第4回 柏市自転車利用環境整備計画策定協議会会議録

最終更新日 2015年4月30日

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1 開催日

平成27年3月25日(水曜日)午前10時00分~午前11時40分

2 場所

柏市役所分庁舎2第1、2会議室

3 出席者

1.委員

鈴木委員(議長)、佐藤委員、片山委員、永安委員、竹内(昭)委員、片岡委員、奥田委員(粟飯原氏代理出席)、寺嶋委員、中村委員(髙橋氏代理出席)、長妻委員、竹内(辰)委員、中村委員、後藤(勝)委員

2.事務局

交通政策課 清水課長、佐藤副参事、佐々木主幹、後藤副主幹、内藤主事

3.傍聴者

0名

4 議事(概要)

1.第3回協議会を振り返って

  • 事務局 先行して整備を行うモデル路線(新柏さくら通り、柏の葉公園東側道路)について、各々の道路幅員等を考慮した整備計画案(自転車レーン、ナビマークの設置)を提示した。また、道路交通法の適用外となる誘導サイン並びに看板に関して、外国の方々にも絵柄のみで理解できるようなサインを検討すべき、などのご意見がありました。

2.パブリックコメントに対する柏市の対応について

  • 事務局 2月上旬から1ヶ月間、市民からのご意見等を募集をしたところ、2名の方から2件のご意見等が寄せられた。意見の概要並びに柏市の対応については配布資料(柏市自転車総合計画案140ページ)のとおり。いずれも自転車の通行環境に関するご意見はありませんでした。なお、パブリックコメントの結果については柏市のホームページにて公開している。

