平成22年度第2回柏市地域包括支援センター運営協議会会議録

最終更新日 2011年8月5日

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1 開催日時

  平成22年11月18日(木曜日)午後1時30分~午後3時30分

2 開催場所

  ウェルネス柏大会議室

3 出席者

 (委員)

  渡部昭、須田仁、小竹惠子、宮地直丸、花澤浩之、村田恒、竹元泰子、宮里幸子、渡辺良明、中川郁子

 (事務局)

  • 保健福祉部長(木村清一)
  • 高齢者支援課長(上野哲夫)
  • 介護保険管理室長(鈴木茂美)
  • 保健福祉総務課副参事(重田恭義)
  • 福祉活動推進課長(池田高志)、同主幹(鈴木節)、同専門監(石原逸美)、同担当リーダー(根本暁子)
  • 柏北部地域包括支援センター(山本所長)
  • 北柏地域包括支援センター(斎川所長)
  • 柏西口地域包括支援センター(小野田所長)
  • 柏東口地域包括支援センター(七尾所長)
  • 光ヶ丘地域包括支援センター(斉藤)
  • 柏南部地域包括支援センター(西田所長)
  • 沼南地域包括支援センター(山口)

 4 議題

 (1)平成22年度地域包括支援センターの活動実績について

 (2)平成22年度地域包括支援センターの活動状況について

     ・北柏地域包括支援センター

     ・沼南地域包括支援センター

(3)介護予防支援業務の委託について

5 議事

 (1) 平成22年度柏市地域包括支援センター活動報告について

 事務局から報告(別添資料のとおり)

 

委員

高齢者虐待の報告があったが、虐待ケースはどのようなきっかけで発見されることが多いのか。民生委員としての活動に大いに参考になるので教えてもらいたい。

事務局

警察署から通報がくるものが多い。生活安全課に持ち込まれた虐待ケースについては、福祉活動推進課に連絡すると言う流れができあがっているように思う。その他としては、介護事業所や民生委員、病院職員から情報がもたらされることがある。

委員

虐待の種類はどのようなものが多いのか。

事務局

上半期は27件。重複はあるが、身体的虐待17件、心理的虐待17件、経済的虐待4件、ネグレクト3件の順になっている。性的虐待は0であった。

会長

虐待ケースは増えているのか。

事務局

増加傾向にあると思う。虐待ケースでは、虐待者と被虐待者とを一旦分離する。理想的には統合を目指すが、関係修復が難しく、継続してケアしていかなければならないものが多い。 身体的虐待がトップにきているのは、実態が多いことに加えて発見されやすく、通報に至りやすいことも影響していると思う。心理的虐待や介護放棄はなかなか発見が難しい。

会長

包括の職員から何か付け加えることがあれば。

西口包括

西口では、今年度は、ケアマネージャーと協力して虐待ケースのケアに取り組んでおり、対応困難になる前に一緒に考えている。取り扱った10件のうち2件は施設入所している。原則として、できる限りもとの居宅に戻す方向で対応している。チームで動くようにしている。

委員

後見申し立ては増えているか。

事務局

増加が予想される。今年度上半期で、市長申し立てが2件となっているが、現在準備中のものが6件ある。年度で考えると、昨年度の12件を上回ると思う。市長申し立ては最後の手段で、親族の中で援助が得られないものなどに限られる。申し立てに至る意向調査の過程で親族から援助が得られるケースも2件あったが、親族がいないのではなく、親族がありながら援助が得られないケースが多くなっている。

会長

いわゆる「無縁社会」ですね。施設入所のときの保証人については、比較的親族の協力が得られやすいのだが。

委員

ちゃんと子育てすることがいかに大事かが分かる。いかに愛情をもって育ててきたか。皆さんも、大事に子どもを育ててください。

事務局

自分の親の面倒をみることは大事だと思う。親を特養に入れっぱなしの人もいれば、毎週面会に来る人もいる。頻繁に家に連れて帰る人もいる。入所させたとしても、日本的なようだが、やはり「つながり」をないがしろにはできないと思う。

