や高射砲第二連隊の名残りなどがあるので、地権者の御理解を得ながら大切にしてまいりたいと答弁しております。
    続きまして、旧手賀教会堂を広く知ってもらう取組みについてです。旧手賀教会堂は、明治14年に民家を改造してできた茅葺屋根の建造物で、現存する教会堂としては首都圏で最古のものです。昭和50年に沼南町の指定文化財となり、その後、県指定文化財にもなっております。市の内外から関心をもっていただけるよう、関係部局と協力する旨、答弁しております。
    続きまして、沼南公民館についての質問です。生涯学習事業の観点から、公民館を無くすことをどう思うかという御質問です。市内では、市施設、県施設、大学ほか、民間カルチャー団体により多様な生涯学習事業が展開され、生涯学習が定着している。沼南公民館は近隣センターへ移行後も生涯学習支援機能を担い、南部エリアの生涯学習の拠点として活用されるという旨、答弁いたしました。
    続きまして、青少年健全育成の御質問です。
    1点目は、「こども110番の家」の拡大と「こども食堂」についての質問です。「こども110番の家」は、PTAの防犯安全活動で重要な取組みであり、今後も拡大を図る。都心を中心に各地に広がりつつある「こども食堂」は、地域のつながり、こどもの貧困対策、食育などの側面があると考える旨、答弁しております。
    次に、保護者を対象とした情報モラル研修の取組みについての質問です。児童生徒のスマートフォン所持率が増加し、トラブルに巻き込まれる児童生徒も増加している。少年補導センターでは、児童生徒、保護者にスマートフォンの安全利用の啓発講演やサイバーパトロールを行った。今後、ネット非行防止会議により情報共有を進める旨、回答をしてございます。
    続きまして、小中学生のスマホ使用に対する教育委員会の取組みについての御質問です。少年補導センターは児童生徒・保護者に安全教育を、指導課は生徒自身による使用ルールづくりを、教育研究所は小学校6年生と中学2年生全学級を対象に「情報モラル授業」を行っている旨、御答弁いたしました。
    続きまして、図書館本館建替えについての質問がありましたが、図書館の長期的なあり方については、今後、柏市すべての公共施設を対象とする「公共施設等総合管理計画」に位置付ける旨、答弁しております。
    図書館分館のあり方にも御質問がありました。
    現在、図書館施策として「こども読書活動の推進」、「管理・運営の明確化」、「特色ある分館運営」の観点から検討を進めている。特色ある分館として地域特性を生かすモデル分館を取り上げ、さらに検討を進める旨、答弁しました。
    続きまして、柏駅前行政サービスセンターへの返却ポスト設置の質問でございます。設置の要望はあるが、配送ルート・配送コスト・返却数・設置スペースなど課題が多く実施に至っていない。他市の駅前設置状況を把握する旨、回答してございます。
  • 学校教育部長
    続きまして、学校教育部関係でございます。
    まず、義務教育制度等についての質問で、フリースクール等、学校以外の教育機会を義務教育に位置付ける法案についてです。これは超党派の議員立法が出されたということもあって質問されたのかと思われますが、現在の法に定められた学校以外にも多様な学習機会が児童・生徒に認められるよう検討を行ってもよいと思う。市としては、適応指導教室や学習相談室等を活用し、不登校児童生徒の学習機会が保障されるように努めていると答弁しております。
    また、公立夜間中学校に関しても、一つの選択肢として、義務教育未就学者への学習権保障施策に計画的に反映して欲しいという質問でございます。昨年、「夜間中学校義務教育拡充議員連盟」が設立され、第1回「国会院内シンポジウム」が開催されました。この6月4日に第2回として「国会院内の集い」が開催されたという動向を踏まえ、市長から方向が示された段階で、必要な情報収集に努めてまいりますとお答えしております。
    生徒指導に関しまして、「信州大生をやめるかスマホをやめるか、どっちかにしろ。」という信州大学長の発言についてどう思うかという御質問でございます。市内において小中学生のスマホ所持率もトラブルも増加している。しかし、禁止するのではなく、いかに上手に付き合っていくかという観点で、正しい使い方を指導していくことが大切であり、それに取り組んでいると答弁をしております。
    次に、部活動ですが、モンティのチャルダッシュという項目がありますけれども、これは質問と答弁ではございません。恐らく気になられると思いますので、何のことか御説明します。これは作曲家と曲名でございまして、酒井根中学校が定期演奏会で演奏したのを議員が御覧になり、大変すばらしかったと、生涯で2度感動した、その1つに数えられるような見事な演奏であったということです。市立柏高校出身のソリストとの共演ということでございました。
    次に、子供の健全育成という項目ですが、内容は、正しい姿勢を保つことで学力等の向上が見られるという調査結果があることについての御質問でした。子供たちに正しい姿勢を教えることで、体に無理をかけない合理的な体位を身に付けさせることができる。また、腰骨を立てた正しい姿勢が授業への集中を高めると考えられるので、情報収集・調査研究に努めたいと答弁をしております。
    続きまして、いじめ・児童虐待についてです。学校教育に係る今後の施策のあり方という題目でしたけども、内容としては、いじめ防止対策についての進捗を問うということでございました。柏市児童虐待及びいじめ防止条例の制定に係る教育民生委員会附帯決議により、いじめ防止関連予算の増額及び施策の大幅な拡大がなされて、学校現場でのいじめ防止に大変大きな効果が見られていると答弁をしております。
    特別支援教育に関しましては、視聴覚障害児童への支援の現状と今後の展望ということです。聴覚障害児の支援として、きこえの教室の設置運営や、県立千葉聾学校のサテライト教室の開設など、運営協力等の環境整備に努めてきた。今後も県立千葉聾学校と連携し、最新の支援機器の情報等を入手しながら、その活用について調査研究をしていくと答弁しております。
    続いて、医療福祉教育連携システムを確立すべきと考えるがどうかという質問ですが、これは学校と医療の情報交換の仕組みについての考え方を問うたものでございます。学校における特別支援教育では、個別の教育支援計画を作成し、子供を取り巻く支援体制について、医療機関を含めて保護者と学校が情報共有するように努めている。今後、ますます、家庭・医療・福祉・教育が連携していくことが必要となると考えていると答弁をしています。
