地産地消と「旬」の食材をご紹介
野菜「サヤエンドウ:キヌサヤ(絹莢)」
- 産地:鹿児島県
- 入荷時期:4月~5月

新緑が目にまぶしい季節になり、今月は緑鮮やかな「サヤエンドウ」を紹介します。
原産地は、中央アジアで古代ギリシャ、ローマ時代から栽培されている歴史ある野菜です。日本へは8世紀ごろ中国から伝わり、江戸時代中期には野菜として栽培され料理などに使われ、明治時代以降広まっていきました。
栄養面としては、カロテンやビタミンCが豊富で繊維食材と一緒に食すると、血行促進や美肌効果をもたらしてくれます。また、老化防止、がん抑制、風邪の予防、整腸効果が期待されます。
選び方は、全体に緑色鮮やかで、さやにツヤとハリがあるものが新鮮です。保存はポリ袋に入れて冷蔵庫に入れてください。 食べ方は、煮びたし、炒め物、汁の実、卵とじ、そして五目ご飯やちらし寿司などに入れると、「シャキッ」とした歯ごたえと彩りが料理を盛り上げます。ぜひお召し上がりください。
果実「マンゴー:別名 庵摩羅(あんまら)」
- 産地:宮崎県
- 入荷時期:4月中旬から7月下旬

今月の果実は、熱帯地域の代表果実「マンゴー」で、4000年以上前から栽培されている記録があり、部屋に置けば、これほど香る果物はないというほど芳しい香りが楽しめます。
日本では、宮崎県の生産者が沖縄へ産地視察したとき、マンゴーに感銘され持ち込み1985年西都市で栽培が始まりました。幾度と温度管理などの生育に工夫しています。
特徴は、一つ一つにネットをかけて栽培しているので、太陽の光を浴びながら完熟度合いが良くわかります。また落下防止にもなり、収穫はハサミを入れず自然と枝からネットが受け止めことになります。
原産地は、インド東部、ミャンマーです。マンゴーの木は10~30mにもなります。マンゴーで有名な「太陽のタマゴ」は、香り、色、外観、味ともに日本最高峰と称されています。まさに、至福のひと時を過ごせるでしょう。
期待される働きとして、美肌、便秘改善、老化防止、貧血予防、疲労回復などがあります。食べ方は、召し上がる前に冷やすといっそう美味しいです。早めにお召し上がりください。
野菜「新黄玉葱(しんきたまねぎ)」
- 産地:静岡県
- 荷時期:3月から5月

新年度のスタートです。新芽や桜の開花等、春の香りを漂わせ、心が癒される感があります。今月は春物の野菜として人気のある「新黄玉葱」を紹介します。
原産地は、中央アジア、インド北西部あたりといわれ、エジプトでは紀元前に重労働者のスタミナ源として食べたとの記録があります。日本では明治時代に広まりました。紹介している「新黄玉葱」は、収穫して、すぐに出荷しています。柔らかい外皮に包まれ、水分が豊富で甘みが強く辛味が少ないのが特徴です。また、水にさらさなくてもオニオンスライス等生で削節をかけ醤油で食べられます。しかし炒める場合は柔らかいのでとろけないよう調理をして下さい。
期待される働きとして、疲労回復、精神安定、食欲増進、がん予防、高血圧予防、そして血液をさらさらにするなどに効果があるといわれています。
選び方は、頭の部分の葉の切り口がしまっているもので、ずっしりと重いものがよいです。保存は、冷蔵庫に入れ、早めに食べることをお勧めします。玉葱を切ると涙が出ますが、冷やしてからや、皮を切る前に電子レンジで少々加熱するだけで、目にしみる物質をおさえることができます。
果物「美生柑(品種名=河内晩柑・かわちばんかん)」
- 産地:愛媛県
- 入荷時期:4月から5月

さわやかな香りの果実、初夏の味覚として太陽と潮風をあびた「美生柑」(みしょうかん)を紹介します。
発祥は、大正時代に熊本県河内町で発見された自然雑種と言われています。酸味と甘みが絶妙にバランスが良くとれ、これからの季節にぴったりな果物です。また、文旦から生まれたグレープフルーツのようで、苦味はなく、さっぱりとした甘みがあり、果汁が豊富で柔らかい果肉が特徴です。
期待される働きとして、美容効果、高血圧予防、老化防止、便秘予防、動脈硬化の予防、風邪予防などがあげられます。食べ方は、半分に輪切りにしてスプーンで食べるのが簡単です。保存は風通しがよく、涼しい場所で保存します。ぜひ旬の味覚を味わいください。
野菜「キュウリ(胡瓜)」
- 産地:茨城県

