柏市教育委員会平成26年第12回定例会会議録

最終更新日 2015年2月2日

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1.日時

平成26年12月25日(木曜日)開会午後3時 閉会午後3時58分

2.場所

沼南庁舎 501会議室(沼南庁舎5階)

3.出席委員

  • 委員長
    塚本睦子
  • 委員長職務代理者
    原田圭子
  • 委員
    岩佐信道
  • 委員
    吉田佳子
  • 教育長
    河原健

4.委員及び傍聴人以外の出席者

生涯学習部

  • 生涯学習部長
    藤江美紀雄
  • 生涯学習部次長兼教育総務課長
    鈴木宏晶
  • 生涯学習部次長兼生涯学習課長
    小城亨
  • 中央公民館長
    海老原謙一
  • 沼南公民館長
    渡耒充章
  • 少年補導センター所長
    宮武孝之
  • 文化課副参事
    高野博夫
  • スポーツ課長
    小貫省三
  • 図書館長
    長妻敏浩

学校教育部

  • 学校教育部長
    山本和寿
  • 学校教育部理事
    大内俊郎
  • 学校教育課長
    川本徹
  • 学校企画室長
    藤木亮平
  • 学校財務室長
    荒巻幸男
  • 学校施設課長
    多田俊哉
  • 学校保健課長
    増田義男
  • 学校給食センター所長
    矢口國男
  • 指導課長
    片岡通有
  • 市立柏高等学校長
    高橋 輝雄
  • 教育研究所長
    齋藤世利子

事務局

  • 教育総務課副参事
    籠博郎
  • 教育総務課統括リーダー
    伊藤正則
  • 教育総務課副主幹
    渡辺延宏

5.出席状況確認

  • 塚本委員長
    会議に先立ちまして、出席状況を確認します。まず、教育委員については全員出席されており、会議は成立しています。
    事務局職員の出席状況について、教育総務課長から報告をお願いします。
  • 教育総務課長
    小宮山文化課長が所用のため欠席をしています。代理として、高野副参事が出席をしております。

6.傍聴に関する説明

  • 塚本委員長
    それでは、会議に入りますが、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第13条第6項の規定により、会議は原則公開となっています。本日は、傍聴希望者がお二人いらっしゃいますので、柏市教育委員会会議傍聴規則第1条の2第2項の規定に基づき報告いたします。
    なお、傍聴の方は、お配りした傍聴要領を守っていただくようにお願いいたします。

