プログラミング教育―市立小学校全校で行っています

最終更新日 2017年12月25日

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平成29年4月から、プログラミング教育を次のように進めています

対象学年・授業

4年生の総合的な学習の時間を2時間使って実施します。

授業計画

柏市教育委員会が作成するため、どこの学校でも同等の内容の授業が実施されます。

教材

マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボ(Media Lab)が開発した、世界的な子ども向けプログラミングソフト「Scratch(スクラッチ)」を利用します。

 体制

柏市ITアドバイザーと担任のTeamTeachingで実施します。
(補足)ITアドバイザーとは、情報教育を専門とする支援員です

その後の展開として

授業は2時間で終わりますが、その後の展開として、他の教科における実践や、クラブ活動や放課後子ども教室、家庭との連携による作品づくりを推進しています。
また、プログラミングに取り組んできた子供たちの成果(作品)発表の場として、平成30年2月25日に「かしわプログラミングコンテスト」の開催も予定しています。

現在の教育を取り巻く環境、背景

現在の子どもたちが大人となって活躍する21世紀中盤以降の社会では、正解と言われる解のない課題に対して、他者と協力し合い、最善を尽くしながら取り組み、新たな価値を創造していく力が求められます。

そして、このような社会に向けた新たな学力観に合わせ、2020年には大学入試も変わろうとしています。

今後の学校教育では、こうした社会的変化を視野に入れつつ、それらに対応して生き抜くことのできる資質や能力を育てる必要があります。

柏が目指す教育の方向性

前項の環境・背景を踏まえ、柏市教育委員会では、新しい時代を生き抜くために必要となる力を「学ぶ意欲と学ぶ習慣」と捉え、柏市のすべての子どもたちがこれらを身につけられるよう、学びづくりフロンティアプロジェクト事業を中心に、さまざまな施策を展開しています。

柏が考えるプログラミング教育の必要性

新しい時代を生き抜くために必要な力を育成する中で、柏市では、このプログラミング教育実施の必要性として、次の3点を捉えています。

  • 生活にますます身近なものとなっている情報技術(プログラミング)を、受け身ではなく手段として効果的に活用していくことが求められている
  • 将来どのような職業に就くとしても、時代を超えて普遍的に求められる資質・能力としてプログラミング的思考(論理的思考)を育てる必要がある
  • このプログラミング的思考は、もはや情報リテラシーの1つである

柏がプログラミング教育で重視すること

コンピュータに意図した処理を行うように指示することができるということを体験させながら、プログラム作成技術ではなく、論理的な思考力を育てることを目指して取り組んでいます。

プログラミング教育における柏の優位性

柏市が一早くプログラミング教育に向けた取り組みを開始できる背景には、次のことが挙げられます。

  • 過去にも、全国に先駆けてプログラミング言語による学習を実施した歴史   
    昭和62年度より約10年間、ベーシックやロゴといったプログラミング言語による学習を田中北小学校で実施しました。以降、同校ではクラブ活動として取り組みを継続しているという、過去においても全国に先駆けて実施をした歴史があります。
  • 県内随一の充実を誇るICT環境と教育内容
    柏の市立小・中学校では、普通教室全学級にプロジェクターを常設するとともに、小学校においては算数・社会の教科に指導者用デジタル教科書を配備、普通教室全学級に電子黒板を配備と、日常的にICTを活用した視覚的にも分かりやすい授業が実施されています。
    さらには、市立小・中学校全校にICT支援員を派遣し、情報活用能力・情報モラルの育成を目的とした授業を実施しています。

このように、柏にはすでにこうした土壌が出来上がっているため、プログラミング教育についても、これらの取り組みの一環としてすぐに進めることができました。

これまでの取り組み

(1) 教職員研修

まずは教職員が学ぶ場として、平成28年8月に、教職員研修としてプログラミング講座を実施しました。

  • 講座名
    プログラミング教育「プログラミングを体験しよう!」
  • 日時
    平成28年8月4日(木曜日)午前9時30分~正午

研修風景 研修風景

プログラミング教育の意義や今後の動向などを確認しながら、実際にプログラミングを体験しました。

(2) 小学校での実証授業

2学期に、地域や規模の異なる3校で実際に授業を実施しました。
平成29年4月からの授業には、この実証授業で得られた気付きを反映させました。

実証授業風景 実証授業風景

(3)消費者教育全国大会

平成29年11月2日に開催された文部科学省主催の「消費者教育フェスタ」において、家庭科における消費者教育にプログラミング活動を位置づけ、「じょうずに使おうお金と物」の授業を公開しました。

授業のようす
授業のようす

(4)推進イベント

平成29年8月22日に、ららぽーと柏の葉で「かしわプログラミングフェスタ」を開催しました。親子でのプログラミング体験や、芸人でIT企業の役員も務める厚切りジェイソンさんや日立製作所の戸辺昭彦さんとともにプログラミング教育の必要性を考える講演を行うなど、気軽に立ち寄れる場所でのイベントを通して、さらなるプログラミング教育の推進に努めています。

イベント会場の様子
親子プログラミング体験のようす
厚切りジェイソンさんによる講演

情報発信元

学校教育部学校教育課

所在地 柏市大島田48番地1(沼南庁舎2階)
電話番号 04-7191-7367
ファクス 04-7191-1212
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