柏市教育委員会平成22年第11回定例会会議録

最終更新日 2011年3月1日

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1.日時

平成22年11月25日(木曜日)開会午後2時30分 閉会午後3時32分

2.場所

沼南庁舎 501会議室(沼南庁舎5階)

3.出席委員

  • 委員長 塚原純
  • 委員長職務代理者 前田寿紀
  • 委員 渡来正明
  • 委員 塚本睦子
  • 教育長 河合良

4.委員及び傍聴人以外の出席者

生涯学習部

  • 生涯学習部長 窪井公輔
  • 生涯学習部次長 石塚幸男
  • 生涯学習課長 柴田幸雄
  • 中央公民館長 足立知哉
  • 沼南公民館長 上符徹
  • 少年補導センター所長 細田武仁
  • 文化課長 友野雅和
  • スポーツ課長 関秀樹
  • 図書館長 鈴木宏晶

学校教育部

  • 学校教育部長 野中和彦
  • 学校教育部次長 藤江美紀雄
  • 学校教育課長 山本和寿
  • 学校教育課学校企画室長 佐藤髙市
  • 学校保健課長 山口秀明
  • 学校給食センター所長 村田秀昭
  • 指導課長 浮谷満
  • 教育研究所長 佐藤進

事務局

  • 教育総務課副参事 籠博郎
  • 教育総務課統括リーダー 大上実
  • 教育総務課主事 山田賢二

5.傍聴に関する説明

委員長より、会議は原則公開(「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」第13条第6項の規定による)であることの説明、及び「柏市教育委員会会議傍聴規則」第1条の2第2項の規定に基づき傍聴者が3人であるとの報告があった。

6.開会宣言

7.前回会議録の承認

8.教育長報告

報告

生涯学習部長:教育長報告は全部で6点ございます。まず始めに、市議会平成22年第4回定例会についてご報告を申し上げます。市議会平成22年第4回定例会は11月26日に開会いたします。質疑並びに一般質問は12月2日から12月9日までの6日間でございます。教育民生委員会は12月13日に予定されております。議案等採決は12月15日の予定です。提出予定議案は、条例の一部改正が9件、工事請負契約が6件、指定管理者の指定が7件、財産の取得が2件、示談の締結が2件、補正予算が4件の30議案ございます。また、人事案件の追加議案が提出される予定です。

生涯学習課長:生涯学習講演会についてご報告申し上げます。平成22年11月14日(日)にウェルネス柏研修室において、生涯学習の推進を図るため「生涯学習講演会」を開催しました。当日は「親と子の心還る家~お母さん・お父さんだって抱きしめられたい~」をテーマに講演が行われ、市民30人が参加されました。講師は、子ども家庭教育フォーラム代表の富田富士也氏でした。

スポーツ課長:第16回手賀沼エコマラソンについてご報告申し上げます。平成22年10月31日(日)に柏市と我孫子市の市民ボランティア1、134人の協力のもと、第16回手賀沼エコマラソンが開催されました。9、303人のエントリーがあり、当日は7、885人が出走して7、821人が完走いたしました。前日は台風10号が関東エリアに接近して、開催が危ぶまれましたが、当日はランナーにとっては好条件の曇り空の中で行うことができました。5人のランナーが脱水症状等で病院に搬送されましたが、すぐに回復しております。

指導課長:柏市「子ども司書」養成講座についてご報告申し上げます。文部科学省の指定を受けた「学校図書館の有効な活用方法に関する調査研究」の一環として、「子ども司書」養成講座を開催しております。市内の児童生徒約200人の応募がありました。現在、学校図書館指導員が講師となり、昼休みや放課後を活用して、司書の仕事や役割を学んでおります。

指導課長:生徒指導「児童虐待」についてご報告申し上げます。平成22年度9月末現在の児童虐待の柏児童相談所への通告件数は、小中学校合わせて26件でした。虐待の種類は、ネグレクトと身体的虐待で全体の90%を占めています。通告後の経過は、継続対応中と事後経過の観察中が大半で、解消を大きく上回っています。また、身体的虐待や性的虐待等の保護が必要な場合は、児童相談所に、疑わしいもしくは、判断に迷う場合は、家庭児童相談室に連絡をして、民生委員の協力を得て対応するよう指導しております。

