「(仮称)柏市教育振興計画中間報告(基本構想案)」に関するパブリックコメントの実施結果

最終更新日 2011年6月1日

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市では、「(仮称)柏市教育振興計画中間報告(基本構想案)」について、平成23年3月15日から平成23年4月14日に、パブリックコメント(意見公募手続)を活用して意見を募集しました。その結果、2名のかたから10件の意見が寄せられました。貴重なご意見をお寄せいただきありがとうございました。いただいたご意見等の概要及びこれに対する市の考え方は次のとおりです。

「(仮称)柏市教育振興計画中間報告(基本構想案)」に関するパブリックコメントの実施結果

No. 区分 意見の概要 市の考え方
1 義務教育 子どもを取り巻く教育環境等に関する調査(平成22年 柏市教育委員会・川村学園女子大学)では、中学2年生の55.3%が「授業が分かるように教えてほしい」と回答しており、また、長期欠席児童生徒は546人いる。義務教育は社会保障でもあるので、個人の状況に応じた学習のきめ細やかな取り組みに具体的な施策が求められるところだと感じる。 学習指導におけるきめ細かな対応に関する具体的な施策については、今年度(平成23年度)の基本計画部分の策定作業において検討してまいります。なお、現在柏市では、サポート教員の配置や適応指導教室「きぼうの園」と学習相談室における支援、教育相談訪問指導員による家庭訪問や学校訪問、スクールカウンセラーやメンタルフレンドの配置など様々な対応をしているところです。これらを通して、少人数教育や、長期欠席の解消に向けた方策に力を入れています。
2 自己肯定感 目指す子どもの姿で「かけがえのない自分という存在を大切にする」ということを最初に挙げたのは素晴らしいと感じた。しかし、6ページに、核家族化の進行や家族以外の大人たちとの関わりの少なさが自己肯定感の低さや規範意識の低下に影響しているとあり、子どもたちの方に原因があるかのように表現されてしまっている。子どもを取り巻く教育環境等に関する調査(平成22年 柏市教育委員会・川村学園女子大学)では、「学校や家庭で大切にされていると感じない」「親が自分の意見を聞いてくれない」等と回答している子どもがおり、大人の方が改めなくてはならないのではないか。自己肯定感は日々の人とのかかわりの中で育まれていくものであるので、子どもの立場に立って、大人側が自らを見直し、考える必要があると思う。 大人側の対応として、(仮称)柏市教育振興計画中間報告(基本構想案)(PDF形式:819KB)6ページに「今後は、子どもたちの自己肯定感を育むための学校活動の工夫とともに、家庭や地域の理解と協力のもと、より多くの人とのふれあいや体験を通じて、子どもたちが自分の良さを見つけ、他者に対する優しい気持ちを深められるような取り組みが必要です。」と記述しています。
3 道徳教育 道徳教育の重視について、明記して欲しい。規範意識の喪失、自己中心主義の蔓延、「公」の観念の喪失、情操の欠如、言葉だけの「生命尊重」といった問題があり、子どもの道徳性、規範意識向上のための取り組みが必要である。具体的内容としては、道徳教育指導者の養成や道徳授業の公開がある。また、具体的な徳目を伝記やエピソードを通して教えるのも効果的ではないか。 道徳教育については、ご意見を参考にしながら、基本計画部分において具体的な記述を検討してまいります。なお、平成23年度柏市教育施策では、「施策2 豊かな心の育成」において、「道徳教育を一層充実させるため道徳の時間の確保を図るとともに、発達段階に応じた指導内容の重点化と教材の充実に努めます。また、授業を積極的に公開していきます。」としているところです。
4 いじめ 平成21年度のいじめの件数が小学校235件、中学校209件とあるが、見えていないものがたくさんあると感じる。いじめにあっている本人が訴えやすい状況が必要ではないか。いじめに対する取り組みについて明確な表現が欲しい。 いじめに対する具体の対応については、ご意見を参考にしながら、基本計画部分の策定作業において検討してまいります。なお、(仮称)柏市教育振興計画中間報告(基本構想案)(PDF形式:819KB)13ページに「減少しているのはあくまでも認知件数であり、認知できていないケースが存在することを前提にして、引き続きすべての学校において、未然防止、早期発見、早期対応に取り組む必要があります。」「いじめの発見には、当事者以外の保護者や地域住民にも積極的な協力を呼びかけていく必要があります。」と記述しています。また、本人が訴えやすい状況をつくることも含め、各学校においては子どもたちが相談しやすい体制をつくるなど、いじめ対策に力を入れています。