    次に、学区の問題でございます。国道16号西側、若柴・十余二地域の通学区域変更についての要望ということでございましたが、御指摘の地域は、現在、柏第四小学校が指定校になっているが、現状はほとんどの児童が通学距離が近い松葉第一小学校に学区外就学をしている。教育委員会としては、このような現状や国道横断に対して保護者等が毎日見守りを続けている現状も鑑み、通学区域の変更と更なる安全対策をできるだけ早い時期に実施したいと考えていると答弁をしております。
    次に、安全対策ということで、通学路の安全対策未実施部分への今後の対応と公表方法の工夫ということでございます。主にはホームページ等でのわかりやすい工夫、流山市などは地図や写真を入れて公表しているというようなことを例にとってお話がありました。
    これに対しては、各道路管理者等で組織する「柏市通学路交通安全対策推進会議」により、「柏市通学路交通安全対策プログラム」に沿って、毎年、通学路の安全対策を進めている。様々な道路状況から課題の改善に至っていない箇所もあるが、関係機関と専門的な見地による代替案の検討も行いながら、児童・生徒の安全確保に向けて、引き続き関係機関へ働きかけていく。また、公表方法については、保護者の安心感につながるような工夫を検討していきたいと答弁しております。
    次に、部活動中の熱中症対策はどのようにしているかという質問です。休憩時間の確保や適度の水分摂取、小まめな健康観察、無理をさせない雰囲気づくりなど、また、屋外では帽子や風通しのよい服装の着用、練習場所への水筒持参の徹底など、学校の状況に合わせたできる限りの対策・工夫をしていると答弁しております。
    次に、学校施設整備で、学校へのエアコン導入についての質問、関連質問が幾つかございました。学校へのエアコン導入は学習環境における重要な要素であると認識しているが、施設の老朽化に対応するための長寿命化対策が喫緊の課題と捉えている。エアコン導入は長寿命化計画と合わせて検討し、優先順位を考慮して設置時期を判断したいとお答えしております。
    続いて、学校給食についてです。学校給食で異物混入が発生しているが、どのような指導をしているのかという御質問でございました。 食材の検収や洗浄方法、食品の取扱いなど、一連の作業工程での注意点や、給食機器や器具の作業前後の点検、老朽化した調理器具の交換などについて、十分注意するよう指導した。さらに、異物混入の防止マニュアルを作成し、再発防止に向けて最善を尽くしていきたいと答弁しております。
    続きまして、地域との連携の進め方という御質問です。学校と地域との連携を図るための人材を配置してはどうかということでございました。学校を取り巻く環境が複雑化・困難化し、様々な教育課題に対応が迫られている中、学校の様々な活動を支え、地域との連携をより強固にするための「地域担当職員」の設置は大変有意義と考えていると答弁しております。
    最後に、PTA活動でございますけれども、児童生徒の健全育成を目的として、保護者と学校が協力して、教育環境の充実や改善などに取り組むことが活動のねらいである。PTA活動の負担軽減や活動内容の見直しを行いながら、過度の負担とならないよう協議していくことが必要であるとお答えいたしました。
    また、入学式、卒業式等への来賓の御案内に関する質問についてですが、入学式、卒業式の来賓については、各学校が地域の実態に応じて判断することと考えていると御答弁しました。
    以上でございます。
  • 塚本委員長
    丁寧な資料を御準備いただいて、御説明、どうもありがとうございました。
    続いて、イの第1回柏市いじめ問題対策連絡協議会についてを、学校教育部長から御報告をお願いします。
  • 学校教育部長
    本年度第1回となります柏市いじめ問題対策連絡協議会を5月29日に開催いたしました。詳細は、指導課長から御説明をいたします。
  • 指導課長
    今回の協議会は、いじめ防止対策推進法第14条第1項及び柏市いじめ問題対策連絡協議会条例に基づき開催したものでございます。
    児童相談所、法務局、警察等、関係各機関からの代表に加え、医師、弁護士、臨床心理士等の専門家、人権擁護委員、教育委員、学校関係者が出席し、いじめ防止へ向けての協議を行うと共に、連携の強化を図りました。
    協議会での主な報告内容につきましては、1点目が、平成26年度柏市のいじめの状況について、2点目としまして、ネット型いじめの現状と対応について、この2点を柱として協議を行いました。
    この中で、委員さんから出されました御意見について何点か御報告いたします。
    まず、提言にかかわる部分ですが、いじめの発見のきっかけとしてアンケート調査による発見が大半を占めるが、その調査方法と、特に処理の仕方、また、2次調査の実施などがよく見えないという御意見がありました。
    また、小学校では地域の人と生活しておりますが、中学校に入ると違った地域・環境で育った子供たちがいて、その新しい価値観も自分が受け入れられることが大切である。競争に負けたときや勝ったときにどう対応するか、どう対処するかを教えていくことも大切である、ということでした。
    特に中学校の生活では班活動が大きなウエートを占める、班の中の人間関係が大きな部分を占めていることがうかがえる。班活動にうまく乗れない子が他の班員から注意を受けるなど、いづらくなってしまうのではないか。また、「この子がいるからうちの班は…」というような意識も生まれるのではないか。こうしたことから、班の体制が子供たちに居心地のよいものになることが大切という御意見がございました。 特に協議が深まった点といたしましては、ネット関係の掲示板への書き込みについてです。この点について、警察や法務局等、また補導センターから御意見がございました。
    まず、警察からは、犯罪の情報であったり名誉毀損など、それ自体が犯罪であったり、児童ポルノに関わるものについては、依頼をすれば書き込みが消えることが多い。ただ、「きもい」、「うざい」、「死ね」という、いわゆる抽象的な、それ自体が犯罪を構成するものではないものについては、なかなか消すことができないということです。
    いわゆるグレーゾーンの部分について消せない、そういう実態を受けて法務局からは、実際に本人が依頼をしてもなかなか難しいと。その理由といたしましては、人権侵犯事件という形で、本人・保護者等の関係者からの申告を受け、調査をし、人権侵害であると判断できれば削除を依頼できるシステムになっているそうです。
    以上から、少年補導センターからは、やはり一旦書き込まれるとそれを削除することは難しいので、不要な書き込みをさせないという指導をいかに子供たちにしっかりとしていくかが大事であろうということで、協議が深まったところです。
    この会議は条例に基づき公開で行っておりましたが、傍聴者はおりませんでした。今後の予定としましては、第2回を9月の下旬に、第3回を3月下旬に予定しております。