生涯学習部次長:事業仕分けについてご報告申し上げます。平成23年2月3日(木)から4日(金)の2日間にわたり、アミュゼ柏を会場にして、第2回柏市版事業仕分けが実施されます。対象事業は全部で11事業です。このうち教育委員会の対象事業は、こども図書館、防犯教育推進事業、給食費徴収事業、学校図書館活用推進事業の4事業です。第1回の事業仕分けで候補となった事業の中から、評価委員の関心の高かった事業を抽出しております。

質疑等

塚原委員長:生涯学習講演会の広報は、どのようにされたのでしょうか。

生涯学習課長:パンフレットを作成してPRに努め、広報かしわで募集いたしました。

塚原委員長:どのような年代の方が参加されたのでしょうか。

生涯学習課長:アンケート調査を実施しておりますが、女性の方が多く参加しております。年代は、20歳代から60歳代まで偏りなく参加されています。

塚本委員:手賀沼エコマラソンは全国的に人気があり、今年から市内枠を設けておりますが、市内枠の応募者は全員走れたのでしょうか。

スポーツ課長:今年から市民枠を2、000人設けて、優先的に受け付けましたが、結果として、柏市で1、738人、我孫子市で744人の総数2、482人のエントリーを受け付けました。これは全体の26.7%となります。抽選に漏れた方については、その後にオンラインで再度エントリーしていただいており、一定程度の希望には応えられたと考えております。

渡来委員:児童虐待の児童相談所への通告件数が、小中学校合わせて26件ありますが、家庭環境について共通点はあるのでしょうか。

指導課長:個別の報告は受けていないため、保護者の経済状況や家庭環境まではわかりませんが、児童育成課所管の柏市要保護児童対策地域協議会に、9月末現在の乳幼児から18歳未満までの虐待案件が報告されております。その傾向を見ると、約3割が母子家庭である、約4割が経済的困窮家庭である、約半数が母親が精神的に不安定であるということでした。

渡来委員:虐待を受けた時の身体的特徴や精神的状況を把握して、早期発見・早期通告に努めていただきたいと思っております。

指導課長:児童虐待の把握につきましては、校長会等にもお願いをしております。特に、身体的虐待と性的虐待は緊急を要するため、柏児童相談所に通告するように指導しています。また、心理的虐待とネグレクトについては、しつけなのか虐待なのか判別しにくい部分がありますので、疑わしい場合は、柏市家庭児童相談室に相談するよう指導しています。

塚本委員:乳幼児の虐待があった場合は、どの部署に報告されるのでしょうか。

指導課長:児童育成課に報告することになります。ただし、市民の方が、虐待の恐れがあるのではないかと感じたときは、児童相談所に通告されると思います。

渡来委員:事業仕分けの対象事業の中に、給食費徴収事業(学校給食センター)と記載されていますが、給食費は学校が徴収するのではないのですか。

学校給食センター所長:旧柏地区の小中学校の給食費については、学校が取り扱っていますが、旧沼南地区の小学校8校と中学校4校の給食費は、学校給食センターの特別会計に計上されております。

