更新日令和3(2021)年2月26日

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「成長とともに知る複雑な気持ち」(11ヶ月、2013年12月)

9カ月になる息子。ハイハイやつかまり立ち、伝い歩きはお手のもの。今にも歩きそうな勢いで順調に成長しています。相変わらず、家じゅう私の後をくっついてくる後追いはスピードを増し激しいのですが、以前に比べて大きな変化が!!泣き叫びながらだったのが、いつの間にかニコニコ楽しそうに追いかけてくるようになったのです。体の成長だけでなく、心の成長にびっくりする毎日。(写真:つかまり立ちしてパパのご飯をいたずら)

つかまり立ちができるようになったよ

また少し前までは、私がいなくなると火がついたように泣き続けるため、短時間でも預けることができなかったのに、最近ではパパや両親とお留守番もできるようになりました。「泣いているんだろうな?」と心配し帰宅したら、楽しそうに遊んでいた息子を見て、安心したのと同時に複雑な心境に…。そのとき「あぁ、こんなにべったり私にくっついている毎日も全部忘れてしまうんだろうな」と無性にさみしく感じたのです。

楽しそうに遊ぶ様子

いつのころからか赤ちゃんの匂いがなくなってきた時と同じように、成長するうれしさには、同時に寂しさもつきもの。このなんとも複雑な感情は、自分が親になって初めて知りました。そして、このうれしさと寂しさ隣り合わせの感情は、この先もずっと続いていくのだと思います。それと同時にちょうど2年前、私が結婚するときに見せた、両親の涙の意味がやっと分かった気がします。

レイソルのユニフォームを着て

(「広報かしわ」2013年12月1日号掲載 フリーアナウンサー・岡田亜紀 記)

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