更新日令和6(2024)年3月26日

ページID3300

ここから本文です。

禁煙サポート

皆さんご存じのとおり、喫煙は健康に悪影響を与えます。喫煙習慣の本質は「ニコチン依存症」です。ニコチンは、コカインやへロインと比べても、依存症になりやすく、またやめにくい薬物といわれています。喫煙は、「ストレス解消」になると思われがちですが、喫煙することでその禁断症状が解消されて元に戻っただけなのです。

「いまさら禁煙してもしょうがない。」そんなことはありません。禁煙したそのときからあなたの体は改善していきます。

ニコチン依存症とは

やめたくてもやめられない喫煙習慣のことをいい、治療が必要な病気とされています。

ニコチン依存症を判定するテスト TDS(Tabacco Dependence Screener)

設問に「はい(1点)」か「いいえ(0点)」で答えて、合計5点以上ならば、ニコチン依存症とされています。

(補足)最終的な診断は医師が行います。

ニコチン依存症を判定するテスト(TDS)

(注意)禁煙や本数を減らしたときに出現する離脱症状(いわゆる禁断症状)ではなく、喫煙することによって神経質になったり、不安や抑うつなどの症状が出現している状態。

Kawakami,N.et al.:Addict Behav24(2):155,1999

ニコチン依存症を判定するテスト(PDF:75KB)

禁煙をはじめてから時間ごとに得られる効果

禁煙するとさまざまなメリットがあります。

禁煙をはじめてから時間ごとに得られる効果

直後

周囲の人をタバコの煙で汚染する心配がなくなる。

20分後

血圧と脈拍が正常値まで下がる。手足の温度が上がる。

8時間後

血中の一酸化炭素濃度が下がる。血中の酸素濃度が上がる。

24時間後

心臓発作の可能性が少なくなる。

数日後

味覚や嗅覚が改善する。歩行が楽になる。

2週間~3ヶ月後

心臓や血管など、循環機能が改善する。

1ヶ月~9ヵ月後

せきや喘息が改善する。スタミナが戻る。気道の自浄作用が改善し、感染症を起こしにくくなる。

1年後

肺機能の改善がみられる。(軽度・中等度の慢性閉塞性肺疾患のある人)

2~4年後

虚血性心疾患のリスクが、喫煙を続けた場合に比べ35パーセント減少する。脳梗塞のリスクも顕著に低下する。

5~9年後

肺がんのリスクが喫煙を続けた場合に比べて明らかに低下する。

10~15年後

様々な病気にかかるリスクが非喫煙者のレベルまで近づく。

イギリスタバコ白書「Smoking Kills」、1998/IARCがん予防ハンドブック11巻、2007

今は医療機関での禁煙治療や、禁煙補助薬を使うことで、比較的楽に禁煙できるようになりました。市では、皆さんの禁煙を応援します。市内では保険適用で禁煙を試みることができる医療機関が多数あります。また、ニコチンパッチを取り扱っている薬局薬店で、薬剤師さんに気軽に相談してみましょう。きっと自分にあった禁煙方法や禁煙補助薬が見つかるはずです。

「あなた自身とあなたの大切な人のために禁煙してみませんか。」

たばこにさよならチラシ(PDF:1,053KB)

柏市禁煙支援薬局の情報

柏市禁煙支援薬局とは、柏市薬剤師会の認定を受けた薬局です。薬剤師がその人に合った禁煙方法を提案します。「禁煙についての相談」「禁煙補助剤の使い方」「禁煙外来の紹介」など薬剤師があなたの禁煙をお手伝いします。相談は無料です。こちらのポスターやステッカーが目印です。

薬局ポスター(PNG:687KB) 薬局ステッカー(PNG:348KB)

詳細はこちら 禁煙支援薬局について

柏市薬剤師会 柏市禁煙支援薬局(外部サイトへリンク)

禁煙外来について

禁煙外来は、たばこをやめたい人のために病院に設けられた専門外来です。
依存度に合わせた薬の処方や禁煙に対するアドバイスが受けられます。

詳細はこちら 禁煙外来について

柏市内にある禁煙外来一覧 柏市禁煙外来実施医療機関一覧(PDF:108KB)

関連情報

関連ファイル

柏市禁煙外来実施医療機関一覧(PDF:108KB)

お問い合わせ先

所属課室:健康医療部健康増進課 健康増進担当

柏市柏下65番地1(ウェルネス柏3階)

電話番号:

お問い合わせフォーム