(仮称)柏市水道事業ビジョンの策定について

最終更新日 2016年3月2日

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完成版を公開しました。

 平成26年度から策定を進めていた(仮称)柏市水道事業ビジョンは、平成27年11月20日開催の平成27年度第4回柏市水道事業運営審議会において答申を受け、所要の修正を経た後、平成27年12月に完成しました。完成版につきましては、12月15日から下記のページにおいて公開しています。

柏市水道事業ビジョン


(仮称)柏市水道事業ビジョンの策定について

現在、柏市水道部では、平成28年度から10年間を計画期間とする、次期「水道事業ビジョン」の策定作業を進めています。 水道を取り巻く環境変化や、さまざまな課題への対応の方向性を示し、今後の柏市水道事業の将来像を描くことを目的として、平成27年中の完成を目指しています。
作業は水道部内に設置した職員によるワーキンググループを中心に進めていますが、柏市水道事業運営審議会において作業経過の報告を行うとともに、その内容について審議し、各委員からの意見や提案を計画作りに反映させています。


平成27年度第4回柏市水道事業運営審議会における審議((仮称)柏市水道事業ビジョンについて(第5回))

日時:平成27年11月20日(金曜日)午後3時~午後4時40分

議事:(仮称)柏市水道事業ビジョンについて(第5回)

  1. (仮称)柏市水道事業ビジョン(案)について
  2. 意見及び質疑ほか
  3. 柏市水道事業ビジョンについて(答申)

資料

要旨

次のとおり、新ビジョンの策定について説明を行い、委員からの意見・質疑等を聴取し回答した。
また、質疑応答の後、柏市水道事業運営審議会会長から柏市長へ答申を行った。

