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「柏市防災アセスメント調査」報告書、「地域別防災カルテ」を作成
市では、大地震による被害を想定するため、平成17年度に「柏市地震被害想定調査」を実施したところですが、調査から10年以上が経過し、その間、東日本大震災や熊本地震といった大地震が全国各地で発生し新たな課題が確認されていること、さらには、地震災害にとどまらず、ゲリラ豪雨や土砂災害、河川氾濫等の風水害も発生していることから、本市の地域特性を踏まえ、被害を及ぼす恐れのある自然災害を対象として「柏市防災アセスメント調査」結果をとりまとめました。
あわせて、地域の特性や社会的条件等を踏まえ、新たに「地域別防災カルテ」を作成しました。
調査の概要
災害危険性の把握
「柏市直下地震」(マグニチュード7.3)、「千葉県北西部直下地震」(マグニチュード7.3)、「大正型関東地震」(マグニチュード8.2)の3つの地震を想定地震に設定し、震度、液状化危険度、急傾斜地崩壊危険度を把握した。
被害想定項目(柏市直下地震、冬18時、強風(8m/s)の場合)
- 建物被害(全壊約6パーセント、半壊約10パーセント、焼失約4パーセント)
- 人的被害(死者250人、重傷者243人、負傷者900人)
- ライフライン被害(電力、上水道、下水道、通信、都市ガス等)
- 生活支障(避難者、帰宅困難者、医療機能支障、ペット、震災廃棄物等)
避難者最大で約11万人(避難所 約4.4万人、避難所外避難者 約6.6万人)
減災対策の推計
本市の現状を踏まえ、減災対策(建物の耐震化、家具転倒防止対策、出火防止対策等)を講じた場合の被害軽減効果を推計した。
災害シナリオ、課題の整理
柏市直下地震が発生した場合における局面ごとの被害の様相を「災害シナリオ」として示し、備蓄物資や対応職員等の応急対応能力及び防災課題を整理した。
風水害(洪水、土砂災害)による被害想定
風水害による想定建物被害棟数や想定避難者数をとりまとめた。
掲載情報の修正について(2019年6月3日追記)
コミュニティーエリア別人口に修正がございましたので、これに伴い、資料の該当箇所の修正を行いました。
詳細は「コミュニティーエリア別人口の修正について(PDF:396KB)」のとおりです。
参考資料
- 柏市防災アセスメント調査報告書
- 調査報告書(概要版)
- 柏市防災アセス報告書 概要版(PDF:1,777KB)
(補足)容量が大きく、ダウンロード時にうまく開けない場合があります。その際は、ご自身のパソコンにファイルを保存してから、御覧ください。
- 柏市防災アセス報告書 概要版(PDF:1,777KB)
- 地域別防災カルテとは
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