市議会平成29年第4回定例会施政方針

最終更新日 2017年12月1日

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平成29年12月1日(金曜日)に開会した「市議会平成29年第4回定例会(12月議会)」において、次のとおり施政の基本方針と市政の主要な事項等について報告いたしました。

市議会平成29年第4回定例会 施政方針

平成29年第4回定例会の開会に当たり、今後の施政の基本方針と所信の一端を申し上げるとともに、当面する市政運営の主要な事項について、その概要を申し上げ、議員各位のご理解とご協力を賜りたいと存じます。

はじめに、前定例会において議決された議案の一部に誤りがありましたことについて、お詫び申し上げます。
本件については、鎌ケ谷市が柏市内における区域外路線を認定することについて承諾するものでした。本来であれば、土地の所在について、登記事項証明書等で確認をしたうえで議案を作成すべきところ、これを怠ったため、議案に誤りがある状態で提出をしてしまいました。
今後は、議案の作成と議案審査を確実に行うことで、同じようなことが起こらないよう、再発の防止に努めてまいります。

先の市長選挙におきましては、多くの市民の皆様のご支持をいただき、引き続き市長として市政運営を担わせていただくこととなりました。このことは、これまでの取組に対する評価と3期目に対するさらなる期待感の表れと受け止めております。そして、その期待に応えていかなければいけない責任の重さに身の引き締まる思いであり、これからの4年間、全力を尽くして市政運営に取り組んでまいります。

現在、柏市の人口は、つくばエクスプレス沿線の開発効果等により増加が続いています。しかし、将来を見据えると、急速な高齢化に伴う社会保障費の増加、人口急増期に整備された公共施設やインフラの維持更新に伴う多額の財政負担など、財政状況は厳しさを増すことが見込まれます。
柏市が将来にわたって持続可能な都市であるためには、人口と安定した財源の確保が重要であり、その実現には「選ばれる街」として進化し続けることが必要です。

これからの4年間は、これら将来の課題に的確に対応するとともに、柏市第五次総合計画に掲げた重点目標の達成に向け、限られた経営資源の選択と集中を行いながら、戦略的なまちづくりを推進してまいります。
特に、活力あるまちを未来につないでいくためには、次世代の育成が最も重要であることから、引き続き、待機児童の解消や魅力的な公立学校づくりをはじめとする子育て・教育環境の充実に取り組んでまいります。また、急速な高齢化に対応するため、在宅ケア体制や医療介護連携を充実させるとともに、柏駅前の賑わい再生に向けた取り組みを進めてまいります。

新たな決意と覚悟を持って、誠心誠意努めてまいりますので、今後とも皆様方のご指導とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

続きまして、前定例会以後の市政の主要な事項につきましてご報告申し上げます。

はじめに、9月13日に行われたボクシング世界スーパーバンタム級タイトルマッチにおいて、岩佐亮佑選手が本市では初となる世界チャンピオンになりました。この偉業を讃え、9月28日に市民特別功労賞を贈呈しました。

続いて、平成30年度の予算編成についてです。
平成30年度予算編成の前提となる財政見通しは、法人市民税や固定資産税等の減収が見込まれることに加え、普通交付税の合併算定替の終了に伴う減収の影響等により一般財源の確保が難しくなる一方、社会保障関係経費の増加や公共施設の老朽化対策等の財政需要により、引き続き厳しい財政運営となることが見込まれます。
このような財政状況の下、平成30年度予算については、行財政改革のさらなる推進により財源の確保に努めるとともに、限られた経営資源を最大限活用し、「柏市第五次総合計画」に掲げる施策を着実に推進できるよう編成してまいります。
続いて、「柏ナンバー」への図柄の導入についてです。
本市では、ナンバープレートを特色のある図柄とすることにより当地域を広くPRするため、「柏ナンバー」への図柄導入に向け、我孫子市とともに準備を進めてきたところです。この度、全国から応募のあった作品の中から、両市の関係者で構成する準備委員会等を経て、最終デザインを決定しました。
今後は、平成30年7月頃に国での正式決定を受け、同年10月頃から交付開始となります。この図柄入りの柏ナンバーをより多くの方に取り付けていただくことで、本市の認知度の向上や地域振興につながることを期待しております。

続いて、公共施設の長寿命化についてです。
はじめに、学校施設の長寿命化に当たっては、土小学校をモデル校として、校舎の長寿命化改良基本計画を策定するため、土小学校の教職員や地域関係者を交えたワークショップを開催し、改善案や柏市の目指す学校像について検討を進めております。
今後は、この検討内容を踏まえ、今年度内に土小学校の校舎長寿命化改良基本計画を策定します。また、来年度は土小学校の実施計画及び柏市における学校施設の個別施設計画を策定してまいります。

