第四次総合計画(第3部 施策体系別計画 第6章第4節)

最終更新日 2016年3月31日

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第3部 施策体系別計画

第6章 定住促進(快適に住み続けられるまち)

第4節 バランスのとれた都市構成を実現する

1.総合交通体系の充実
現況と課題
  • 柏市は、東京都心へ直結するJR常磐線快速・緩行線(営団地下鉄千代田線)と首都圏の環状鉄道網である東武鉄道野田線が中心部に乗り入れ、また、道路では首都圏の放射・環状系の広域幹線である国道6号と16号が市内中央で交差し、主要地方道船橋我孫子線が市南部を、常磐自動車道が市北部を通り、さらにはつくばエクスプレスが平成17年8月に開業するなど、千葉県北西部の交通の要衝となっています。
  • 国の第5次首都圏基本計画(補足1)では、柏市を中心とした地域が広域連携拠点の一つとして位置づけられており、拠点相互間や他の地域等との連携・交流を強化する広域交通体系の確立に向けて取り組んでいます。
  • 鉄道については、都心などへの高速交通軸の形成や輸送力の増強、新型車両導入など、広域交通ネットワークとしての機能強化や、駅舎整備による通勤・通学環境の改善を今後も要請していく必要があります。
  • 東京都心から松戸までの延伸が計画されている地下鉄11号線(営団地下鉄半蔵門線)については、さらに柏市南部地域方面への延伸を関係機関に働きかけています。
  • 国道6号・16号では、市内の道路網整備の遅れによる交通の流入や、沿線への郊外ショッピングセンターの出店、相対的な交通量の増加などにより混雑が慢性化しており、生活環境や交通安全面での問題が発生しています。このため、バイパス機能や補完機能を備えた骨格道路網や沼南地域との一体性を確立する道路の整備など、将来都市構造を踏まえ総合交通体系の構築を図っていく必要があります。
  • 高齢社会が進み、鉄道やバスなど、公共交通の持つ社会的な役割はさらに高まってきています。このため、事業者との協力により、市民の需要に合った交通手段の確保とその利便性、快適性の向上を図っていくことが望まれています。
  • バス交通は、市民生活に密着した身近な公共交通機関となっており、まちづくりを進める上でも重要な役割を担っています。しかし、まだ、バス路線が乗り入れていない地域があることや、道路混雑、柏駅への路線集中などによる遅延やサービス面での課題が生じています。特に大津ヶ丘方面と柏駅を結ぶ路線は、国道16号の慢性的な渋滞により定時制の確保が課題となっています。また、バス事業の規制緩和などにより市が担っていく役割も重要性を増しており、南部地域においては新しい交通サービスとして乗合タクシー(補足2)事業を開始しました。
  • つくばエクスプレス開業に伴い、柏の葉キャンパス駅、柏たなか駅へのアクセスや北部地域周辺の交通網の整備、さらには、北部地域と柏駅周辺地区の連携・交流機能を強化するために両者を結ぶ交通軸の検討が必要となっています。
  • 中心市街地では特に、商店への物資供給をはじめとする物流活動が頻繁に行われることから、交通渋滞や環境問題が懸念され、その改善が望まれています。
  • 公共交通の利便性を高め、自家用車から公共交通機関等への利用転換を図ることにより二酸化炭素などの有害物質を削減し、環境的に持続可能な交通社会を築くことが必要と考えられます。

    (補足1)
    第5次首都圏基本計画 首都圏整備法に基づき、長期的かつ総合的な視点から、今後の首都圏に関する基本方針、目指すべき首都圏の将来像及びその実現に向けて取り組むべき方向を明らかにした計画。

    (補足2)
    乗合タクシー 狭い道路も通行ができるよう10人乗り以下の車両を活用して、路線バスと同じように決まったル-トを時刻表に基づいて運行する新しい交通手段。