  • 下記の点について、資料に沿って事務局から説明を行った。
    • ビジョン最終案について(資料:柏市水道事業ビジョン(案)に関する審議会委員からの意見の反映について )
    • 答申書最終案について(資料:答申書(案)に関する審議会委員からの意見の反映について)
  • (委員)『水道水に対する不安感や不信感の払拭』という言葉があるが、大事なことである。
  • (委員)ビジョン案の40ページで、将来見通し期間である20年後の平成47年度まで、黒字経営を維持し健全経営が保たれるとの見通しを示しているが、20年以内の料金改定は全く考えていない、ということで良いか。
    (事務局)財政収支見通しの中でお示しした通り、今後少なくとも10年は料金値上げはせずに行きたいと考えている。また、20年程度先を見通した場合も、外的な変動要因がない限りは、自らの経営努力で料金水準の維持に努めていく考えである。20年以内の料金改定があるとすれば、北千葉広域水道企業団からの受水費が値上げされるなど、現在想定していない外的要因が生じたときと考えている。
  • (委員)ビジョン案の42ページにある財政収支の長期的な将来見通しによれば、30年後ぐらいから急激に経営が厳しくなるように見受けられる。30年後といえば、社会の変化も大きいであろうし、水道事業も広域化や民営化が進んでいるかもしれない。経営基盤の強化という面で、広域化や民営化をどう考えているか。
    (事務局)おかげさまでこれまで安定した経営を続けてこられている。給水人口もおよそ40万人という規模であるので、単独でも経営維持はできるであろう。ただし、水道部も市長部局との人事交流によって配置されている職員であるため、将来的な技術の継承には不安を持っている。できるだけ長く水道事業に携われるような人事ローテーションなども課題である。また、今後は、包括的な業務委託などによって技術面の補完をするという考え方も必要であろう。広域化に関しては、北千葉広域水道企業団を核として、構成団体の7市が連携して何かをするということは将来的にあるかもしれないが、今後の研究・検討課題としたい。
  • (委員)ハード面では耐震化や応急給水設備の拡充を進めているが、ソフト面での災害対策の拡充をどう考えているか。9月の水害などを見ると、想定外の事態に対してはハード・ソフトとも限界があり、復旧や事後処理への対応に不安がある。
    (事務局)ソフト面での備えとしては、マニュアルの整備や訓練などを通じて、想定外の事態をどれだけ少なくしておくことができるかが重要であると考えている。そのためにも、できるだけ多くの方々の協力をいただいて応急体制を構築しておくこと、さまざまな事態を想定した訓練を積み重ねていくこと、などが必要になると考えている。
  • (委員)応急的な給水体制については、学校や近隣センターを拠点とした整備が進んでいる。地域に対しては、給水課を中心に検討会や訓練なども行われており、応急給水用の設備を実際に操作してみることもある。だんだん前進しているし、徐々に良くなってきており、このまま取組みを進めてほしい。感謝もしている。
  • (委員)ビジョン案の資料3のうち102ページの企業債残高についてであるが、まだ何十年も先の見込ではあるものの、このまま右肩上がりに増えていくことのないようにしてほしい。
    (事務局)現在は、内部留保資金に余裕があり、企業債の借入額が償還元金の額を下回る状況が続いていることから、しばらくは残高が減少する方向で推移すると考えている。しかし、補填財源の不足が見込まれる将来的には、計画的な更新などを進めていくためにも、企業債の増額はやむを得ないと考えている。というのも、水道事業の場合、耐用年数の長い資産(管路や施設)が多いことから、その建設改良の財源は将来世代にも一定の負担をしてもらうべきと考えられるからである。将来の人口が減少する見通しであるなど、判断が難しいところではあるが、公平性の観点からは、経営を圧迫しないことを当然の前提に、企業債は一定程度活用すべきと考えている。なお、各種の経営指標により、残高の管理には留意していく。
  • (委員)外部資金調達方法としては企業債しかないのだろうが、後世につけを残すことが心配なのである。少子高齢化と人口減少が進み税収が減少する一方で、行政サービスの多様化・高級化などは、今後もある程度やむを得ない。しかし、企業債を限時・限定的な借入としてほしいのには理由がある。借入残高が増えてもバランスシート上の帳尻はあわせられるが、徐々に経営の首を絞めるものだからである。新聞記事によれば、過疎地域では水道料金の値上げが必要になってきている。柏市も他の自治体に追随する形で料金改定ができるよう、徐々に値上げへの環境整備を進めていくべきである。また、バランスシートや損益計算書は、決算後、監査役のチェックを受けるはずである。監査の役割は重要である。
  • (委員)ビジョン案59ページの具体事業「2-03水道庁舎の耐震化及び防災拠点化」について、有事の際には水道庁舎を拠点として、どのような活動をすることを想定しているか。また、この場所(現地)に建替えるのか、移転するのか。
    (事務局)一点目の防災拠点化については、水道庁舎は、現在でも災害や事故の際には『対策本部』として機能しており、情報収集や応急給水活動の拠点となる。しかし、現在は耐震性能が著しく低い状態であることから、大地震などの際に倒壊や損壊などによって拠点機能が設置できない恐れがある。したがって、まずは早急に耐震性能を確保し、大地震などが起こっても迅速かつ円滑に本部機能を立ち上げられるようにしておくことが目標である。二点目の建替える場所についてであるが、これは今後検討していくこととなるが、現地建替えの場合は、1.新たな用地の取得が不要なこと、2.本庁から今より離れずに済むこと、などから、今のところ選択肢の一つとして考えている。また、市の中心部に耐震性貯水槽設置給水所がないことから、建替えに合わせて整備することで、応急給水拠点の拡充を図ることができると考えているところである。いずれにせよ、費用対効果や災害対策、市民サービスなどの観点から、総合的に判断して設置場所や内容を決める必要があると考えている。
  • (委員)答申案の附帯意見にもあるように、市民が積極的に水を利用してくれるような、効果的なPR活動の推進をどう考えているか。
    (事務局)水は貴重な資源であるため、これまで通り節水の呼びかけも必要と考えているところである。一方で、水利用の促進は、節水と矛盾するような面もあり難しい課題だが、柏市の水道水に対する不安感や不信感を払拭し、水利用につなげていくことを目標に、「安全・安心・低廉」という水道水の特性が市民に浸透するよう工夫してまいりたい。
  • (委員)本編からは外れるが、PR方法について意見がある。ふるさと協議会の会長を何名か集めた会合があった折、ペットボトル入り水道水を配布したところ、皆おいしさに驚いた。また、年2回の広報紙(水道だより)を見たことがあるか尋ねたところ、誰も知らなかった。新聞折り込みやホームページで市民に周知を徹底することの難しさを感じた。ペットボトル入りの水道水を、様々な団体などの協力を得て会議などで使ってもらったら、安全・安心・おいしさをPRするには大変効果的であろうと考える。広報紙以外の啓発方法や、水を売って利益を上げることも考えられないだろうか。
  • (委員)公共料金は、儲けるための金額設定はできない。しかし、多少高くなっても納得のいく金額であれば良いと思う。そのためにも、水の無駄遣いをやめさせるようなPRも必要である。
  • (委員)これまでの質疑に対しては、事務局からの回答により、ビジョンにどのように反映されているかが理解できた。また、計画は作ることではなく、実行が伴うことが重要であることに留意してもらいたい。
  • その他
    • ビジョン案、答申案について、事務局から提示された最終案のとおり承認とする。(反対する者なし)
    • 今後の日程について
      ビジョン完成版の公表は、12月15日付けの「水道だより」に概要を掲載し、同日にホームページで公表する。 
  • 答申
    柏市水道事業運営審議会会長から柏市長へ答申書が交付された。

