第10回町会等情報交換会

最終更新日 2019年11月15日

ページID 052716

印刷

「第10回 町会等情報交換会」の報告

今年度は年間を通してテーマを「再検証!町会等はなぜあるの?」と置き、町会等が設立されてきた背景や町会等が存在する理由等、基本的な課題を検証し、今後どのように町会運営をしていくか意見交換を行いました。

全体

日時

令和元年10月4日(金曜日)午後2時から4時30分

場所

松葉近隣センター 会議室A・B

参加者

市内町会等役員 20名

概要

柏市の町会等活動支援の状況報告

1)地域づくり推進事業について -地域の現状・町会等と行政ー
  1. 地域の現状として町会等加入率が年々下がり続けており、今年度は65.9%である。一方、町会長のアンケート結果 からは加入率を特に問題とは思っていない現状もある。原因として、大型集合住宅の建築に伴い町会や自治会設立していない地域の増大や、小規模集合住宅の未加入世帯の増加があると推察している。
  2. 町会等と行政の関係は、「行政だけでは出来ないことを町会等が補完」「町会等だけでは出来ないことは行政が補完」である。地域の事情や課題は、地域の人にしか分からないのが実情である。町会等と行政はより良いまちづくりのパートナーであり、一緒にまちづくりを進めたい。
  3. 地域づくり推進事業として、地域づくりコーディネーター配置、地域活動支援事業、協働事業、地域懇談会、コミュニティ活動促進事業(近隣センター連携)を推進中である。
2)柏市の地域課題と協働事業(柏市地域協働を考える会 沓澤会長、深津事務局長)
  1. 市民から見た町会等の存在は、安心して生活しやすい地域づくりには欠かせない存在であり、近隣の人たちとつながりができる存在である。一方、負担が重くできれば関わりたくない存在でもある。
  2. 柏市の町会等の大きな課題は、地域の担い手不足と町会等未加入である。担い手不足の原因は、重い負担感である。負担感を減らすためにも「町会長、町会運営の誰でも化」を進めていくことを提案したい。
  3. 「町会長、町会運営の誰でも化」を含め、柏市と柏市地域協働を考える会は、協働事業として、町会等情報交換会、相談窓口事業、取材活動・活動事例集作成、新任町会長勉強会開催を実施している。前例踏襲せず、時代に合ったやり方をしていくことが大事であると考えている。

グループディスカッション

Aグループ(700世帯以上)

1)町会がなぜ在るのか? 必要なのか?

今回のテーマでの意見を求めたが、町会等の実情や問題点の話に終始した。

2)各町会等の状況、課題

【状況、加入率】

  1. 地価が下がった地域だが2019年に「住まいのまちなみコンクール」で国土交通大臣賞を受賞した結果、講演依頼が来る。加入率は90パーセント以上。脱会は少ない。
  2. 新しい建売住宅には若い人が入居。しかし昔からの住民が多く、奥さんたちの交流を図っている。
  3. 数年前には20くらいあった会が現在は婦人会しかなくなった。
  4. 昔からの住民と新しい住民とコミュニケーション不足。古い住民で評議員会を構成。
  5. 引っ越して来た若い人が我が家に挨拶に来てくれた。その地域に一生住むのだからちゃんと挨拶するようにと親の指示だが、町会長をしていて一番やりがいを感じた。一筋の光明が見えた。

【役員確保】

  1. 役員はいろんな会合に顔を出し、これは?という人を紹介してもらう。
  2. 役員は市とのパイプがあるが、若い人はパイプがないので遠く感じてしまう。

【町会運営】

  1. 7~8年前からHPを立ち上げている。個人的に作成。QRコードで町会を紹介。
  2. 事務局長として、しっかりした人を雇いたい。着実に継承してくれる人が欲しい。
  3. 北柏のIT化に興味がある。年とっているからとIT化になじまないのは、いかがなものか。便利のものは活用すべき。
  4. 役員の任期は1年では短い、4、5年継続と言う意見と5年は長いという意見もあった。
  5. 月2回、回覧板を回している。アンケートで回覧板を2割の人は読むが、8割は読まないとの結果を得た。途中で回覧板が止まってしまうので、2ルートから回すのがいい。文字だと読まないので絵で訴えるようにしてポスターをそのまま回覧している。
  6. 子供会を再開したい。PTAを核としている地域もある。子供が学校に世話になっている時は役員をやるが、卒業すると役員を降りてしまう。子供会は学校単位でないと続かない。遊び仲間がいないと難しい。
  7. 商店の閉店を防ぐため町会で2パーセント割引(商店負担)買い物券を発行して、地域での買い物促進を図っている。町会へ1%バックはあるが印刷代等に消えてしまう。