基本方針
  • 首都圏における広域連携拠点としての発展を支える交通ネットワークの形成を目指します。
  • 円滑で快適な交通環境を実現するため、鉄道・バスなど、公共交通機関のサービス水準の向上や、利用促進に努め、自家用車から公共交通機関等への利用転換によって環境負荷の軽減を図ります。
  • すべての駅及び駅周辺のバリアフリー化を図り、移動の円滑化と乗り換え時の利便性の向上を図ります。
施策の方向

(1)広域幹線道路の整備

  • 国道16号千葉柏道路の早期整備を関係機関に要請します。また、国道16号の渋滞緩和を図るため、早期の事業化を目指して、調査の促進と都市計画決定などの所要の手続を進めます。(道路建設課)
  • 新市の一体性の確立と都市活動の活性化を図るため、新市の交通体系の骨格をなす幹線道路である塚崎箕輪線及び増尾南増尾線の早期完成を関係機関に要請します。(街路課)

(2)鉄道対策

  • 在来鉄道の輸送力増強、コンコースの改善や駅舎整備、線路の複線化、新駅設置の可能性検討などを働きかけます。(企画調整課)
  • 通勤・通学の利便を図るため、JR常磐線の東京駅乗り入れと東海道線との相互直通運転の早期実現と、つくばエクスプレスの秋葉原から東京駅までの延伸を要望します。(企画調整課)
  • 地下鉄11号線の南部地域への延伸について、近隣自治体と協調しながら関係機関へ働きかけます。(企画調整課)

(3)バス対策

  • バス交通の定時性と信頼性を確保し、さらに利用促進を図るため、市街地整備との整合を図りながら路線網の見直しや運行の充実について事業者と協議します。(企画調整課)
  • 新市の一体性の向上やバス不便地区の解消、公共公益施設への連絡機能を高めるため、多様な交通サービス主体との連携協力を進めるとともに、コミュニティバス(補足)など新たなバスサービスの導入を進めます。(企画調整課)
  • ノンステップバスや低公害バスの導入促進により、人や環境にやさしいバス交通の実現を支援します。(企画調整課、環境保全課)

    (補足)
    コミュニティバス 高齢者、障害者への対応も含め、既存のバスサービスだけではカバーしきれない地区や施設を連絡する乗合バスで、地方公共団体の主導により、路線バスと福祉バスの双方を補完する役割を持つ。

(4)交通結節点の整備

  • 乗り換え利便性の向上を図るため、市街地や駅前広場、バスターミナルの整備・改善を図ります。また、駅周辺における駐車場・駐輪場の整備や交通円滑化対策の推進等に取り組みます。(企画調整課、都市計画課、区画整理課、再開発課、道路建設課、交通施設課)
  • 駅及び駅周辺施設のバリアフリーの施設整備を推進します。(企画調整課、道路建設課)
  • 中心市街地の物流交通を削減するため、運輸事業者、商店主と協働し共同集配送の実現に努めます。(都市計画課)

(5)事業推進方策の確立

  • 市や公共交通機関事業者などによる協議会組織をつくり、市民ニーズに対応した計画的な交通整備体制の確立に努めます。(企画調整課)
  • 新市における移動の円滑化と一体性の向上を図るため、新交通システム導入の可能性を検討します。(企画調整課、都市計画課)

(6)公共交通等への利用転換

  • 自動車から排出される二酸化炭素などの有害物質を削減し、環境的に持続可能な交通社会を築くために、公共交通や自転車等の利便性を高め、自家用車から電車、バス、自転車等への利用転換の促進に努めます。(企画調整課、環境保全課、交通施設課、道路建設課)
主要事業
  • 都市計画道路の整備促進(塚崎箕輪線、増尾南増尾線)
  • JR常磐線快速電車の東京駅乗り入れ要望
  • 東武野田線複線化等、鉄道の利便性向上・機能強化要望
  • 多様な交通サービスの提供・支援
  • ノンステップバスの導入支援
  • ESTモデル事業(補足)の推進

    (補足)
    ESTモデル事業 国土交通省の環境行動計画モデル事業の一環として柏市・流山市が提案した、「環境的に持続可能な交通モデル事業」。ESTとは、Environmentally Sustainable Transportの略。