7.開会宣言

  • 塚本委員長
    それでは、ただいまから、教育委員会平成26年第12回定例会を開会いたします 。

8.前回会議録の承認

  • 塚本委員長
    まず初めに、前回会議録の承認ですが、御承認いただけますか。

平成26年第11回定例会会議録について全委員異議無く承認した。

9.教育長報告

報告

  • 塚本委員長
    それでは、教育長報告に入ります。生涯学習部長からお願いいたします。
  • 生涯学習部長
    教育長報告は2点でございます。
    まず初めに、アの市議会平成26年第4回定例会について、私と学校教育部長から御報告申し上げます。
    市議会平成26年第4回定例会は、11月28日に開会し、12月18日に閉会いたしました。12月4日から11日まで行われた質疑並びに一般質問のうち、生涯学習部に関する質疑は、次のとおりでございます。
    1点目として、来年度から始まる新教育委員会制度について質問があり、教育長より、教育委員会は合議制の執行機関である点で新制度においても変わりはないので、各教育委員と緊密に連携して教育行政を進めること、また、教育委員会議の透明化や活性化が求められていることには、現時点でも先進的に進めているが今後も継続して取り組む旨、答弁いたしました。
    次に、放課後子ども教室の拡大について、私から、平日の放課後に補充学習を行う「ステップアップ」を、平成26年度は前年度より3校拡大し19の小学校で開催しているが、今後、計画的に全小学校で実施できるよう拡大を目指す旨、答弁いたしました。
    次に、沼南公民館の近隣センターへの移行に関し、生涯学習事業をどのように考えているのかとの質問があり、市長から、現代的課題に対応した内容による事業を今後も推進するとの答弁をいたしました。
    また、近隣センター移行により社会教育や生涯学習の後退にならないのかということには、私から、沼南公民館では年間60を越える定期講座やセミナーに5,000人を超える参加があること。また、学習を通じた多くのサークルが生まれ、地域の人づくりにも寄与していること。これらの経過から近隣センターに移行後も、生涯学習部で講座の実施を続けていく方針であることを答弁いたしました。
    そのほか、公民館運営審議会での審議内容や、近隣センターへの移行を所管している地域づくり推進部で行ったパブリックコメントの状況などに関する質疑がありました。
    次に、文化課で所蔵する歴史資料をデジタル化し災害に備えては、との質問に、私から、柏市では現在、10万点近い古文書を保管しておりその整理分類(目録のデータ化)を進めているので、それが終了後、デジタル化にも取り組んでいきたいと答弁いたしました。
    次に、旧吉田家住宅歴史公園の入園料金についてですが、有料化については先の議会で決定し、現在市長部局で事務を進めているが、児童生徒の学校活動としての見学については減免扱いとするよう、教育委員会として希望している旨、教育長より答弁いたしました。
    次に、新中央図書館の候補地となっていた柏中学校の屋内運動場の跡地利用について再度検討すべきとの質問があり、私から、新中央図書館の建設構想は平成22年度に見直しとなったことから、候補地や計画内容も白紙になっている旨、答弁いたしました。
    以上でございます。
  • 学校教育部長
    続きまして、学校教育部所管分の質疑の概要について御報告を申し上げます。
    初めに、少人数学級でございます。少人数学級の実施が滞っており、40人学級に戻すという発言も報道されているが、教育長はどう考えているかとの質問があり、少人数学級は、学習や生活指導に効果があると認識していること、市では独自の人的配置により少人数指導を充実させていること、少人数学級の実現には教員の増員が不可欠のため県に要請していくこと、教員の増員の結果が少人数学級の実現に結び付くことが理想と考えている旨、答弁しております。
    次に、義務教育未就学者への学習権保障についてですが、義務教育未就学者の学習権は社会が支えるべきであり、その選択肢の一つとして公立夜間中学があるとした市長の見解と教育長の考えは同様かとの問いに、教育長として市長の見解に何らかの意見を述べる考えはないこと、教育委員会としては義務教育未就学者の学習支援について情報を収集し、必要な情報の提供を行っていくことを答弁いたしました。