平成27年度第3回柏市水道事業運営審議会における審議((仮称)柏市水道事業ビジョンについて(第4回))

日時:平成27年8月24日(月曜日)午後1時30分~午後3時40分

議事:(仮称)柏市水道事業ビジョンについて(第4回)

  1. (仮称)柏市水道事業ビジョンについて(諮問)
  2. (仮称)柏市水道事業ビジョン(案)について
  3. 意見及び質疑ほか

資料

要旨

次のとおり、新ビジョンの案について諮問するとともに、前回からの修正箇所を中心に説明を行い、委員からの意見・質疑等を聴取し回答した。

  • (委員)前回からの修正箇所については、パブリックコメントで寄せられた意見に基づくものか。
    (事務局)そうではない。パブリックコメントを通じての意見提出はなかった。しかし、パブリックコメントを実施したことにより、職員や関係機関などから意見や指摘があり、また、事務局としても、客観的な視点により改めて見直しをしたことによるものである。
  • (委員)概要版は、修正した結果、見やすくなり良くなった。
  • (委員)ビジョンの計画期間は平成28年度からであるので、給水人口や各種指標などの実績値を、直近の平成27年度とすることはできないか。
    (事務局)ビジョンの完成及び公表予定時期を今年の12月としていることから、実績値については、平成26年度の決算値が直近のものとなる。
  • (委員)財政収支の将来見通しのグラフの中で、平成37年度以降、建設改良費が約28億円に減り、内部留保資金が徐々に改善していくのはなぜか。更新需要の増大で収支が悪化していくのではなかったか。
    (事務局)管路などの施設更新計画において、法定耐用年数での更新を更新基準年数での更新に見直すなど、事業を前倒し・先送りすることで、事業量を平準化できる見通しとなったため、アセットマネジメントを実施した結果、今回の財政収支見通しとなったものである。
  • (委員)偶発債務の発生などに備えて、引当金の計上などをしておく必要があると思うが、現状の財政収支見通しは、補てん財源を企業債の増額に依存している。建設改良費の削減や、料金改定による対応も検討すべきではないか。
    (事務局)引当金はこれまで修繕引当金があったが、会計制度の変更に伴い、修繕引当金と特別修繕引当金に変更になっている。しかし、これらの引当金は、更新事業や改良事業には充てることができないため、活用は難しい。内部留保資金を一定額確保することで対応していく。また、企業債の借入額については、今後の財政状況の推移にあわせて定期的な計画の見直しを行い、適切に対応していく。
  • (委員)アセットマネジメントに関する記載の中で、柏市独自の基準を設定したということであるが、更新基準年数が妥当かどうかを判断するためには、具体的な数字にも言及すべきである。
    (事務局)具体的な年数についても記載する。記載方法については検討したい。管路については、法定耐用年数40年に対して100年持つといわれている管種もあるが、最も多い管種であるダクタイル鋳鉄管について、更新基準年数を60年として試算したところ、まだ使えるものも更新しなければならないような結果となった。このため、これを70年と設定したところである。
  • (委員)アセットマネジメント検討結果に出てくる、「老朽化」資産などという言葉が、一般の者の眼には使えないもの・危険なもののように映る。言葉のインパクトにも配慮してほしい。
    (事務局)経年化・老朽化という言葉は、国の指標で使っている言葉である。経年化・老朽化と、安全性とは直接関係ないことを説明したい。表現方法は検討する。
  • (委員)ガスなど、他のライフライン施設と同時に施工すれば経費圧縮にならないか。
    (事務局)下水道や道路などと連携を密にして、可能なものは対応する。もともと、国道や県道に関する事業調整は行っており、今後もこれまでどおりやっていく。
  • (委員)更新需要の負担が増してくる状況の中で、応分の受益者負担についても、理解を求めるための言及をしたほうが良いのではないか。
