令和元年度柏市福祉有償運送運営協議会 会議録

最終更新日 2020年2月14日

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1 開催日時

令和2年2月9日(木曜日) 9時30分から11時15分まで

2 開催場所

ウェルネス柏 4階 大会議室

3 出席者

委員及び委員代理(敬称略)

宮島委員(会長)、星委員(副会長)、松丸委員、佐藤委員、川戸委員、横川氏(飯塚委員代理)、永田氏(中根委員代理)

事務局

  • 保健福祉部社会福祉課
    田口課長、染谷主査、吉田主査
  • 土木部交通政策課
    坂齊課長、片山副参事、岡田主査、清塚主事補

申請団体

  • 社会福祉法人 柏市社会福祉協議会
  • 社会福祉法人 青葉会
  • 千葉県高齢者生活協同組合 花いちりん流山
  • 社会福祉法人 生活クラブ
  • NPO法人 権利擁護あさひ
  • 社会福祉法人 彩会

4 報告事項

  • 柏市福祉有償運送の輸送実績について

柏市福祉有償運送事業を登録している11団体の輸送実績を、事務局から報告した。

5 議題

柏市福祉有償運送の登録の更新(6件)

6 議事(要旨)

申請を受けた6団体の登録に関して事務局から説明し、質疑応答と採決を行った。当該6団体は、賛成多数により承認された。最後に、意見交換を行った。

議事及び意見交換における主な意見及び検討事項は、次のとおり。

柏市福祉有償の登録の更新について

社会福祉法人 柏市社会福祉協議会

(横川氏)会員数が371人とのことだが、身体障害者45人、要介護認定者317人、要支援認定者9人、その他10人の合計が381人となるため、合わないのではないか。

(団体)身体障害者と要介護認定者が10人分重複しているため、差が生じている。

(副会長)移動サービス運行マニュアルの中で、運転スタッフは運転歴5年以上の者でかつ70歳以下の者であることと定めているかと思うが、概要の中には、運転歴3年以上ととだけ書かれている。移動サービス運行マニュアルとの整合がとれていないのではないか。

(団体)実際の運転者は、全員運転歴3年以上である。

(副会長)運転者は全員70歳以下か。

(団体)運転者の平均年齢は65歳である。

(副会長)運転者全員が、運転歴5年以上でないと、移動サービス運行マニュアルに沿わないことになる。整合をとるようお願いしたい。

(団体)承知した。

(佐藤委員)アルコールチェッカーを導入しているか。

(団体)毎朝、運転者同士、対面で実施している。なお、今年度中にアルコール検知器を導入する。

(会長)飲酒のチェックについては、質問の頻度が高いので、更新登録団体の概要の中に記載するべきであると考える。

(事務局)次回以降は飲酒のチェックについての項目についても記載する。

社会福祉法人 青葉会

(松丸委員)どのような形態で利用されている方が多いか。

(団体)施設に入所している公共交通を利用できない障がい者が利用している。ほぼ全員が、公園などを目的地とし、外で活動するために利用している。

(横川氏)運転者の講習の受講状況について、一種免許24名のうち、1名が福祉有償運送運転者講習を受講済みで、23名がセダン等運転者講習を修了済みとのことだが、この23名は、福祉有償運送運転者講習を受講していないのか。

(団体)当該23名も福祉有償運送運転者講習を受講済みである。

(横川氏)車両がすべて福祉車両ではないので、セダン等運転者講習や、介護福祉士の資格が必要となるが、セダン等講習を受けていない1名の運転手が、介護福祉士であるという解釈でよいか。

団体)そのとおりである。

(副会長)運行管理マニュアルの中に、運転者について、運転歴3年以上かつ70歳以下と定めているが、更新登録団体の概要には、70歳以下との記載がない。運転者は全員70歳以下なのか。

(団体)そうである。

(副会長)事務局が概要をまとめる際に、各申請団体が定めている運行管理マニュアルの中の運転者の条件と、実際の運転者とで整合がとれているか否かを記載していただきたい。