    就学援助ですが、就学援助の校外活動費、修学旅行費を実費支給に戻すべきであり、少なくとも生活保護世帯は実費支給ではという問いに、教育長より、上限額の設定は旅行費用の学校間格の是正等のため実施したものであり、当面、廃止は考えていないこと、今後、各校の修学旅行の実績等をもとに上限額を見直し、学校への働きかけを行い保護者の負担軽減に努めること、要保護者分については生活保護制度との整合を図る考えであることなどを答弁いたしました。
    学校のトイレ改修のスピードアップについては、洋便器化率80パーセントを目標とし早期に改修工事を進めるべきとの御質問に、学校教育部理事より、今後も計画的に改修工事を実施し洋便器化を図るとともに、学校環境の向上に努めたい旨、答弁いたしました。
    教室へのエアコン設置計画を策定すべきとの御質問には、市長より、エアコン設置は重要な課題と認識していること、今後、財源等、様々な要素を総合的に検討して判断したいということを答弁しております。
    次に、学校インフルエンザ対策についてですが、二酸化塩素による細菌・ウイルスの消毒薬を一部の学校で使用しているとのことだが、安全性や効果の検証、それに基づく保護者への相談・説明を行わなかったことに対する市の見解を聞きたいとの質問がありました。当該製品は薬剤としての国の認可を受けておらず、日本学校保健会も安全性が十分検証されていないため、使用を推奨しないとしています。このため、児童・生徒の安全を守る立場から、このような製品の導入は学校薬剤師等の専門家に相談し十分配慮を行うよう、各学校長あてに通知したことを答弁いたしました。
    危険ドラッグから中高生を守ることについては、その危険性を薬物乱用防止教室で教えてはどうかとの問いに、私より、小中学校と市立柏高等学校では、薬物乱用防止教室や保健体育の授業等で、たばこや危険ドラッグを含む薬物等の乱用防止に対する意識付けを行っていること、引き続き関係部署や専門機関と緊密に連携し、薬物乱用防止教育の充実に努めていくことを答弁いたしました。
    次に、消費者問題では、児童生徒が被害者になると同時に加害者となるケースもあるが、今後、小中高等学校での消費者教育をどのように推進するのかとの質問があり、教育長より、現在、各教科の中で指導していることに加え、消費生活センターなど専門機関との連携を強くし、健全な消費者となるための教育を推進していく旨、答弁しております。
    学校や保育所等と地域の関係についてです。子育て支援が重視される中、学校・保育所・福祉施設等への地域住民からの苦情があるが、学校は地域の人々との関係をどのようにつくっていくのかということに、教育長より、地域住民等の参画により、学校の教育活動を支援する学校支援地域本部事業等を推進し、地域との関係を密にし、地域と共に歩む学校づくりを推進していく旨、答弁いたしました。
    いじめ問題対策ですが、いじめ問題対策連絡協議会を発足し、いじめeメール相談など新たな取り組みも始まったが、いじめ対策の現在の状況を知りたいとの質問があり、私より、リーフレットの配付、NHK100万人の行動宣言への参加、サイバーパトロールの実施など、多様な形でいじめ対策を実施している旨、答弁いたしました。
    教科書問題です。地教行法の改正により教育に対する市長の権限が強くなるが、教科書採択に関して市長の意見を反映させる考えがあるかと御質問に、市長より、意見を言う考えはない旨を答弁されております。
    次に、道徳の教科化についてですが、教科化により本当に子供たちに道徳性が身につき人格の完成につながるのかということについて、教育長より、道徳性は教われば身につくというものではなく、発達段階に応じて身についていくものであり、教科化されても道徳教育の基本的な考え方は変わらないと考えている旨を答弁しました。
    同じく道徳の教科化について、教科化して心の育成をどのような趣旨で行うか、自己存在感や命の意味を見出せない子どもが増え、公教育の中でどのような教育を行うのかとの御質問に、これにも、道徳性は教えれば身につくというものではなく、教科化されても道徳教育の基本的な考え方は変わらないこと、自己存在感等は道徳教育のみならず、様々な教育活動を通じ人間関係の中で育くんでいくものであると考えると答弁しております。