質疑等

  • 塚本委員長
    それでは、まずアの市議会平成27年第2回定例会について、質問がありましたらお願いします。
  • 岩佐委員
    アの市議会のことに関連しまして、PTAについてが取り上げられておりますけれども、これにつきまして「学校行事の華美化」という言葉がありますが、これはどういうことを指すのか、また、教育委員会としてこれをどのように考えていくか。この点について、市議会での議論のやりとりということだけではなくて、実際にどうなのかということについてお考えを伺いたいと思います。
  • 学校教育部長
    この御質問に関しては、今議会の少し前に新聞紙上で、PTA活動についての5回シリーズの特集がございました。その中で、学校行事が非常に華美化・過熱化したというか、かなり手の込んだ学校行事が増えてきて、保護者の関わりが非常に強く求められるようになってきたこと、また、役員のなり手が少ないため、その選考に非常に苦慮しているというような、PTAの、どちらかと言うと負の側面が強調して書かれている部分がありましたので、それらを取り上げて質問されたものかと思います。
    小中学校のPTAは主にお母様方、おうちの方が役員等をお務めいただくことが多いのですが、やはり今、お仕事の関係や家庭の状況により、日常的に学校に関わることが非常に難しいところもあります。PTAには、誰でもいつでも参加して子供たちの学校へ様子を見に来ていただきたい。学校に出入りしていただくことは学校にとり非常にプラスなことですので、そういういい面を理解していただきながら、できる限りの範囲を見極めて、学校行事等の計画に生かしていきたいということです。
    例えば運動会の係にしても、自転車整理係に当たると自転車整理の場所にずっと張り付きになってしまい、自分の子供の演技が見られないなど、お母さん方につらい部分もあります。そういうことが起きないように分担を考慮するであるとか、きめ細かく仕事内容についても考慮するというようなことも学校では行われております。先ほどもお話したとおり、学校としては保護者の方に学校に来ていただくという機会は大事なことだと考えていますので、ぜひ工夫をしながら進めてまいりたいということでございます。
    一般論として華美化が進んでいるということは、そう言える面もあるのかなとも思います。ただ、そうならないような努力ということについては、教育委員会としては十分考えているということでございます。
  • 塚本委員長
    それでは、続いて、イの第1回柏市いじめ問題対策連絡協議会についてに質問がありましたらお願いいたします。
  • 岩佐委員
    先ほどの御説明で、中学生の場合に班活動ということがいじめ問題につながり得るという御指摘もあったということです。こういう問題について学校ではこれをどのように、実際の現場に反映させていくことが考えられるか、お考えがあれば教えていただけませんでしょうか。
  • 指導課長
    言葉を若干補足しますと、いじめをなくすということでは、担任の学級経営の力が非常に重要です。その中で担任が班活動をいい方向へ生かすことで効果が出るのですが、えてしてクラスに緊張感があり、さらに班自体が子供たちに緊張感を生ませる状況に陥っているという、心理的な部分からの御指摘がございました。学校としてはもう一度、班活動がどうあるべきかを見直し、子供たちが豊かな人間関係を築けるような指導をしていくことが必要と考えています。
  • 原田委員
    このいじめ問題対策連絡協議会に出席させていただきました。私も自分が中学生だったころのことを思い出すと、やはり班活動とか、修学旅行などでグループをつくるときというのは、本当に一番悩むところだったなと思います。班のメンバーが誰になるかというのは、子供にとって学校生活のほとんど全てを占めるくらいの大事なことであり、とてもストレスになったということを今思い出して、そのときのつらい気持ちがよみがえってきました。そこをどう、先生がクラスの状況を見ていくか、とても難しい問題です。班で行動するとか、班でいろいろなことを考えるとか何かをつくるとか、目標を持ってやっていくということは、その後、社会に出てからも普通にあることですし、そのために大事な教育の一つだとは思うのですが、そこが本当に難しいところだなと思いました。
  • 教育長
    この会議でこの点を指摘していただいたのは、相談員のスーパーバイザーをされている委員の方です。私、この会の司会をしていて、いじめの問題にしろ不登校の問題にしろ、中1ギャップということがクローズアップされていることを感じています。実際に柏市の場合、いじめの認知件数などが小6から中1になる段階で大きく増えます。そういうことについて委員の皆さんに御意見を、また協議をいただいたときに、カウンセラーをされている委員の方から、御自分がいろいろといじめや不登校等の相談を受ける経験の中で、班活動に関する人間関係と、中学生になっての部活動の中での人間関係などについての悩みを聞くことが多いので、中1ギャップの一つの原因はそこにあるのかもしれないという御意見をいただいたものです。
    確かに、そういうことが私も実感としてはありますので、まだ具体的には、その班活動や部活動の人間関係についてどんなふうにすればこの中1ギャップの解消に役に立つのか、そういったところまでは検討は進んでおりませんけれども、この協議会として大変いい御意見をいただけたなと受けとめています。
  • 岩佐委員
    今、説明いただいたことに関連しまして、クラス内の班活動であれ、あるいはクラスを越えた、学年を越えた部活動とかそういうことであろうと、やはりそこで起こる人間関係というのを教育的に豊かなものにしていくことを根本に考えていく必要があるのではないかと前回も申し上げました。現象として、症状としていろいろな問題が出てくる、それへの対症療法ということももちろん極めて必要なんですけれども、それとともに、その背景に一番にあるのはやはり子供たちの人間関係という問題です。これを豊かにしていくにはどうしたらいいかということを特に、常に道徳教育というレベルで子供たちの人間関係をどう見詰め直していくか、自分自身がというか、子供たち自身が見詰め直していくか、そのときにどういうふうに道徳教育が関われるかというようなことを真剣に考えていく必要があるのではないかなと感じるわけです。これは、私の見方ということで、質問ということではないのですけど、少しコメントさせていただきました。
  • 塚本委員長
    ほかによろしいですか。
    その班活動に関してですが、この会議のこの席にもたくさんの先生経験者がいらっしゃいます。子供たちが班活動に対してどういう人と一緒になるのかなというのを、大変ドキドキしながら班決めをしている。先生方のほうでも細心な注意を払ってうまくいくようにグループを決め、そうしたグループをうまくまとめて学級経営をしていくというようなことも、一番注意を払っているところではないかと思います。先生方も、生徒たちのグループに対する考えはよくわかっていらっしゃるものと私は推測いたします。教育長、いかがですか。
  • 教育長
    学級経営の中で班活動を中心に学級の運営をしようとするときに、そのメンバー組みをどうするかということは一番重大な問題になってくると思います。そこのところにいろいろな注意や意識が行っていないと学級経営はうまくいかないし、そういうことがきちっとできる教員を養成していきたいと思っています。
  • 塚本委員長
    ありがとうございます。
    それでは、これで教育長報告を終わります。

10.議事

議案第1号 柏市教育委員会指導員規則の一部を改正する規則の制定について

  • 塚本委員長
    続きまして、議事に入ります。
    まず初めに、議案第1号、柏市教育委員会指導員規則の一部を改正する規則の制定についてを議題といたします。生涯学習部長から提案理由の説明をお願いします。
  • 生涯学習部長
    議案第1号は、柏市教育委員会指導員規則中の適応指導専門指導員の人数を改めるための提案でございます。詳細は教育研究所長から説明申し上げます。
  • 教育研究所長
    今回の改正は、適応指導専門指導員を3人増員するためのものでございます。前回の定例会で御審議いただきました補正予算に絡む、文部科学省から受託した「早期における就学相談事業」を実施していく上で、新たに就学相談員としての役割を担う適応指導専門指導員を増員する必要が生じたためお願いしました。
    補正予算における就学相談員、非常勤職員の報酬につきましては当初、2人で各150日という予算設定をしておりました。今回、相談員の選定に当たりまして、1人は150日で実施できるのですが、もう1人分につきましては2人で75日分ずつ分けて勤務していただくこととし、適任者を選定した結果計3人でということで、このような形になりましたした。
    御審議のほうをよろしくお願いいたします。
  • 塚本委員長
    ありがとうございました。

