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更新日令和3(2021)年4月1日

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Q&A家屋の固定資産税が下がらないのは?

Q:家屋が年々古くなっていくのに家屋の固定資産税の額が下がらないのはなぜですか。

A:家屋の評価は、評価の対象となった家屋と同一のものを評価の時点においてその場所に新築した場合に必要とされる建築費(これを「再建築価格」といいます。)に家屋の建築後の経過によって生じる損耗の状況による減価率(これを「経年減点補正率」といいます。)と1円に物価水準による補正率、設計管理費などによる補正率をかけたもの(これを「一点単価」といいます。)を乗じて評価額を求めることとされています。
したがって、評価替えの年度から次の年度までの間の再建築価格の基礎となる建築費の上昇率が、経年減点補正率を上回る場合は評価額が上がることになり、反対に、建築費の上昇率が経年減点補正率を下回る場合には、評価額が下がることになります。
つまり、家屋は、建築費の上昇が激しい場合には、見かけは古くなってもその価値(価格)が減少せず、かえって上昇することがあるわけです。
しかし、固定資産税においては、評価替えによる評価額が評価替え前の評価額を上回る場合には、現実の税負担を考慮して原則として評価替え前の評価額に据え置くこととされています。
このようなことから、古い家屋の固定資産税は必ずしも年々下がるということにはならないわけです。

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