委員

成年後見は、10年位前にはは8割は親族が後見人になっていたが、今では親族の割合は5割を割っている。残りは、弁護士や司法書士が後見人になることが多いが、ニーズの増加に追いつかず、手が回らなくなってきている。社会福祉協議会では、こうしたニーズの増加に対応するため、今年の8月から成年後見センターを開設した。県内では、千葉、浦安についで3番目の開設になる。現在、3件取り扱っているが、後見は、ひとたび受任したらその人が亡くなるまで続く。今後とも、行政と協力しながら成年後見の充実を図っていきたい。ところで、今年から開設された地域包括支援センターの相談活動件数を見ても、光ヶ丘と南部は件数が多い。何か特別な要因があるのだろうか。

光ヶ丘包括

開設早々から虐待ケースが持ち込まれ、あわただしく対応した。ケアマネから寄せられる相談も、在支のときとは異なり、制度的な相談が多い。包括開設以前に在宅介護支援センターとしての活動期間があったため、ある程度、地域の人にも(包括の存在が)知られていたと思う。

南部包括

包括支援センター開設以前から、在介として活動してきたことや、リフレッシュプラザ内というアクセスしやすい場所に事務所を構えていることもあり、開設当初からさまざまな相談が持ち込まれている。民生委員からの相談も多く、ピークは声かけ訪問のときだった。逆井中心だった相談も、最近は、藤心や増尾のケースも増えてきている。

委員

これから地域ネットワーク会議を開催すると、さらに相談が増えると思うが、頑張ってもらいたい。

委員

光ヶ丘包括も、はじめは何をしているところか情報が行き届いていなかったが、その後、職員の努力で、町会等を回ってPRに努め、認知度が高まってきた。健康づくり推進員や、民生委員を通じて、地域の皆が包括を知ることになり、今では、困ったことがあったら包括に行くという考えが浸透してきている。それがこの相談件数の数となって現れていると思う。

会長

相談の内容で一番多いのが、介護保険に関する相談となっているが、介護保険については、今後、制度が変わると言う話も聞こえてきている。プランの作成が有料になるという話もある中、介護保険プランの作成について、マイ・ケアプランの作り方のような相談が寄せられているかどうか。

事務局

今のところありません。

会長

これから出てくるのではないか。ケアマネからの相談が75%あるが、これは、ケアプラン作成に当たっての相談ということか。

西口包括

ケアマネの相談で一番多いのが、「こういう相談があるのだけれど、どのような対処の仕方が考えられるだろうか」といったもの。他には「単独で対応するのが心細いので、行政や地域の資源を活用したい。その間に入って一緒に動いてもらいたい」というもの。精神(障害)の方も成年後見につなげていくなどしている。

東口包括

「家族との調整が必要だがケアマネだけでは手に余る」とか、介護保険制度だけでは解決できない問題、「在宅では看きれないので施設入所に向けて協力して欲しい」というものが多い。
 

事務局

介護保険の制度だけで対応しきれない複合的なケースについて、地域の資源に明るい包括支援センターに協力を求めるものが多い。

会長

今年開設された北部包括で、以前、男性中心の企画を考えていたと思うが、その後の進展について聞きたい。

北部包括

イベントを企画しても女性の参加者ばかりで、男性の参加が少ない。何とか男性にも参加てもらいたいと思い、男性交流会を企画した。7月にふれあい囲碁の会を開いた。非常に好評で、ぜひ次の企画もという参加者からの要望も強かった。参加者の中にペタンク協会の人がいたので、11月13日、ペタンクの会を開いた。22名の男性が参加した。これからも、男性交流会を続けていきたい。何回かはバックアップしていくが、いずれ自立したものになると良いと思っている。

 

(2)平成22年度柏市地域包括支援センター活動状況について

事務局

本年度から市内7圏域への委託が整い、それぞれの地域包括が活動している。統一した報告書で、集計された数値をもとに評価いただくだけでなく、それぞれの地域の生々しい活動を報告するために活動状況報告の時間をいただいた。包括開設順に、順次、各包括に発表させていただくこととし、今回は、北柏と沼南から発表させていただく。

   ・北柏地域包括支援センター

  ・沼南地域包括支援センター

   (それぞれ、別紙資料に基づき説明)

会長

2包括からの報告を聞いて、頼もしい思いだ。発足当時は、どのように活動していったらいいだろうかと、試行錯誤の感もあったが、今日の報告は、他の包括にもいい刺激になる。紙芝居は、ぜひ、この協議会でも見せてもらいたい。

委員

発表を聞いて、包括の余裕すら感じられる。開設したてのときは、何をしていいか分からなくて大変あわただしい思いをしていたと思うが、今は落ち着いて仕事をしている感じがする。独自の活動もしており、さらなる発展と工夫を期待している。

