学校教育部ってどんなところ?

最終更新日 2018年5月1日

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学校教育部プロフィール

学校教育部長からのメッセージ

内田守学校教育部長の写真
内田守学校教育部長(写真左)

今年度柏市では、市立小学校42校、市立中学校21校、市立高等学校1校で、32,858人(補足1)の児童生徒が学校生活を送っています。

今春、柏市では28年ぶりに、21校目となる市立柏の葉中学校が開校いたしました。
全学年で6学級、90名と小さい規模でのスタートですが、生徒と教職員、地域が一緒になって、柏の葉中学校の歴史を一つ一つ築いていっていただきたいと思います。

さて、教育課程の基準を示す学習指導要領の改訂(小学校は平成32年度から、中学校は平成33年度から全面実施)を控え、学校教育部におきましても、新学習指導要領への対応を踏まえ、事業の展開、拡充等を図ってまいります。

今回の改訂では、社会変化が加速度を増す中で、これから学んでいく子どもたちが大人になる2030年頃の社会の在り方を見据えながら、どのように知・徳・体にわたる「生きる力」を育むのかが重要視されています。
柏市も同様に、子どもたちが未来を担う社会の一員として豊かな人生を送ることができるよう、その基礎となる力を培う場として、学校が担う役割は非常に重要だと考えています。

学校がその役割を十分に果たすためには、教職員の力が重要なことはもちろんのこと、家庭や地域といった多くの大人が子どもたち一人一人に関わりながら、みんなでよりよい学校をつくるという観点が大切です。
そこで、柏市では「みんなでつくる魅力ある学校~子どもたちの学ぶ意欲と学ぶ習慣を育み、学び続ける力につなげる教育~」を基本方針に掲げ、保護者や地域・関係機関、市民の皆様のご支援・ご協力を頂きながら、様々な施策に取り組んでいるところです。

柏市の公立学校が、子どもたちにとって魅力ある学校となることを目指し、今年度も引き続き取り組みを進めてまいりますので、皆様の学校教育への一層のご支援・ご協力をよろしくお願いします。

(補足1)平成30年4月11日現在

学校教育部の主な取り組み

  • 学校教育行政の基本的計画の企画、策定、推進及び調整
  • 市立小中学校の予算執行、財務に係る指導助言
  • 教職員の服務、人事及び履歴
  • 学校施設の整備に係る調査及び計画、工事等の施行、 維持管理
  • 学校保健の指導及び環境衛生 、学校給食の指導及び助言
  • 給食センターの管理及び運営
  • 学校教育指導の指針の策定、教育課程及び学習指導に係る指導助言
  • 生徒指導に係る指導助言、少年非行の早期発見及び早期補導
  • 教育に係る調査及び研究

平成30年度 学校教育部の方針と取り組み

方針1 これからの時代に必要な力を育み、わかる喜びにつなげる授業の推進

課題内容

  • 「柏市学力・学習状況調査」の結果から、学年が上がるにつれ学力の二極化が進み、それに伴って学習に対する意欲も低下していくことが明らかになっている。「学習内容が難しくなる→ 分からない、できない→ つまらない→ 進んで学習しない→ ますます分からない、できない」という悪循環を断ち切るために、「学力」を「学ぼうとする力」「学び続ける力」と捉え、子どもたちの「学ぶ意欲」を育てるための魅力ある授業づくりに取り組むことが重要課題

取り組み

  • 子どもたちが、日々の学習活動の中で「わかった」「できた」ときの喜びや「学ぶことの楽しさ」を実感し、「もっと学びたい」という意欲につながるような授業づくりを推進
  • 自ら課題を発見し解決する力、他者と協働するためのコミュニケーション能力、物事を多様な観点から論理的に考察する力などの育成を重視した授業づくりを推進

方針2 発達や学びの連続性を踏まえた教育の推進

課題内容

  • 小学校入学当初、幼稚園・保育園(認定こども園を含みます。以下同じ)との環境の違いに戸惑い、集団行動ができない、学習に集中できない、教員の話が聞けないといった状態が起こる、いわゆる「小1プロブレム」や、中学入学後の新しい学習環境や人間関係のつまずきなどから学校生活への不適応を起こす、いわゆる「中1ギャップ」について、幼稚園・保育園、小学校、中学校の各段階において、教職員同士が相互理解を深め、学校間の連携や交流を積極的に進めることが必要

取り組み

  • 幼稚園・保育園、小学校、中学校の各段階の円滑な接続を図るため、子どもの発達や学びの連続性を踏まえた一貫性のある教育活動を推進

方針3 自他を尊ぶ教育の推進

課題内容

  • 学年が上がるにつれて、自己肯定感が低い子どもが増える傾向が見られ、子どもたちが自分という存在を大切にし、他者に対する優しい気持ちを深められるようになることが重要
  • また、規範意識の低い児童生徒も一定の割合で存在しており、学校や家庭では、「ルールを守る」ことの重要性や必要性を児童生徒が自覚し、遵守できるような取組を進めていくことが必要
  • さらには、いじめについても、未解消事案に対し解決に向けた支援を充実させるとともに、引き続き、すべての学校で、いじめの未然防止、早期発見、早期解決に向けて取り組むことが必要

