令和2年度第2回柏市いじめ問題対策連絡協議会 会議録

最終更新日 2021年1月14日

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1 開催日時

令和2年10月20日(火曜日)午後2時30分から4時30分

2 開催場所

ひまわりプラザ(柏市大島田440番地1)

3 出席者

委員

河嶌議長(柏市教育長)、三田委員(柏児童相談所)、水田委員(千葉地方法務局柏支局)、鈴木委員(弁護士)、深田委員(柏市教育委員)、安孫子委員(千葉県警察少年課)、岡部委員(人権擁護委員)、長瀬委員(医師)、植田委員(柏警察生活安全課)、福島委員(中学校校長)、髙橋委員(小学校校長)

【欠席】寺本委員(大学教授)、髙井委員(スクールカウンセラースーパーバイザー)

事務局及び関係部署

増子学校教育部長、後藤学校教育部理事、宮島生涯学習部長、髙木こども部長、込山こども福祉課長、友野こども福祉課副参事、松澤学校教育課長、杉浦教職員課長、福田教職員課副参事、逆井指導課長、大山指導課統括リーダー、麻生教育研究所長、須藤児童生徒課長、福島児童生徒課副参事、平野児童生徒副参事、北村児童生徒課指導主事、杉本児童生徒課指導主事、中條児童生徒課指導主事、小原児童生徒課指導主事、坂田少年補導センター指導主事、安齋いじめeメール相談員

4 議題(報告・協議事項)

  1. 令和2年度1学期柏市いじめ状況調査の結果といじめ防止の取組について
  2. 学校現場で起こりうる事例についての意見交換

報告1 令和2年度1学期柏市いじめ状況調査の結果といじめ防止の取組について

上記項目に関し、事務局が作成した資料を説明した。

それぞれの報告に際して表明された主な意見は、次のとおり。

(長瀬委員)

コロナウイルス関係で先生方も御苦労されていたと思いますが、「いじめの態様」について小学生のところで16パーセントに増えている。「嫌なことや恥ずかしいこと、危険なことをされたり、させられたりする」は、昨年度は全体の11パーセントだったが、今回は3ヶ月の中で16パーセントととても増えている。「パソコン等での誹謗中傷」も13件。昨年度は1年間で29件だった。増えてはいないが、まあまあ多い状況。中学校で言うと「「パソコン等での誹謗中傷」は、5パーセントから7パーセント。今後、この状況の中で、ネットでのいじめは増えるのではないか。また、すべて把握しきれているか、難しい。本当はもっとあるのではないか、というのが印象。それについてどうか。昨年度は「いじめられた児童が相談したか。」の数値が出されていたが、今年度は資料に記載がない。実際に対応しているのか。

(事務局)

「嫌なことをされる」は昨年度より増えている。考察すると、コロナの影響もあるのではないかと課内では話している。ストレスを感じる児童生徒が多い。小中学校ともに今後心配されるのが、パソコンやスマホ、インターネット、SNS、オンラインゲームに関する相談内容が多くなっている。注意して対応していく。相談に言いに来られない児童生徒もいると思う。こういった児童生徒に対し、今現在、不安や心配、悩みがある児童生徒が多いことから、教育委員会としては、なるべく教員が直接声をかけるよう指導助言していく。

(長瀬委員)

そういう状況で学校の先生が大変なのはわかる。そういう状況だからこそ、しんどい状況がある。医師会員から、保護者から相談があったと聞いている。それは、コロナウイルスPCR検査を受ける場合、「学校に連絡してほしい。」ということを言われているそうだ。学校に連絡することで、誹謗中傷が生徒同士のみならず、保護者の間でも言われてしまう、また、仲間外れにされてしまうという意見が患者さんからあったようだ。なんとかならないか、という意見がある。教育委員会に伝えて、そうならないように伝えることとした。

(事務局)

市民に対し、スクールメールで明らかになった場合は学校名も流している。今後それをどうしていくのかということは、市長部局とともに考えていく。

(河嶌議長)

学校では実際どうか。

(高橋委員)

小学校でも保護者からPCRを受けるという連絡を受ける。しかし、その情報は管理職、養護教諭でしか共有しない。だから他の保護者の耳には入らない。逆にどこから保護者の耳に入ったのか疑問。

(長瀬委員)

医師会員が保護者から聞いたので、どこから耳に入ったのかはわからない。が、現実そのような訴えがあったということである。

(福島委員)

新聞等で報道されたように実際に本校は陽性で休校という措置をとった。本校でもその情報は、管理職、養護教諭でとどめている。併せて「いつ誰がなってもおかしくない」という指導を徹底していく。

報告2 学校現場で起こりうる事例についての意見交換

上記項目に関し、事務局が作成した資料を説明した。

それぞれの報告に際して表明された主な意見は、次のとおり。

【事例1】

(長瀬委員)

