更新日令和3(2021)年2月26日

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「ママとけっこんしたい。」(4歳8か月、2017年10月)

最近の息子の口癖は「ママとけっこんしたい!」です。

結婚するという意味はよく理解していないと思いますが、とにかく私への愛情表現が半端でないのです。朝起きてから夜寝るまで「ママだいすき!」と言い続け、「ギューしよ~」とギューと抱きついてきたり、ほっぺにチューしてきたり。そして極めつけが「ママとてっちゃんはけっこんする」という発言。

どこで覚えてきたのかわかりませんが、とにかくその願望が強く、私が「ママはパパと結婚しているからね」と言うと泣きだす始末。「けっこんはいっかいしかできないの?」なんて聞いてきます。とにかく、ライバルは大好きなパパであることに複雑な想いを抱いている様子(笑)


ママと2人でデートもよく行くよ♪

ある日、ちょっと耳をかして!と小声で話しかけてきたことがありました。

「ねぇねぇママ。てっちゃんが大きくなったら、かんちゃん(パパ)におしえてもらって、デパートでゆびわかってきてあげるからね、だからけっこんね」

とうれしそうに言うのです。結婚するには指輪がいること、大人になってからそれは渡すものであること、デパートに売っているということ、パパなら売っている場所を知っているということ・・・いろんなことをわかっていないようでわかっているようで、でもライバルであるパパに聞いちゃうところがまた可愛く、本当に愛らしくて涙が溢れ、感動しました。

いつまでママが1番でいられるだろう。

いつまでママ大好きって言ってくれるだろう。

それが本当に今の一瞬であることを頭ではわかっているので、うれしいのにすぐにものすごくさみしくなってしまう、そんなうれしく切ない感情で胸がはちきれそうになる毎日です。

いつまでも、ママ大好き!ママ結婚したい!なんて言わないのはわかっています。でも、ママに指輪を買って喜ばせてあげたい、そんなことを日常に考えられるような優しい感情は大人になっても持ち続けてほしい、そう願うばかりです。


ママを守るため強い海賊に仮装!!

この優しい気持ち、最高の愛情、こんなだれもが持っているけどなかなか素直に表現できない感情。これをできればこのまま持ち続けて大きくなってもらうにはどうやって育てていけばいいのか、それともこの感情を素直に受け入れてあげるだけでいいのか、いろいろ考えてしまいますが、我が家のパパ、つまり私の夫が家族に対する優しさと愛情にあふれているので、この背中を見て育てば大丈夫かなとも思うのです。


近くの公園にて。動かないアリを葉っぱに乗せて、元気にさせようと涙していました。

「子育て」とは言うものの、子どもはいつの間にか育っていくんだな、それを見守ることしか本当はできないのかもしれない、そんなことを考える今日この頃です。

フリーアナウンサー・岡田 亜紀 記(2017年10月)


今年の運動会は泣かずに頑張りました!

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