【防災活動】

  1. 防災訓練に未加入世帯にも参加してもらい、合同でやることで町会加入のメリットを感じてもらっている。町会員と非会員を恩恵で差別する必要もある。

A班

B)グループ(350~2150世帯)

1)町会がなぜ在るのか? 必要なのか?

  1. 先進国に比較して公務員の数が半分。従って行政だけでは行政業務が回らないのが現実。町会がそれを補っている。なくなったらのことを考えるとぞっとする。西欧では教会が拠り所になっている部分もあるし、日本でも昔は神社・お寺がよりどころになっていたが今ではそれはない。
  2. 複数世代の同居が崩れてしまった。従って世代間の問題共有がなされていない。以前は町会の力でバス路線を通してくれたこともある。子供会、婦人会、老人会も無くなりつつある。70才まで働きそれから町会の仕事はというのは無理がある。いずれにしても、情報の共有・災害時の情報提供等町会は無くなっては困る。
  3. 町会でK-Netをやってくれている。災害時の安否確認は必要。それだけを考えてみても町会は大事。
  4. 市行政の出来ない事を手伝うのが町会。町会がないと住んでいるエリアの絆が希薄になる。災害時のためにも必要である。
  5. 町会の目的を明確にすることが必要性のアピールになる。
  6. ここが故郷になる意識を持ってもらう。

2)各町会等の状況、課題

【状況、加入率】

  1. 町会に無関心という一言に尽きる。どうやって知らしめるかが課題。マンションなので管理会社が管理組合の運営をしてくれている。また、防犯灯やごみ処理問題等町会がなくても問題がない。町会が無くても生活出来る為、それ以上深く考えていない人がほとんど。
  2. 会費を払うお金が無いから町会を退会すると言う人がいる。年をとって近所のサポートが必要になったらその時町会に復帰するといっている。歯止めの意味からも、復帰したときには空白期間の町会費をもらおうかと町会で検討している。
  3. 一つの班(20世帯)が退会の申し出。申し出を受けてゴミ箱(15万円)を手切れ金代わりに渡す。防犯灯の撤去もしない方針である。
  4. 若い世代の取り込みには、子供を通しての親の取り込みをしている。取り込んだ人にはまず褒めてその気にさすことが第一。
  5. 学校、その他の行事とバッティングして、活動的な人ほど取り込みが難しい。
  6. 自分の子が関わるからパパが手伝う。
  7. 若い人で町会に関心の無い人が居る一方転入時町会長に挨拶に来る人もいる。

【役員確保】

  1. 勤め人(若い人)でも出来る町会役員の仕事にすることが大事。

【町会運営】

  1. 町会費は、年3000円~4000円、中には年7200円(町会費6000円、会館維持費1200円)のところもある。
  2. ふる協が多忙。更にその行事の参加率が悪い。
  3. 夏祭りに子供会に参加してもらいパパにも加わってもらえるようになった。
  4. 子供食堂に子と母親が来るので今後につなげたい。

B班

C)グループ(200~350世帯)

1)町会がなぜ在るのか? 必要なのか?