    次に、学校教育に係る今後の施策のあり方ということで、柏市では英語教育に関して独自の体制で取り組んでいるか、また、小学生について特別な英語教育に取り組む考えはあるかとの問いに、私から、柏市ではALTの配置に力を入れ、小学校段階からALTに学ぶ体制をつくっていること、外国語教育推進協力校の実践に基づき、指導要領の範囲内で充実した活動ができるよう工夫して取り組んでいることを答弁いたしました。
    教育関係の事業は効果を検証するための客観的評価が行いにくい、客観性のある評価結果をもとにした予算措置が出来れば結果として学校支援がよくなると考えるがどうかと御質問には、私より、柏市学力・学習状況調査の項目を活用し、子どもたちの変容を数値に基づいて分析する中で教育施策の効果を検証し、限りある予算を効果的に生かしていく考えであることを答弁いたしました。なお、ソーシャルインパクトボンドの活用に関しては、ご質問はございませんでした。
    スクールソーシャルワーカーの導入についてです。いじめや家庭環境等、課題を抱える児童・生徒が増える中、スクールソーシャルワーカーの導入は人材確保の面からも急務であると思うがとの問いには、教育長より、来年度、スクールソーシャルワーカー若しくはそれに相当する役割を担う人材を配置できるよう検討を進めていることを答弁いたしました。
    いじめ・不登校につきましてですが、問題行動の低年齢化が進んでいるが、柏市では問題行動調査をどのように分析し改善に生かしていくつもりかとの御質問に、教育長より、柏市での低年齢化は顕著ではないが、多様化、複雑化する問題に対し、教育支援員、スクールソーシャルワーカーの配置等、きめ細やかな対応を検討している旨、答弁いたしました。
    最後に、若者の自殺対策ですが、ストレスを感じ心が苦しい時、職場で理不尽な要求をされた時、性暴力被害を受けた時等の対処方法を全生徒に指導すべきと考える、とのご質問に、教育長より、困難に対するスキルを育てるプログラムの有効性は認識しているが、全校実施には費用面や教育課程上の課題があること、昨年度と今年度、国の補助事業で実施した効果等を検証し、今後の方法を検討することを答弁いたしました。また、自殺対策に関する教職員研修の充実・強化についての質問には、昨年度から、自殺予防ゲートキーパー養成研修を各校1人受講させていること、また、全教職員を対象としたゲートキーパーの意義についての研修を開始し、来年度完了するということを答弁しております。
    以上でございます。
    続きまして、イの中学生によるネットトラブル防止会議についてを、指導課長から詳細をご報告申し上げます。
  • 指導課長
    12月6日、市内中学校の代表生徒、各校男女1名、計38名によりネットトラブルに巻き込まれないよう、携帯電話やスマートフォンの利用についてルール作りの会議を行いました。
    ワールドカフェスタイルという形式で進行し、3回のラウンドで、グループ化して、ディスカッションを行いました。
    第1ラウンドは「具体的なトラブルを挙げてグループ分けをしよう」。第2ラウンドは、この第1ラウンドのグループを少し解体して「トラブルが起こる原因を考えよう」、第3ラウンドは、もう一回第1ラウンドと同じグループに戻り、「自分たちでルールを考えよう」と、計3回の話し合いを行っております。
    参加した中学生からは、実際に自分たちの周りで起こった携帯電話やスマートフォンでのトラブルが語られまして、その原因について考え、自分たちでルールを作るという取り組みが行われました。参加者による積極的な議論がなされ、充実した会議となりました。
    最後に、全8班から提案されたルールをまとめ、「わたしたちのルール」ということで一覧にし、これを持ち帰って、各学校で今後、それぞれのルールづくりの基盤として活用していこうとするものです。次年度の生徒総会や幾つかの行事で、学校独自のルールづくりに発展させていければと考えております。
    なお、会議の様子はDVDに録画し、当日参加した中学生及び各学校に配布いたしました。

