第25回 柏市男女共同参画フォーラム開催報告

最終更新日 2017年12月28日

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第25回 柏市男女共同参画フォーラムを開催しました

平成29年11月25日(土曜日)パレット柏にて第25回柏市男女共同参画フォーラムを開催しました。

昨年に引き続き、2回目のパレット柏での開催で昨年以上に多くの方がご来場くださいました。

  オープニング2    オープニング                委員長

  

講演会(午後0時30分~2時10分・参加者101人)

誰もが生きやすい社会とは ~世界から見た日本はどんな国~

  • 講師 大崎 麻子さん
  • 会場 パレット柏(ルームABC)

  

    講演               講演2

講演会では、講師にTBSサンデーモーニングでおなじみの大崎麻子さんをお迎えしました。日本についてだけでなく、世界に視野を広げ、男女共同参画社会の過去から現在そして女性差別や途上国のこどもたちの現状などについてお話くださいました。経済先進国といわれる日本も、実はまだまだ男女格差があるという現実(男女格差144か国中114位(補足)世界経済フォーラムWEF発表)。これからも、性別格差の無いみんなが生きやすい社会の実現に向けた取り組みや支援、「男性だから」「女性だから」ではなくお互いを尊重し、認め合いながら格差の無い生きやすい社会を目指していくことが必要というメッセージを感じた講演会でした。 

6つの分科会(午後2時40分~4時40分・参加者合計121人)

各分科会を企画運営した団体からの報告です。 

第1分科会(参加者15人)

女性が輝く社会!あなたは輝いていますか?~ベアテ・シロタ・ゴードンさんが残してくれたもの

  • 講師 打越 さく良 さん
  • 企画運営 アイ女性会議

分科会1 

 

「女性が輝く社会」と言っているけど、果たして女性は輝いている毎日なのだろうか?

仕事・家事、育児で悩み、家庭内の見えないDV・貧困などで悩んでいないのだろうか?ベアテさんが残してくれた事を、男性も女性も一緒に考えてみたいと企画しました。

離婚等家事問題を専門に活躍されている弁護士の打越さく良さんを講師にお迎えして、テーマの題で、ベアテさんの想いや、現行憲法の本質的な意味合い、そして改正を進めようとする改憲派の意図などを話していただきました。

ベアテさんは、過去10年に渡る日本滞在経験の中で日本の女性が家制度の下、個人としての権利を否定される境遇であった事を実感していました。この状況をなんとかするために、女性の権利をはっきり憲法で掲げなければならない、強い想いで24条の条文を草案したそうです。シロタ草案では、当時より「公的平等(法律的平等及び社会的平等)」と「私的平等(家庭内における平等)」の両方を述べられています。

性別役割分業は、今現在でも残っています。家庭内における女性の負担(家事・育児)も未だ大きく、また児童虐待やDVについては、家庭内での個人の尊厳が徹底されていないからこそ起こる問題だと感じました。

第2分科会(参加者23人)

なかなか休めないあなたへ「心のケア講座」~あなたと、そして気になる人や家族のために~

  • 講師 小野田 奈美さん(NPO法人メンタルレスキュー協会理事)
  • 企画運営  NPO法人エアロームかしわ

分科会2 

多忙な現代に生きる人々が抱える疲れやストレスに気づき、上手に開放するコツを経験豊富な心理カウンセラーから学ぶことを目的に企画しました。

なんらかの疲れやストレスは誰もが感じています。たまった疲れは心にどんな影響を及ぼすのか。小野田さんの話はそんな疲れを知ることから始まりました。続いて疲れている人の「心の声を聴くコツ」を。人の話を聴くワークでは聴き役の人に講師がこっそり、あるコツを伝授。それが何かをみんなで当てていきます。あちこちから笑い声があがり会場はいい雰囲気。締めくくりは心の疲れを「上手に開放するコツ」。心理カウンセラーの小野田さんですが「私も様々なストレスを抱え、疲れをためやすい性質なんです」とプライベートな話を披露してくださり、参加者からは「講師も私と同じと知ってうれしかった」との声も。「寄り添うコツ」が実感できたひとときでした。

 第3分科会(参加者20人)

「女性のための護身術~暴力から心と身体を守る~」 

  • 講師 千葉県警察「よくし隊レディ『あおぼーし』」    
  • 企画運営 かしわ女性会議 

分科会3

性暴力を起こさない、許さない社会を目指す目的で企画しました。

今年7月13日、110年ぶりに刑法177条等が改正・施行され、性犯罪が厳罰化されました。

千葉県警察が昨年3月、性犯罪防止のためのチーム「よくし隊レディ『あおぼーし』」を立ち上げ、各地で活動していることを知り、講師に迎えました。性暴力犯罪の実態や、防犯のための講話を聞き、護身術の実習をしました。「あ…歩きスマホはやめましょう!」に始まる、「あおぼーし」の標語から、生活上の具体的な注意点、腕や肩をつかまれた時の脱出法の実技指導も受けました。講習は大変分かりやすく、参加者からは「練習を重ね、体得しておけば、犯罪に遭遇したとき賢く対処できそう」との声もきかれました。

