市議会平成29年第2回定例会から

最終更新日 2017年6月2日

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平成29年6月2日(金曜日)に開会した「市議会平成29年第2回定例会(6月議会)」において、次のとおり市政の主要な事項等について報告いたしました。

市議会平成29年第2回定例会 市政報告

平成29年第2回定例会の開会にあたり、市政運営の主要な事項について、その概要を申し上げ、議員各位のご理解とご協力を賜りたいと存じます。

はじめに、喜ばしい出来事をご報告いたします。

4月23日、柏市立土小学校における読書推進に関する取組が評価され、「子供の読書活動優秀実践校」として、文部科学大臣表彰を受賞しました。これは学びづくりフロンティアプロジェクトとして、学校図書館の積極的な活用を図り、読書活動の推進とプレゼンテーション能力の育成に取り組んだことが高く評価されたものです。

また、4月28日には、里山ボランティアの先駆者として、里山の整備や次世代の里山ボランティアの育成を行ってきたNPO法人ちば里山トラストが、緑化活動の推進や緑化思想の普及啓発の功績を表彰する「緑化推進運動功労者」に選ばれ、内閣総理大臣表彰を受賞しました。 

続いて、財政運営についてです。

平成28年度の決算見込みは、国内経済の緩やかな景気回復傾向により、市税収入が前年度決算額を上回る見込みです。一方、歳出では、扶助費をはじめとする社会保障関係経費の増加が見込まれるなど、厳しい財政状況ではありますが、柏市行政経営方針に沿った取組等により収支の均衡を図ることができる見通しです。今後も、行財政改革を着実に推進し、健全な財政運営に努めてまいります。

このような中、補正予算については、一般会計では繰越金を財源に「柏市客引き行為等禁止等条例」制定後の柏駅周辺の客引き対策に係る経費など、緊急性・優先度の高い事業の経費を計上しました。

企業会計では、水道事業会計で、水道部庁舎再整備に係る継続費の設定と、これに伴う資本的支出の減額を行います。

続いて、市役所本庁舎の耐震補強工事についてです。

平成30年11月末までを工期とし、4月から本格的な工事に着手しました。今後は、本庁舎高層棟の外壁4面と建物内の一部に、地震の揺れを吸収する油圧制震ブレース、柱の倒壊を防止する耐震スリット、窓等の開口部を塞ぎ耐震性を上げる耐震壁の施工等を実施してまいります。

工事中は来庁者の皆様にご迷惑をおかけしますが、安全第一で進めてまいりますので、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

次に、柏市客引き行為等禁止等条例についてです。

これまでも、柏駅周辺の道路やダブルデッキ上における飲食店等の執拗な客引きやスカウト等の迷惑行為が問題となっており、市民や地元商店街から、環境改善を望む声が市に多く寄せられておりました。このため、柏駅周辺の防犯団体及び地元商店街等で構成する客引き対策協議会において、客引き対策を検討してきたところです。

本定例会には、県内初の試みとして道路等の公共の場所における客引き行為等を禁止するため、罰則を規定した条例案を上程しております。今後は、防犯団体や地元商店街の方々との防犯パトロール等を実施し、誰もが安全に安心して利用できるよう、柏駅周辺の環境改善に努めてまいります。

続いて、原動機付自転車のオリジナルナンバープレートの導入についてです。

交付から10年が経過した「柏ナンバー」を記念するとともに、市民の皆様に自分のまちへの愛着をさらに深めていただくため、オリジナルナンバープレートを導入することとしました。

デザインの選定にあたっては、市内中学校の美術部から、柏らしさや市民に愛されるような作品を募集し、市民による投票を行った結果、市立中原中学校美術部の作品が選ばれました。ナンバープレートは、7月中旬から交付を開始する予定となっております。

次に、ふるさと納税についてです。

ふるさと納税については、前定例会でご説明させていただきましたとおり、今年度から返礼品付きの寄附を実施してまいります。

一方、4月1日付けで、総務省から「返礼品は寄附金額の3割以下にすること」、「当該地方団体の住民に対して返礼品を送付しないこと」とする内容の通知が出されたことから、今後は、この通知を遵守しながら、寄附金控除による税収減に歯止めをかけるべく、本年9月を目処に返礼品を導入できるよう準備を進めてまいります。

続いて、手賀地域の活性化についてです。

4月18日に手賀近隣センターがオープンし、市内のコミュニティエリア20地区すべてに近隣センターを整備することができました。また、4月23日には、地元農業者による農家レストラン「野菜レストランSHONAN」が道の駅しょうなんの隣接地にオープンしました。

今後は、これらの拠点が地域の活性化に繋がることを期待しております。

続いて、市立柏病院についてです。

市立柏病院の役割やあり方については、柏市健康福祉審議会市立病院事業検討専門分科会において議論いただいているところです。

これまでの専門分科会での議論と市民の皆様からのパブリックコメントを踏まえ、3月に市立柏病院の将来像や経営効率化の目標等を定めた「柏市立柏病院新改革プラン」を策定しました。また、5月に開催した第8回専門分科会では、「市立柏病院のあり方」のたたき台について議論いただいたところです。

今後は、審議を通じて意見を集約し、8月に答申をいただく予定です。

続いて、障害者の地域生活支援拠点についてです。

4月1日に千葉県初の地域生活支援拠点「あおば」が高田地区に開設し、緊急事例の相談や短期入所での一時受入れを行っております。また、柏下地区では、4月初旬から2箇所目の拠点となる「(仮称)たんぽぽ」の建設工事が開始しており、11月頃に開設される予定です。