次に、近隣センターのリノベーションについてです。
南部近隣センターをモデルケースとして、施設の長寿命化に合わせて機能の見直しを行います。具体的には、電気機械等の設備改修や、間仕切りの変更等の内装改修を行い、今後30年程度利用いただける施設へ再生したいと考えております。
10月21日には、南部地域において約50名が参加したワークショップを開催し、これからの南部近隣センターでやりたいことや必要となる機能について検討を行いました。引き続きワークショップを通して合意形成に努めながら、南部近隣センターのリノベーションを進めてまいります。

続いて、窓口業務の委託についてです。
10月から、窓口における待ち時間の大幅な短縮を目的として、市民課窓口業務の委託を本格実施しております。また、業務委託することによって、市民サービスの向上だけではなく、職員の時間外労働や定数の削減を図ってまいります。

続いて、地域包括支援センターの増設についてです。
高齢者の身近な相談窓口として、現在市内9ヶ所に地域包括支援センターを設置していますが、高齢者の増加に伴い、来年2月に北柏と柏西口地域をそれぞれ分割し、北柏第2地域包括支援センター及び柏西口第2地域包括支援センターを、本市では初めて商業施設内に設置します。この2ヶ所では、他のセンターに先立って土曜日も窓口を開設し、相談体制の充実を図ってまいります。

続いて、障害者の地域生活支援拠点についてです。
11月1日、本市では2ヶ所目となる障害者の地域生活を支える拠点施設「たんぽぽ」が柏下に開設されました。市内に2つの拠点を開設するのは全国でも最も先進的な取り組みとなります。
これにより、24時間365日対応による身近な場所での相談支援や、様々な障害に対応した緊急時の受け入れなど、障害を持った方が地域で安心して生活していくための基盤がさらに充実します。

続いて、待機児童の解消についてです。
来年4月の待機児童の解消に向けて、私立認可保育園の新設2園、幼稚園から幼保連携型認定こども園への移行2園、幼保連携型認定こども園の新設2園の整備を行うとともに、認可外事業所内保育所の認可化1園、幼稚園から幼稚園型認定こども園への移行1園等により、定員増を図ってまいります。

続いて、地域未来投資促進法に基づく基本計画についてです。
9月29日、本市と千葉県が共同で策定した地域未来投資促進法に基づく基本計画が、法施行後全国第一陣として国からの同意を得ました。これは県内でも初めての計画になります。
今後は、同計画に基づき、国からの財政・税制・規制緩和等の支援を受けながら、学術研究・産業支援機関が集積する本市の特性を生かし、新設されるAIグローバル研究拠点を中核としたAI関連産業の集積と誘致を進めてまいります。

続いて、消防救急デジタル無線の入札に係る談合についてです。
千葉県が県内消防本部の負担により一括整備したデジタル無線基地局の入札については、公正取引委員会が談合と認定したため、契約業者から千葉県に対して損害賠償金が支払われ、11月16日付けで本市に賠償金の一部である約4,500万円が返還されました。
本事業については、特定財源を活用していたことから、今後は、市町村事務組合からの助成金や地方債の返還の手続きを進めてまいります。

続いて、本定例会に上程している議案についてです。
主なものとしまして、先に述べました議案の誤りを訂正するための議案のほか、少子高齢化の進展等による行政需要の増加や地方分権による権限移譲等に対応していくとともに、第五次総合計画の着実な推進に向けた職員体制を強化するため、柏市職員定数条例の一部を改正する議案を本定例会に上程しております。
また、指定管理者の指定、東京電力ホールディングス株式会社との和解についての議案を上程しております。

続いて、補正予算についてです。
一般会計では、原子力損害賠償紛争解決センターからの和解案を受けて、東京電力からの賠償に伴う歳入増額を行うほか、高額な建物賃借料を負担する保育所等への補助事業の新設など、緊急性・優先度の高い事業の経費を計上しました。このほか、繰越明許費の追加や工事発注の平準化のために債務負担行為の追加を行います。
また、駐車場事業会計で、公債費の繰上償還に係る経費を計上したほか、水道事業会計及び下水道事業会計で、所要の額の計上等を行います。
以上、施政の基本方針と市政運営の主要な事項等について、その概要を申し上げましたが、今後も市勢発展のため鋭意努力してまいる所存でありますので、議員各位の一層のご指導、ご鞭撻をお願い申し上げ、施政方針とします。

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