市議会令和元年第2回定例会から

最終更新日 2019年6月7日

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令和元年6月7日(金曜日)に開会した「市議会令和元年第2回定例会(6月議会)」において、次のとおり市政の主要な事項等について報告いたしました。

市議会令和元年第2回定例会 市政報告

令和元年第2回定例会の開会にあたり、市政運営の主要な事項について、その概要を申し上げ、議員各位のご理解とご協力を賜りたいと存じます。

さて、5月1日より新たな元号、令和が始まりました。新元号初日は婚姻届の提出が多数見込まれたことから、臨時窓口を開設し、153件の婚姻届を受理しました。

本市は現在でも人口が増加しているものの、人口の維持・定着は喫緊の課題であることから、将来にわたって持続可能な都市であり続けるため、新しい時代においても鋭意努力してまいります。

いよいよ来年は東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が行われます。

これまで本市を含めた東葛飾地域6市で構成する東葛広域行政連絡協議会にて、国並びに東京オリンピック・パラリンピック組織委員会に対し、東葛飾地域が東京2020オリンピック聖火リレーのルートになるよう要望活動を行ってまいりました。このたび、同組織委員会から、来年7月4日に柏市が聖火リレーのルートになることが発表されました。これは、柏市として大変喜ばしいニュースであり、今後、千葉県をはじめ、関係機関との連携を密に図り、万全な準備に努めてまいります。

また、本年8月には、東京2020パラリンピック競技大会に出場する車いすテニス競技イギリス代表選手団が市内で事前キャンプを行うことから、内閣官房東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会推進本部事務局にて決定するホストタウン登録を行いました。ホストタウンとは、参加する国と地域住民がスポーツ、文化、経済などを通じて相互交流する自治体が登録できるものです。

2020年の本大会に向け、チームのサポート体制をしっかりと整えていくとともに、市民にもパラリンピックへの関心を高めていただくために、今後、ホストタウンとして、市民と選手の交流イベントや車いすテニスの体験会等、パラリンピックの大会理念にふさわしい事業を展開してまいります。

続いて、財政運営についてです。

平成30年度の決算見込みは、国内経済の緩やかな景気回復基調が続いていることなどから、市税収入が前年度決算額を上回る見込みです。一方、歳出では、扶助費をはじめとする社会保障関係経費の増加が見込まれるなど、厳しい財政状況でありますが、柏市行政経営方針に沿った取組等により、収支の均衡を図ることができる見通しです。今後も、行財政改革を着実に推進し、健全な財政運営に努めてまいります。

次に、補正予算についてです。

一般会計において、国・県支出金、繰越金などを財源に、プレミアム付商品券事業に係る経費の増額を行うほか、未婚の児童扶養手当受給者に対する臨時・特別給付金に係る経費など、緊急性・優先度の高い事業の経費を計上しました。このほか、小学校空調設備整備等の債務負担行為の追加を行います。

特別会計では、介護保険事業特別会計で低所得者の介護保険料負担軽減措置に伴う財源更正を行うほか、地域包括支援センターの運営事業に係る債務負担行為の設定を行います。

続いて、「柏の在宅医療ステッカー」のデザイン決定及び掲示についてです。

本市では、いつまでも住み慣れた地域で安心して暮らせるまちを目指して、医療と介護の連携による在宅医療の推進に取り組んでいます。この取組について、市民の皆様に興味・関心をもっていただくきっかけとなるよう、街なかの医療機関や介護事業所等に掲示していただく在宅医療ステッカーを作成し、4月から掲示を始めました。

ステッカーのデザインについては公募を行い、医療・介護関係者、市民で構成する「在宅医療ステッカー推進委員会」でデザインの選定を行った結果、柏の文字を使用して在宅医療を表現したデザインに決定しました。

市民の皆様が住み慣れた地域で暮らせるよう、今後も在宅医療を推進するとともに在宅医療ステッカーの掲示をはじめとする啓発活動に努めてまいります。

次に、市立柏病院についてです。

柏市健康福祉審議会から示された、病院の建替え条件である「病床利用率の目標達成」と「小児科の入院体制の目処を立てること」について、本年3月末をもって、条件達成に向けた取組期間が終了したことから、達成状況や取組内容の検証を行いました。

1つ目の条件である「病床利用率」については、平成30年度の目標である80パーセントに対し、実績は78.3パーセントとなりました。また、2つ目の条件である「小児科の入院体制」については、小児科の常勤医師が増員され、入院に向けた体制を構築することができました。

病院の建替えに伴う多額の建設費負担に対応できる経営基盤を確立するためには、病床利用率は最低でも80パーセントは必要であることから、条件は未達成であると判断しました。引き続き経営改善に向けた取組を実施した上で、建替えについて、今後判断してまいります。

続いて、子育て支援に対する取組についてです。

増え続ける保育需要に対応するため、私立認可保育園等の整備などにより保育利用定員を421名増加させるとともに、きめ細かな入園案内や相談対応等を進めるなど、ハードとソフトの両面から取組を進めてきた結果、平成27年から5年連続で、4月1日時点における国基準の待機児童数がゼロとなりました。