2.道路網の整備
現況と課題
  • 柏市の道路網は、首都圏の放射系道路である国道6号、環状系道路である国道16号の2つの広域幹線道路を骨格として、柏駅周辺地区を中心とした放射・環状系道路を配しており、おおむね格子状の都市計画道路網となっています。また、市の北部地域ではつくばエクスプレス及びその沿線整備にあわせ、都市軸道路や都市計画道路が配置されています。都市計画道路の総延長は市全域で約150km、66路線となっています。
  • 整備状況は、急激な都市化の進行に比べ遅れており、幹線道路の整備率は約33%と低い水準となっています。
  • 国道6号及び16号の広域幹線道路が市内中心部で交差することから広域通過交通、市中心部へ流入する交通及び生活交通が重複し、市内の既存の道路は慢性的な交通渋滞に陥っています。このため、道路本来の役割である交通機能、沿道利用機能、防災機能(空間機能)等に支障が生じています。
  • 都市の活力を維持・増進させていくためには、今後も幹線道路や生活道路の整備を推進していくことが必要です。道路は、道路本来の交通機能や避難路・延焼防止などの防火機能(空間機能)に加えて並木道としての都市における緑の空間、さらには上下水道・電気・ガスなどのライフラインの収容スペースとしての役割も担っており、生活環境に配慮した道路整備を進めていくことが望まれます。なお、生活道路の整備には多額の事業費が必要となるため、長期的な財源確保が課題となっています。
  • 市内全域の生活道路の安全かつ円滑な機能を確保するため、道路パトロールの実施や、市民からの要望に対する早急な対応など、安全で快適な生活環境を確保できるよう、道路の維持管理に努めています。
  • また、合併に伴う道路管理情報の電算化や、平成13年度の測量法の改正に伴う基準点の世界測地への変換が必要となっています。
基本方針
  • 現在と将来の交通需要を的確に捉え、計画的、効率的かつ効果的に道路整備を進め、市内交通の円滑化向上を図ります。特に、新市建設計画における道路ネットワークについては、新市の速やかな一体感の醸成に寄与する路線、また、新市の各拠点間の連携を促進する路線などの整備を進めます。
  • 生活の基盤となる生活道路については、防災や安全性の向上の観点から拡幅整備や道路の維持補修を継続的に行い、安全で良好な道路機能の維持に努めます。
  • 市民から寄せられる多数の要望について、市民と共通の認識をもって改善を図っていきます。
  • 災害発生時避難路や災害を遮断する空間としての都市防災機能を高め、安全な都市生活の実現を目指します。
  • 旧沼南町が構築した電算システムを基に、道路管理システムの整備を進めていきます。また、道路管理情報を関係部局が共有し、有効に活用できるよう統合型GISの構築を目指します。
施策の方向

(1)広域幹線道路の整備

  • 第6章第4節1「総合交通体系の充実」[施策の方向]1 広域幹線道路の整備 に掲載】

(2)市内幹線道路網の拡充

  • 広域幹線道路と市内幹線道路との機能の分離を図り、円滑な道路交通の実現を目指します。特に、新市の一体性の確立と都市活動の活発化のため、交通体系の骨格をなす主要道路の整備を計画的に進めます。(街路課、道路建設課、新市道路整備室)
  • 市の南北を結ぶ幹線道路の確保、柏環状道路の整備と歩行者及び自転車ネットワークの形成を進めます。(街路課、道路建設課)
  • 交通渋滞が激しく、事故が頻発する交差点については、公安委員会と協議し、右折帯設置等により改良を行います。バスベイの設置も積極的に行い、車両の円滑な通行を図ります。(道路建設課、交通施設課)
  • 北部地域の新たな拠点づくりを支える都市計画道路の整備を進めます。(街路課、北部整備課)
  • 民間開発行為の協議等を通じて、道路の拡幅を誘導していきます。(宅地課)

