300年前から伝わる春の伝統行事、鳥ビシャ

最終更新日 2016年3月3日

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柏で300年以上前、元禄時代から続くと言われている鳥ビシャ。
新春の伝統行事として、鷲野谷地区と泉地区で受け継がれています。

鳥木に飾られた鳥たち

鷲野谷地区

2月17日、鷲野谷地区の鳥ビシャが星神社で行われました。
午後からは下校した子どもたちが集まり、上新粉をこねて賑やかに鳥を作り始めます。
赤、黄、緑、黒…鮮やかな色素を使って、思い思いの鳥を作りながら、伝統が子どもたちへ受け継がれています。

こどもたちが上新粉の鳥をつくり様子
高齢者に鳥作りを教えてもらう幼児達

完成した鳥は鳥木(とりぼく)に飾られる前に、大人たちによって目を描かれます。

完成した鳥
完成した鳥に目を入れる大人たち

鳥木に鳥を飾るこどもたち
鳥木に飾られた鳥たちは、まるで息を吹き込まれたかのよう。
梅の花の横でさえずりをはじめるかのようにさえ見えます。

当番の引継ぎの儀式

最後に当番の引継ぎを行います。
真ん中には大根で作られた鶴と、八頭(やつがしら)という芋で作られた亀を置いています。
また、別のお皿には鯉がのっています。

当番は先端に目録の紙をつけた竹の棒をさしており、向かい合ってお酒を三度飲み交わします。
三度目の際に、その棒を次の当番の方の背中にさすことで引継ぎとなります。

泉地区

2月22日には、泉地区の鳥ビシャが妙見社(みょうけんしゃ)で行われました。
泉鳥ビシャ保存会の皆様によって鳥は前日につくられており、この日は、厳かな鳥ビシャの儀式が執り行われました。

妙見社の標
窓から見える妙見社本殿
妙見社本殿を覗く形で窓があり、
拝殿がつくられています。
 お供えするものは餅に米、野菜などの山のものと、昆布といった海のものだそう。
祭典の次第
保存会の皆で正座して儀式に参加する様子
妙見社はかつては「相馬北東神社」という呼び名だったそうです。
弓矢の神様であることから、泉地区の鳥ビシャでは「箭弓の儀」として「鬼」と書かれた紙を矢で射ます。
 「鬼」と書かれた半紙を弓矢で射っている様子

泉地区の完成品は、鳥木も猛々しく力強さを感じるものとなりました。

完成された鳥ビシャ
 

鳥ビシャに込められた豊作、無病息災の願いが今年も叶いますように。

(平成28年2月17日、22日撮影)

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地域づくり推進部広報広聴課 広報紙担当

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