質疑等

なし

採決結果

全委員賛成可決

議案第2号 柏市生涯学習推進協議会委員の委嘱について

  • 塚本委員長
    次に、議案第2号 柏市生涯学習推進協議会委員の委嘱についてを議題といたします。生涯学習部長から提案理由の説明をお願いいたします。
  • 生涯学習部長
    議案第2号は、柏市生涯学習推進協議会委員の委嘱について御提案するものでございます。
    生涯学習課長から補足説明を申し上げます。
  • 生涯学習課長
    柏市生涯学習推進協議会は、柏市附属機関設置条例に基づく附属機関です。職務としましては、生涯学習の推進について審議・答申をいただきます。委員の数は15人以内とされております。
    この協議会は必要に応じて設置している附属機関で、直近では平成24年度に第二次柏市生涯学習推進計画を再改訂する際に設置しております。現行計画の期間は平成27年度までとなっていることから、平成28年度以降を計画期間とする次期の計画を策定するために、計画の理念や基本方針、施策などについて御審議いただきます。
    委員の選出につきましては、柏市生涯学習推進協議会規則により生涯学習について識見を有する者のうちから教育委員会が委嘱することとされております。委員は合計で12人、うち女性委員は5人ですので、構成比率は約41パーセントになります。
    任期につきましては、本年度中に新たな計画を取りまとめるため、平成27年7月1日から平成28年6月31日までの1年間となります。なお、会議回数は合計3回を予定しています。
    以上、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
  • 塚本委員長
    ありがとうございました。

質疑等

  • 塚本委員長
    ただいま提案理由の説明がありましたが、質問がありましたらお願いいたします。
  • 原田委員
    計画を立てるときに、その都度、委員さんをお願いするというお話です。この方々は、提案理由のところに「新たに」と書かれているとおり、全部が新規の方だということですが、公募の方はお願いしないのでしょうか。公募しても応募が無かった、ということもあるかと思うのですが、そこを教えていただきたいと思います。
  • 生涯学習課長
    公募の委員がいない理由ですが、一般公募方式は採用しておりません。といいますのは、今回の計画につきましては特に、計画倒れにならないように実践が可能な、というところに力点を置いております。そこで、実践ができる方たちを重視したいと考えまして、実際に地域活動の実践者であるとか、そういう活動をコーディネートしている方たちを多数選出させていただいたということが一つにあります。
    加えて、その他の意見の聴取方法としましては、活発な活動をされている団体、おおむね20団体程度ですが、そちらに対してヒアリング調査やアンケート調査を実施する予定です。さらに、パブリックコメントという形で広く市民の意見を徴するという作業を行うことから、今回は公募方式は採用しないとしたところです。
  • 原田委員
    ありがとうございました。
  • 岩佐委員
    全員再任ということはなくて新ということになっておりますが、以前の経験を踏まえて適切な見解を示されることが期待できる方もあるのではという気もいたします。全員新しくされた、新規に推薦されたということは、どういう背景があるのでしょうか。
  • 生涯学習課長
    今回の計画につきましては、現行計画の中の理念、基本方針、施策というところにつきましては、全てを踏襲するという考え方でおります。その中で、前回の計画そのものの部分については踏襲しつつ、さらにそれを実践に移す、この実践の部分が前回はちょっと弱かったかな、そのために実践にはあまりつながらなかったかなという反省をしております。このため今回は、その実践の部分をできるだけいろいろな形で御紹介して実践につながる形をとりたいと考え、新規で、かつ、経験の深い方たちを人選したという形になっております。

採決結果

全委員賛成可決

議案第3号 柏市スポーツ推進審議会委員の委嘱について

  • 塚本委員長
    次に、議案第3号、柏市スポーツ推進審議会委員の委嘱についてを議題といたします。生涯学習部長から提案理由の説明をお願いします。
  • 生涯学習部長
    議案第3号は、柏市スポーツ推進審議会委員の任期満了に伴い、新たに委員を委嘱しようとするものです。
    スポーツ課長から御説明申し上げます。
  • スポーツ課長
    柏市スポーツ推進審議会は、スポーツ基本法及び柏市スポーツ推進審議会条例に基づく附属機関として、教育委員会の諮問に応じ、中央スポーツ推進計画、その他のスポーツの推進に関する重要事項について調査・審議をする機関でございます。
    委員の数は15人以内とされておりまして、スポーツに関する学識経験のある者、スポーツ関係団体の代表者、スポーツに関する医師または歯科医師及びその他教育委員会が必要と認める者の中から、教育委員会が委嘱することとされております。
    今回、委嘱する委員15人のうち、学識経験者は6人で、再任が3人、新任が3人です。関係団体の代表者は5人で、再任が3人、新任が2人となります。スポーツに関する医師または歯科医師は3人、再任が1人で新任が2人となります。
    新たに公募で選ばれた方がお1人おります。今回の公募につきましては1人の応募がございました。その方からのスポーツの施策の推進に関するレポートと申込書の記載内容などを拝見して、選考をさせていただきました。
    女性の委員は4人、女性委員の構成比率は26.7パーセントとなります。
    任期は平成27年7月1日から平成29年6月30日までの2年間となります。
    以上、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。