- 入荷時期:2月中旬~4月末
3月に入って、三寒四温のことわざのごとく、日増しに春が近づいている感じがします。体調には特に気をつけたい季節ではないでしょうか。今月は春物野菜の「キュウリ」を紹介いたします。
原産地は、インドのヒマラヤといわれ、中国から6世紀頃に日本に伝わり、本格的な栽培は江戸時代後期とされています。当時の記録によると、切り口が葵の紋に似ていることで武士に恐れられ食べなかったとのエピソードもあります。
期待される働きとして、大半が水分ですがビタミンやカリウムを含んでいることから、風邪予防、美肌効果、高血圧予防、老化予防、糖尿病予防、脳梗塞予防、がん抑制などに効果があるといわれています。
選び方は、つやがあり、いぼいぼがとがっているものが新鮮です。多少曲がっていても味や栄養には関係ありません。
食べ方として、サラダ、漬物、酢の物、炒め物など、またいろいろな調味料にも相性が良いものとなっています。保存は水分が失われないように袋に入れて冷蔵庫の野菜室に入れてください。健康野菜の一つに加えてお召し上がりください。
果物「とちおとめ(イチゴ)」
- 産地:栃木県
- 入荷時期:11月上旬から5月末

今月は春が旬の果物「とちおとめ」いちごを紹介します。ビタミンC豊富、子供から大人まで年齢に関係なく人気の高い果物です。また、色や形から赤いダイヤモンドといわれ、多くの方に親しみを持たれています。
とちおとめは、久留米49号と栃の峰の交配種から平成8年栃木で誕生しました。特徴は、女峰いちごより大きく、酸味が少なく、甘みが強いことです。
発祥地は、14世紀頃のヨーロッパやアメリカで栽培され、日本へは江戸末期頃にオランダ人により伝来し、当初は観賞用でしたが明治時代から食用として広まりました。期待される働きは、ビタミンCが豊富なため、美肌効果、貧血予防、風邪予防、動脈硬化やがんの抑制などに効果があるといわれています。
選び方は、果皮のつぶつぶがはっきりしていて、へたが元気なもの。保存は、乾燥を防ぐためラップして冷蔵庫に入れてください。食べる直前にへたを取らずにすばやく水洗いして、口にするときにへたを取ると、おいしくいただけます。また、へたから先端の方向に食べると一層の甘みがまします。どうぞお召し上がりください。
野菜「タラノメ(楤の芽)、別名タラウド」
- 産地:山形県

- 入荷時期:12月~4月
厳しい寒さが続きますが、季節は春へと向かっている中、山菜料理として人気のあるてんぷらの王様「たらの芽」を紹介します。
原産地は、日本各地と東アジアに発祥します。奈良時代から高級品として栽培され食べられています。タンパク質と植物性油脂を含むので「山のバター」と言わています。コクと香りがあり、ほろ苦さが特徴となっています。
期待されている働きは、利尿作用や高血圧予防、便秘改善、老化防止、糖尿病予防、がんの抑制などといわれています。日光を浴び成長し、栄養豊富です。選び方は、タラの木の新芽で、太くて新鮮なもの。保存は冷蔵庫ですが、鮮度が短いので早めにお召し上がりください。
食べ方として、てんぷらの場合あまり揚げ過ぎないようにしてください。てんつゆや塩をつけて食べていただくと、うどに似たコクと香り、また、本来の甘みとほのかな苦が楽しめることと思います。他に和え物、浸し物、アルミホイルで包み焼いても良いと思います。季節の野菜をお楽しみください。
果物「伊予柑(いよかん)」
- 産地:愛媛県