    (事務局)計画期間内の10年間は料金改定をしないでやっていきたい。そのためにアセットマネジメントの結果などを活用することとした。しかし、受水費の値上げなどの不確定要素まで含めてしまうと、どこまで許容できるかわからないので、現時点で言及することは難しいと考えている。なお、本ビジョンは20年先の将来を見据えた今後10年の計画という位置づけなので、さらなる委託化や定数削減などの行革努力も並行してやっていく前提となる。
  • (委員)人口減少などにより、宅地開発等に伴う新設に対応できなくなるような状況になることはないか。
    (事務局)今のところは、開発と歩調を合わせてやっていけると考えている。全体的な視点で見れば、老朽管の更新を着実に進めていくことが重要と考えている。
  • (委員)行政区域内人口と給水人口との差は何か。井戸使用者か。
    (事務局)井戸と専用水道の使用者である。
  • (委員)井戸から水道への転換を促す施策はあるのか。給水人口を増やしていくためには、負担金の額を免除・減額するなどの措置があっても良い。
    (事務局)水道への強制的な転換はできないので、要望に応じて本管を整備している。今のところ、ご提案のような施策を行う考えはない。水道を使いたいという要望があれば対応するが、使っていただけるということが必須の前提条件なので、積極的に転換させることはしない。
  • (委員)井戸の活用や今後に関する考え方はどのようなものか。あくまでも災害対策のためのものか。
    (事務局)現状の給水量は、日量で11万立方メートルくらいであるが、受水で賄える9万~10万との差は井戸に頼らざるを得ない。掘り替えは今後も必要であり、県と協議しながら進めていく。必要水量の確保と同時に、危機管理上も重要なものである。
  • (委員)水道モニター制度が実施に至らなかったとあるが、この制度の今後についての考え方が記載されているほうが良い。
    (事務局)先進事例なども参考に、どのようなモニタリングができるのかを、今後検討していきたい。記載内容については検討する。
  • (委員)「市民から親しまれる水道」という視点で「口座振替の促進」を考えた場合、低所得者などへの配慮(納付猶予、減免など)を検討していってはどうか。
    (事務局)減免などの制度は採用していない。納付交渉や相談を重ねながら、分割納付なども活用して納付してもらっている。それでも長期にわたって納付されない場合は、給水停止措置に踏み切る。
  • (委員)ダウンサイジングに関して言及しており、広域化に向けた取組みのことなどを指していると考えられるが、実際にはダウンサイジングしても給水単価は上昇するだろうし、エリアごとの人口減少の差なども考慮する必要がある。実行するのは大変難しいと思うが、もう少し具体的な記載はできないか。
    (事務局)ダウンサイジングの具体的な中身は、現時点では描けていない。配水池の廃止などによって給水量を調整することなどが考えられるが、今回のビジョンに具体的な内容を載せることは難しい。長期的な将来を見据えた場合には、避けて通れない課題だと認識している。
  • (委員)女性に水道水への抵抗感が強い傾向があるようだが、安全・安心に対する日ごろの取組みを知ってもらえば利用も増えるのではないか。PRをどうすべきか。
    (事務局)平成26年度の市民意識調査では、分野別の市の施策に対する満足度で、上水道は1位であった。施策の重要度に対する回答率も上位であり、関心は高いと考えている。今後は、利用促進のPRも重要だが、安全性をPRしていった方が、結果的には効果があるのではないかと感じている。
  • (委員)技術の継承という課題は、安全な水道の維持のためにも重要である。
    (事務局)これまで定数削減を進めてきたが、これ以上の削減は、施設の更新事業を進めていく上でも無理である。専任制度の活用、異動サイクルの長期化、技師職の採用枠の確保など、市の人事担当課と協調して取り組んでいく。
  • その他
    • 事務局は、今回出された意見を今後の修正作業に活かし、修正案を取りまとめること。
    • 修正案の取りまとめは事務局に一任し、次回の会議は11月開催を予定する。事務局は、10月に修正案を各委員宛てに送付し、書面による意見聴取を行うこと。
    • 書面による意見聴取の後、出された意見を参考に最終案を取りまとめ、答申案とともに次回会議の際に提示し、説明すること。次回会議において、最終案について審議し結審する予定とする。