質疑等

  • 塚本委員長
    それでは、まず初めに、アの市議会平成26年第4回定例会について、質問がありましたらお願いいたします。
  • 原田委員
    当日は質問がなかったということでしたが、このソーシャルインパクトボンドとは、どういうものなのでしょうか。
  • 学校財務室長
    ソーシャルインパクトボンドというのは、日本語に訳すと社会貢献型債権投資ということになるかと思います。行政、国等が社会的課題を解決するに当たって民間からの投資をもとに、予防的な施策で全体のコストを削減する施策です。NPOなどに非営利事業等を行わせて、その成果に連動する形で投資家に資金を償還する仕組みとされていまして、特にその成果の評価について第三者の評価機関が、関係投資者が合意できる定量的な評価を行うことが非常に重要とされております。イギリスの受刑者の社会復帰支援ですとか、ロンドン市のホームレスの社会復帰支援事業などが先駆的な事業とされておりまして、まだ日本では実現されていないのではないかと思います。
    このソーシャルインパクトボンドの実現には、行政と出資する投資家、実施主体、正当な評価を行う評価機関の4者の連携が必要です。実施した場合の行政側のメリットとしましては、効率的・効果的な予算の執行が可能になるということと、事前に定めた成果、期待された成果が見られない場合には投資に対する償還を免れる、つまり、費用を支払わないということもあり得ると、ここがポイントとなっています。
  • 塚本委員長
    ほかにいかがでしょうか。
  • 岩佐委員
    学校のインフルエンザ対策ということに関連しまして、教育委員会としては特定の立場というか、こういうことはやめたほうがいいなどとかは示さず、学校の自主性に任せる方針であるということでよろしいのでしょうか。
  • 学校保健課長
    今回の件につきましては、先ほどの部長の説明からもありましたように、薬剤の効果をかなり過大に宣伝して販売されており、種類も多く、また、市販品が各家庭でも使われているという状況でした。そういうことから、一部の学校で養護教諭がインフルエンザ対策として活用しようとしたものですが、一部の議員さんから実際の効果はどうなのかという問い合わせがあり、市議会でも質問に至ったものです。教育委員会としても調査してみたところ、推奨できる商品ではないという結論になりました。まれに化学物質過敏症のお子さんもいらっしゃいますので、化学物質を使った製品の使用にあたってはきちんと学校薬剤師に相談する、また、教育委員会にも報告する、という形をとりました。
  • 塚本委員長
    ほかにいかがでしょうか。
  • 吉田委員
    放課後子ども教室の拡大についてです。たくさんのお母さん方からお話しを聞くのですが、部活をやっている子供さんは放課後、学校でかなりの時間を過ごせるのですが、低学年の子供さんは早く家に帰っても遊ぶところがないのです。このステップアップは低学年の子供たちも対象として放課後、勉強をさせてもらえるのでしょうか。今後は、全小学校で実施されるということなので、ぜひお聞きしたいと思います。
  • 生涯学習課長
    平日の補充学習に関しましては、対象学年は2学年若しくは3学年が一般的です。これは学校側が意見交換の中で、勉強の習慣をつけるのは2学年ぐらいが一番適しているのではないかということで始めたものです。中には、全学年を対象としているところもあります。
    募集方法につきましては、公募をしまして、希望者が多ければ抽せんになってしまうこともあります。また、市内42の小学校中、19校で実施していますが、今後、年間数校ずつ拡大をしていき、最終的には42校全部で実施をしていきたいということです。
    国語では読み方の練習をしたり、算数では計算問題を解き、アドバイザーになっている地域の方々が丸付けをする、評価をしてあげる、先生以外の方が評価をしてあげるというシステムになっております。
  • 吉田委員
    地域の方が参加する形で、子供たちにそういう場が広がることは本当にうれしいことです。ぜひ拡大していっていただければと思います。
  • 塚本委員長
    ほかにいかがですか。
  • 岩佐委員
    道徳の教科化について2つ、私の意見を述べさせて頂きます。教育長が既にお答えになっていますが、実は道徳の教科化ということについては、日本道徳教育学会でもいろいろと議論がありまして、私も最近原稿を書いたことがあります。その中で述べたことですが、教育長も道徳教育の基本的な考え方は変わらないとおっしゃっています。学習指導要領にはいろいろと目標とか、内容とか、そういうことは書かれてありますが、私はそれをもっとわかりやすく、本当に先生方が取り上げやすいものにしていくことも大変大事ではないかと思うのです。これが1点。
    2点目として、先生方自身が道徳というものをどう捉えるかということを、もっと勉強することも大切ではないかと思います。形の上で教科になったということだけではなく、その背後にあるものをしっかりと考えていくことが大事ではないかと思います。
    質問ということではないのですが、私自身、最近原稿にまとめたところでしたので、教科化ということについてその背景にあるものを考えていくことも大事かなと感じたわけで、ご参考までに申し上げました。
  • 塚本委員長