- 入荷時期:1月上旬~3月中旬
冬が旬の果物の一つで、果皮はむきやすく、果肉が柔らかく、むいた後の香りが楽しめる「伊予柑」を紹介します。
原産地は、山口県萩市で明治19年頃、みかん類とオレンジ類の交雑種で偶然実生し誕生しました。当初は「あなとみかん(穴門蜜柑)」と呼ばれていました。その後、明治時代になって愛媛県に移植して栽培されたところ、気候や土壌に適した品質の良い「伊予柑」が普及しました。
期待される働きは、ビタミンCが豊富なため、肌のハリを持たせ、血をきれいにし、風邪のひきにくい身体を作るとともに、骨や歯の強化、疲労回復、便秘解消に効果があるといわれています。
選び方は、ツヤのあるもの。保存は常温で、暖房の効いている部屋は避けてください。ジュースやシャーベット、果汁でドレッシングをつくるなどいろいろな調理でお召し上がりください。
野菜「レンコン、別名:蓮(はす)」
- 産地:茨城県

- 入荷時期:9月~5月
新年のお正月料理に欠かせない食材として「レンコン」を紹介します。レンコンには、8から10個の穴が開いているのをご存知かと思います。この穴は「先が見通せる」と言われ縁起のいい食べ物とされています。
原産地は、中国、インド、エジプトなどと言われています。また、由来は花が咲いた後、実が肥大し蜂の巣(はちのす)の様になったことから、言葉がつまり「はす」となったそうです。期待されている働きは、貧血予防、便秘解消、高血圧予防、風邪予防、美肌効果などがあり、腸を整える食物繊維を多く含んでいます。
選び方は、ふっくらと丸みがあり肉厚のもの、皮は淡黄色、淡褐色で傷がなく、ツヤのあるものを選んでください。保存方法は、湿った新聞紙に包んで冷蔵庫へ、切り分けたときはラップで包み冷蔵庫へ入れてください。料理法は、煮物、酢レンコン、サラダ、焼き物などで、皮をむくと黒くなるので、水や酢水に素早くつけてください。歯ごたえのあるシャキシャキ感をお楽しみ下さい。
果物「デコポン、品種名:不知火(しらぬい)」
- 産地:熊本県

- 入荷時期:12月~4月下旬
最近、特に評判になっている果物で初冬から春にかけて出回る柑橘系の一種で登録商標されている「デコポン」を紹介します。
発祥は、1972年長崎県で清美タンゴールとポンカンを交配して誕生し「不知火」の名で栽培されていました。1991年より糖度の高いものを「デコポン」としとて命名されました。日光をいっぱい浴びた「デコポン」は、口の中に濃厚な甘味が広がる実感を味わうことができます。
特徴として果皮は厚いが簡単にむけ、甘い香りが漂ってきます。また、種は少なく袋ごと食べられます。期待される働きは、ビタミンCが豊富なために風邪予防、お肌のケア、腸の老廃物を取り除く作用と便秘解消などがあります。選び方は、橙色のもので、デコ(突起物)はあってもなくてもよいです。保存は高温を避け風通しの良いところで保存してください。旬のデコポンをお楽しみ下さい。
野菜「越冬トマト」
- 産地:熊本県

- 入荷時期:11月~2月
今が食べ頃の旬な野菜、越冬トマトを紹介します。特徴は、ずっしりとした重みがあり、甘くてジュシーで酸味があることで、濃厚で絶妙な旨みがあります。ただ、雨を嫌うので温室やハウスの中で栽培をしています。原産地は、南米ペルーなどのアンデス高原で紀元前に栽培されていたそうです。日本へは、江戸時代に観賞用としてポルトガル人が中国から長崎へと伝えられました。食用としては、明治時代になり広まっていきました。
期待される働きは、風邪などの感染症予防、肌荒れ予防、がんや動脈硬化の予防、食欲増進、便秘改善、高血圧予防などがあり、西洋では、トマトが赤く熟すと医者が青くなるといわれるほど、薬効があるといわれてきました。
選び方は、へたの緑色が濃く、皮に張りとツヤがあり、ずっしり重みがあること。保存は、袋に入れるか、ラップして冷蔵庫の野菜室で、青い場合は常温で自然に、熟してください。料理は、サラダ、スープ、チーズ焼きなど、冬が旬の越冬トマトをお楽しみ下さい。
果物「メロゴールド」
- 産地:アメリカ、カリフォルニア州