質疑等

  • 塚本委員長
    ありがとうございました。
    ただいま提案理由の説明がありましたが、質問がありましたらお願いいたします。
    それでは、お尋ねしたいのですが、学識経験者と関係団体の代表者の線引きは何をもってするのでしょうか。例えば健康づくり推進員さんが入っているところですが、この方は関係団体の区分のほうがいいのではないかなと感じました。もう1点は、元公募委員の方についてです。今回は学識経験者の区分に入っておられますが、この方の御職業は何でしょうか。
  • スポーツ課長
    初めに、学識経験者と関係団体の代表者の線引きということでございますが、それぞれについて簡単に御説明申し上げたいと思います。
    学識経験者につきましては、スポーツや健康づくりといった広い分野に見識が深い方々ということで選出区分を設けてございます。一方、関係団体の代表者につきましては、市のスポーツ施設を実際に利用され、市民大会などを開催されたり、あるいは、市のスポーツ推進に関わる事業を受託されるなど、本市の、とりわけ私どもスポーツ課の事業、スポーツ行政に直接的に関係する団体の方々を指します。
    今、委員長からお話がございました健康づくり推進員のかたにつきましてでございます。所属される柏市民健康づくり推進員連絡協議会において、市民の健康づくりに関しまして長年にわたり市と地域のパイプ役を担われており、広く健康づくりの分野に精通されていることを踏まえ、学識経験者の選出区分に入れさせていただいたものです。
    続いて、2点目の元公募委員の方の現在の職業についてでございますが、特定非営利活動法人の役員をされております。参考までに、応募された当時はコンサルタント業を営まれておりました。経歴としまして東京大学の陸上運動クラブの理事長を務められるなど、スポーツや企業経営といった広い分野に精通されていることを踏まえ、今回、学識経験者の選出区分とさせていただきました。
    以上です。

採決結果

全委員賛成可決

議案第4号 平成28年度柏市立高等学校第1年次入学者選抜要項の制定について

  • 塚本委員長
    次に、議案第4号 平成28年度柏市立高等学校第1年次入学者選抜要項の制定についてを議題といたします。学校教育部長から提案理由の説明をお願いいたします。
  • 学校教育部長
    本議案につきましては、平成28年度柏市立高等学校の第1学年次入学選抜に関わる要項を制定するというものでございます。
    詳細は、学校教育課長より御説明いたします。
  • 学校教育課長
    例年、市立高校の入学者選抜要項は県の要項を準用する形をとっております。今年度、県の要項において改定された点がございます。専門学科の前期選抜において、昨年までは募集定員の80パーセント以内となっていたのですが、今年度の入試からは募集定員の100パーセント以内ということに拡大をされました。資料の要項にあるとおり、28年度の柏市立高等学校の入学者選抜要項においても、専門学科のスポーツ科学科について、前期選抜枠の上限を改め、募集定員の100パーセントに拡大しております。昨年までは40人中32人というところでしたが、今年度は前期でも40人中40人の枠にしたところです。
    理由についてです。例年、スポーツ科学科の前期選抜では複数名不合格ということになっておりますが、その生徒たちのほとんどが後期選抜においても、またスポーツ科学科を受験するというのが通例です。それだけこの市立高校のスポーツ科学科に強い気持ちで志願をして、特色あるこの学科で学びたい、部活動をやりたいという気持ちがありまして、ほとんど志願変更することはございません。このような状況から、本来、募集定員40人というところの枠に入っていながら80パーセントというところで不合格になっている生徒がおりましたので、そういう不合格の受験生を出さないようにというところも含めて、40人、100パーセントということで配慮のうえ改めたということです。
    その他の部分につきましては変更を要するところはございませんので、県の要項に準じて実施していく予定でおります。
    御審議、よろしくお願いいたします。