9.協議

次回定例会予定

教育委員会平成22年第12回定例会

日時:平成22年12月16日(木曜日)開会午後2時30分

場所:沼南庁舎501会議室

10.その他

学校教育部長:平成22年11年12日(金)に、にしみたか学園三鷹市立第二中学校を視察いたしました。視察の目的は、公立小中学校において、小1プロブレムや中1ギャップと言われる問題が大きな課題であり、柏市は小・中連携教育が必要であると考えていることから、小・中一貫教育を全市で取り組んでいる三鷹市を視察いたしました。三鷹市は人口15万人、中学校が7校、小学校が15校でございます。小学校15校を中学校区にまとめて、一つの学園を形成しております。にしみたか学園は、第二中学校1校に第二小学校と井口小学校の3校で形成しております。学園には校長先生が3人と教頭先生が3人おり、3人の校長先生のうちの1人が学園長となり、1人が副学園長ということでした。三鷹市における小・中一貫教育導入の背景は、中学校入学後に急増する不登校やいじめ問題を解決すること、子供たちの成長発達段階が変化していること、思春期が早まり中学校1年生で見られた問題が小学校の高学年で見られるようになったこと、小・中学校の文化の壁が子供たちの学ぶ意欲や理解力に影響を及ぼしていることなどでした。また、三鷹市における小・中一貫教育の特色は、既存の小・中学校はそのまま存続すること、建物は新たな施設はつくらないこと、現行の6・3制を堅持すること、9年間の一貫カリキュラムを作成して実施すること、小・中学校が連携して交流を図ることでした。また、小・中一貫校の実施内容は、各教科の9年間の一貫カリキュラムを作成すること、小学校3年生以上から部分的に教科担任制を導入することでした。キャリア教育は、小学校3年生で職業調べ、6年生で職場訪問を行った上で、中学1年で職場体験を行っていました。教員に関しては、小学校でも中学校でも授業ができる体制で授業を行っていました。また、児童生徒のさまざまな交流活動も実施しているとのことでした。実施上の課題については、会議や研究会等に時間がとられてしまうこと、小学校の先生が中学校で授業したり中学校の先生が小学校で授業するための時間割りをつくらなければいけないこと、そして、一番大事なことは教員の意識変革であり、義務教育9年間を自分たちで見守るという意識に変えることでした。

前田職務代理者:平成22年11月6日(土)に柏みどり幼稚園で行われた、ソニー幼児教育支援プログラム最優秀プロジェクト園公開保育・実践発表会に参加しました。実践発表会及び東京大学の秋田喜代美氏の総評を聞いてまいりました。実践発表は、幼稚園の低年齢の子供たちが坂をつくってボールを遠くへ転がす工夫をするもの、教室から園庭にいる子供や先生に音が伝わるトンネルを工夫してつくっていくというものでした。物理的な題材を選びよく考えられており、子供たちのさまざまな工夫や試行錯誤している状況を見て大変感心しました。この実践の成果については、試行錯誤の過程が遊びへの意欲や遊びの経験に支えられながら深まっていくこと、遊びが友達と一緒にやっていくことで試行錯誤の過程も深まること、試行錯誤を深める取り組みで科学する心が育つことでした。この結論を見ても非常にいい研究になっていたと感じました。

実践を見て感じたことは、柏市内のすべての園でこのような科学する心を育てる実践が行われ、小学校低学年につながり科学の楽しさを身に付けるには多くの課題があることでした。例えば、理系出身の先生が少ないと子供たちを科学に取り組む際にうまく導くことができないこと、みどり幼稚園の子供たちが小学校に入った段階で科学する心が途切れてしまわないかということです。最優秀プロジェクト園に選ばれた実践は非常にすばらしい内容でしたが、柏市の幼稚園や小学校にうまく普及できるようになるには少し課題があると思いました。

塚本委員:平成22年11月11日(木)にアミュゼ柏で行われた、柏市乳幼児保健懇話会に参加しました。この会は柏市の就学前の子供たちの健康や健やかな成長を目指すためにつくられた全国でも珍しい組織です。幼稚園、保育園などに在籍する乳幼児に関する保健衛生に寄与することを目的として、研修会や保健衛生に関する研究などを行っています。30周年記念式典後、聖路加国際病院副委員長の細谷亮太氏の「子どもといのち」と題した講演がありました。細谷氏は自身の子供時代の話をされました。講演を聴いて感じたことは、甘えることが上手な子ほどしつけがしやすいこと、甘えるのが下手な子は言うことを聞こうとしないことでした。小学校の先生がこういう点にも着眼して指導されると良いということでした。また、子供の病気についてお話されました。小さい子供は、先天奇形、不慮の事故や悪性新生物などいろいろな病気で死亡しているが、乳幼児死亡率は減少している。頑張っても治せない病気があり、治せない病気を子供に告知しても受け入れるため、化学療法前に理解できるように本当のことを教える方がよいとのことでした。なお、一番感じたことは、医学の発達で幼い命は救われているが、10歳からは自分で命を絶つ子供が出てきており、10歳から14歳では死亡の原因の第3位、15歳から19歳では第2位、20歳から24歳では第1位が自殺という悲しい現実があることです。医療の現場ではなく教育で救いたいと強く思いました。