- 入荷時期:12月~3月
今が旬の果物「メロゴールド」を紹介します。発祥はアメリカのカリフォルニア州にて、グレープフルーツとポメロを交配して昭和33年(1958年)に栽培して誕生しました。特徴はグレープフレーツの仲間で、酸味が少なく、果肉はやわらかくジューシーで、甘みも強いことで好まれているようです。また、日本へは、2000年頃から輸入されるようになった柑橘です。見た目は文旦のように大玉で果肉はプリプリして食べ応えがあります。1玉の重さは500gから700g前後あります。
期待される働きは、疲労回復、風邪の予防、美肌効果などがあります。食べ方は、皮がむきやすいので一房ずつ皮をむいて食べると苦味も少なく、グレープフルーツに砂糖をかけた感じで、おいしく召し上がれます。保存は、常温で風通しの良いところに置いてください。冷蔵庫に入れる場合は、ラップを巻いて乾燥防止して下さい。年々人気の高まっている「メロゴールド」を旬の時期にお楽しみ下さい。
野菜「セリ:(根白草・カワナ)」
- 産地:茨城県

- 入荷時期:11月~4月
朝晩と冷え込む季節、この時期に収穫される旬な野菜で、貧血や冷えから女性を守る春の野菜のひとつ「セリ」を紹介します。
原産地は日本です。古くは万葉集の歌にありますが、栽培の方法が記載されているのは平安時代からとされ1、000年以上前からと想定されています。
期待される働きは、ビタミンCが豊富でカルシュウムや食物繊維も多いことから、貧血予防、美肌効果や、胃を丈夫にしたり、解熱・解毒作用があります。また、糖尿病予防、高血圧予防も良いされています。
選び方は、葉が濃く緑色、葉先がピンとしてみずみずしいものをお求め下さい。保存方法は、水を切り湿らせた紙に包んで冷蔵庫の野菜室に入れてください。料理は、鍋物、おひたし、てんぷらなど、様々な料理でセリの香りをお楽しみください。
果物「早生(わせ)みかん」
- 産地:愛媛県
- 入荷時期:11月~12月