(3)生活道路の整備

  • 地域に密着した生活道路については、スムーズな車両相互通行ができるよう狭あい道路の整備や通学路の歩道整備などを計画的に進めます。(道路建設課、道路維持課)
  • 民間開発行為の協議等を通じて、道路の拡幅を誘導していきます。(宅地課)

(4)市民に親しまれる道づくり

  • 歩いて暮らせるまちづくりを目指し、安全に歩ける歩道や自転車道の整備を進めます。(街路課、道路建設課)
  • 市道の愛称制定を推進するとともに、地域の市民参加型維持管理制度の検討を行い、道やコミュニティに対する市民の愛着を醸成します。(土木総務課)
  • 柏駅周辺地区は、アーバンネックレスプロジェクトに基づき、歩行者系都市計画道路の整備や柏駅周辺を環状に取り囲む歩行者空間の整備などを進め、賑わいと回遊性の創出を図ります。(再開発課)

(5)道路の適正な管理

  • 安全で良好な道路機能の維持を図るため、道路の舗装補修や、道路構造物の補修、側溝等の補修、清掃に努めます。なお、これらの業務については、段階的に委託化を図っていきます。(道路サービス事務所)
  • 市民から寄せられる多数の要望について、改善の具体的な内容や方法等の情報を提供し、共通の認識を持って効率的に生活道路の維持管理を実施します。(道路維持課)
  • 業務の効率化、高度化、整備コストの低減化を図るため、GISによる道路管理システムの整備(道路網図、道路台帳、道路台帳現況平面図等)を進め、道路に係る情報の提供に努めます。また、統合型GISの構築に向けて関係部局との連携を図ります。(土木総務課、情報政策課)
  • 公共基準点の見直し及び世界測地への変換を進めます。また、電子基準点設置に向けて、国土地理院と協議を進めるとともに、柏市公共基準点取扱条例(仮称)を制定し、公共基準点の管理に努めます。(土木総務課)
主要事業
  • 都市計画道路の整備促進
  • 新市建設計画関連幹線道路の整備
  • 道路の新設、拡幅、改良事業
  • 道路舗装事業(沼南地域)
3.交通環境の改善
現況と課題
  • 平成18年度に新たな自動車のナンバープレートとして「柏ナンバー」が創設されます。
  • 市民が快適な日常生活を送る上で、交通環境の整備・改善は大変重要なものです。駅周辺市街地においては、営業車両、通行車両、バス等の公共交通機関などが集中し、駐車対策の改善が交通の安全と円滑化に大きくかかわっています。
  • 駅周辺地区においては、路上駐車や路上荷さばき、駐車場への待ち車列による慢性的な交通混雑が生じています。商店会、警察等関係機関と連携し、路上駐車防止策を講じるとともに、荷さばき車両対策について関係機関と協議することが重要となっています。また、一方通行等の交通規制や自転車対策等を組み合わせた総合的な交通対策の検討も求められています。
  • 中心市街地の商業活性化や市民生活の利便性を損なうことなく交通環境改善を図るには、道路整備と併せて利用形態に応じた駐車対策を推進し、さらには、交通需要対策や自転車対策などを組み合わせ、総合的な対策を市民や事業者とともに推進していくことが重要となっています。
  • 特に自転車は、便利で手軽な交通手段であり、また、環境に優しく、健康の増進にも役立つことことから、自転車の適正な利用を促進することが必要となってきています。
  • 平成15年に駐輪場等条例を施行し、市営駐輪場を公の施設とし、施設の整備や管理の充実を進めてきましたが、市営駐輪場の利用者からは、設備改良や防犯対策等の拡充、施設のリニューアル等による魅力ある駐輪場づくりが求められています。
  • 利用者の多様なニーズに対応するため、バイクも対象車両に加えるなど利便性の向上に努めてきました。また、一時利用者が増加している現状をかんがみ、買い物利用者用駐輪場の拡充等駐輪場の利用形態の見直しが必要となっています。
  • 市営駐輪場の約半分は借地のため不安定な運営状況であることから、将来にわたって安定的な駐輪場運営を進めていく必要があります。また、市営駐輪場の新設や既存立体駐輪場の維持補修に多額の費用が必要となっており、他の施設との複合利用や民間活力の導入などの検討が求められています。
  • 一方、受益者負担の原則や行政改革の推進を踏まえ、市営駐輪場運営の効率化や高度化のために、民間活力の導入や使用料の見直し等を検討する必要があります。
基本方針
  • 路上駐車の解消に向けて、駐車場の確保や駐車場への案内・誘導システムの構築など、総合的な対策を講じ、さらに関係機関との連携を図りながら、路上駐車の防止と違法駐車の取り締まりを強化します。
  • 市営駐輪場の整理・統合を進め、借地の縮小と効率的な管理運営を図っていきます。
  • 魅力のある駐輪場づくりを目指し、民間活力の導入や施設のリニューアル及び高度化を図っていきます。
  • 通勤・通学者や買い物利用者用の駐輪対策はもとより、健康、趣味及び環境等に動機付けられる自転車の利用促進を検討していきます。
  • 自転車の放置防止啓発に取り組み、利用マナー・ルールの確立に努め、放置自転車対策(撤去等)を強化し、放置自転車の解消を図っていきます。
  • 鉄道事業者、施設設置者及び道路管理者等との適切な役割分担のもとで、自転車の駐輪需要に対応していきます。
  • 中心市街地の渋滞緩和や混雑路線の解消に向け、市民に対して公共交通機関利用への啓発や誘導を図り、交通量の総量削減に努めるとともに、交通需要マネジメント(補足)の考えを取り入れた総合的な取組を進めます。