取り組み

  • 子どもたちの豊かな情操や規範意識、自尊感情と互いに尊重し合い、協力し合える好ましい人間関係、公共の精神などを育むため、道徳教育や読書活動、人権尊重教育を推進するとともに、いじめ防止対策、生徒指導、情報モラル教育等を推進

方針4 一人一人に応じた教育の推進

課題内容

  • 不登校の生徒数は、小学校・中学校ともに若干増加傾向にある。小学校で不登校だった児童は、中学生になっても不登校が続く場合があり、不登校の小学生に対する支援の充実が課題
  • また、特別支援学級に在籍する児童生徒数と通常の学級に在籍する支援を要する児童生徒数も増加傾向にあり、今後は、一人一人のニーズに応じた特別な支援に加え、障がいのある子もない子も可能な限り共に学び合う仕組みを構築することが必要

取り組み

  • 一人一人の子供が抱える様々な教育上の問題を解決するため、教育相談の充実とともに、一人一人の子供の教育的ニーズを把握し、そのニーズに応じたきめ細かで適切な支援の充実

方針5 健やかな体をつくる教育の推進

課題内容

  • 毎日朝食を食べない児童生徒が増えており、こうした朝食の習慣に関しては、保護者の意識や家庭環境による影響も少なくないとの調査結果もあることから、児童生徒に対する食に関する指導に加えて、保護者に対する働きかけを重点的に進めていくことが必要
  • また、体育の授業以外に積極的に体を動かしている児童生徒の割合も、学年が上がるにつれて減少しており、大人になっても健康で充実した生活を送るためには、子どもの頃から積極的に体を動かし、十分な体力の涵養が必要

取り組み

  • 子どもたちが基本的な生活習慣を確立し、健康で充実した学校生活を過ごすことができるよう、健康増進のための正しい知識や習慣を身に付けさせるとともに、体力、運動能力の向上のための取組を推進

方針6 子どもの安全の確保の充実

課題内容

  • 柏市の児童生徒が被害に遭う交通事故は、毎年度一定の件数発生しており、道路交通法の改正により自転車の安全対策の強化が図られたことも受け、子どもたちが被害者にも加害者にもならないように、交通安全教育の充実が必要
  • また、食物アレルギーについては、本人、保護者への啓発を図ると共に、管理職、養護教諭、栄養士、担任がそれぞれが、当事者意識を持って対応し、事故防止の徹底が必要

取り組み

  • 子どもたちが安心して過ごすことができる環境づくりに努めるとともに、地域や関係機関との連携によって子どもの安全を守る取組を推進

方針7 学校施設の適切な整備及び管理

課題内容

  • 市立小中学校の校舎の多くは、昭和40年代から50年代にかけて児童生徒数の急激な増加に対応して整備されたため、老朽化が進み、大規模改修工事や備品の更新等が必要。限られた財源の中で、優先順位を決め、市が保有する他の公共施設等と併せて総合的かつ計画的な施設整備が必要

取り組み

  • 安全・安心で良好な教育環境を確保するため、学校施設の計画的な整備と適切な維持管理を行い、学校規模の適正化を推進

方針8 様々な教育課題に対応できる力量を備えた教職員の育成

課題内容

  • 教員の年齢構成の二極化により、10年後には、現在20~30歳代の若手教諭が学校組織の中核を担うようになり、その層からミドルリーダーとなる者が育っていることが必要
  • また、その時管理職として学校組織を牽引することが期待される層は極めて母数が少なく、管理職の人材不足や若年化が学校経営に及ぼす影響も懸念されており、10年後を見据えた人材育成を計画的に進めていくことが急務

取り組み

  • 社会状況や教育を取り巻く環境が大きく変化する中で、学校が抱える様々な教育課題に対応するため、教職員一人一人の力量を向上させるとともに、教職員同士が互いに学び合い、高め合う体制づくりを推進

方針9 組織的な学校運営による学校の総合力の向上

課題内容

  • 教員の年齢構成の二極化により、10年後に管理職として学校組織を牽引することが期待される層は極めて母数が少なく、管理職の人材不足や若年化が学校経営に及ぼす影響が懸念されており、人材の育成に加え、限られた資源の中でより高い成果を出すための組織的な学校運営が必要

取り組み

  • 各学校が、校長のリーダーシップのもと、すべての教員と専門性を持った様々な人材が一体となって、機動的に教育課題に対応できる組織づくりを推進

方針10 家庭と地域と学校が一体となった教育の推進

課題内容

  • 従来から、学校支援ボランティアの協力を得ながら交通安全指導、防犯パトロール、学校図書館支援などの様々な教育活動を行ってきているが、学校だけでは解決できない、対応困難な課題の解決に向けて、これらの活動を組織的なものに発展させ、学校・家庭・地域が一体となって地域ぐるみで子どもを育てる体制の整備が必要

取り組み

  • 社会がますます複雑多様化し、子どもを取り巻く環境も大きく変化する中で、学校だけでは解決できない様々な教育課題に対応するため、家庭と地域と学校が一体となった教育を推進。中でも学校教育部では、学校支援体制の充実等に対する取り組みを実施