秋から冬の旬な果物、愛媛の「早生(わせ)みかん」を紹介します。
みかんの発祥地は、江戸時代に中国から鹿児島に伝わった柑橘の種が、偶然実をつけたそうです。栽培が広がったのは明治時代。名前の由来は、中国の温州府「うんしゅうふ」の地名より名づけられ、英語では「サツマオレンジ」と言われ、鹿児島が日本の原産地なりました。
やや酸味のある極早生(ごくわせ)みかんの時期もありますが、今回紹介する早生わせ)みかんは、甘味と、酸味が特徴の旬な果実です。みかんが大衆に好まれるわけは、種がなく、簡単に皮がむけて、果肉がやわらかく、果汁が豊富なことです。
期待される働きは、ビタミンCを多くんでいるので、感染症の風邪予防によいといわれています。また、がん抑制、高血圧予防、便秘改善、利尿促進、美肌効果、疲労回復などがあります。
選び方は、皮につやと張りがあること。重量感があること。ヘタが小さいこと。保存は、風通しがよく蒸れなくて、日が当らない場所。栄養価の高い「みかん」は、そのまま皮ごと食べられますので、お召し上がり下さい。
野菜「チンゲンサイ(青梗菜)別名:パクチョイ(白菜)」
秋が旬の露地野菜「チンゲンサイ」は、生育期間が約40日から50日ぐらいと短く、また、気候の変化にも強い特徴があります。日本ではハウス栽培をすることで、一年中市場に出回っています。名称は昭和58年農水省によりチンゲンサイと付けられましした。原産地は、中国華南省地方とされ、日本には昭和47年頃入ってきました。中国野菜がブームになった時期でもあります。
期待される働きは、アルカリ性のミネラルが豊富な緑黄色野菜で、ビタミンA、C、カルシウム、カリウム、鉄分、食物繊維を含むことから、血栓防止、動脈硬化予防、便秘改善、視力維持、がん予防、疲労回復などです。
選び方は、葉が緑色で鮮やかなもの、つやと張りのあるもの、根元がみずみずしいもの。保存方法は、乾燥させないようにポリ袋に入れて冷蔵庫で保存してください。料理は煮崩れないため、炒め物のほかにスープや煮込み料理、キノコの和え物など、旬な野菜としてお召し上がり下さい。
果物「刀根柿(たねなし柿)」
秋の味覚に、「渋柿の王様」として平種なし柿の露地栽培をしている和歌山県の「刀根柿」を紹介します。渋柿を渋抜きをしているのでとても甘く、食感は「サクッ」としています。また、刀根柿の誕生は、奈良県の刀根淑民氏が発見した品種で、昭和55年に登録されています。
原産地は、東アジア、中国から日本に渡来し10世紀頃の書物に記され、当初はすべて「渋柿」でしたが、鎌倉時代に突然変異で甘柿が誕生し、その後品種改良されたそうです。
期待される働きは、ビタミンCが豊富に含まれて、皮膚機能を維持し肌を美しくします。
風邪の風邪予防、糖尿病、便秘、大腸がんの予防。アルコールを分解することで二日酔いにも効果的です。
選び方は、果皮に張りつやがあるもの、重みのを感じるもの、赤みがあるものは食べ頃です。保存は常温で涼しいところが良いです。冷蔵庫に長く入れると甘みがなくなりますので、気をつけてください。栄養価の高い独特の風味と食感、季節を感じる果実をお楽しみ下さい。
- 産地:千葉県
- 入荷時期:9月~12月
晩夏から秋に収穫される和食には欠かせない旬な野菜であり、煮物の材料や芋煮会やいもだきなどの材料に食される「さといも」を紹介します。
原産地は、インド東部からインドシナ半島とされ、日本へは稲作が始まった縄文時代の後期より古い時代に入ってきたと言われてます。期待される働きとしては、里芋特有のぬめりが食物繊維を含んでいるため、腸の働きや胃の粘膜を活発にします。また、血糖値を抑える働きや塩分の取すぎを抑える働きから、むくみの防止にも効果的です。選び方は、丸くころころ太って重量感のあるもの。皮をむいてある場合は、白くつやのあるもの。保存方法としては、泥つきは新聞紙に包み乾かないよう常温で、泥なしはビニール袋に入れて冷蔵庫で保存してください。料理は、がめ煮(筑前煮)、芋煮、芋がら縄、きぬかつぎ、皮のまま蒸して皮をむいて食べるなどがあります。是非お召し上がり下さい。
果物「瀬戸ジャイアンツ(ぶどう)」
味覚の秋に、人気上昇中の「瀬戸ジャイアンツ(ぶどう)」を紹介します。生い立ちは、1979年岡山県のぶどう研究所でグザルカラーとネオマスカットを交配させ誕生しました。特長は、翡翠色した実の美しさ、種なし、大粒で皮が非常に薄く噛んだ時に「パリッ」と弾けるような音がします。食感は、さわやかな甘酸っぱさ、ジューシーな果汁が備わったぶどうです。また、実が桃の形に似ていることから「桃太郎ぶどう」とも呼ばれています。食べ頃は房の先に少し茶色い色が出始めるころが良さそうです。