    ほかにいかがですか。
    それでは私からですが、学校のトイレ改修について、洋便器化率80パーセントを目標という話がありました。私ども、教育委員が学校訪問で各校に伺うと、いつもトイレの様子を見に行っています。多くの学校は1系統が洋式化されています。2か月ほど前に伺った酒井根西小学校は手洗いの部分が大変斬新なデザインになっており、子供たちがトイレに行くことを嫌がらない、学校のトイレは汚いとかそういうイメージでは全くない、いい環境でした。
    学校で用便ができるということは子供たちの健康にも大きくつながっていると思いますので、ぜひこの目標、80パーセントとおっしゃいましたが、全校で、100パーセントになるようにしていただけたらいいなと思っております。
    皆さんからほかになければ、続いて、イの中学生によるネットトラブル防止会議について、質問や御意見があったらお願いいたします。
    この定例会の前に、私ども、会議のDVDを見せていただいたのですが、内容が大変よくわかりました。とてもすばらしい試みで、先生方から言われたからではなくて、子供たちが自分たちで考えたり意見を発表したりと、そういう場であったことは大変すばらしいと思います。その場にいらっしゃった原田委員から、何かありましたらお願いします。
  • 原田委員
    何年か前に、教員の初任者研修を見学させていただいたことがありますが、そのときも感じたことがあります。研修の導入部分からよく考えられた内容であったことです。また、子供たちが話しやすい雰囲気づくりなどについていろいろ工夫されていて、今回もさすがだなと思いました。同じ一つのテーマでいろいろな学校の子供たちが一堂に会して話し合うというのはとても画期的だと思います。当日は何かその場で一つの結論を決めようということではなくて、自分たちがそれを持ち帰って学校でさらに話が進められるようにという会議だったと思うのですが、実際そういうふうに進んでいったらいいなと思いました。既に幾つかの学校で、今回の成果を次の段階に進めていると先ほど伺いまして、本当にいい試みだなと思っております。
    私はラインを個人的には使っているんですけれども、当日、中学生が話しているのを聞いて、やはり中学生ならではのいろいろな問題があるんだなと感じましたし、大人ではなかなか理解ができない世界だなとも思いました。
    保護者の方が会場にも何人かいらしたのですが、子供がもっと小さいころにラインがなくて本当によかったと、おっしゃっている方もいました。確かにインターネット、携帯、スマートフォンなどは本当に便利なもので、使い方次第だとは思うのですが、それに伴う悩みに無関係で過ごせたことも、悪いことではなかったのかなと思いました。
  • 塚本委員長
    この試みは来年以降も続けていかれる御予定なんでしょうか。
  • 指導課長
    今回の成果について、6月以降に学校から状況を聞くのですが、12月のいじめ防止月間には、今回と同じか、もしくは替わる取り組みを行わなければいけないと考えています。
  • 塚本委員長
    各学校から2名ずつ、生徒会の人たちだと先ほど伺ったのですが、こういう学校のリーダーになるような人たちが集まって会議を持つという画期的な取り組みは、別のテーマでも行えると思うので、来年からもぜひお願いできたらと思います。
  • 岩佐委員
    本当に今回のこの試みはすばらしいことだと思いました。映像もあるということで、前回の会議でちょっとそういうことにも触れたかと思いますけども、映像資料ができて、各学校に持って帰ったときに、ただ話でこうだったというのと違って、ああ、こういうふうに進めたのだなと実感できることは、各学校の生徒さんたちにも大変参考になるのではないかなということが一つです。各学校でこういう機会を手がかりとして、土台として、もっと学校でみんながこういうことを考える機会を増やしていけるのではないかということを感じるわけです。
    「わたしたちのルール」という生徒たちが話し合った内容がありますけども、そこに大変大事なことが幾つもあって、例えば、「自分の考えをしっかり持って行動する」とか、それから「相手の気持ちと、それをやるとどうなるかを考える」とか、「相手の気持ちを考えて、仲良くするために責任を持ってかかわる」とか、「相手の気持ちになって考え、行動する」。自分自身のコントロールと、相手の気持ちを考えるというのがかなりポイントとして出てきているように思います。それは、結局、大切なのは学校のみんなのつながりというか、きずなというか、そういうものがネットを使っていく中で壊れていかないかと考える。そういう視点で、一つ考えるときに目標として、こんなことをやっていたら本当にクラスのみんなのつながりがぼろぼろになっていく、そうなってはいけないということで子どもたちも考える、一つの手がかりがそういうところにあるのではないかなと思っております。まとめられた案の中に「親と一緒に使い方を改める」など、いろいろなことがありますけども、やはり一つの大きな方向性は学校のみんなの大切なつながりを壊さないこと、これを本当にもっとよくしていくためにはどうしたらいいのかという発想も参考になるのではないかなと思った次第でございます。
  • 塚本委員長
    ほかにいかがですか。
    それでは、これで教育長報告を終わります。