(仮称)柏市水道事業ビジョン(素案)への意見募集(パブリックコメント)について

次のとおり「パブリックコメント(意見公募手続き)」により、市民の皆さんや事業者の方の意見を募集しました。


平成27年度第2回柏市水道事業運営審議会における審議((仮称)柏市水道事業ビジョンについて(第3回))

日時:平成27年6月1日(月曜日)午後1時30分~午後3時45分

議事:(仮称)柏市水道事業ビジョンについて(第3回)

  1. (仮称)柏市水道事業ビジョンについて
    1. ビジョンの策定スケジュール
    2. ビジョン素案
  2. 意見及び質疑ほか

資料

要旨

次のとおり、新ビジョンの策定について説明を行い、委員からの意見・質疑等を聴取し回答した。

  • (委員)大口事業者が倒産や移転等する可能性も考えると、企業誘致など収益拡大のための営業活動を盛り込んだほうが良いのでは。
    (事務局)柏市の利用者の構成としては90パーセントが一般家庭、残りの10パーセントが企業等である。北部地域の開発などにより当面給水人口の増加が見込まれているので、収益上の影響を考えると、料金徴収を適切に行うことがまず第一と考えている。
    今後、大口利用者の井戸利用などの実態を把握するため、利用状況調査をしていく予定である。
  • (委員)企業誘致や人口増加は市全体の取組みとすべきだが、水道部としても独自にPRすることを考えても良いのではないか。
    (事務局)水道事業単独での企業誘致等を狙ったPRは難しい。どのような方法があるか今のところ思いつかない。また、水道を理由に柏市に留まる者がいる、ということは考えにくい。
  • (委員)12ページの応急給水訓練の実施箇所数が、年度間でバラつきが大きいのが気になる。
    (事務局)本来であれば、毎年、応急給水所36箇所すべてで実施できることが望ましいが難しい。今後は月1回、年間12回、3年で一回りできるよう計画している。
  • (委員)31ページの出前講座は「随時、要望による」実施となっているが、どのような団体を対象としたものか。利用はあるのか。ないのであれば備考欄に記載するか、表から削除するかしたほうが良いのではないか。
    (事務局)教育委員会が主体の事業である。対象は決まっていないが、相手により内容を変えて対応することは可能である。しかし、需要がなく実施していない状態である。記載方法については検討する。
  • (委員)71ページの口座振替データ伝送件数が、平成31年度から32年度にかけてだけ、プラス42,000件と大幅な増加となっているが、何か理由があるのか。
    (事務局)口座振替を毎月請求に切り替えられる制度の導入を検討している。これによる増加を見込んだものである。数字の極端な増減については、注釈を入れる等し、説明を工夫したい。
  • (委員)37ページの、図-4.5財政収支の将来見通しにおいて、建設改良費が平成43年度だけ突出しているのはなぜか。
    (事務局)35ページの図を参考に説明する。現在の試算は法定耐用年数に基づく更新需要であるため、既に耐用年数を迎えている資産は、すべて平成28年度に更新すべきものとして計上されている。このため、法定耐用年数15年の資産は、その15年後である平成43年度に再び更新時期を迎えることとなるため、このような形になっている。実際には、アセットマネジメントの検討結果に基づき事業を平準化するので、平均48億円/年前後となる予定である。
  • (委員)内部留保資金が年々減少する見込みとなっており、平成38年度以降は表記されていないが、より厳しい状態が想像できるグラフとなっている。内部留保資金を一定額確保することを前提とした事業計画を策定すべきではないか。
    (事務局)内部留保資金は20億円程度確保したい考えであり、それに合わせて建設改良費等を圧縮・平準化する予定である。これに基づく財政計画は、次回審議会にはビジョンの添付資料としてお示しする予定である。
  • (委員)将来を見据えて、健全経営に向けた取組みについては、他事業体との情報交換や連携も必要ではないか。
    (事務局)小規模事業体は単独経営が難しくなってきており、国の方針も広域連携推進である。柏市やこの近隣は、今後10年はまだ人口増加が期待できるが、その後は人口減少の波に飲み込まれると考えられる。その時には、北千葉広域水道企業団を核とした広域連携などが必要になるだろう。そのための勉強会などは、近い将来、必要になってくると認識している。
  • (委員)今後の水道事業は、拡張事業から更新事業へと、施設等の維持管理が主体となってくるが、その中でも、柏市独自の施策や目玉となる事業は何か。