  1. 全員、異口同音に「町会は必要である」で一致。町会があるのは当たり前。参加町会のほとんどは加入率100%(またはそれに近い)である。
  2. 地域の事は地域でやる、地域をより良くしたい、家族を持って、より認識出来た。
  3. 住んでいる人が管理しないと地域は良くならない。地域で環境を作る、人を作る。いい町が出来る。
  4. 前の町会長を見て、この人について行きたいという感情が芽生えた。
  5. 家族を持って、地域のありがたさを知った。
  6. 高齢化には必ず助け合うことが必要であり、町会は必要な存在である。
  7. 子供がいると町会の必要性を感じた。しかし初めは町会の入会の仕方が分からなかった。
  8. 個人だと市役所へ要望が出し難いが、町会は地域の意見をまとめて要望を出すので受入れ易い。ある意味、圧力団体となる。

2)各町会等の状況、課題

【状況、加入率】

  1. 町会長が替わったら、加入率が上がった。長年同じ町会長だと、参加し難い雰囲気がある。

【役員確保】

  1. 会長はやることが多く、大変であることは確か。奥さんに反対されている。例えば、ふる協なら事務局の機能が出来るのではないだろうか。
  2. 町会役員をやると負担が重く、次はやりたくないと考え、町会を退会する人がいる。
  3. 役員が何でもやると大変なので、下部組織を作り、人数を増やし負担減を図る施策あり。たとえば、〇〇実行委員会など。
  4. 団地37年目。管理組合理事から自治会役員への就任となっており、輪番制である。

【町会運営】

  1. 情報共有の1つの手段として、ホームページを検討。自治会イベントの伝達、役員会議の出欠確認、共通ファイルへのアクセスで検討したい。柏市で見本を作ってもらいたい。ある町会では、ホームページを作ったら反応があった。
  2. →協働会で検討中の町会用ホームページ案で近々、打合せ予定。
  3. 会長職は1年では出来ることが少ないが、2年やると分かってくるし、改善も出来てくる。
  4. 会費余剰金はあるが、これからの高齢化対策、防災、IT化で必ず費用は必要になってくるので、会費の減額は考えていない。
  5. 今後、お祭りをやらない、運動会は参加者が少なく断念などの話もあった。
  6. 高齢者と若い世代との接点が少ない。祭りしかないので、世代間交流が出来るイベントを考えたい。

【防災活動】

  1. 自主防災組織の必要性に疑問。

C班

D)グループ(50~200世帯)

1)町会がなぜ在るのか? 必要なのか?

  1. 親子会から、PTA、仕事人間を過ぎて、町会役員、高齢社会という流れが必要。ゆりかごから墓場まで地域に根ざしたい。
  2. 自治会の役割は、今いる人をお茶会や趣味の会、サロン交流会等で楽しくさせることにつきる。
  3. 「町会がなくなったら」町が汚くなる。
  4. 賃借の人たちは、管理組合に加入していないので、町会が唯一の地域の絆である。
  5. 町会は、いろいろな意見、苦情、相談を聞くので忙しいが、必要な組織である。
  6. 自治会がないとまとまりがなくなる。マンションのフロアが異なるだけでも顔を知らないので、運動会やお祭りの繋がりが必要。

2)各町会等の状況、課題

【状況、加入率】

  1. 賃借している人も町会には加入している。
  2. 10階建マンションだが、子供は一人もいない。
  3. 自治会に入らない人がいるので、管理組合とは合体はできない。
  4. 管理組合プラスアルファが町会であるので、プラスアルファの部分を明瞭にして説得力を持たせたい。さもなければ、町会加入者は増えない。

【役員確保】

  1. 役員は全員が女性である。(抽選で偶然に、女性となった。)同性の気安さもあり和気藹々でやっている。当初は違和感があったが、知り合いが増えて嬉しいという声が多い。
  2. テントのレンタルは楽で良い。労力をコストで買うと合理的に考えている。労力軽減によって、役員参加がし易くなる等、発想の転換が大事である。
  3. 役員はすべてが女性である。(くじ引き)専業主婦は良いが、共稼ぎは負担が重い。女性目線が大事である。町が汚いと住む気になれない。役員のダイバーシティーが重要と考える。