(事務局)承知した。

千葉県高齢者生活協同組合 花いちりん流山

(松丸委員)運送の対価が2キロメートルまで500円から600円に上がるとのことだが、高く感じる。対価の水準は、タクシーの上限運賃のおおむね1/2の範囲内が目安であるが、タクシーは現在2キロメートルまで740円である。値上げした理由はなにか。承認すべきか検討したい。

(団体)値上げした理由について、3年前に比べてガソリン代が高騰したことや消費税の増税がある。また、距離制をとっており、2キロメートルを超えると、1キロメートルごとに150円ずつ上がるシステムとなるがこれについては据え置きである。10キロメートル運行すると、積算料金は1、800円となるところ、タクシー運賃は3、200円程度になるため、おおむね1/2という目安に沿うと考えている。また、任意の利用者に、値上げについて伺ったところ、致し方ないとの意見をいただいたため、利用者に経済的負担をかけないよう考慮したうえで、値段を設定した。

(会長)対価の目安が、タクシーの上限運賃のおおむね1/2の範囲内という基準について、意見はあるか。

(事務局)対価について、10キロメートルベースで、タクシー料金との比較について示していただいたが、実際の運送の平均距離はどのくらいなのか。

(団体)平均は約6キロメートルから7キロメートルである。利用者のほとんどは流山市在住の方である。行先は柏市の慈恵医大病院が多く、流山市からだと10キロメートル程度ある。最近は、流山市には大きな病院が少ないため、柏市や松戸市の大きい病院に通う利用者が増えている。

(松丸委員)2キロメートルの料金は、明らかにタクシー運賃より高いが、距離が増えれば、タクシー運賃の半分以下になる。運送距離のデータがあるとよい。

(会長)登録団体ごとに利用者の特性があったり、施設の場所によって利用方法が変わってくると考えられる。一般タクシーと比較して、登録輸送機関として公共交通機関とのバランスをとること、及び、福祉の有償運送として、利用者の状況を理解しながら足を確保するという、2つの側面から考えることが必要となるため、各委員においては、考慮の上登録の可否のご判断をいただきたい。ほかに質問はあるか。

(横川氏)流山市での運送が多いかと思うが、柏市での運送は全体の何割程度か。

(団体)約1割が柏市在住の利用者である。

(横川氏)概要の運送実績は流山市と合わせて報告しているのか。

(団体)利用会員数は延べの人数であるが、稼働日数及び運送回数は柏市のみの実績である。

社会福祉法人 生活クラブ

(横川氏)運送実績について、平成29年度から平成30年度にかけて、稼働日数や運送回数が減少しているが、要因は何か。

(団体)主に、住宅型有料老人ホーム内の方の有償運送をメインで行っている。平成29年度は、平均介護度が3.5程度あったが、平成30年度は亡くなった方が多くいたことから、利用者が入れ替わり、介護度の低い方が入所した。その結果、現在の平均介護度が2.7程度となり、福祉有償運送を利用しなくてもよい方が増えたため、実績が減っている。

NPO法人 権利擁護あさひ

(副会長)運行管理マニュアルの中で、運転者に関しては、運転歴3年以上かつ70歳以下と定めているが、運転者7名は全員70歳以下か。

(団体)1人だけ70歳以上の者がいる。

(副会長)運行管理マニュアルの改訂予定はあるか。

(団体)70歳以上の者にあてはまる者について、ここ1年で、運転した実績はない。運行管理マニュアルの改訂予定はなく、70歳以下の者が運転する。

(事務局)運行管理マニュアルと実績は、整合をとっていただきたい。

(団体)承知した。

(松丸委員)点呼時にアルコールチェッカーを導入しているか。

(団体)アルコール検知器を購入し、保管している。運行する前に使用している。

(松丸委員)1週間に1度、検知器の作動のチェックをしているか。

(団体)していない。

(会長)アルコールチェックについては、本協議会で再三意見が出ているところ、現在は、アルコールチェッカーを導入している団体が増えている。実施に当たっては、機械の精度をきちんと確認したうえで、利用していただきたい。

