第26回 柏市男女共同参画フォーラム開催報告

最終更新日 2019年3月8日

ページID 049667

印刷

第26回 柏市男女共同参画フォーラムを開催しました

平成30年11月17日(土曜日)パレット柏にて第26回柏市男女共同参画フォーラムを開催しました。

パレット柏での開催が3回目となり、今年も多くの方がご来場くださいました。

副市長挨拶 実行委員長挨拶

会場2.会場

講演会(午後0時30分~2時10分・参加者100人)

LGBTについて知ろう

~わたしから、あなたから、みんなから、多様な生き方ができる社会へ~

  • 講師 東 小雪さん
  • 会場 パレット柏(ルームABC)

講演会講演会2

講演会では、講師に元タカラジェンヌ、LGBTアクティビストの東小雪さんをお迎えしました。東さんのこれまでのLGBTの活動を振り返りながら、多様な性についてわかりやすくお話いただき、LGBTの方々をとりまく現状や、SOGI(ソジ)ハラ、Ally(アライ)、そしてAllyとして今日からできることなどについてお話いただきました。LGBT等の性的少数者(性的マイノリティ)といわれる人々の割合は日本人の13人に1人と言われる日本。多様な生き方ができる社会に向けて、まず一人ひとりが今日からできることを実践していくことの大切さを実感した講演会でした。

(補足)SOGI(ソジ)ハラ

「性的指向や性自認に関連して起こる、差別的な言動」

(補足)Ally(アライ)

「LGBTの理解者・支援者」

    6つの分科会(午後2時40分~4時40分・参加者合計121人)

各分科会を企画運営した団体からの報告です。

第1分科会(参加者14人)

相撲における“女人禁制の伝統”について

  • 講師 かしわ女性会議
  • 企画運営 かしわ女性会議

第1分科会

2018年4月舞鶴市での大相撲巡業で、市長が挨拶中に倒れた。救命処置のために土俵に上がった女性看護師に、行司が「おりて」と放送した事件をきっかけにこのテーマが再注目された。そこで、テーマと同名の論文(2008年、吉崎祥司・稲野一彦著)をもとに、検証した。

「相撲」の文字が初めて登場するのは、日本書紀で、采女(女官)が雄略天皇の前で「相撲(すまひ)」をとったとある。その後、女相撲は、男相撲と並行して存在した。着衣ではあるが、昭和11(1936)年の、興行写真も現存する。

明治時代、西欧化とともに、肌を露出する(男)相撲は窮地に立たされた。一方、その反動として起こった国粋主義に乗じ、相撲興行集団は、明治42(1909)年「国技」と自称し、権威づけした。

ところで、わが国では仏教においても、神道においても、女性を差別していった歴史がある。仏教では、修行の妨げになるからと穢れ観や「血盆経」が利用され、女性を差別した。神道においても同様に女性を差別するために、赤不浄・白不浄の穢れ観を利用した。

相撲の歴史は、たしかに神道との関りがあり、「伝統」はある。しかし神道との関りがあるから女人禁制という論理は、明治以降相撲界の企図によって虚構されたものであると論文は結論づけている。

第2分科会(参加者11人)

子どもを犯罪や暴力から守る

第2分科会

  • 講師 CAPなのはな
  • 企画運営 CAPなのはな

主に就学前・小学校低学年のお子さんをお持ちのお母さんが参加してくださいました。松戸市・新潟市で起きた事件を聞いて子どもをどう守ったらいいのか不安に思ったとのことでした。

子どもが犠牲になる事件が起きると、子どもは「~してはいけません」と禁止型のメッセージを多く受け取ります。ですがこのメッセージだけで子どもを守ろうとすると、子どもは対処法がわからないので不安になります。また犯罪・暴力にあってしまった時、自分を責めるので、被害にあったことを誰にも話すことができなくなる等、大人が良かれと思って伝えていることが、実は被害にあった子どもに話せなくしていること等、子どもへの犯罪・暴力の正しい情報と対処法について伝えました。

第3分科会(参加者26人)

DV家庭と児童虐待 ~児童虐待の背景にDV家庭あり~

  • 講師 橋本 初江・植田 佳子 一般社団法人エープラス 理事・ピアサポートメンバー (DV被害女性と子どもの支援)
  • 企画運営 グループSEC (地域で‘性共育'をつくる会)