【町会運営】

  1. 相談事では、ゴミ問題が圧倒的に多い。(生活者の視点)
  2. 80世帯と少人数だが、機動的に動けるのは、町会の良さである。
  3. 会長は輪番制(マンションで階段は9か所ある。)役員の周りが早く、引継ぎが大変である。
  4. 「祭りマニュアル」を全役員が作成してくれたので助かっている。
  5. 170世帯、築20年の集合住宅。組合長が任期終了後1年間は顧問で残る仕組み。管理組合より町会の方が仕事多い。理事会、理事長と町会長はリンクしている。副理事長2名のうちの一人が町会長になっている。意思疎通は良いが、意志決定は遅くなる欠点がある。
  6. マンション内に「ふれあいサロン」をつくるアンケートをしたが、回答は2割しかなかった。管理組合なので、加入率は100パーセントであるので、「関心率」を重視すべきとの考えも重要。
  7. 連絡はLINEでやっている。「ゴミ置き場の様子」を写真で電送している。個人の電話番号は管理事務所の事務員に聞く。(町会長の権限)
  8. 町会の議事録、快速をDB化している。ただし、PCなし、携帯なしの家庭もある。
  9. 管理組合は、ハード中心、自治会はソフト面や心の問題が中心と考えたい。
  10. 会長がすべてをやってしまうのはダメ!自己満足になってしまう。ベテランほど独裁になっているのではないか。
  11. 女性目線での心配事である植え込み、樹木の清掃に柏市は力をもっと入れて欲しい。キレイな街にポイステする人はいなくなる。町を汚さなくなる。
  12. 資源ゴミを横取りする人がいる。活動費になるので、自分たちでやりたい。
  13. サロン交流会が町会独自のメリットと考えている。集会場活動は女性がヘッドとなり、「バイオリン」「ヨガ」など18人から20人が利用している。
  14. 理事会と町会の一体化の提案、スキームのサンプルを提示して、水平展開していくべきである。
  15. クリーンデーは自治会主体と組合主体がある。
  16. 管理組合より、町会の仕事のほうが忙しい。外向きの仕事が多いせいかもしれない。管理組合の修繕メンバーは多忙であるが、一般役員は余裕がある。
  17. 町会長は「場」をつくることが最大の任務である。「立ち上げる人」の役割が大きい。例えば「スマホ教室」などは人気が高かった。

【防災活動】

  1. 防災は管理組合にリンクしているので、理事会の了承が必要となる。
  2. 300世帯、町会加入20パーセント、自治会が出来て10年、62世帯の集合住宅。防災は階段毎の、フロアリーダーが安否確認を行っているが、入り口に入れない。管理会社も合鍵を持っていない。ベランダから入ったこともある。住民同士で「カギ」を持ち合うこことも検討している。
  3. 女性役員が増えて、防災体制が強化された。
  4. 民生委員、K-NETの守秘義務のバリアが高い。声掛けのうえからも、自治会は状況は知っておくべきと考える。
  5. 要支援者の年齢などがオープンでないと助けにも行けない。K-NETは町会長になって初めて知った。
  6. 15階マンションでは、高層難民のリスクがある。

D班

閉会の挨拶(柏市地域支援課 沖本課長)

町会等活動に女性目線が大切とのご意見が出たが、地域支援課にも多くの女性職員がいるので、一緒に活動していきたい。過去のアンケートよりグループディスカッションの時間を長めに取った。まだ話足りないこともあったが、共感した部分もあったと思う。町会等は大切な存在であるが、分かってくれない実感もある。その一方、ある町会長さんから、30歳代の若い転入者が町会長へ挨拶に来て「母より、これからこの地域に住むのであれば世話になるのだから町会長へご挨拶に行きなさい」と話されたとのエピソードもある。

またグループ討議の中であった「地域が人をつくり、人が地域をつくる」は非常に大切なメッセージだと思う。町会等がそもそものところ(町会の存在理由)を地域に伝えていく必要を感じる情報交換会であった。

情報発信元

地域づくり推進部地域支援課

所在地 柏市柏5丁目10番1号(本庁舎3階)
電話番号 04-7167-1126
ファクス 04-7167-6644
メールフォーム
電話のかけ間違いにご注意ください

このページを評価する

ウェブサイトの品質向上のため、このページについてのご意見・ご感想をお寄せください。

より詳しくご意見・ご感想をいただける場合は、メールフォームからお送りください。
いただいた情報は、個人情報保護方針に沿ってお取り扱いいたします。


簡易アンケート