3.自転車利用環境整備計画案について

  • 議長 計画策定の基本として『はしる』『つかう』『とめる』があり、その3つにかかるかたちで『まもる』があるが、目次を見るとそれぞれ独立している印象がある。4つを章単位で独立させた方が判り易いのではないか。
  • 事務局 確かに、4つの柱で章立てを行ったほうが市民の方には判り易いのではないか、というご意見はもっともである。しかし、通行環境整備の項目については分割が可能だが、交通施設課のほうでは当初から『とめる』と『まもる』を交互に、一体的に議論してきたので、途中で4つの柱で分割させると、内容の整合性が崩れてしまうという事情もあるので、今回の章立てで進めさせていただきたい。 
  • 委員 資料4の55ページに「(仮称)かしわ自転車ネットワーク連絡調整会議」とある。自転車の交通体系や、どのような使われ方をしているかという話はあるが、自転車の移動について出発地と目的地がわかるような調査は行わないのか。
  • 事務局 柏の葉キャンパス駅と柏駅周辺の駐輪場について過去3年間のデータを頂いており、どこの地区からどの程度の自転車が来ているのか、などの分析を始めようとしている。
  • 委員 できれば経路も判ればより良いが。
  • 事務局 現地調査等で経路を予想していくしかないかと思われる。個々の自転車にプローブパーソンを取り付けるのは費用的にかなり難しいので、我々が現地に赴いて通勤通学の様子を観察していく。
  • 委員 プローブパーソンに関して費用の問題もあるが、今後の連絡調整会議の中で検討していただきたい。
  • 事務局 補足として、関係部署から高校の通学経路に関する情報を頂いており、集中的に利用されている路線が判るかと思われる。また、今回の計画の中でも、交通センサスデータの活用や、駐輪場など主要施設周辺においては利用が集中するという認識の下、通行環境整備の優先順位を検討したという経緯もある。今後も詳細に調査していきたい。
  • 議長 市民アンケート等にて、自宅からの経路を全て示せというのは抵抗を感じる方もいるが、例えば駐輪場周辺の一定範囲であれば抵抗なく答えてくれることが多い。
  • 事務局 まずはモデル路線を整備していく計画となっている。費用対効果を考える上では、当然その路線の利用実態調査を行う必要がある。交通量や利用者の属性などをアンケートや目視等での調査を行い、整備後の評価につなげていきたいと考えている。どのような訊き方をするか、どのようなデータをそろえていけばよいかなど、整備前の実態調査の方法から連絡調整会議でご意見を頂きたい。
  • 委員 資料4の60ページ『駅前型レンタサイクルの主な運営概要』の表にある管理(運営)の『都市振興公社』は『柏市まちづくり公社』であるので修正していただきたい。また、資料6の101ページに「自転車分担率を10%上げるには…」とあるが、実数としてどの程度上げていくと予測するのかが課題である。分担率の課題のところで実数を明記しておく方が良いのでは。
  • 事務局 分担率については答えを持ち合わせていないが、UDCKを中心とした議論と関連しているので、今後議論が深まっていくと思われる。
  • 委員 計画対象路線の一部について、柏市の中心市街地10ヵ年計画にて位置付けている歩行者専用道路と重なっているところがあるので、庁内で整合を図る必要がある。
  • 議長 他の計画との関連は。
  • 事務局 資料4の39ページ『計画対象路線における整備形態の考え方』に「道路の新設及び改良等の計画がある場合は、併せて車道における自転車通行空間の確保を検討する」と具体的に表現している。例えば、モデル路線3.については、柏駅周辺道路のバリアフリー化として段差の解消、視覚障がい者用の誘導ブロックを整備する予定である。今回、これにモデル路線を重ねたのは、車道混在型の自転車通行空間において自転車の車道通行をより促していくということと併せて進めていく狙いがある。 策定後、関係各課に計画案を報告し、実現に向けて調整していきたい。
  • 委員 先程、柏駅周辺の10ヵ年計画という話が出ていたが、今、東口のハウディモールを歩行者天国にし、サンサン通りを相互通行にして東口への交通アクセスを一本にまとめる、という計画がある中で、東口も西口も、自転車の駐輪に関しては非常に良くない状態にある。それについて、本協議会での進め方との関連性がないように感じられた。後で調整するという話ではあるが、『後で』では間に合わないように思われる。現在進行形で会議を進めており、自転車総合計画についても10ヵ年という長期の計画であるので、10ヵ年計画の協議会においても、自転車の協議会で出た意見が伝わるようにしてもらいたい。また、10ヵ年計画の協議会では、自転車は邪魔であるというような意見が出されており、自転車を排除するという方向に進みかねないので、自転車についても議論をしている旨伝えてもらいたい。
  • 事務局 駅周辺では、自転車は重要な交通手段であり、実際に多く利用されている。ただ、10ヵ年計画におけるまちの活性化という議論の中では、歩行者が優先として位置付けられているが、我々は、歩行者の安全の為にも自転車の環境を改善するという理念の下に検討を進めてきた。本質的には同じことを目指してはいるが、議論する上での前提条件が変わってくると、表現も変わってくるかと思われる。今後、駅周辺の10ヵ年計画を具体化していく中では我々も参画し、今回の自転車総合計画が重要であることを示し、様々な調整を図っていきたいと考えている。
  • 委員 4、5年前の総合交通計画策定の際にも、国道6号と旧6号に挟まれたエリアから、できる限り車両を排除し、買い物がしやすい空間にしようという案があったが、商店会から反対の声が上がった。歩行者天国にするというのは良い話であるし、そこから自転車を排除するというのもあり得る話だが、その近くまで来た自転車の駐輪場所をどうするか、という問題がある。高松の丸亀商店街では再開発により商店街の立直しを行い、魅力ある街になった。初めは、自転車も混在して通行していたが、歩行者の通行量が多くなるにつれ、自転車から降りて歩いて通行するルールへと変わった。自転車が走れる環境を整備した場合、自転車を停める場所をどう確保するかという問題がある。商業施設等には駐輪場の附置義務もあるが、判り易い位置に駐輪場を設置すべきである。また、スマートサイクルの話があったが、東京オリンピックを見据えて、港、千代田、中央、江東各区を跨いだ広域のシェアサイクルを導入しようとしている。柏市においても、広域で行うことで、駐輪場の問題や放置自転車の解消にもつながり、商店会との連携も図っていけるのではないか。