一方で、入園保留者数は依然として増加し続けていることから、入園保留者数の減少に向けて引き続き取り組んでまいります。

次に、児童相談所の設置についてです。

児童相談所の設置につきましては、前定例会でご報告申し上げたとおり、児童相談所の設置を前提とした具体的な検討を進めております。今年度は、本市が設置する児童相談所のあり方や児童に必要な相談支援体制等の検討を進めていくため、外部有識者の方々からさまざまな意見を伺う場として「柏市立児童相談所設置に関する懇談会」を設置し、6月3日に第1回目の会議を開催したところです。引き続き、懇談会での意見を踏まえ、児童相談所設置に向けて検討を進めてまいります。

続いて、プレミアム付商品券事業についてです。

消費税率の引上げに伴う低所得者・子育て世帯の消費に与える影響を緩和するとともに、地域における消費を喚起・下支えすることを目的として、プレミアム付商品券を販売します。住民税非課税世帯と0歳から2歳までのお子さんのいる世帯が購入対象となるため、本市においても本定例会で購入対象者約61、000人を想定したプレミアム付商品券事業の実施にかかる経費(プレミアム分)を補正予算に計上しております。

10月1日からの商品券販売に向け、準備を進めてまいります。

続いて、クラウドファンディングの実施についてです。

柏の夏に欠かせない風物詩となっている手賀沼花火大会については、今年も8月3日の開催に向け各種準備を進めているところです。

今年の手賀沼花火大会では、多くの人に「ふるさと柏」への愛着や誇りを再認識していただき、より多くの人に応援してもらうことを目的に、ふるさと納税の仕組みを活用したクラウドファンディングによる寄附を初めて導入し、4月26日から募集を開始しております。このような寄附を通じ、この大会に寄せるみなさんの想いを花火として打ち上げたいと考えております。

また、このほかにも全国的にも珍しいかやぶき屋根の旧手賀教会堂の保存修理事業にクラウドファンディングを導入してまいります。

旧手賀教会堂はその稀少性、文化財的・歴史的重要性が認められ、千葉県指定文化財に指定されていますが、建物の劣化や損傷が著しいことから、保存修理にかかる事業費の一部にクラウドファンディングを活用し、工事を実施するとともに、旧手賀教会堂を市内外にアピールする機会にしてまいります。

続いて、コミュニティ・スクールについてです。

複雑化・多様化する学校現場の課題を解決し、子ども達の教育環境を充実させるための新たな仕組みとして、地域の皆様の協力を得て学校運営を行うコミュニティ・スクール事業を始めます。西原小学校・西原中学校・柏の葉小学校・柏の葉中学校の4校をモデル校とし、学校運営協議会を設置します。

学校、家庭、地域住民が学校運営方針や目指す児童生徒像を共有することで、地域の特性を活かした豊かな学びにつながることが期待されることから、モデル校での実践を検証した上で他校にも取り入れ、おおむね5年後を目途に、全小中学校に学校運営協議会の設置を目指します。

続いて、工事の請負契約の締結についてです。

柏市立土小学校校舎長寿命化改良工事について、来年度末までの工事を実施するに当たり、本定例会に工事請負契約の締結に係る議案を提出しております。

コンクリートの中性化対策や耐久性に優れた材料への取り替え等、工事後40年間使用するための改修に加え、未来の学びに対応した学習環境の整備、学校敷地内のバリアフリー化及び地域開放へ向けた活動スペースの設置を予定しております。

このほか、竣工後17年が経過し、老朽化が進む柏市リサイクルプラザについて、プラント設備の長寿命化を行うための工事請負契約の締結に係る議案を提出しております。

続いて、本定例会に上程している主な議案についてです。

先に述べました工事の請負契約締結に係る議案のほか、柏市地球温暖化対策条例の一部を改正する議案を本定例会に上程しています。

国際的な枠組であるパリ協定の発効及び国の地球温暖化対策計画の閣議決定等を踏まえ、温室効果ガス排出量の削減目標を見直すとともに気候変動適応法施行に伴う適応策を追加し、市民、事業者、行政が積極的に地球温暖化対策に取り組み、気候変動による影響を最小限に抑え、持続可能な社会の構築を目指します。

最後に、去る5月27日、本多晃前柏市長がご逝去されました。平成3年から助役として、平成5年からは第5代柏市長として平成21年までの4期を務められました。本多前市長の市政への多大なる功績に改めて感謝申し上げるとともに、心よりご冥福をお祈りいたします。

市といたしましては、ご家族の意向を踏まえながら市民の皆様が弔意を表する場を設けられるよう、検討しているところでございます。

以上、前定例会以降の当面する市の課題等について、ご報告申し上げました。

今後も市勢発展のため鋭意努力してまいる所存でありますので、議員各位の一層のご指導、ご鞭撻をお願い申し上げ、市政報告とします。

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