    (事務局)独自の施策としては、応急給水の確保や応急復旧体制の整備は力を入れたものとなっている。また、水安全計画を策定する計画としており、いっそう安全な水の供給に努める姿勢を示すこととしている。
    目玉事業としては、老朽化した庁舎の建替えに伴う防災拠点化整備、重要施設管路の耐震化や基幹管路の整備などがあげられる。
  • (委員)庁舎の建替えについては、表現が謙虚すぎであり、市の全体事業の中でも優先的な位置づけを得たいのであれば、もっと強調してはどうか。
    (事務局)これまで明確な計画を持たなかったため、このビジョンに位置付けることで、事業の口火を切りたいと考えている。表現方法については検討する。
  • (委員)将来見通しにおけるダウンサイジングについて、水道は装置産業であるため、長期的な視点での取組みが必要と考える。また、利用者サービスの低下に繋がらないようにすべきである。
    (事務局)富勢水源地の廃止、第一水源地の休止等、少しづつ進めている部分もある。
    利用者に不便をかけるような方法では絶対に行わない。水需要に合わせた配水池の統廃合等は、将来的に必要になってくると考えている。
  • (委員)将来的に経営状況が悪化する想定だが、それを補完する施策が明確になっていない。
    (事務局)ビジョン全体としては財政収支に特化したものではないため、各種施策や事業全体を通じて経営健全化を目指す内容としている。財政計画は別途、添付資料として調製する予定である。;
  • (委員)水道利用を喚起するPR事業をもっと積極的に記載してはどうか。
    (事務局)計画内容を補強し、安全で安心して飲めるということを積極的に発信していけるようにしたい。
  • (委員)数値目標がいろいろ書いてあり、上がったほうが良いのか下がったほうが良いのかは、なんとなくわかるものが多いが、その数値自体が目標設定として適切なのかどうかが分かりづらいものもある。この点についてどう考えているか。
    (事務局)施策の進捗を客観的に評価するため、指標は水道業界で広く用いられている業務指標(PI)を中心に選定した。また、「施策9-04 水道事業運営審議会の実施」のように、「事業が生み出すもの=事業の効果」を数値化することが困難な事業については、進捗管理や実績評価に適した指標を設定した。
    今後、毎年度、進捗状況や実績を評価していく中で、数値目標についても適宜見直しを図り、常により良い状態を目指していく、そのための目安と考えていただきたい。
  • (委員)進捗管理や実績評価、目標の見直しについて、もう少し具体的な説明を。
    (事務局)毎年度の事務事業評価や予算編成事務などを通じて、確認及び管理していく。事務事業評価については、柏市全体で取り組んでいる仕組みであり、担当部署の所属長及び水道事業管理者により、進捗状況や成果などの評価を行い、事業内容の見直しを図るとともに、評価結果は市のホームページ上で公表する。
    審議会においても、適宜、ビジョンに掲げた事業の進捗状況を報告し、意見を頂くことを考えている。
  • (委員)アセットマネジメントの結果をどう活かすのか説明を。
    (事務局)現在の資産の老朽度・健全度等の調査を行い、どの資産が健全で、どの資産が老朽化が進んでいて早急な更新が必要なのか等を見極めた上で、将来の更新需要を把握し、事業の分散、事業費の平準化の判断材料とする。その上で、更に財政収支が厳しい場合は、料金値上げを検討することとなる。
  • (委員)35ページのグラフと説明だけでは、アセットマネジメントの実施は、単なる更新時期の先送りのためのもののように受け取られるのではないか。
    (事務局)アセットマネジメントの目的は、資産の適切な管理・運用にある。全国的なデータによる使用実績などから、使えるものはできるだけ長く使う、更新すべきものは更新する、という判断に用いるものである。;
  • (委員)料金値上げを検討せざるを得ない場合には、アセットマネジメント以外の経営努力も示す必要があると思う。
    (事務局)柏市は職員数を大幅に削減してきたことから、現在でも、職員一人当たりの給水人口や給水収益で、近隣や全国の平均を上回る良好な状態である(給水人口:柏市8,692人、近隣6,221人、全国4,065人。給水収益:柏市157千円、近隣106千円、全国71千円)。こういった経営効率を上げる努力は、これまでもしてきており、今後も継続していく考えである。
  • その他
    • 次回は、資料として財政計画を添付した「ビジョン案」を提示する。
    • 素案及び概要版案の中で、本日意見をいただいた部分、もう少し表現等を工夫できる部分は、修正を加える。
    • 修正後の案により、6月15日から約1か月間、パブリックコメントを実施する。
    • 本日提案された審議事項については承認とする。(反対する者なし)