10.議事

議案第1号 柏市教育委員会臨時職員就業規則の一部を改正する規則の制定について

  • 塚本委員長
    続きまして、議事に入ります。
    「議案第1号 柏市教育委員会臨時職員就業規則の一部を改正する規則の制定について」を審議いたします。生涯学習部長から提案理由をお願いします。
  • 生涯学習部長
    議案第1号は、柏市教育委員会臨時職員就業規則の一部を改正するものです。
    臨時職員の特別休暇に、産前休暇及び産後休暇、育児時間休暇並びに生理休暇を加えたいので、提案するものでございます。詳細は教育総務課長より御説明申し上げます。
  • 教育総務課長
    特別休暇とは、労働基準法に基づき付与している年次有給休暇とは別に教育委員会が定める休暇のことです。今現在、臨時職員の特別休暇には職務上、負傷または疾病にかかった場合、忌引きや交通機関の事故等に伴うものなどがございます。今回はこれに新たに3種の休暇を加えるものです。
    まず、一つ目、産前・産後休暇です。産前休暇は、出産予定日を含め6週間前の日から出産の日までの間で、臨時職員が申し出た期間を付与するものです。産後休暇は、出産日の翌日から8週間を経過する日までの期間を付与するものです。
    二つ目は育児時間休暇です。生後満1年に達しないお子さんを育てる臨時職員が、その子の保育のために必要と認められる授乳、それから保育所への送迎等を行う場合、1日につき2回、それぞれ30分以内の期間付与するものです。
    三つ目は生理休暇です。生理日における頭痛、下腹痛、腰痛等により、就業が著しく困難なため勤務しないことがやむを得ないと認められる場合、その都度、必要な期間を付与するものです。
    なお、今回追加する休暇は、いずれも無給の休暇となります。
    これに併せ、臨時職員の休暇のうち無給の特別休暇を別表第2にまとめました。施行期日は平成27年1月1日を予定しております。
    御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。

質疑等

  • 塚本委員長
    ただいま提案理由の説明がありましたが、質問がありましたらお願いいたします。
  • 原田委員
    この、規則の一部を改正する規則を定める経緯は、多分どこかの規則が改正されたのでそれに合わせてだと思うのですが。
  • 教育総務課長
    本年7月4日付けで総務省から全国の各自治体宛てに通知がございました。臨時、それから非常勤職員の任用等に係る文書で、先ほどの3種類の休暇について制度として設けていない場合、速やかに整備すべきであるということでした。また、職員組合からも同様の要望があり、これらを受けて、柏市の総務部人事課におきまして柏市臨時職員就業規則を改正する、そこで、これに沿う形で教育委員会の就業規則においても改正をする、ということでございます。

採決結果

全委員賛成可決

議案第2号 柏市教育委員会指導員規則の一部を改正する規則の制定について

  • 塚本委員長
    次に、「議案第2号 柏市教育委員会指導員規則の一部を改正する規則の制定について」を議題といたします。生涯学習部長から提案理由をお願いいたします。
  • 生涯学習部長
    議案第2号は、柏市教育委員会指導員規則の一部を改正するものでございます。
    教育研究専門指導員の人数を改めたいので提案するものです。詳細は教育研究所長より御説明申し上げます。
  • 教育研究所長
    教育研究専門指導員は現在3名おります。そのうち2名が教育研究専門アドバイザー、1名が教育研究専門指導員でございます。2名の教育研究専門アドバイザーには、管理職を対象とした学校運営に対する相談・助言、各研究会の講師、校内研修・研究への指導・助言を主な業務としてお願いしております。
    一方、1名の教育研究専門指導員は、授業及び公務におけるICT活用の支援、研究所主催事業の運営補助、研究所ホームページの管理や技術的な支援を主な業務としてお願いしております。
    この教育研究専門指導員の勤務についてですが、今年度当初には毎月8日間を原則に、繁忙期には勤務日を増やすということを想定しておりました。しかし、実際には時期により繁閑の差がかなり大きく、閑散期には週1日程度の勤務で十分である一方、繁忙期には一人では対応し切れないということが明らかになってまいりました。
    このため、今回、学期末、年度末の繁忙期に向けて複数の指導員の雇用を可能とするため、指導員の増員を提案させていただきました。
    予算面についてですが、既に閑散期の勤務日を大幅に削減してまいりましたので、増員しても年度当初の予算の範囲内で対応できる状態でございます。
    御審議のほど、よろしくお願いいたします。