いくつかの疑問がある。誰が悪いのかという問題ではなく、単純な疑問である。陸上部、6年生。他の学年もいるのか、部長は誰か、体制はどんな感じかなどがわからないと。忌引きは親の方から届けが出ていたのか。ストレス性の胃潰瘍が病名としてついているが、内視鏡はやっているのか?内視鏡をやらないと胃潰瘍はわからない。長期休んだのか。

(事務局)

架空の設定。小学校の部活だと4年から6年で活動している。通常の部員ということで考えていただけたらと思う。忌引きについては、保護者からの電話連絡が入る。ストレス性胃潰瘍については、専門的なことは言えないが、病院に行って医師から診断を受けたということでよろしいでしょうか。休みの期間としては、5日間休み、その間通院し、ストレス性胃潰瘍と診断を受けたということでお願いしたい。

(長瀬委員)

忌引きを届ければ、電話であったということなので、当人のクラスの担任、同級生、部活の責任者には伝えたのか。

(事務局)

架空の流れになるが、通常だと忌引きの連絡が入ったとき、朝早い連絡ならば部活の顧問にも伝わるが、8時過ぎるとなかなか伝わらない。担任だけが知っているというところで進めさせてもらいたい。

(長瀬委員)

忌引き連絡があったのならば、校内で伝えるべきではないか。学校の落ち度があるのではないか。「ストレス性胃潰瘍」は状況だけで潰瘍を判断するのは難しい。「潰瘍」という診断が正しいかわからない。急性胃炎、ストレス性胃炎はつらいもの。

(岡部委員)

お母さんの立場で考えてみたいのだが、忌引きというのは親族が亡くなったらだれでも休むもの。部活にいくのは自由。心の不安をといてあげれば、休むほどではなかったのでは。ここまで大きくするものでなかったのではないかと思う。

(河嶌議長)

実際こういうことは学校現場でもある。各立場で学校はこうしたほうがよいというアドバイスをいただけたら、と思う。

(鈴木委員)

個人的な感想になるが。基本的には親族が亡くなって悲しみにある人を励ましてあげようという雰囲気づくりをするのが大切で、できていれば、こんな対応にはならなかったのではないか。

(三田委員)

Aさんも、Bさんもすごくまじめな子で、「なんで部活に来ないの?」と感じたのだろう。

これが教育を受けさせないという虐待になるかといえば、本人が行きたくなくて行かないのなら虐待にはならない。学校の先生に姿を見せてくれないということになれば、警察などに確認してもらうようになってしまう。

(河嶌議長)

別室登校についてはいかがでしょうか。

(安孫子委員)

突然教室に入ってさらにストレスを感じる状況を避けるためにも、その保護者とAが望んでいるのであれば、そのような対応を取るのも効果的な方法なのではないか。

(水田委員)

こういったケースは法務局の立場では稀なケース。法務局では、「SOSミニレター」という子どもの人権に関わる事業をしている。子どもたちは、いじめ・不登校に限らず、いろんなことを書いてくる。もし仮にこの事例で子どもから手紙をいただいたときに、法務局としては、忌引きの説明が当事者たちに伝わっているか確認するだろう。もし緊急なら学校に連絡する。直接その本人に第一義的に連絡を取ることもあるが、実際はそこまでの対応はしていない。まずは学校に連絡をする。法務局としては、どちらかに肩入れすることはできない。「まずは学校の担任の先生に相談してくださいね。」というところからのスタート。またその後、手紙をいただいたとき、その後どうなったか尋ねて距離を縮めていく対応をとるようにしている。

(深田委員)

学校の情報がきちんと入っていなかったのかと思う。まずは子どもからの相談を聴くようにしている。それから学校に確認する。いろんな方面からの話を聞くようにしている。

(長瀬委員)

別室登校。悪口を通りすがりに言われた。別室の授業ならできる。別室登校は一つの方法としてありだと思う。不登校の子たちを受け入れる教室をやっている知人がいた。指導員を一人ずつ置いて勉強している時期があった。指導員が迎えに行き、ダメな場合は今日は行かなくてよい、と。集まった子どもたちに和やかに教えていく。その後、ちゃんと社会人になっていることを確認したという事例もある。別室登校はありだろう。

(河嶌議長)

小学校では養護教諭がやっていたりする。

(高橋委員)

小学校では、養護教諭、保健室で対応している子が私の学校にもいる。時間を区切って別室対応をしている。時々私もその子と一緒に1時間、2時間過ごす。なるべく教員がついて課題を与えるようにしている。

【事例2】

(水田委員)

法的な観点ということから言えば、憲法上の中でも色々関係があるところ。いじめ防止対策推進法第9条削除要請について法務局に依頼することができる。画像の削除については、法務局としても力になれる。

(岡部委員)

SOSミニレターの中にこれと似ている案件があった。された子のお母さんが「許せない、手が付けられない。」お互い人間同士信じあって、スマホを持たせた段階で、しっかり話を。