    (補足)
    交通需要マネジメント 道路交通混雑の解消・緩和を図る手法の一つ。交通需要の頻度、時間帯、目的地、手段、経路等を変更したり、乗車効率・積載効率を高めることにより、交通量の削減や集中時間の平準化を図るもの。

施策の方向

(1)自動車駐車対策

  • 将来の駐車需要予測に基づき、駐車場整備地区を定め、その適切な規模の確保を進めます。(都市計画課)
  • 国・県などの助成制度を活用して、自動車駐車場の整備を促進します。(都市計画課)
  • 案内システムや共通駐車券・共同利用など、駐車場の有効利用方策を進めます。(都市計画課)
  • 商店街や市民との協働による共同荷さばき場の実現に向け、警察等関係機関との協議を推進します。(商工課、都市計画課)
  • 共同住宅等の建築を目的とする開発行為においては、適正な規模の駐車場の設置を誘導します。(宅地課)
  • 柏ナンバーの導入を契機として、より一層の安全運転及び交通マナーの向上につなげるために、関係機関と連携した取組を進めます。(企画調整課)
  • 交通ルールの意識高揚を図り、路上駐車等を防止するための施策を実施します。(交通施設課)

(2)自転車対策

  • 利用者の多様なニーズに応えるため、市営駐輪場の施設整備や防犯対策を強化し、利便性や快適性を向上させるとともに、放置から駐輪場利用への転換を図り、駅前放置自転車の解消を図ります。(交通施設課)
  • 安定化かつ効率化のために、市営駐輪場の整理、統合及び再編を行い、取得が必要な土地については計画的な取得を進めます。また、需要の高い市営駐輪場については、設備改良や立体化等により収容台数を確保し、効率的な運営を図ります。(交通施設課)
  • 市営駐輪場の整備及び運営については、民間の能力を活用しつつ、経費の削減と業務の高度化を図るとともに、複合化を検討します。(交通施設課)
  • 買い物利用者等の一時利用に対応するために、歩道上等の公共空地を利用した駐輪場の整備に努めます。(交通施設課)
  • 駅前駐輪対策については、鉄道事業者や関係団体に協力を求め、放置防止街頭指導員(補足)の設置や効果的な自転車撤去を実施する等の各種放置自転車防止策を講じます。(交通施設課)
  • 民営自転車駐輪場の育成を図るため、支援策の制度化等の環境整備に努めます。(交通施設課)
  • 自転車駐輪需要を発生させる施設への駐輪場附置義務制度がより効果的に機能できるよう、制度の見直しを図ります。(交通施設課)