質疑等

  • 塚本委員長
    ただいま提案理由の説明がありましたが、質問がありましたらお願いいたします。
  • 原田委員
    「地域連携アクティブスクール」の入学者選抜というのは、今お話で変更ありませんということで、たぶん、前もこういうふうに書いてあったと思いますけれども、改めて概要を教えていただきたいと思います。
  • 学校教育課長
    地域連携アクティブスクールの入学者選抜ですが、市立柏高等学校にはこの制度としての入試はございません。千葉県が行っている県立高校の入試の中にはこういう制度があるのですが、これまで行っているのは、富津市の県立天羽高校と千葉市の県立泉高校の2校で、平成24年度から実施をしています。平成27年度、昨年の入試から、県立流山北高校と船橋市の県立古和釜高校でも実施しておりますので、県内4校で実施ということになります。
    千葉県の公立高校の改革の一環で、入試制度の中で行われたというところなのですが、実際には地域連携アクティブスクールが目指しているものは大きく2つあると思います。1つは、中学校生活があまりうまくいかなかった、充実した生活を送れなかった、不登校とか、あるいは学力が伸びなかったとか。そういう子供たちの受け皿という部分。それからもう1つ、地域連携アクティブスクールの本来の意味から、これら4つの高等学校が地域の力も使い、高等学校自身の活性化を図るというところが目的かなと思います。
    実際に入試についても他校とは違いまして、学力的にというところもあるのですが、子供たちの意欲を重視するということから面接と、学力試験につきましては3教科ということで実施しています。その中で子供たちの意欲を特に重視する、高校に入ってから頑張りたいという気持ちを重視していくということで入試を行っています。
    入学後の3年間については、地域連携ということもありますが、子供たちの特に職業観や勤労観を育てることを主にしておりまして、キャリア教育やインターンシップ、それから職業体験ということを重視しています。地域連携という部分では、地元の企業、会社等の力を借りまして、職業体験についてかなり力を入れているという部分があります。それから、授業につきましては、入学後すぐに高校レベルの学習ではなくて、一旦、中学校の基本に戻って基本的・基礎的な学力から見直して学力をつけていく。そのために少人数授業に力を入れたり、地域連携ということから地元の大学の力、あるいは大学生のサポート等も入れまして、授業の基本的な部分ができるようにしていくという配慮もしつつ、3年間やっているというところです。
    実際には、天羽高校と泉高校が平成24年度からですので、この3月に初めて卒業生を出したところで、流山北高校、古和釜高校についてはまだ1年生に在学しているところです。
    地域連携アクティブスクールの制度としてはそういうことになりますが、市立柏高校には直接は関わりはないというところでもあります。
    以上です。

