ノーマライゼーションかしわプラン2021（案）に関するパブリックコメントの実施結果

市では、「ノーマライゼーションプラン2021（案）」について、令和2年12月16日から令和3年1月15日に、パブリックコメント（意見公募手続）を活用して意見を募集しました。その結果、4名のかたから7件の意見が寄せられました。貴重なご意見をお寄せいただきありがとうございました。いただいたご意見の概要及びこれに対する市の考え方について、柏市健康福祉審議会障害者健康福祉専門分科会における審議を行い、その結果について公表します。

寄せられたご意見の概要及びそれに対する市の考え方

No.	意見概要	市の考え方
1	意思疎通者支援について、失語症ケアパートナーになるための研修を実施してほしい。	他市の事例を研究した上で、失語症ケアパートナーに関する研修について検討を進めてまいります。
2	重度障害者に対する医療型ショートステイについて、充実・推進してほしい。	本市は平成24年に重症心身障害児者施設「東葛医療福祉センター光陽園」を整備し、同所内に医療型短期入所を併設しました。更に、福祉型短期入所ではありますが、医ケア児者に対応可能な短期入所を併設する「地域生活支援拠点ぶるーむの風」を令和元年4月に整備しました。しかしながら、増加する医療ニーズに対応するサービスの不足が課題と認識しており、今後、医療法人から事業所の整備に係る相談があれば、随時、対応してまいります。
3	生活保護費から就労継続支援A型等の収入を引かないでほしい。	ご意見として承り、生活保護担当課へお伝えします。
4	限られた財源を優先的、重点的に取り組むべきとの考えだが、サービスを切る場合には、少数派の切捨てとならないよう、開かれた場での検討をお願いしたい。	限られた財源の中で、さまざまな障害をお持ちの方に対して、持続可能な適切なサービス提供ができるよう、自立支援協議会等の場を活用しながら、慎重に検討してまいります。
5	重点施策についての評価はあるが、その他施策や事業についての評価も知りたい。	個々の事業について、ノーマライゼーションかしわプランへの掲載は難しいと考えますが、柱ごとの評価・課題の概要について、プラン本文へ追記いたしました。柏市自立支援協議会や障害者健康福祉専門分科会の中で、実績報告等を実施し、市のホームページ等でその結果を公開しています。より多くの方に知っていただく方法については、引き続き検討してまいります。
6	障害者の生涯学習の推進について、現行プランよりトーンダウンしているように感じる。教育福祉会館において掲げている教福連携について、計画本文に記載してほしい。	障害者の生涯学習推進の必要性については、当課でも認識しているところです。プラン本文への記載につきましては、関係課との調整結果等を踏まえたものとなっておりますが、引き続き障害者の生涯学習を推進してまいります。
7	中央公民館を含め、教育福祉会館がノーマライゼーションの精神が柏市全施設、さまざまな事業や活動に浸透していくための拠点になるよう、生涯学習分野での障害者の取組を実施してほしい。	ご意見として承り、教育福祉会館における協議の中でお伝えします。