(仮称)柏市水道事業ビジョン(骨子)

(仮称)柏市水道事業ビジョン(骨子) (クリックするとファイルが開きます)


平成26年度第3回柏市水道事業運営審議会における審議((仮称)柏市水道事業ビジョンについて(第2回))

日時:平成27年2月12日(木曜日)午後1時30分~午後3時45分

議事:(仮称)柏市水道事業ビジョンについて(第2回)

  1. 業務予定量の変更
  2. (仮称)柏市水道事業ビジョン骨子(案)
    1. ビジョン骨子(案)
    2. 水道事業の現状評価と課題等
    3. 水道事業の将来像等
  3. 意見及び質疑ほか

資料

要旨

次のとおり、新ビジョンの策定について説明を行い、委員からの意見・質疑等を聴取し回答した。

  • (委員)資料の白抜きの文字が見づらい。濃い色にするなど工夫を。
    (事務局)留意する。
  • (委員)第五水源地のトリハロメタンが高いとの記述があるが、個人的に気になる。原因などがわかれば示してほしい。
    (事務局)トリハロメタンは水中の有機物が塩素と反応して生成されるもの(消毒副生成物)。夏季は有機物が多くなる。第五については井戸も有機物が比較的多い。北千葉広域水道企業団の高度浄水開始により塩素使用量が減少しているため、今後は改善が見込まれる。その他の改善策についてはビジョンで示す。
  • (委員)収支の改善策として人員(人件費)を少なく抑える努力をしてきていると思うが、様々な課題に対しては、委託を拡大すると言うが、長期的には専門的な職員の確保の方が重要と考える。
    (事務局) 市長部局と水道部とで人事交流(異動)を行っている関係上、専門職員の確保が難しい。専門的な知識の重要性は認識しており、人事当局へは最低5年の在籍や経験者の再配置等を要望しているところ。水道部での独自採用なども検討している。
  • (委員)人口が短期的には増加するも、その後減少が見込まれているところ、柔軟に対応することは難しいが、減った後の話ばかりでなく増加期間中の施策の充実等、「山の越え方」にも市民が安心できる絵(見せ方)が必要と考える。また、1人一日給水量の減少という説明があったが、各自の感覚(生活上の実感)と合っていない気がする。
    (事務局)節水意識の向上や家電の発達に伴い、確実に給水量は減少トレンドにある。他に、放射性物質騒ぎの時のような例もあることから、今後、水利用促進の取組み(安全・おいしさのPR)はより一層重要と認識している。
    今後20年程度は、スペックダウンやスケールダウンをせずに現有施設を効率的に運用することが基本と考えている。
    給水量の減少には、世帯構成の変化(少人数化)や大口需要者の動向なども関係が深い。
  • (委員)柏市の水道部はPRの仕方が遅れていると感じる。広報紙だけではダメであり、学校や町会などに出向いて説明する等、経費をかけても積極的なPRを行うべきである。
    (事務局)これまでPRがうまくなかったことは認識しており、今後のPR活動の強化についてはビジョンでも触れていきたい。
  • (委員)給水量の減少が収入の減少に繋がることがわかっているのであれば、それを補う収入増加の方法を記載するべきでは(ダウンサイジングや広域化などの支出削減策だけでなく)
    (事務局)資産運用などについての記載を検討したい。
  • (委員)職員数の減少と、相反する技術継承とをどう考えるかを記載するべきである。
    (事務局)工事関係職員や、委託を拡大しても指導監督できる専門性の高い職員の育成などについて記載したい。
  • (委員)予算策定の際の優先順位は、北部のような人口の伸びが期待できる地区優先なのか、資産の耐用年数などを優先するのか。
    (事務局)老朽管更新事業は昭和40~50年代に開発が進んだ南部地区が多く、耐震性が低い材質の管を優先している状況。予算査定の際も中立に査定している。
  • (委員)増える更新需要に対し、資産の長寿命化に資する新技術の導入やライフサイクルコストの低減に資する手法の導入など、持続可能な経営とするための考え方を盛り込むことができるか。あくまでも老朽度優先なのか、何か別のものを指標とするのか、など。
    (事務局)現在既に、使用する材質によっては80~100年使用可能なものもある。法定耐用年数40年と実態は合っていない。他市の実績なども参考に、管種・材質・耐震性などに基づく老朽度から施設ごとの基準年(法廷耐用年数に代わるもの)を導き出し、ビジョンにおける更新計画に反映させる予定。
  • (委員)応急給水体制について、コミュニティとの連携に関する事項や想定外の事態への対応方針などについても言及してほしい(どこまで書けるかは別として)。
    (事務局)重要なことであり、記載する。
  • (委員)施策体系等は素人にもわかりやすい。資料も色使いがカラフルでよい。全体として良くまとまった骨子であると思う。
  • (委員)資料の事前送付はありがたかった。これだけのボリュームの内容を、会議当日初見では議論できない。今後も事前送付をお願いしたい。
  • その他
    • 本日提案された審議事項については承認とする。(反対する者なし)