    (補足)
    放置防止街頭指導員 市内各駅周辺において、放置自転車の防止を呼びかける街頭指導員。

(3)交通円滑化対策

  • バス利用の促進や交通量の分散方策、ノーカーデーや相乗りの奨励などによる総量規制、トランジットモール(補足)などの検討を進めます。(都市計画課)
  • 情報提供や啓発を通じて市民や事業者の改善意識を高揚し、住民参加による交通円滑化への取組を進めます。(都市計画課)

    (補足)
    トランジットモール 商店街等において自動車の乗り入れを制限し、歩行者優先とした空間に、バス等の公共交通機関だけが通行できるようにしたもの。

主要事業
  • 柏ナンバー創設を契機とする各種啓発事業の実施
  • 自転車利用総合計画の策定
  • 駐輪場の整備・改修(柏駅東口第一及び第二、柏駅西口第一、南柏駅東口第一、北柏駅南口第一の立体駐輪場、柏の葉キャンパス駅第一)
  • 交通円滑化方策の検討、実施
4.市街地の整備
現況と課題
  • 市内には、大規模な宅地開発や土地区画整理事業などにより計画的な市街地整備が進められた地区が点在する一方、その周辺には道路や公園などの都市基盤が整わないまま無秩序に市街化が進んだ地区なども多く、防災上の課題も指摘されています。
  • 市街地の都市基盤整備と良好な住宅地の形成には、土地区画整理事業などによる面的な整備手法が効果的です。今後も、道路や下水道などの整備を進めるとともに、土地所有者などへの働きかけを進め、計画的な市街地整備を図っていくことが必要です。また、民間活力を積極的に導入し、適切な指導・誘導のもと、良好な宅地開発を促進していくことが大切です。
  • 柏の葉キャンパス駅周辺地区等の北部地域においては、つくばエクスプレス整備と併せ、千葉県及び都市再生機構による土地区画整理事業が進められており、「職住近接のまちづくり」の実現に向け、新たな都市機能集積と良好な住宅宅地の供給が期待されています。また、地域の生活拠点としての育成を図るため、北柏駅北口、南柏駅東口、高柳駅西側地区等において、土地区画整理事業による駅前広場等の整備を進めています。
  • 一方、柏駅周辺地区は、都市基盤整備が遅れ、密集化、低利用地及び未利用地が多く見られます。当地区が都市再生緊急整備地域の指定を受けたことから、民間による都市再生事業を積極的に導入し、都市の再生を推進します。
基本方針
  • 柏市が進める「新しいモノづくり拠点整備計画」において新産業団地の形成を図る地区として位置づけられている北部地域については、東葛テクノプラザ及び東京大学柏キャンパス等の研究開発機能を活かし、地域の高度な技術集積を高めるとともに、常磐自動車道柏インターの機能を活かしたハイテクと物流機能が複合する産業ゾーンとして計画的に整備します。
  • 北柏駅北口地区については、駅利用者の利便性の向上及び駅周辺の土地利用の促進を図るため国道6号より南側区域から整備を進めます。
  • 高柳駅西側地区については、地域拠点整備として、土地区画整理事業により、まちづくりを推進します。
  • 地域別構想(緑園都市構想、ライブタウン構想、緑住都市構想)や都市計画に基づき、計画的な市街地整備を推進し、都市機能と居住環境のバランスのとれた市街地の形成を図ります。
  • 都市計画区域マスタープラン等に即して、新市の都市計画マスタープラン(補足)を策定します。
  • 計画的な宅地供給と秩序ある土地利用を促進します。

    (補足)
    都市計画マスタープラン 都市計画法に基づき、市町村が定めるまちづくりの将来ビジョン、地域別の市街地像や整備方針、施設計画等の基本的な方針。特に、住民の意見を反映するため、あらかじめ原案を示し、意見を求めるなどの措置を講ずることがうたわれている。

