保健福祉部ってどんなところ?

最終更新日 2020年7月1日

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保健福祉部プロフィール

保健福祉部長からのメッセージ

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高橋裕之保健福祉部長

皆さんこんにちは。保健福祉部長の高橋です。

保健福祉部の業務は、人口減少、少子高齢化といった厳しい社会構造の変化やそれに伴うニーズの多様化・複雑化に対応し、高齢者、障害者、生活困窮者、子育て世帯といった分野を問わず、「だれもが、その人らしく、住み慣れた地域で、共に、いきいきと暮らせるまち 柏」を目指していくことです。

そのためにも、今年度から、楽しみながら健康づくり・介護予防に取り組める「フレイル予防ポイントカード」の導入や、地域の身近な相談窓口となる、地域包括支援センターや地域いきいきセンターの増設など、いわゆる「地域包括ケアシステム」や「地域共生社会」の推進に向け、様々な取組みを進めています。

また、今年度は、「柏市高齢者いきいきプラン21」や「ノーマライゼーションかしわプラン」の策定年度、教育福祉会館リニューアルオープンの年度に当たり、今後の柏市における保健福祉行政の方向性をお示しするための大事な年だと位置付けています。市民の皆様や医療・福祉の現場の声を一つひとつ丁寧にお伺いしながら取組みを進めてまいりますので、引き続き、ご理解とご協力をお願いします。

保健福祉部の主な取り組み

  • 共に支えあう地域づくりの推進
  • フレイル予防をはじめとする健康長寿の推進
  • 地域包括ケアシステムの深化・推進
  • 介護保険事業の適切な運営
  • 障害者・生活困窮者の総合的支援

令和2年度 保健福祉部の方針と取り組み

方針1 共に支えあう地域づくりの推進

課題内容

  • 市内の20のコミュニティエリアにおいて「地域での支えあい活動」を推進し、高齢分野における地域課題の解決に向けた地域づくりにつなげているが、他分野も含めたより横断的な仕組みを構築する必要
  • 高齢、障害、子育て、生活困窮など各分野ごとの相談支援体制の整備を進めているが、課題を複合的に抱える世帯が増加しているため、対象の属性に関わりなく、総合的解決に向けた相談支援体制の整備が必要

取り組み

  • 地域の拠点として地域いきいきセンター等を活用し、地域の福祉専門職や福祉団体と連携し、地域福祉に関わる機会の醸成、身近な地域の課題の吸い上げから課題解決に向けた仕組みづくりを推進
  • 専門相談機関をまたぐ複合的な問題に対し、包括的に相談内容を整理できる人材を配置し、問題に応じた関係機関との連携を推進

方針2 フレイル予防をはじめとする健康長寿の推進

課題内容

  • 健康寿命の延伸が不可欠な中、介護予防、健康づくりの各事業について、組織が横断的に連携し効果的に実施する必要
  • 高齢者の健康を維持するためには、運動、栄養(口腔・食)、社会参加の3つの要素が重要であり、中でも高齢者がいつまでも社会・地域の担い手・支え手として活躍することが、地域や社会の活性化のためにも重要

取り組み

  • 地域包括支援センター及び介護予防センターを拠点とし、高齢者一人ひとりが自分の現状を把握し、気付くための「フレイルチェック」の展開を軸として、栄養・運動・社会参加の視点に基づいた各種フレイル予防プログラム(ロコモフィットかしわ等)を、地域の通いの場、居場所等を身近な地域で取り組むことができるよう、普及・啓発及び活動支援を実施
  • 柏フレイル予防プロジェクト2025推進委員会を軸とした組織横断的なフレイル予防の推進
  • 厚生労働省の生涯現役促進地域連携事業を受託している柏市生涯現役促進協議会に参画、連携し、高齢者の就労や社会参加を促進
  • フレイル予防活動やボランティア活動により、ポイントがたまり、WAONポイントとして買物等に利用できる、かしわフレイル予防ポイント制度の実施により高齢者の社会参加を促進

方針3 地域包括ケアシステムの深化・推進

課題内容

  • 高齢になっても、可能な限り住み慣れた地域で自分らしく、望む暮らしを続けることができるよう、医療、介護などの専門的な職域によるサービスと、予防、生活支援などのサービスが連携、補完しながら地域で受けることができる体制整備をする必要
  • 認知症(予備群含む65歳以上)の高齢者は約4人に1人といわれており、さらなる増加が予想されることから、正しい理解の促進による市民の見守りと、早期診断・早期対応による適切な医療に結びつける体制整備をする必要