採決結果

全委員賛成可決

11.協議

次回定例会予定

教育委員会平成27年第7回定例会

日時

平成27年7月30日(木曜日)開会午後3時

場所

沼南庁舎501会議室

12.その他

  • 塚本委員長
    そのほかに何かございますか。
    行事予定をお願いします。
  • 生涯学習部長
    生涯学習部は1点だけ、お手元の青少年講座のパンフレットにあるものです。
  • 中央公民館長
    公民館では青少年を対象にした講座を組んでおりまして、環境などをテーマに実施しております。今般、2年越しのお願いが実りまして、市内にある気象大学校の協力を得まして、このような講座を組むことができました。講師は、防災の観点から異常気象などを研究されている先生でございます。私自身も竜巻のしくみがよくわからないので、楽しみにしているところでございます。
    以上でございます。
  • 学校教育部長
    7月10日、学校評議員連絡協議会を開催いたします。学校評議員は、校長の求めに応じて学校の教育目標や教育計画、地域との連携など、学校運営についてのさまざまな御意見をいただくということで活動いただいております。毎年、各校8人以内を推薦いただいており、今年度、市内には465人いらっしゃいますが、そのうちの66人が新規に教育委員会から委嘱されたものです。この方々の代表が集まりまして、各学校の取組みであったりとかそういったことを、ほかの評議員の活動の様子などを聞きながら学んでいくというようなことを目的にしております。
    続いて、7月11日より、柏市中学校総合体育大会が開催されます。これは、市内中学校、公立20校と私立3校の23校が参加する体育大会になります。柏の葉公園競技場、また市内の各中学校・高等学校を主な会場として行われます。予戦が行われまして、市の代表となった者については県大会出場。個人戦の出場者については7月24日に行われます結団式に参加いただきまして、25日からの県大会に代表として出場という予定になっております。
    続いて、21日から柏市のこども司書養成講座が行われますけれども、これは柏市立図書館と教育委員会の共催ということで平成22年から行っております。今年で6年目となりまして、42校から、311人の参加希望者がございました。この6年間を通しまして1、327人のこども司書が誕生しています。今年も、夏休み中にこの7日間ということで実施する予定でございます。
    以上でございます。
  • 塚本委員長
    ありがとうございました。
    では、研修の報告を、岩佐委員からお願いします。
  • 岩佐委員
    5月29日に長岡市で開催された、関東甲信越静地区県市町村教育委員会連合会の総会と研修会に参加させていただきました。総会の前には、中学校の生徒たちによる平和学習についての発表や合唱の披露がありました。
    開会式の後、これは総会でありますので、平成26年度の事業報告、会計報告、それから27年度の事業計画と予算、そういうことが話し合われました。それから、役員の選任、紹介ということもありました。
    それに続きまして研修では、まず最初に「新教育委員会制度における教育委員の役割」という演題で、文部科学省初等中等教育局の企画官、堀野晶三さんがお話をされました。
    このテーマの研修は、もう何回か受けております。地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律ができて、前月の千葉県での総会でも同様の研修がありました。今回は大きな地域での研修ですが、講演で非常におもしろかったのは、「教育長へのチェック機能の強化と会議の透明化」というのが、改正の4つのポイントの1つになっておりますが、それについて話をされたことが私には非常に印象に残りました。教育長にいろいろなことを全てお任せするのではなく、教育委員がしっかりとそれをチェックするということが必要ではないかということでございました。
    それで、ちょっとおもしろい例としまして、その堀野さんはかつて広島県の教育委員会で仕事をされておりまして、そのときに広島カープの運営に、県として顔を出すような役割をしていたということです。その代表として参加したときに、堀野さんは広島カープのそれぞれの選手はどのくらい給料をもらっているのかというようなことを尋ねられたそうですが、広島カープはそういう情報は提供できないとお断わりになったそうです。しかし、立場として広島カープのいろいろなこと、あらゆることについて審議をするところに顔を出しているわけだからということで強く言ったら、後で情報が出されたということでした。やはり遠慮しないで、教育委員としてもいろいろなことに参画するようにということを言われました。