施策の方向

(1)計画的な都市基盤整備の推進と地域産業の活性化

  • 総合計画や都市計画区域マスタープランの上位計画に即して、新市の都市計画マスタープランを策定し、その土地利用方針に基づき、バランスのとれた市街地の形成を図ります。(都市計画課)
  • 柏駅周辺地区の市街地再開発事業を推進します。(再開発課)
  • つくばエクスプレス沿線整備地区において計画的な市街地整備を図ります。(北部整備課)
  • 南柏駅東口地区は、第一期事業の早期完了に向け、事業を推進します。また、駅前広場横断通路整備については、民間事業者との調整を図りながら事業を進めます。なお、南柏駅東口周辺の交通混雑解消についても関係機関等と協議を行い、状況を見極めながら事業を推進します。(南柏駅東口土地区画整理事務所)
  • 南柏駅東口地区の第二期事業の事業化については、第一期事業の進ちょく状況等に合わせて、具体的な方策の検討を進めます。(南柏駅東口土地区画整理事務所)
  • 北柏駅北口地区は、駅前広場の開設及び駅前広場に接続する北柏北口線並びに造成工事等を進めます。(北柏駅北口土地区画整理事務所)
  • 組合による土地区画整理事業を支援し、高柳駅西側の市街地整備の推進や、柏インター周辺の地域特性を生かした産業集積拠点の形成に係る施策を推進します。(区画整理課)

(2)計画的な宅地供給

  • つくばエクスプレス沿線整備地区においては、人口計画に基づき計画的な宅地供給を進めます。(北部整備課)
  • 民間開発行為の協議等を通じてスプロール化(補足)の防止を誘導します。(都市計画課、宅地課)
  • 組合施行等の土地区画整理事業により良好な市街地整備を行い、計画的な宅地供給を進めます。(区画整理課)

    (補足)
    スプロール化 車社会の進展などにより、都市が不規則に蚕食状に郊外へと拡大していくこと。このことが、中心市街地の空洞化を招くとともに、上下水道などの公共投資がかさむなどの都市問題を引き起こしている。

(3)既成市街地の環境整備

  • 土地区画整理事業、市街地再開発事業、総合設計制度(補足1)、優良建築物等整備事業(補足2)等の導入を促し、市街地の基盤整備や機能更新を推進します。また、事業の進ちょくに合わせた用途地域等の変更により、土地の有効利用の促進を図ります。(都市計画課、建築指導課、区画整理課、再開発課)
  • 土地利用現況の変化や新たに幹線道路が整備されたところなどは、適正かつ合理的な土地利用が図れるよう、適切な用途地域の見直しを検討します。(都市計画課)
  • 地区の特性に合ったきめ細かなまちづくりが実施できる地区計画を積極的に導入し、環境の維持・向上に努めます。(都市計画課)

    (補足1)
    総合設計制度 一定規模以上の面積の敷地において、一定割合以上の空地を確保した建築計画に対して、容積率制限、高さ制限を許可によって緩和することができる制度。

    (補足2)
    優良建築物等整備事業 都市再開発法等に基づかない民間の再開発事業において、敷地・建物の共同化により、一定規模以上の地区面積・空間・接道条件を満たす地区に3階建て以上の耐火建築物等を建築する場合に、国からの補助が受けられる制度。

主要事業
  • 都市計画マスタープランの策定
  • 柏駅東口A街区第二地区市街地再開発事業
  • 柏駅東口D街区第一地区市街地再開発事業
  • 南柏駅東口土地区画整理事業(第一期事業)
  • 南柏駅東口駅前広場横断通路整備事業
  • 北柏駅北口土地区画整理事業
  • 組合施行土地区画整理事業の支援

情報発信元

企画部企画調整課

所在地 柏市柏5丁目10番1号(本庁舎3階)
電話番号 04-7167-1117
ファクス 04-7167-1210
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