委員

地域と関わりながらの活動を聞き、紙芝居づくりなど、大変よい着眼だと思う。子どもに啓発していくことは大切なことで、出来上がったときには、私どもの関係している劇団でも演じたいと思った。 また、地域のサロン活動や地区社協の担い手には女性が多く、結果として企画も女性の視点からのものが多いのではないか。

沼南包括

地域活動の主体に女性が多いのは事実。外出ツアーの企画の中で、歴史に詳しい方など男性との接点が持てた。「男の料理教室」や「美しい姿勢の作り方」など男性向けの企画を切り口に男性参加してもらうよう工夫している。ペタンクなどの具体的な目的があれば集まりやすい。

委員

参加者だけでなく、企画する方に男性に加わっていただくよう工夫してもらいたい。

委員

ボランティア育成の面からも、退職後の男性の力をいかに活用するかということは、非常に大きなテーマだ。社会福祉協議会で運営しているボランティアセンターも、高齢化の影響で、年々ボランティアが減少してきている。これから数年間は、団塊の世代の人々が第一線を退く時期なので、その方たちにボランティアとして地域で活躍してもらう方策を練っているところだ。

委員

以前、高齢者の氏名・住所などを記入した黄色いカードを発行していたと思う。迷子カードのようなものだが、その後、どうなっているだろう。来院した患者さんに尋ねても、皆知らないようだが。

高齢者支援課長

高齢者に限定したものでなく、防災安全用の緊急カードのことだと思う。災害時に円滑に対応するために福祉の窓口で発行していたもので、ホームページからもダウンロードできた。氏名・住所のほか、血液型なども記載できるようになっている。現状については、後ほど確認したい。

委員

よい試みなので、ぜひ普及させてもらいたい。

会長

介護支援のボランティア制度が発足したと思うが、社協のボランティアとの関係はどうなっているのか。

事務局

介護保険サポーター制度の目的は、高齢者の介護予防と、生きがいづくり。直接、社協のボランティアと協力するシステムは組んでいないが、サロン等を活動の場としているため、実態としては、介護保険サポーターと社協のボランティアのかなりが重複していると思う。ちなみに、介護支援サポーターの受け入れ施設は80余施設、サポーター登録者は、年度内に300名を超える見込みである。

 

(3)介護予防支援業務の委託について

 資料に沿って説明。

事務局

事務局としては、総合評価はすべて〇としている。可否について審査いただきたい。

委員

資料により職員数に矛盾があったり、記載のない欄があるが、事務局;未記載の部分については確認する。

委員

設けられている欄を埋めていないのは問題ではないか。数値がずれている部分もあり、信憑性のない資料で審査するのはいかがなものか。

事務局

資料のチェックが不十分であったことをお詫びし、再発防止に努めます。審査に時間的余裕がないため、指摘のあった数値をあらためて確認した上で、会長に報告することとしたい。可否の決定は会長に委ねていただけないか。

会長

いかが取り扱いましょうか。事務局から報告を受けて私が可否を決定すると言うことでよろしいでしょうか。

委員

(頷く)

 

会長

東京大学が豊四季台地域で行っている高齢社会のプロジェクトについて、先日も新聞に出ていたが、包括に関わる部分がどうなるのか聞きたい。

部長

現時点では、大枠を示しただけで、今後、地域と協議して詰めていくことになる。包括については、西口エリアになるが、このプロジェクトとあわせて、厚生労働省から補助を受けて「24時間365日のケアモデル事業」を開始している。包括支援センターも、プロジェクトの中に組み入れて活動してもらうことを予定している。包括の事業への取り組みを評価するにあたっては、回数や人数などを指標にするだけでなく、3つの視点が大切だと思っている。ひとつは、その取り組みにどれだけ多くの人が参画したか。2つ、その取り組みの結果、新たに発展・継続して生まれたものがあるか。3つ、その取り組みにより、新たな担い手が育ったか。 今日は、委員の皆さんからも心強い意見をいただいた。各包括の今後の活動に期待している。

会長

では、以上をもって本日の協議は終了します。

 ※ 閉会後、今回をもって委員を退任する小竹委員から、御挨拶いただいた。

6 傍聴

傍聴人2名

傍聴要領に反する行為は、見受けられなかった。

7 次回開催

来年2月の開催を予定

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保健福祉部地域包括支援課

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