質疑等

  • 塚本委員長
    ただいま、提案理由の説明がありましたが、質問がありましたらお願いいたします。
  • 岩佐委員
    繁忙期と閑散期があるということですが、これはどういう背景があってそうなるのかということが一つ。また、閑散期があるので待遇の面では大丈夫だということでしたけど、それは仕事をしたときだけ支払うということ、そういうことでしょうか。
  • 教育研究所長
    繁忙期と閑散期の背景なのですが、繁忙期の需要については、実はその多くが昨年度から全校に導入した校務支援システムに起因するものです。この問題は昨年度から顕著になってきたのですが、昨年度はシステム自体に課題が多くあったことから、その代償として、繁忙期には開発会社からの常駐支援がございました。今年になりまして大分、教職員も慣れてきたということで、その常駐支援がなくなりました。しかし、まだ教職員にとっては不慣れな部分が多いことから、指導員による対応が必要になったものでございます。
    2点目の閑散期における指導員の報酬です。指導員は指導員以外の業務も務めておりますので、それについては、賃金として実働分だけお支払いしているという状況でございます。
  • 塚本委員長
    ほかにいかがですか。
  • 原田委員
    指導員の方は要するにパートタイムではないということですね。ほかにも仕事をなさっていて、そちらは仕事をした分だけお支払いするということですが、これはどういう位置付けからなのでしょうか。
  • 教育研究所長
    教育専門指導員は、非常勤特別職という身分になっております。ほかにも、こちらで採用している方で、学校図書館の指導員もされている方もおり、そこで繁忙期と閑散期を上手に分けて業務に当たってもらっております。
  • 原田委員
    わかりました。ありがとうございます。

採決結果

全委員賛成可決

11.協議

次回定例会予定

教育委員会平成27年第1回定例会

日時

平成27年1月29日(木曜日)開会午後3時

場所

沼南庁舎501会議室

12.その他

  • 塚本委員長
    それでは、行事予定をお願いできますか。
  • 生涯学習部長
    生涯学習部に関しましては、1月12日の新成人のつどい、それから18日の柏市民新春マラソンと、2つの大きな行事がありますので、それぞれ担当課長から御説明申し上げます。
  • 生涯学習課長
    新成人のつどいにつきましては、市民文化会館が改修工事のため、来年に限って中央体育館で実施いたします。対象者は約4、000人です。例年の出席率が6割から7割ですので、午前と午後の2部制で、合わせて約2、800人程度の参加を想定しています。今年も新成人のつどい実行委員会の皆様方が多彩な催しを企画しておりますので、ぜひご来場いただければと思います。
  • スポーツ課長
    第54回柏市民新春マラソンは、1月18日、午前9時15分から開会式、午前10時スタートです。会場は、県立柏の葉公園総合競技場、並びに柏の葉公園内の周回コースを使います。
    最終的なエントリー数は、今のところ1、261人。ゲストランナーとしましては積水化学女子陸上部の方3人をお願いしてございます。 距離と種目ですが、一般は10キロと5キロ、中学生につきましては3キロ、ファミリー、小学生につきましては2キロを予定しております。安全には十分注意して、実施してまいりたいと考えております。
  • 学校教育部長
    続きまして学校教育部ですが、児童生徒、保護者の皆様にも関連する行事につきまして、3点お話し申し上げます。
    1点目、第17回の東葛飾地方技術家庭科、技術・家庭科作品展でございますが、1月16日から18日まで、さわやかちば県民プラザのギャラリーで開催されます。柏市をはじめ東葛6市の各小中学校から、小学校は各3点、中学校は各4点の作品が出展され、計710点ほどが展示される予定でございます。
    2点目ですが、1月17日には「不登校と向き合う親の集い」を開催いたします。これは、柏市内の小中学校に在籍する不登校児童生徒の保護者の方々を対象に、NPO法人地域学校精神保健福祉ネットワークの方々のお手伝いもいただきまして、柏市中央公民館を会場に実施している年4回の取り組みの最終回、4回目ということになります。不登校対応に関連する専門的な知識や情報の提供のほか、進路説明会等も開催し、希望者には個別相談も実施するという行事です。
    最後に、第45回柏っ子造形展ですが、1月31日から2月4日まで、先ほどの東葛地方技術家庭科展と同様、県民プラザギャラリーで開催いたします。昨年度の来場者は、4日間で3、400人を数えました。今年も、ほぼ同数の来場者を見込んでいるところです。柏市内の小中学生による、約1、600点の図画・工作、また美術作品が展示されます。
    以上です。
  • 塚本委員長
    そのほかに何かございますか。
    それでは、以上をもちまして、全ての日程を終了いたします。
    閉会といたします。

情報発信元

生涯学習部教育総務課

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