5 虐待防止 子どもを取り巻く教育環境等に関する調査(平成22年 柏市教育委員会・川村学園女子大学)では、朝食、夕食がとれていない子どもがいるが、これはネグレクトではないのか。昨年度の学校からの虐待の通告件数は26件とあるが、学校は虐待の早期発見に努めることが求められている。虐待の早期発見と見守りのための体制の構築が急務である。柏市としてどのような取り組みをするのか、教育振興には必要だと思う。 教育委員会と福祉関係機関との間で、被虐待児童生徒に関する定期的な情報提供を行う体制を構築し、平成23年度から運用を開始したところです。このことについて、計画に記述することとします。 なお、(仮称)柏市教育振興計画中間報告(基本構想案)(PDF形式:819KB)24ページに「市立学校においては、保護が必要な場合は、児童相談所に通告することとしています。また、児童虐待の疑いがある場合や判断に迷う場合は、市長部局の家庭児童相談室に連絡し、民生委員・児童委員の協力を得て対応することとしています。」と記述しています。今後も早期発見に努め、福祉関係機関等との連携を強化してまいります。
6 不審者被害 不審者被害については、もう少し具体的な検証(場所や時間は?)をして、対策をした方がよいと思う。また、24時間子どもを見守ることはできないので、子ども自身に対処できる力を付けることも必要ではないか。 不審者被害に対する具体の対応については、ご意見を参考にしながら、基本計画部分の策定作業において検討してまいります。なお、不審者被害に関する情報は、被害種別のほか学齢別、月・時間帯別に被害状況を分類し、警察等関係機関と情報を共有して発生場所や時間に応じたパトロール活動に活かしているところです。また、スクールメールシステムにより緊急情報などを保護者や地域関係者に配信しています。子どもが自分で自分の身を守るための安全教育については、各学校において、警察やNPO等の協力を得ながら実施しています。
7 家庭教育への支援 家庭教育への支援について、明記して欲しい。教育基本法の改正により、「家庭教育」について新たに独立した条文(第10条)が定められたが、これは、家庭教育の重要性が再認識されたためと思われる。また、家庭の教育力の向上を図るためには、親になるための学習、親として育つ力をつけるような学習が必要であるとの報告もある。具体的内容としては、親学講座・学習会の開設や親学アドバイザーの養成、子育てテキストの作成がある。 家庭教育への支援に関する具体的な内容については、ご意見を参考にしながら、基本計画部分の策定作業において検討してまいります。なお、(仮称)柏市教育振興計画中間報告(基本構想案)(PDF形式:819KB)34ページに「家庭教育を充実するためには、情報提供をはじめとする保護者に対する支援が必要です。また、保護者と学校、地域住民の間で、子どもたちの健全な成長を望む思いを共有し、相互の連携・協力による取り組みを充実させることが求められています。」と、42ページに「家庭教育は、基本的には各家庭に委ねられているものですが、悩みや不安を抱えている多くの保護者が、自信を持って子育てができるよう、学校や地域、福祉関係機関などが連携して、支援していく必要があります。」と記述しています。
8 学校と地域の協働 問題を学校だけで解決するのではなく、子どもたちが抱える問題の解決のためには、教職員以外の力を借りる意識改革が必要ではないか。学校は地域と互いに協働することが必要で、対等の立場で関わることが重要だと考える。 (仮称)柏市教育振興計画中間報告(基本構想案)(PDF形式:819KB)40ページに「家庭や地域とともに子どもの教育にあたるという視点に立ち、家庭や地域との連携に配慮した体制づくりなど、開かれた学校運営を目指す必要があります。」と記述しています。
9 郷土と国を愛する心 教育基本法の改正により、同法第2条第5号に「・・・我が国と郷土を愛する・・・態度を養うこと。」と規定されており、郷土と国を愛する心の育成について、明記して欲しい。具体的内容としては、副読本等の作成がある。また、「国を愛する教育」については、日本を代表するようなさまざまな伝統・文化の大切さを学ばせたり、日本を代表する人物を紹介することなどがある。 ご意見を参考にしながら、基本計画部分の策定作業において検討してまいります。
10 子ども自身の意見 「子どもの権利条約」には、意見表明権がある。子どもの施策に関わることには、子ども自身の意見を求める機会をつくることが今後必要ではないか。 必要に応じて、アンケート調査等について検討してまいります。

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