  • 事務局 『はしる』と『とめる』を一体的に進めていかないと、自転車で走ってきたのに停める場所がない、あるいは不便な場所に停めるしかない、という事態になりかねない。
  • 委員 バスベイに関することだが、自転車レーンができると、利用者はこれまで以上に優先意識が出るかと思われる。資料4の50ページの図にあるように、バスベイがない場合は、自転車レーンの塗装をしないということだけでなく、より利用者にとって判り易いものにしてもらいたい。また、『バス停』の路面標示は設けていただきたい。
  • 事務局 50ページの図については参考として見て頂きたいが、今回、モデル路線を整備していく上で、具体的にどのような標示が適切であるか、バス事業者様のご意見を取り入れながら進めたいと考えている。
  • 議長 停車中のバスの追い抜きは危険であるし、本来はバスの後ろで待つというルールになっているはず。そのルールを徹底させるとともに、路面標示によって優先意識を抑制するというのも一つの方法である。
  • 委員 確かに、バスベイがない場所では、自転車が歩道に入り込んでバスを追い抜いてしまうこともある。
  • 委員 資料4の36、37ページの整備形態について、車道混在型が中心になっていくということであるが、最も現実的であり、事故が少ないと思われる。一方で、自転車歩行車道では歩行者と自転車が混迷していて、事故が多発していると聞いている。 また、自転車歩行車道が途切れると、逆走している自転車も多く、非常に危険である。延長の短い路線では特に危険性が高い。現在、交通事故件数における自転車事故の占める割合が非常に高くなっているので、自転車の双方向通行を止めたほうがよいと思っている。自転車の車道通行については路肩幅員が1m以上あると非常に走りやすく、新柏駅周辺でも増えているが、逆走が非常に多いので、警察の方にも指導及び取り締まりを行っていただきたい。自転車及びドライバーにとっても危険な状況である。自転車の歩道通行は例外規定で、歩道上を通行できるのは13歳未満の子供と高齢者のみであるというのを十分周知する必要がある。
  • 事務局 資料4の37ページの写真にあるような自転車歩行車道の整備については、現時点で考えていない。資料4の33ページに整備形態の検討があり、赤枠の囲みにもあるように、『自動車の速度が50km/h以上』であるところでは、自転車が車道を通行するのは危険である、という事で、自転車道の整備が位置付けられている。ただし、『道路空間の再配分や拡幅が困難な場合』というフィルターに掛かってしまうので、柏市での自転車道の整備が進まなくなってしまっている。そこで、既設の自転車歩行車道の活用が考えられるが、あくまで歩行者が優先であることを明示、周知させていく必要がある。また、自転車の通行速度が高い路線に関しては、現実的には自転車歩行車道の活用ということになるだろう。車道混在型は、自動車の走行速度が低い道路で、かつ、道路の拡幅や再配分が難しい場合に採用することになる。それ以外の路線については自転車レーンの設置が考えられる。
  • 議長 資料4の33ページで4つの整備形態が並列になっていることで、自転車歩行車道についても整備していくものと捉えられてしまうかもしれない。自転車歩行車道については既存道路で暫定的に行っていく、という記載にすべきである。 自転車歩行車道は事故が多い整備形態であるので、あくまでも暫定的で、いずれは無くしていく方向であることが判りやすく示されると良い。
  • 事務局 4つの整備形態について自転車道が最も上位であるように捉えられてしまうような記載になっているが、柏市では車道混在型を中心として、可能であれば自転車レーンを整備していくという方向性が市民に伝わりやすいような表現を検討したい。
  • 議長 ガイドラインにおいても、交差点での事故が多発していることから自転車の一方通行を推奨しているので、併せて情報提供をしていくと良い。
  • 委員 ガイドラインでは一方通行が推奨されているが、沿道の方々は一方通行に抵抗がある方も多いので、慎重に合意形成を図っていく必要がある。
  • 委員 ただし、その場合は自転車道が途切れて車道に入る箇所をきっちりと誘導しないと、事故が起きやすくなる。市民は車道よりも歩道上を走る方が安全だと考えがちであるが、歩道上の事故のほうが多いというデータがあったと思われる。ドライバーから見える自転車への幅寄せ等に起因した事故はほとんどないと思われる。
  • 事務局 最近、自転車が歩行者を巻き込む事故で、多額の賠償金が求められるニュースをよく聞く。自転車で走るのが怖いと思ってしまう方もいるかもしれない。そのために保険に加入しましょうという動きもあるが、広く自転車を利用してもらうために、事故を防止するための施策を踏まえながら検討していきたい。
  • 委員 非常に高額の賠償金が求められる事故が相次いでいることから、兵庫県では先日、自転車の使用者に対し自転車保険の加入を義務付ける条例を可決し、今年の10月から施行されるという。千葉県サイクリング協会においても自転車保険に関して検討を進めており、イベント等開催時には別途の保険制度も付与している。自分と相手の命を守るためにも、保険については今後考えていくべきである。自転車購入時など自転車TSマークの交付を受けると、自動的に保険に加入することになるが、昨年10月に対人賠償責任補償の限度額が5000万円に引き上げられた。駐輪場に利用にはTSマークを必要とするか、駐車料金を割引にするというようなインセンティブを与えることも考えられる。
  • 事務局 頂いたご意見をはじめ、『とめる』『まもる』の協議会とは、双方で情報を共有しているので、共に検討していきたい。
  • 議長 (車道より)歩道上の事故のほうが多いという認識が広まっていないので、危険性に対する正しい知識を持ってもらうと共に、ルールを守ってもらうという意味では、『まもる』につながっていく部分もあると思うので、モデル路線を整備していく段階で、より効果的な周知の方法が行えると良い。
  • 委員 資料4の42、43ページに、路面標示・サイン等については千葉市の考え方に準じていくとあるが、決まり次第、市民に公表、周知していただきたい。
  • 事務局 モデル路線の整備を通じて、勉強していくことが多いかと思うが、市民への広報を通じて、サインの浸透を進めていきたい。柏市独自の自転車シンボルサインについて、モデル路線をベースにして、どういった場所に必要かということを、市民からのご意見を頂きながら検討していきたい。
  • 議長 駐輪場や自転車利用者が集まるところでの掲示、近隣住民への周知などを平行して行っていただきたい。