(横川氏)運送実績について、利用会員数は増加している一方で、稼働日数や運行回数が減少しているが、要因は何か。

(団体)入所人数が減っていることに加え、同じ利用者が何度も利用しており、利用者が偏っているからであると考えている。

(横川氏)では、利用会員になっていながら利用していない人がいるということか。

(団体)そうである。福祉有償運送を設けている理由は、利用者へのサービスの質の向上を図るためである。そのため、いつでも利用できるようにしておきたく、利用していない人も会員登録をしている。

社会福祉法人 彩会

(松丸委員)3年間運送実績がないようだが、なぜか。

(団体)ヘルパー派遣の事業をメインで取り扱っており、人手が足りないため、運送業務を行うことができていない。

(会長)そのような状況にもかかわらず、更新を希望した理由は何か。

(団体)施設に通っている人が会員であるが、会員及びその家族の高齢化が進んでおり、万が一の事態に対応できる体制をとるため、更新を申請した。

(横川氏)利用者からの運行の依頼がないから運行しないのか。あるいは、依頼はあるが運転手がいないために運行できないのか。

(団体)運行の依頼はあるが、人手が足りないため、断っている。

(横川氏)新しいドライバーを募集する等の活動は行っているか。

(団体)行っていない。

(会長)利用者からの運行の依頼を断った場合、利用者はどのような手段を利用するのか。

(団体)ほかの事業所が行う福祉有償運送や、タクシーを利用していただいている。

(副会長)更新後、福祉有償運送を活用する見込みはあるのか。

(団体)利用者の中に、身体状況がかなり低下している方がいるので、対応できるよう努力する。

(副会長)稼働のために必要なことは何か。運転者の確保か。

(団体)スタッフの確保をしなければならないと認識している。ヘルパーを増やし、福祉有償運送に人手を回せるよう努めていきたい。

(会長)利用者の状況によって稼働状況が上下するのは、ある程度致し方ないと考えるが、3年ごとに更新するときに、利用の希望があるにもかかわらず運行できないという状態が長期間続く場合や、今後についての見通しが立たない場合に、協議会としては更新可否の判断がしづらい。団体から、方向性の示しがあるとよい。

(副会長)いつ頃から運送実績がなくなったのか。

(団体)約4年前である。社会状況から、ヘルパーの確保が難しく、徐々に減っていった。

(会長)会員のために体制を整えておきたいというのは理解できるが、運行ができるよう可能な限りの努力はしていただきたい。

(事務局)平成30年度第2回の協議会においても、3年間運送実績のない団体の登録の更新について意見交換を行い、実績がないから更新を認めないというのではなく、必要性を団体のほうで確認してもらい、辞退してもらうのがよいという意見が出た。方向性を定めることが難しいため、法律及び福祉の双方の側面から、慎重に検討していきたい。

意見交換

(松丸委員)申請や更新について、協議会自体が形骸化しているように感じる。協議会発足当初は、分科会を立ち上げ、上乗せ基準を検討するなど、熱く議論をしたが、今は形式的になってしまっているので、書面審議でもよいのではないかと考えている。中根委員が国土交通省に運営協議会の廃止について申請しているようである。申請を受けた段階で更新ができるよう簡素化してもよいのではないか。

(副会長)福祉有償運送は、団体に、利用者から運送の対価をもらう権限を与えるものであり、厳しくチェックしなければならないと考えている。

(会長)タクシー事業者やバス事業者と比較して、福祉有償運送は、基準が緩やかであるうえ、現在はより段階の低い移動支援システムを構築することも可能である。しかし、公共交通機関が第一義的にあって、その例外として福祉有償運送が存在している。協議会が、更新の可否を判断する場としてだけでなく、課題や今後の方針の確認をする場として機能していければよいのではないかと考える。他の自治体の協議会の状況について、関東運輸局よりご教授いただきたい。