(鈴木委員)

罪に当たるのか、というと3つの犯罪に当たる可能性がある。刑法は14歳以上。触法少年。犯罪になる可能性がある。18歳未満の裸の写真は児童ポルノ禁止法対象となりうる。性的好奇心を満たす場合じゃないと対象にならない。リベンジポルノ、処罰に当たりうる。わいせつにあたる可能性もある。いずれかの罪にはなると思う。広まってしまったのをどうするかが難しい。画像を拡散させてしまったとき。学校関係者が誰に拡散したのか聞き取り、削除させたという対応をとったことはある。スマホを持たせる、ということ自体が保護者に責任があるだろう。学校側が防止する義務は直接的にあるわけではない。

(河嶌議長)

どの学校も苦慮している。子ども自身が契約者ではなく、保護者が契約者。保護者もこういう責任がありますよ、と明記していかないと。何割が所持しているのかわからない状況。

(植田委員)

学校、教育委員会は適切に対応していた。どの段階のときに警察に相談がくるのかはケースバイケース。早い段階で相談がきたら、学校と情報共有してから対応ということになる。事件であれば、事件として。学校での対応の後、教育委員会に報告となっているが、もっと早いタイミングで報告なのか。早い段階で教育委員会も介入して対応するのか?

(事務局)

早い段階で第一報を受ける。

(植田委員)

いじめ防止対策委員会を立ち上げるときにはすでに教育委員会に連絡があるのか、対応してから上がってくるのか。

(事務局)

早い段階で連絡はある。

(福島委員)

一番危惧しなければならない。保護者説明会のときに市教委や警察関係者に来ていただいて、携帯を持たせる保護者にも責任があるということを徹底。いじめをしたり、画像を持っていたりするだけでも罪になるということを伝えていく。ことが起こるたびに子どもたちに指導を繰り返している。

(河嶌議長)

スマホ所持率も上がっていると思うが、小学校ではどうか。

(高橋委員)

5、6年生くらいになるとスマホを持たせることが多い。中学校ほどトラブルは多くない。報道では、小学生もトラブルが起きているので、職員にはそうならないようにと伝えている。

(河嶌議長)

こういう指導をやってほしいという視点で意見をいただきたい。

岡部委員:何か事件があってから相談にくるお子さん。柏市がトップ。子どもの法律、カレンダーなどにこういうことはいけない、という未然に防ぐもの、いじめというのも一つ一つ人権であり、それを守るための指導をしてほしい。

(長瀬委員)

性教育と健康教育をやっている。そこのところがちゃんとできているか。ネットの問題もあるのだが、それ以前の教育が大切。心と体をいかに健康に保つか。根本的なところから教育をしていかなければいけないのではないかと思う。

(河嶌議長)

性教育は思いやりの教育。ほかにいかがか。

(深田委員)

性教育について。命の授業に力を入れてほしい。水着で隠れるところは絶対に見せてはいけない。大人の方が恥ずかしがってしまうが、子どもは初めて聞くことには真剣に聞く。大事なことに力を入れていく。

(河嶌議長)

学校に外部の人材が入っている。スクールカウンセラーやスクールロイヤーなど。子どもたちに教師という立場ではなく、その道の専門家が授業をしている。

(河嶌議長)

報告事項の中でぜひお伺いしたいことがあった。3月4日から休校に入った。子どもの虐待について対応した事例がある。子どもの虐待の相談などはいかがか。

(三田委員)

通告事態はかなり減っていた。学校が休校なので学校からの通告が減ったのかもしれない。ソーシャルディスタンスがあったので、安全確認が困難。8月あたりから増えた。コロナ禍で夫婦喧嘩が増えてきている印象。

(河嶌議長)

子どもたちの虐待ということについては、我々も予防していかなければならないこと。こども部と連携をとったり、密接になっている。

(事務局)

乳幼児から児童生徒、一番弱い子にしわ寄せがいってしまう。保護者に電話連絡を入れてもらったり、相談をしたりする。子どもルームの指導員、学校の先生とが連携をとっていた。子どもルームの現場を見てくれた。指導員がとてもうれしがっていた。大人がつながることが子どもの安心につながる。保護者が迎えにくるので、ルームが学校と連携をとっていることが保護者にも伝わった。コロナで大変だったが、連携という意味では強化することができた。

(河嶌議長)

色んな視点がある。子どものいじめ防止につなげていきたい。

(河嶌議長)

それでは、以上を持ちまして令和2年度第2回柏市いじめ問題対策連絡協議会を閉会します。事務局へお返しします。

(事務局)

皆様、ご意見ありがとうございました。これを持ちまして、次第の一切を終了させていただきます。本日は、長時間のご協力ありがとうございました。

5 予定

次回開催日時

第2回 令和3年3月17日(水曜日)午後2時30分から

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