期待される働きとして、疲労回復、視力改善、高血圧予防、心筋梗塞予防、脳梗塞予防が期待されています。保存は新聞紙に包むか、ビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室へ。是非、種なしなのでそのまま食べられる「瀬戸ジャイアンツ」の食感をお楽しみ下さい。
野菜「みょうが、(茗荷)」
夏を代表する旬な野菜、夏バテ防止には欠かせない、「みょうが」を紹介します。独特な香りと目に飛び込む紅色が食べる前の楽しみ感を持たせてくれるます。写真は高知県からハウス栽培で周年出荷している物です。秋田県は露地ものとして8月から9月が出荷時期となってます。たくさん食べるものではありませんが、漢方的な働きがあり食欲を誘ってくれます。原産地は東アジアの温帯と日本とされています。
期待される働きとして、豊富な食物繊維が便秘を改善し、眠気を覚ましたり、発汗を促したり、神経の興奮を鎮め、血液循環を良くしストレスを緩和します。また、婦人病や風邪の防止、口内炎やのどの痛みを和らげてくれます。選び方は、ずんぐりと丸みがあり実がしまっているもの。葉の色が紅の鮮やかなもの。保存は、乾くと独特の香りが失われますので、霧吹きをして湿り気をつけて冷蔵庫に入れてください。民話で食べると物忘れがひどくなると言われていますが、集中力を増す成分があることがわかりました。ぜひ、酢の物、味噌汁、てんぷら、混ぜご飯等にしてお召し上がりください。
果物「幸水梨」
今月の果物は、「菊水」と「早生幸蔵」を交配して1959年で誕生した、赤梨の「幸水」を紹介します。
日本では約40パーセントを栽培している代表品種です。お尻の部分がへこんでいることが特徴です。また、やわらかい果肉で果汁がたっぷり含まれ、一口食べると強い甘みが広がります。また、赤梨は成熟すると果皮にザラサラの斑点が付きますが、これは、果肉の水分を閉じ込めて、おいしさを保つためです。日本では、弥生時代に栽培され食べられていました。現在の梨は明治時代に品種改良されて甘みと柔らかさが生まれ食感に楽しさが加わりました。期待される働きとして、疲労回復、高血圧予防、消化促進、便秘改善、心筋梗塞予防があります。選び方は、皮に張りのあり、軸がしっかりしているもので、形はふっくらと丸みのあり、重みを感じるもの。保存は、水分を蒸発させないようにビニール袋に入れて冷蔵庫に保存し早めに食べてください。出荷は1ヶ月間と短いので、旬な「幸水梨」を食卓でお楽しみください。
野菜「葉しょうが、別名:谷中生姜」
今月取り上げる野菜は、初夏の食欲増進と料理をひきしめる脇役の「葉しょうが」(中)を紹介します。
原産地は、インド、マレー半島などの熱帯アジアといわれています。日本へは3世紀以前に中国から伝わり栽培され、根生姜(大)は昭和になって広がりました。種類は大きく分けて、根生姜を(大)、葉生姜(中)、矢生姜(小)に区分されます。
期待される働きとして、殺菌作用、血圧や筋肉の働きを調整、がん抑制、冷え性改善、高血圧予防、新陳代謝を活発にするなどあります。調理は、味噌と一緒にそのまま生で食べたり、魚料理の添え物として利用して下さい。選び方は葉の緑が濃く、しっとりとしたみずみずしいものを選びましょう。葉の部分は食べられませんので、脱臭作用として冷蔵庫に入れておくと良いです。
保存は乾燥に弱いのでポリ袋に入れて冷蔵庫へ、早めにお召し上がり下さい。旬は初夏ですので今が一番、ぜひご賞味ください。
果物「桃(もも)」
今月の果物は、硬くても甘いのが特徴な山梨県の「もも」を紹介します。桃の誕生は、実は硬く表面が毛毛(モモ)で覆われているため、呼ばれました。
原産地は、中国黄河上流域といわれ、日本に伝わったのは弥生時代ともいわれ古事記にも記されています。現在の桃の栽培は明治時代に大久保重五郎氏が新種の「白桃」を発見し「大久保」と名付けられ、日本の桃に大きく貢献されました。
また、孫悟空が桃を食べた話は有名で、特別な果物として不老不死の仙果と考えられました。つまり、長生きができ、命を落とすことがないと言い伝えられ、桃の節句を迎えたとか。期待される働きとして、腸の働きを活発にし、細胞の老化を防止、疲労回復、がん予防、高血圧予防、動脈硬化予防、便秘解消などがあります。選び方は、全体的に丸みがあり、果皮が鮮やかな赤やピンクのもので、表面にうぶ毛が着いているもの。種類は、「白川白鳳」「白鳳」「浅間白桃」「川中島白桃」などそれぞれに甘み、ジューシーさがあります。どうぞ夏が旬の「桃」をお召し上がり下さい。
野菜「ほうれん草:法蓮草」
- 産地:千葉県
- 入荷時期:1月~6月