(横川氏)1つの団体について1時間程度話し合いをする自治体がある一方、柏市のように資料を見て質疑のみ行うという自治体もあり、協議会での審議の方法は自治体によってさまざまである。団体が少ない自治体のほうが続けていくためには何が必要か等の具体的な検討をしているように見受けられる。千葉市は、団体数が多いが、委員による発言が活発で、続けていくためのアドバイスを団体に対して行ったり、事務局からも働きかけを行っている。

(副会長)運送実績がない団体について、ほかの自治体はどのように判断しているか。

(横川氏)利用者からの運送の依頼がない団体だったため、継続するためにはどうしたらよいかという検討をしたうえで、条件付きの形で登録の更新を許可した。今回、彩会は、利用者からの運送の依頼があるにもかかわらず人手が足りないために運行ができず、状況を変えることが難しいとのことだったので、更新をしても現状は変わらないのではと感じている。更新するのであれば、状況改善のために何かしら動いてほしいと感じている。

(事務局) 団体より、定期的に実績の報告をいただいているので、機会をとらえながら具体的な相談をしていきたい。

(副会長) 事務局として、介護が必要な人がどのくらいいるのか、団体数は適切なのか等を把握するべきであると考える。

(川戸委員)柏市社会福祉協議会の「こらくだくん」を利用している。柏市内どこに行っても500円というのは素晴らしい。ほかの市町村、特に地方でもやってほしい。

(会長)足の確保については、自治体ごとに公共交通網の状況やフィーダー路線が発達しているのか等によって、異なっている。公共交通機関は、厳しい基準をクリアして、安全な制度を確立している。

(川戸委員)タクシーの運転手に、介護福祉士の資格をとっていただきたい。

(松丸委員)北柏交通には50人程度ヘルパードライバーがいる。ほかのタクシー会社には、ほとんどいないと思う。

(副会長)業として運行するのと、地域の人が運行するのとで、責任をどこまで負えるか、もし事故を起こしたときにどうするか等の危機管理を行い確立しなければ、広がっていかないのではないか。以前は、「僻地有償」という名称で一般の方が運行していたので、地方においても福祉有償運送が普及されればよいと考える。

(永田氏)福祉有償運送のニーズは高まっているので、地域の状況に合わせて活用できたらよいと考える。

(会長)福祉有償運送のニーズがどの程度あるのか、市としても把握する必要がある。

(松丸委員)協議会の発足当時は、市内に要介護者が1万5000人程度いた。要介護者や身体障がい者の利用者ベースの人数を把握して、タクシーでは行き届かない部分を福祉有償運送で補うというのが正しい形である。介護タクシーもあるので、それぞれの役割を整理すべきである。要介護者の段階ごとの人数、障がい者の等級ごとの人数、障がい児の人数等を把握すべきである。

(会長)市内に高齢者は約11万人おり、要介護認定を受けている人は1万6000人程度いる。

(永田氏)ほかの自治体の協議会だと、冒頭に自治体の福祉有償運送の実態について報告がある。

(会長)その点については、次回以降改善する。

(横川氏) ほかの自治体で、対面点呼をしていないことが判明し、問題になったことがあった。口頭でかまわないので、 運行管理マニュアルに沿って事業を行っているか、自治体のほうから確認していだだきたい。

(事務局)承知した。

(事務局)今回の協議会でいただいた意見を踏まえ、概要にアルコールチェックの導入の有無を記載すること、運行管理マニュアルに記載されていることが守られているかチェックしたリストを作成すること等、次回の協議会に合わせて改善する。また、冒頭の報告事項の中に、市内の要介護者や障がい者の人数等の基本データ、運行の実態を記載する。

7 傍聴

傍聴者なし

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