4.その他

  • 議長 今回が最後の協議会となるので、今後の自転車施策全般についてご意見など頂きたい。
  • 委員 これまでの協議会での議論がきちんと盛り込まれている計画案となっている。良い計画案が出来たので、計画を作って終わらずに進めていただきたい。今後10ヵ年の計画期間の中で、想定外の事案が生じた際は、適宜、改善点を見出していくような体制が継続していけば良いと思う。
  • 委員 人、自転車、バスを含めた車が安全に通行できるように、今後も意見を交換し合って、安全快適に利用できるよう努めていきたい。
  • 委員 交通関係者から見ると、自転車はモラル・マナー、法的規制を守っている方が少ないという状況で、事故が多発しており、危ない思いを何度もしてきている。自転車と車が互いに良くない印象を抱いて道路を利用してしまっているが、一つのルールを作り、守ることで事故も減り、快適な道路環境が出来ていくだろう。今後に期待したい。
  • 委員 自転車の事故に関しては、『またトラックか』という指摘を受ける中で、『まもる』ということに関して、歩行者、自転車、自動車が含まれ、守るべき課題が非常に多い。出来ないではなく、実行するためにどうするかということを目指したい。協議会では様々な貴重な意見を頂いた。歩行者及び自転車を守る策について検討していきたい。 
  • 委員 柏市は高度成長期に人口が増加し、住宅地が郊外にスプロール化してきた。自転車も一つの交通インフラとして、早くから整備すべきであったが、こうして取り組みが始まったのは非常に良いことだと思う。今後、モデル路線をはじめ自転車の通行環境を整備していただけるということだが、自転車の利活用についても積極的に進めていただき、より良い街として発展してくことを願っている。
  • 委員 先程も議論があったが、あらゆる『交差』に関することが課題となってくる。関係機関と調整いただき、モデル路線整備でデータ等を蓄積し、進めて頂ければと思う。
  • 委員 様々な取り組みがあるが、市民の方々に情報を発信していただくと共に、一管理者だけでは進めることは難しいので、あらゆる関係者と共に一つひとつ試行し、実績を積み上げていくことが最も重要である。 
  • 委員 これまでの歩道整備は、自転車と歩行者が混在した自歩道としての整備が中心であったが、委員皆様方の意見を聴いていく中で、自転車と歩行者の混在は危ないものと実感した。本計画を踏まえて、今後の道路整備を進めていきたいと考えている。
  • 委員  自転車の総合計画は千葉県内で千葉市に続いて2例目ということだが、今後は、各市町村が策定していくと思われる。その中で本計画がお手本になると思うので、我々も柏市の事例を紹介していきたい。その一方で、道路管理者として本計画を具体化していく立場にあるので、きっちり実現していきたいと考える。
  • 委員 かつては、自転車は弱者という扱いにつき、現在も歩道通行可能という考えが残っている。しかし、道路交通法上、自転車は「軽車両」扱いなので、歩道ではなく車道を通行すべきであるが、自転車利用者に対して十分浸透していないと思われる。様々な課題はあるが、道路管理者と交通管理者が連携しながら進めていきたい。
  • 委員 大変素晴らしい計画案が策定されたので、ぜひ実現していただきたい。自転車で走れるまちになれば、柏市も大きく変わると思う。
  • 議長 委員皆様方の活発なご意見により、素晴らしい自転車の計画が出来たと思う。この計画が実現されることを期待し、より良いものになるよう共に考えていきたい。

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