春は、いろんな新芽が成長する季節。今月は新鮮野菜として千葉県の「ほうれん草」を紹介します。
原産地は、西アジア、古くはペルシャ地方で、7世紀頃中国に渡り、日本には江戸初期に伝わって栽培が広まりました。
期待される働きは、ミネラルが豊富で栄養価が高く、鉄分が非常に多いので貧血予防や食欲増進、便秘予防などに期待されています。また下部の赤い部分は骨の成長を促進する効果があります。
選び方は、葉が緑色で濃く張りがあり、根元がピンク色しているものをお勧めします。保存は濡れた新聞紙に包みポリ袋に入れて下さい。
おひたし、パプリカの胡麻和え、グラタン、和風サラダなどにして春の健康野菜「ほうれん草」をお召し上がり下さい。
野菜「空豆(そらまめ)、別名:夏豆(なつまめ)」
今月は、新緑がまぶしくすがすがしい季節にふさわしい野菜、「そらまめ」を紹介します。
原産地は、北アフリカや中央アジアとされ、日本には江戸時代に中国から伝わりました。名前の由来は、さや(豆巣)が空に向かってつくので「空豆(さらまめ)と名付けたそうです。
期待される働きは、ビタミン類が豊富なので、美容に良く、便秘改善、糖尿病予防、皮膚、粘膜の保護などがあります。また皮には利尿作用があるので皮を食べると消化を促進します。
保存は、さやから出したらマメがすぐ変色するので、早めに茹でて冷凍保存して下さい。
食べ方は、塩茹でが一般的ですが、さや(豆果)ごと焼いて中の豆をそのまま食べる方法もあります。揚げて塩をふって食べる「いかり豆」は皮に食物繊維が多いのでぜひ皮ごと食べてください。その他、煮物、炒め物、スープなどでお召し上がり下さい。
果実「房州びわ、別名:ヒワ」
今月の果実は、南房総の初夏の味覚「房州びわ」を紹介します。ふっくらとオレンジ色をした大粒でみずみずしさが特徴です。
原産地は、中国南西部といわれ、日本には古代に持ち込まれて栽培されていたので、日本も原産地といえます。実際に食べられたのは、平安時代になってからです。
名前の由来は、楽器の琵琶(びわ)に似ていることから、枇杷(びわ)とつけられたそうです。今月紹介している「房州びわ」は千葉県の南に位置した房州の名称から名づけられました。酸味がありやや淡色の果肉を持ちます。
期待される働きとして、疲労回復、利尿促進、高血圧予防などがあります。
選び方は、へたがしっかりしたもので、果皮の表面に薄い産毛があるものが好いです。保存は、日持ちが長くありませんので、早めに食べてください。
食べ方は、そのままデザートとして、またジュース、ハチミツ漬けなどにして、初夏の季節感を味わってください。
野菜「とうもろこし 別名:南蛮黍(なんばんきび)」
- 産地
:宮崎県 - 入荷時期:5月下旬~8月中旬
今月は夏に向けて、甘くておいしい野菜「とうもろこし」を紹介します。原産地はメキシコ、アメリカ南部と言われています。日本へは安土桃山時代にポルトガルから伝来しました。その後、明治時代にアメリカより新品種が伝わり、北海道の開拓での栽培により広がったようです。名前の由来は、中国から伝来した「モロコシ」という植物に似ていたことから「唐のモロコシ」と呼ばれ、トウモロコシとなったそうです。期待される働きとして動脈硬化や大腸がんの予防、便秘の解消などがあります。鮮度が命のため、お求めになったら、3から5分で茹でるのがおいしいです。保存は痛みやすいので、茹でて冷ましてからラップに包んで冷蔵庫に入れてください。選び方は、緑色の皮付きで、実がびっしり詰まってしいて粒がみずみずしいものがいいです。
果物「さくらんぼ 別名:桜桃」
今月の果物は、山形県より初夏のさわやかな味覚「さくらんぼ」を紹介します。写真は5月下旬(ハウスもの)に撮影したものです。路地ものは6月ごろには出回ります。原産地は、トルコと言われています。明治初期にアメリカから伝わり、日本各地で栽培されたがうまくいかず、山形県のみ梅雨の期間が短いことから「さくらんぼ」の栽培に適していました。この環境条件から、大正時代に山形県の佐藤栄助氏によって改良され、色、つや、味わいともにすばらしい「佐藤錦」の誕生となって今日まで喜ばれ食べられています。現在、日本では30種類ほどが改良され栽培されています。期待される働きとしては、高血圧、動脈硬化の予防、疲れや便秘の解消などがあります。選び方は軸がしっかりしていて、果皮の色が鮮やかで光沢のあるものが新鮮です。保存は、常温で保存し食べる前に冷蔵庫で冷やして食べてください。