続いて、子育て支援施策についてです。

まず、待機児童数についてご報告します。

平成27年度から3年連続で、4月時点の国基準待機児童数ゼロを達成しました。これは、私立認可保育園等の整備や公立保育園の定員の弾力化を実施しながら、あわせてきめ細かな入園案内や相談対応を行うなど、ハードとソフトの両面から取組を進めてきたことによるものです。今後も引き続き、入園保留者の減少に向けて取り組んでまいります。

次に、妊娠期から子育て期にわたる切れ目のない支援を行う拠点の整備についてです。

母子保健や育児に関する総合的な支援をワンストップで提供するため、ウエルネス柏と沼南支所に「柏市妊娠子育て相談センター」を開設しました。母子健康手帳交付時には保健師や助産師等の専門職が面談を実施し、全ての妊産婦等の状況を継続的に把握することで、適切な支援につなげてまいります。また、新たに、家族等から十分な育児等の援助が受けられない家庭を対象に、助産師等が家庭を訪問する産後ケア訪問を開始しました。

このほか、5月1日から、はぐはぐひろば沼南において、子育て中・妊娠中の方の個別相談に応じる「利用者支援事業」を開始しました。専門スタッフとして新たに子育て支援アドバイザーを配置し、各家庭の状況や相談内容に合わせた支援サービスの案内等を実施しております。

次に、柏市子どもの貧困対策推進計画の策定についてです。

未来を担う子どもたちの貧困対策を総合的に推進するため、平成29年3月31日に「柏市子どもの貧困対策推進計画」を策定しました。今後は、庁内関係部署との連携のもと、教育支援、生活支援、就労支援、経済的支援の4つの柱を軸に施策を推進してまいります。

また、これまでは柏こども未来塾などの教育支援を行ってきましたが、ひとり親家庭の貧困率が高く、その生活基盤を整えることも重要であるため、本定例会には、ひとり親家庭の親の資格取得及び就業の促進を目的とした貸付に係る条例案を上程しております。本制度は、対象者が養成機関で看護師等の資格取得を目指す場合に、既存の給付金制度に加えて貸付を行うもので、養成機関卒業後に一定の要件を満たす場合には、貸付金の返済を免除してまいります。

次に、児童相談所の設置についてです。

平成29年4月に施行されました改正児童福祉法では、施行後5年を目途に中核市及び特別区が児童相談所を設置できるよう、設置に係る支援等の必要な措置を講ずることが規定されております。

本市では、今年度から、こども部内に児童相談所設置調査担当を設けて、児童相談所を設置した場合に要する専門職等の人員や財政面等について調査研究を行ってまいります。

続いて、旧そごう柏店の再活用についてです。

先般、旧そごう柏店の売却に係る優先交渉権を三井不動産株式会社が取得しました。現在、株式会社そごう・西武、地元地権者との交渉が進められておりますが、交渉には数ヶ月の期間を要すると伺っております。市としましては、引き続き商業施設中心の活用に向けた働きかけを行ってまいります。

続いて、特定空家等に対する行政代執行についてです。

南柏2丁目に立地する老朽建築物については、空家特別措置法に基づき、所有者に命令書を送付し、措置を講じるよう求めてまいりましたが、期限までに改善が確認できなかったことから、同法に基づき、4月20日に建築物の除去に係る行政代執行に着手しました。

今後は、6月中に行政代執行を完了させるとともに、所有者に対して工事に要した費用を求めてまいります。

続いて、学びづくりフロンティアプロジェクトについてです。

平成29年度は、新たに酒井根中学校区と柏第二中学校区を加わえた17校でプロジェクトを実施します。実施にあたっては、各学校長へのヒアリングを通して、課題と課題解決に向けた取組を把握し、支援内容を決定したところです。また、5月には、中学校区ごとに同じ学区の小中学校が一堂に会する会議を開催し、小中学校9年間を見通した取組ができるよう、課題と目指す子ども像について共通認識を図りました。

今後は、学校だけでなく、保護者や市民の皆様にも取組や効果が共有できるよう情報の発信に努めながら、子どもの学ぶ意欲と学ぶ習慣の育成に向けた取組を進めてまいります。

次に、柏市いじめ防止基本方針等の改定についてです。

策定から3年が経過したことから、「柏市いじめ基本方針」および「いじめ問題対応の手引き」を改定しました。

具体的には、性同一性障害や性的指向・性自認に係る児童生徒への理解と対応、震災避難に係る児童生徒への理解と対応、全中学1年生を対象としたネットいじめの早期発見と抑止力を生み出すための授業の実施等を新たに盛り込んでおります。また、これらの内容を冊子にして市内全小中高等学校の教職員に配布するとともに、ホームページを通じて広く周知し、保護者や地域の皆様と一緒に、いじめ防止に取り組んでまいります。

次に、松戸市の小学校の事件発生後の対応についてです。

3月に松戸市で登校中の児童が行方不明になり、我孫子市で遺体が発見されるという大変痛ましい事件が発生しました。このことを受け、本市では、児童生徒の登下校時等の安全確保のため、事件発生から被疑者逮捕までの間、通常の市民安全パトロールに加えて、職員による警戒パトロールを実施しました。また、新年度を迎えるにあたって、登下校中にひとりになってしまう区間がないかなど、通学路の安全を改めて見直すよう各学校に通知しました。このほか、柏警察署や千葉県警察東葛地区少年センターと連携して、小学一年生を対象に防犯教室を実施します。

引き続き、庁内関係部署や防犯協力団体等と連携・協力を図り、子どもの安全安心の確保に努めてまいります。

以上、前定例会以降の当面する市の課題等について、ご報告申し上げました。

今後も市勢発展のため鋭意努力してまいる所存でありますので、議員各位の一層のご指導、ご鞭撻をお願い申し上げ、市政報告とします。

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