    記念講演は、河井継之助記念館館長の稲川さんという方で、「儒学者 小林虎三郎の教育理念」という演題で話をされました。明治の初期、長岡藩が非常に危ないとき、戦争に負けて危ういときに、別の藩から米が百俵贈られました。小林虎三郎は、その百俵の米を藩中に分け与えるのではなく、それを売ってそのお金で学校をつくり、学校に必要なものを全部整えて教育に使ったということです。米を食べることに使ってしまわないで教育のために使ったと、それが後にいろいろな優秀な人材を多数、輩出することにつながったというようなことでございました。
    このことは、平成13年に小泉総理の所信表明施政方針演説で触れられたそうです。それがきっかけで、この稲川さんという館長さんは、当時、館長だったかどうかはちょっとはっきりしませんけれども、いろいろなところから、教育関係のところから呼ばれて話をしたことがあったといいます。農協からも呼ばれたというんですね。それはどういうことかというと、やはり米百俵だったから農協から関心があって呼ばれたというような話もございました。
    いずれにしましても、長岡市はこの先人の米百俵に関わる教育の重視を受け継ぎ、今、教育に展開しているということです。教育はとても大切だということについての、非常に感慨深いお話だったと思います。
    2,500人ぐらいを収容する大きな会場に、ほぼ2,200人から2,300人ぐらいが参加された、非常に大きな大会でございました。
    以上で終わります。
  • 塚本委員長
    それでは、私から。
    昨日、柏駅に隣接しているキネマ旬報の映画館に「みんなの学校」という映画を観にいきました。会場では、原田委員とばったりお会いしました。
    この映画では、教育にしっかりとした理念を持つ校長先生のリーダーシップのもと、地域の方々も含めたチームワークが一番大切であるということを訴えるのが主眼だと私は思いました。まさに、今、文部科学省が言っている「インクルーシブ教育」を体現したような、先生方の体当たり、ノンフィクションの映画でした。関西テレビがつくった記録映画です。
    いろいろな問題を抱えている子供たちがたくさん出てくるのですが、私が一番感動したのは、ある男子生徒が自分のイライラが原因で地域の見守り隊の男の方を蹴ってしまうのですが、謝りに行ったときに手の中に勾玉を持っていて、和解の握手をしたときにその勾玉が相手の方に渡るように、それが相手の方の手に残るような、そういう配慮を持った握手をしたシーンでした。
    そういうシーンもありましたが、卒業式の日はみんなが晴れ晴れとした顔をして卒業していくという、その1年間を追った映画でした。7月3日まで上映しているそうです。皆様もぜひお出かけになったらいかがでしょうか。原田委員も、どうぞ、何か一言。
  • 原田委員
    「みんなの学校」は、私は子供に関わる大人全てに観てほしいと、きのうも友人を誘ってみんなで観てまいりました。
    その映画の中で私が一番感じたのは、子供一人一人にとって目標が違うということでした。できる子が、例えば100メートルを泳げる子が、余裕でプールの1時間何もしないで、結果、ほかの子よりも速く泳いだからといって、その子にとってはその時間はバツ。浮けなかった子が一生懸命頑張って浮けるようになったらその子にとってはそれは丸だということを、校長先生が例え話としておっしゃっていました。
    また、6年生のリレーは、1割以上の子が特別な支援を必要とする子供たちで、全員でリレーをするのですけれども、この6年生たちの先生は、世界で一番難しいリレーなんだ、どうやったら勝てるか、自分たちのチームが勝てるか、この6年間で学んできたことが全く生かされていないじゃないかと、その運動会の練習のときに子供たちに言うんですね。やっぱり、それぞれ一人一人、指導の仕方が違って当然だし、できることは違ってもちろん当然だし、それをそれぞれの子供たちにそれぞれの課題を見つけて与えてあげるということが本当に大切なんだなと実感しました。
    ぜひ皆さん、もう行かれた方もいらっしゃるかとは思いますけれども、ぜひ観ていただきたいなと思います。
  • 塚本委員長
    多くの教育関係者がこの映画を観られるよう、指導課の先生方が大変ご尽力いただいたそうで、感謝申し上げたいと思います。ありがとうございました。
  • 塚本委員長
    そのほかに何かございますか。
    それでは、以上をもちまして、全ての日程を終了いたします。
    閉会といたします。

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