第3分科会

今年も幼い子どもたちへの痛ましい児童虐待事件が続いた。
DV家庭は何か問題のある特別な家庭だと思われがちだが、DVの背景にあるものを理解するために、DV被害経験者のかたと、多くの女性の相談を受けてきた助産師さんのお二人から実情を伺った。熱心に耳を傾けていた参加者からは「DV被害や子どもに与える影響についてある程度は理解していたと思っていたが、当事者のお話を聴いてまだまだ足りなかったと感じた」「DVと児童虐待は別々に考えてしまうことがあるが、今回の講座で繋がっていることを学び、考えが変わった。支援に生かしたい」「教育の現場でもデートDVが認識されることを望みます」など感想をたくさん頂いた。

第4分科会(参加者29人)

セクハラのない社会をつくるために

  • 講師 明珍 美紀 元新聞労連委員長 毎日新聞記者
  • 企画運営 新日本婦人の会柏支部 I女性会議柏支部

第4分科会

本分科会では参加者皆で「ハラスメントのない社会をつくるために」話し合いたいとスタート。冒頭、講師より特別配布の「毎日フォーラム」のアニマルウエルフェアの記事が紹介され東京オリンピックに向け、選手村の食材についても目を向けて欲しいとのお話があった。

日本でのセクシャルハラスメントの問題は、1980年頃から続いていることを各種資料を参照しながら解説。特に最近の週刊新潮の記事「福田前事務次官と女性記者」との問題からその内容が明らかになりメディアで働く女性記者達の行動につながったこと、政治家のこの問題に対する意識の低さも指摘、セクシャルハラスメントを許さない、という社会のコンセンサスを作らないといけない。Metoo運動からWetoo運動へ。日本では法的には、男女共同参画法施行はあるが罰則規定のないことが問題。最後に、本人が不快と思ったらそれは「ハラスメント」。このハラスメント問題を通して様々な問題にどこかでつながっている。私たち一人ひとりが、どんな社会にしていきたいのか考えていきましょう。で、まとめ終了。参加者29人、11人が交流で発言。議題テーマを共有できたと思う。

第5分科会(参加者26人)

プロ校閲者に学ぼう!人を傷つけない “ことば”選び ~ことばを通じて隠れた偏見に気づこう~

  • 講師 松本 理恵子 朝日新聞東京本社 校閲センター記者
  • 企画運営 ふらっとライブラリ

第5分科会

講師は朝日新聞の校閲記者、社内ジェンダーマニュアル改訂にも携わった松本さんです。校閲とは誤字脱字を正し、内容の事実を確認し、そして差別的表現など人権について配慮の足りない表現に注意を促す仕事。今回はその3つ目に入る「ジェンダー表現」についての話を聞き、ワークを行いました。ワークでは5人程度のグループに分かれ、実際の記事を読みながら、感じたことをまとめて発表しました。「校閲は新聞の最初の読者であり、最後の砦」と松本さん。堅苦しく考えることはないけれど、少しの配慮で、人を傷つけないことは大切です。多様な読者を抱える新聞の使命として、いかなる人にも「flat=平等」でありたいとの思いを伝えてくれました。

第6分科会(参加者15人)

どうつくっていく?男女共同参画社会

  • ファシリテーター 麗澤大学 大場ゼミ 
  • 企画運営 麗澤大学 大場ゼミ

第6分科会

はじめは「お酒が好きか嫌いか」といった身近なテーマでマトリックスついて触れてもらい、後半は本題である「男女平等について実感しているか否か」というテーマで議論させていただきました。特に後半のテーマでは4グループに別れて参加者の方々が意見を交換し合いました。私たちスタッフも議論を盛り上げるために積極的に意見を述べ、結果的に今回の分科会は成功しました。

後半の議題では様々な意見を聞かせていただきました。例えば「育休や産休を取りやすい職場を目指すべきだ。」という意見や「女性の管理職を増やして女性が働きやすい環境を整えることが望ましい。」という考え等、そのどれもが私たちにとっては貴重な意見であり、男女平等というテーマに対し、新しい見方を知るきっかけでもありました。是非、今後の研究に役立てていきたいと思います。

情報発信元

地域づくり推進部協働推進課 男女共同参画センター

所在地 柏市柏一丁目7番1-301号 Day Oneタワー3階
電話番号 04-7167-1127
ファクス 04-7165-7323
メールフォーム
電話のかけ間違いにご注意ください

このページを評価する

ウェブサイトの品質向上のため、このページについてのご意見・ご感想をお寄せください。

より詳しくご意見・ご感想をいただける場合は、メールフォームからお送りください。
いただいた情報は、個人情報保護方針に沿ってお取り扱いいたします。


簡易アンケート