平成26年度第2回柏市水道事業運営審議会における審議((仮称)柏市水道事業ビジョンについて(第1回))

日時:平成26年11月26日(水曜日)午前9時30分~正午

議事:(仮称)柏市水道事業ビジョンについて(第1回)

  1. 策定の趣旨
  2. はじめに
    1. ビジョン策定スケジュール
    2. 厚労省新水道ビジョン概要
  3. 今後の柏市の水道事業
    1. 業務予定量
    2. 主要事業計画
    3. 財政計画
  4. 柏市の新ビジョンについて
    1. 全体像(構成)の素案
    2. 現状評価と課題
    3. 施策分類と具体事業
  5. 質疑ほか

資料

要旨

次のとおり、新ビジョンの策定について説明を行い、委員からの意見・質疑等を聴取し回答した。

  • (委員)庁舎の建替えについて、現時点における計画(進捗)はどのようなものか。
    (事務局)現段階で想定しているのは、概ねの時期と現地建替えであること。詳細は今後検討。
  • (委員)北千葉広域水道企業団からの受水費の増大を懸念している。
    (事務局)単価の値上げがなければ経営上の大きな影響はないと見ている。ただし、人口が減少に転じる10年後以降は、厳しい経営になると認識している。
  • (委員)庁舎の建替えについて、建設改良費全体の増大とのバランスをどう考えるか、難しいと感じる。
  • (委員)収納率や減免率などはどのような状況になっているか。
    (事務局)収納率は99.8パーセント、取れなかったもののほとんどが不納欠損となっている。
  • (委員)水質や味については、現状でもとてもおいしいと感じているが。
    (事務局)今後、北千葉浄水場において高度浄水処理が開始されるため、水質及び味や匂いについてはさらなる向上が期待できる。
  • (委員)右肩下がりが続くと見込まれている内部留保資金について、収入の増加に関する代替手段の検討なども必要ではないか。
    (事務局)庁舎建替え時に賃貸スペースを設けるなども考えられるが、本来的には料金収入だけで健全経営を維持すべきであり、また、料金見直しなどによって利用者の負担が増えないよう努力する考えである。
  • (委員)50年後の財政状況を想定した10ヵ年計画とすべきであり、可能な限り平成77年度くらいまでの収支の見通しを検討し、記載すべきと考える。
    (事務局)将来の「あるべき方向」を示した内容となるようにしたい。
  • (委員)独立事業体として、組織としての位置づけをどう考えるか。例えば、部からの昇格など。
    (事務局)将来的には、下水道事業の公営企業化などから、上下水道の一体化といったことも視野に入れている。
  • (委員)温暖化や災害の増加など、危機管理の観点からは、雨水・下水などと上水道も一体的な取組みが求められることになるか。
    (事務局)現状では、年に20キロメートルの老朽管改良を着実に進めていくこと等を中心に考えていきたい。
  • (委員)人口増や担税力のある人の定住など、収益が上がるところに注力したいと考えるのは当然のところ、「都市価値の創造」といった視点で何か考えはあるか
    (事務局)水道は生活インフラなので、単独では特にない。市の総合計画に沿った考え方としたい。
  • その他
    資料1、6ページ「3 業務予定量2」中、表内の項目『5.年間給水量』、『6.年間有収水量』の単位について、“万立方メートル”から“百万立方メートル”へ訂正する旨、事務局から説明した。

情報発信元

水道部総務課

所在地 柏市千代田1丁目2番32号(水道部庁舎3階)
電話番号 04-7166-3181
ファクス 04-7167-1165
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