企画団体から、強姦被害にあったときの証拠保全や、72時間以内の緊急避妊が必要なこと、それに対応してくれる千葉県のワンストップ支援センターや柏市内の医院等の情報提供を行いました。

 第4分科会(参加者10人)

子どもの被害に心を痛めているあなたへ ~CAPおとなワークショップ~  

  • 講師 CAPなのはな
  • 企画運営 CAPなのはな

分科会4

平成29年3月に松戸市内の小学校に通う女児児童が誘拐され、我孫子市内に遺棄される事件が起きました。子どもの安全を守る役割を担っていた人物が逮捕されたことで、地域に不安が広がっています。この不安を減らすために、子どもへの暴力についての正しい情報を伝え、子どもを守るために、おとなができることを参加者とともに考えることで不安を減らしていくことを目的に企画しました。

CAPは、Child Assulte Preventionの頭文字をとってキャップといいます。これは、子どもへ暴力防止という意味です。

子どもを取り巻く暴力はいじめや誘拐だけではなく、虐待や、性暴力など様々あります。分科会では、暴力にあいそうになった時、あった時、子どもが大切な心と身体をどのようにして守ることができるか、また、おとなは子どもをどう支援するかを子どもの立場に立って考えました。

参加された方は、互いに意見を出しあい積極的に参加してくださいました。

アンケートには、1.是非学校で子どもたちに伝えてほしい。子どもの時に知ることが必要。2.おとなもCAPワークショップを受ける意味がある。3.子どもの話を聴くことの大切さを知ることができた等記載があり好評でした。

 第5分科会(参加者35人)

DVする人・される人~DV加害と被害の背景にあるもの~

  • 講師  山口のり子さん(アウェア代表) 
  • 企画運営 グループSEC 

分科会5 

これからの社会が目指す目標はひとりひとりが認められる平等な社会、そのために必要なのはジェンダー・イクオリティ(男女平等)ではないかと、国際社会で気付き始めて50年以上経ちます。日本でも海外からの影響を受け「男女共同参画社会」という固苦しい御旗を掲げながら国や行政が何とか動き出していますが、私たちの日常は未だDVをはじめ多くの性差別(ジェンダー・バイアスの問題)に知らず知らずのうちに巻き込まれています。DVの背景に潜むジェンダー・バイアスに気づくために、DV加害の問題にライトを当て、メスを入れていくことを目的とし企画しました。

いち早くDV加害者更正プログラムに取組んだアウェアの山口のり子さんが、実際に接してきた750人の加害者(多くは男性)から学びとった様々な事実をもとに、私たちの生活や意識の中に潜む男性優位=女性差別の構造を分かりやすく話してくださいました。

幼い頃から繰り返し意識付けられてきたジェンダー・バイアス(女らしさ男らしさの性別役割の決めつけ)が人それぞれの人生や社会にどんなに大きな影響を及ぼしているか、参加者のロールプレイをはさみながら、改めて気づかせてくれました。

熱心に耳を傾けていた参加者からは、アンケートを通じて熱いメッセージがたくさん届きました。

 第6分科会(参加者22人)

L.G.B.Tを知っていますか?~多様な性を尊重しあうために~

  • 講師 倉持 美緒さん(県立高校養護教諭)
  • 企画運営 新日本婦人の会柏支部

 分科会6

L.G.B.Tに対する理解と多様な性を尊重しあうための第一歩として、講師による現場での実践報告や交流を通して理解を深め、L.G.B.Tを理解し多様性を大事にできるよう個人の尊厳を考え合いたいと企画しました。

まず、講師よりテーマ「L.G.B.Tを知っていますか?多様な性を尊重しあうために」の基調報告を行っていただきました。

L.G.B. Tの現状として日本では人口の7.6パーセントがL.G.B.T、約13人に1人、40人のクラスであれば3人がL.G.B.T。「このクラスにもいるかもしれない」と意識を持つことからスタートした生徒への指導、職員研修の報告。そして「生き方は人それぞれ」「自分の普通を相手に押しつけない」「多様なセクシュアリティ、すべてがグラデーション」「限られた時間の中での理解には限りがあり継続的に様々な機会に伝えていくことの大切さ」等がわかりやすく語られました。

その後、4つのグループに分かれての意見交換をし、初めて顔を合わせた方も自由に発言し合いテーマへの理解も深められました。

感想の中には、「自分とは遠い所の話と思っていたが理解することがまず必要」「少数者が生きづらい思いをしている、それにはより多くの理解者を増やしたい」「身近なこの地域で、現職の養護の先生が熱心な実践をされていることに驚いています」などが寄せられました。

フォーラムにご参加いただいた方からの感想など

第25回柏市男女共同参画フォーラムにご参加いただいた皆様からアンケートを通じていただいた、ご意見・ご感想等を男女共同参画センター前のボードに掲示いたしました。

今後のフォーラムなどのイベント企画・実施や、男女共同参画の推進に活かして参ります。

アンケートにご協力いただき誠にありがとうございました。

アンケート

情報発信元

地域づくり推進部協働推進課 男女共同参画センター

所在地 柏市柏一丁目7番1-301号 Day Oneタワー3階
電話番号 04-7167-1127
ファクス 04-7165-7323
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