取り組み

  • 在宅医療推進体制のさらなる構築や市民が在宅医療をイメージしやすいような情報発信の推進
  • 地域支えあい推進員の配置や支えあい会議の開催を通して、コミュニティでの支えあい活動の推進を図るとともに、たすけあいサービスや通いの場の運営費等を支援
  • 高齢者の増加等に伴う複合的・多種多様な課題等に対応し、地域の関係機関とのネットワークを構築するため、総合支援機能の充実と地域ケア会議の推進、活動評価を実施し、地域包括支援センターの機能を強化
  • 地域包括支援センターの認知症地域支援推進員による認知症相談や認知症初期集中支援チームによる認知症の早期発見・早期治療への支援を実施
  • 認知症サポーター養成講座や、かしわ認知症オレンジパス等による認知症の正しい理解と認知症カフェや認知症家族交流会を通じた認知症の人や家族の支援を実施

方針4 計画の策定

課題内容

  • 障害者手帳所有者の増加や障害者の高齢化、重度化の対応が求められる中、これらのニーズが充足される障害者基本計画及び障害福祉計画の策定(3年ごとの見直し)が必要
  • 後期高齢者の増加に伴い、要介護認定者や認知症高齢者が増加する一方で、介護人材等の担い手が不足するため、地域包括ケアの強化・推進と、持続可能な介護保険制度の確保が必要

取り組み

  • 昨年度、実施した柏市障害者基本計画策定のためのアンケート調査結果や現状の課題、ニーズ等を踏まえたノーマライゼーションかしわプラン2021(第4期柏市障害者基本計画及び第6期柏市障害福祉計画)を今年度中に策定
  • 団塊ジュニア世代が高齢者となる2040年までの中長期の課題や、昨年度に実施した調査を踏まえた第8期高齢者いきいきプラン21(老人福祉計画・介護保険事業計画)を今年度中に策定

方針5 医療体制の整備(柏市立柏病院)

課題内容

  •   病院を安定的・継続的に運営するための経営改善、また、急性期医療の提供・在宅医療の後方支援・小児医療体制の充実など、公立病院としての役割を果たし、市民に対し、より良い医療環境を提供することが必要

取り組み

  •   救急搬送の受入れ強化、地域包括ケア病棟の機能強化、小児科の夜間待機日の拡大や専門外来の設置などを実施

方針6 介護保険事業の適切な運営

課題内容

  • 介護が必要になった時に介護サービスが適切に利用できるための、利用手続き等の周知や迅速な要介護認定が必要
  • 介護保険料の公平な賦課徴収
  • 給付の適正化に努めるなど、介護保険制度の持続可能性の確保

取り組み

  • 被保険者が納得して介護保険料を納付していただけるよう、介護保険制度と柏市の取り組み状況を周知
  • 必要な介護サービスが円滑かつ過不足なく利用できるよう、適切な要介護認定やケアプラン点検等を実施

方針7 地域生活を支える支援体制の深化・推進

課題内容

  • 障害者手帳保持者が増加する中、障害があっても地域の中で安心して暮らすためにサービス提供体制の仕組みづくりが必要
  • 地域の身近な相談場所、障害者の高齢化、重度化への対応、「親亡き後」の自立の観点から地域生活支援拠点間の連携の強化

取り組み

  • 重点施策として計画的に整備した24時間相談対応、緊急時の受入れ、自立のための体験の場等、一体的な機能を持った市内4つの地域生活支援拠点を中心に、各拠点に配置した地域生活コーディネーター等と連携し、障害者やその家族等が地域で安心して暮らせる環境づくりを推進

方針8 生活困窮者等総合支援体制の強化

課題内容

  • 生活困窮者を含め多様で複合的な課題を抱えた市民の課題解決を図る支援体制の強化

取り組み

  • 専門の相談支援員が相談者の課題を包括的に捉え、個別的・継続的に寄り添い型の総合支援を実施

方針9 社会福祉法人の指導監督

課題内容

  • 社会福祉事業を行うことを目的として設立された社会福祉法人には公益性と非営利性の確保が求められており、経営組織のガバナンス強化、事業運営の透明性の向上等を図ることが必要

取り組み

  • 法人運営や会計管理等が適切に行われているか確認するため、少なくとも3年に1度監査を実施
  • 監査で指摘の多い法人については、改善状況を翌年に確認

方針10 社会的孤立・自殺予防対策の推進

課題内容

  • 増加する失業や倒産等の社会的要因を背景とした自殺予防対策の強化
  • 行政サービスと関わりの乏しい人が自殺する危険性が高いことから、社会的に孤立しないよう地域で見守る体制の構築

取り組み

  • 自殺の危険性が高い人の早期発見、早期対応を図るための人材育成・啓発事業
  • 孤独死等を未然に防止するため、民間事業者との見守り協定を更に進め、重層的な体制づくりを実施