教育長:平成22年11月18日(木)に柏中学校で行われた、中部1地区小中学校校長会に参加しました。校長会の理事と役員会の報告後に、提案校である柏第一小学校と柏第二小学校から、小中学校連携、若手と中堅教職員の指導力向上等の教師力向上、学校間連携と教師力の育成についての発表がありました。小中連携に関しましては、新年度から市全体で学びの連続性を確保すること、中1ギャップを解消することを目的に、研究校を指定して普及する計画があり、中部1地区は独自に始めている。また、管理職や教職員による相互授業参観、中学校が小学6年生に入学前アンケートを実施、小学校のつまずきやすい時期での学習遅れの解消、学校行事や地域行事の連携などの報告があります。意見交換では、中学校は生徒指導が中心であるが小学校は学級経営が中心となっており生徒指導への関心は低いこと、小学校の学級王国観念は取り払う必要があること、学校に配置される教職員の授業持ち時間の関係から相互交流は簡単ではないこと、小小連携や小学校内での教科担任制も学級崩壊解消などに効果があることなどでした。また、指導力向上の関係では、若手・中堅職員の指導力向上を目指した自主研修「みがこう会」を立ち上げて実施しており、発起人は4年目と7年目の教員で管理職はアドバイザーとして参加しています。研修課題への取り組みについては、一般教員に交流の場が少ないこと、小学校の教員には中1ギャップの意識が低いことなどの報告がありました。小学校3年生から4年生の割り算分数でつまずく児童が出やすいこと、ボランティアなどを活用したステップアップ講座を学校や放課後子ども教室で実施できると良いとの意見がありました。

渡来委員:市川市のいじめや自殺が報道されています。各小中学校への指導の徹底を図っていただきたいと思います。

指導課長:校長会、教頭会及び生徒指導主任会に、いじめのない教育環境づくりをお願いしています。また、学期ごとのいじめ実態調査を実施して、その調査結果をもとにいじめ解消の指導に努めております。1学期のいじめの解消率は96%でした。現在、未解消事案の解消の支援を行っているところです。いじめが複雑化・潜在化しており、学校でも見えにくくなっています。いじめ早期発見のチェックシートを作成して予防対策に努めるよう各学校に対して指導しております。桐生市の事件では、学級崩壊がいじめを防止できなかった要因になっているようでしたので、学級崩壊があった場合には指導主事を派遣して、指導に努めたいと思っています。

前田職務代理者:磐田市で23歳の小学校の女性教員が、学級崩壊の中で自殺したという事件が起きています。教師もすごく悩んだり、メンタル面で傷ついたりしていると思うのですが、どのような対策を行っているのでしょうか。

指導課長:文部科学省では、学級崩壊とは学級がうまく機能しない状況と規定しております。現在、学級崩壊の実態調査を実施しております。調査結果を踏まえて、指導主事の学校訪問を考えております。埼玉県や福岡県で作成中の学級崩壊の対応マニュアルなども参考にしながら対応していきたいと思います。

前田職務代理者:先般の教育委員研修会でも、教員の心のケアに努めていただきたいとの要望がありました。是非、実施していただきたいと思います。

学校教育部長:教職員の安全衛生委員会では、教職員を対象に勤務実態や職場での相談者の状況などのアンケート調査を実施いたしました。職場に相談する相手がいないと答えられた方がおりましたので、教職員の心の面でのサポートに努めていただけるよう、校長会や教頭会にお願いしました。

11.閉会宣言

情報発信元

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