平成27年度柏市男女共同参画講演会報告(コウケンテツ講演)

最終更新日 2016年4月21日

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平成27年度 柏市男女共同参画講演会 開催報告

料理研究家 コウケンテツ がやってくる
キッチンからはじめる家族の絆~みんなで楽しむ家事・育児~

■平成28年3月19日(土)
■アミュゼ柏

この日はあいにくの雨にも関わらず、会場は多くの参加者で賑わいました。
保育を利用してご夫婦で参加されている方も目立ち、多世代からの関心の高さを感じました。
 

コウケンテツさんのホームページ▼
http://kohkentetsu.com/

写真
 

こどもの頃の思い出

大阪府出身で、現在は東京在住、テレビや雑誌、講演会など多方面で活躍され、プライベートでは2児の父親として、日々子育てに奮闘されているコウケンテツさん。

そんなコウケンテツさんのご両親の教育方針は”この世で一番大切なことは「食べる」こと”。子どもの頃の楽しかった思い出はなんと言っても”毎晩近所の人たちと大勢で食べていた晩ごはん”だそうです。

コウケンテツさんのお父様は大阪府出身で幼少時代から成人するまで韓国で過ごし、身寄りなく転々とし、経済的にも大変ご苦労なさった経験から子どもにはとにかくお腹いっぱい食べさせてやりたいと常々願っていたそうです。また、お母様は韓国出身でお父様との結婚後、大阪に移り住み、当時は日本語もままならない状況でどうやって地域に馴染もうかと考えた末、得意の料理を作りご近所の方に振舞っているうちに評判となり、先のような晩ごはんの風景が生まれたそうです。食の素晴らしさをいつもステキな笑顔で伝えてくれるコウケンテツさんの原点はそこにあったというわけです。

食を共にする大切さ

写真2現在、親子の食育や男性の家事・育児参加、食を通してのコミュニケーションを広げる活動に力を入れているコウケンテツさん。活動当初は、なんとなく手料理は良い!みんなでご飯を食べるのは良い!とは思っていたものの、その論拠についてはモヤモヤしていたそう。
しかし、現在では「孤食」が社会問題として取り沙汰されていることからも分かるように、脳科学的な視点から見ても、家族や仲間とご飯を食べることは人間が幸せだと感じる幸せホルモンや愛情ホルモンとも言われる”オキシトシン”というホルモンの分泌を促すことにも非常に効果的だそうです。
また、料理や家事など手順を考え問題を解決していく作業は脳がものすごく活性化するので、子どもの脳の成長に非常に良い他、最近では脳腫瘍を患った方へのリハビリに料理が取り入れられたりと、様々なメリットが認められているとのことでした。

男子厨房に入らず?!

写真3近年、女性活躍推進が叫ばれ、「社会が女性なしではまわらない」とよく耳にするようになりましたが、コウケンテツさんはもうひとつ「家庭が男性なしにはまわらない」と力強く語ってくれました。
そして、そのことは男性にとって不幸なことではなく、むしろ共に家事をして同じ時間と空間を共有することができれば、先にお話しにあった幸せホルモン"オキシトシン"の分泌にも非常に役立つのではないかとのお話しでした。

「男子厨房に入らず」(本来的には全く違う意味だそうです(参考→「君子は庖厨を遠ざく」 三省堂「中国故事成語辞典」金岡照光編より) という言葉が広まるなど日本の社会環境は男性を家庭参画しにくい状況が続いてきましたが…もはや男子は堂々と、どんどん厨房に入って社会全体の幸福度を高めることも意識していくべき時なのかもしれません。

日本の家事レベルは世界トップクラス!

さて、NHK BS1で放送中の「アジア食紀行 コウケンテツといく」シリーズなどお仕事で各地を巡ることも多いコウケンテツさん。そんな中で、日本は非常に女性の家事のレベルが高く、とても男性にはハードルが高いのではと感じていると言います。

ある国ではピザを注文して夕食の支度をしただけでも家事をしてくれたと感謝されるのだとか…。

専業主婦の多い時代が長く続いている日本は、知らず知らずの間に家事レベルが世界トップレベルになり、男性が家庭参画しにくい社会環境の一因となってしまっていたのだと感じた方も少なくなかったのではないでしょうか。

写真4家族や気の合う仲間とご飯を囲む という幸せを、男女力を合わせて次世代に伝えていきたいと感じるコウケンテツさんのあたたかな話の数々…参加者の方々からは「家族や気の合った友人たちとの食事が心や身体の健康を守り、幸せホルモン、オキシトシンが出ているという話や、男性も家事(ごはんづくり)に携わることが重要だということがよくわかった。話も楽しく飽きずに最後まで聞けました。」というような意見が多く寄せられました。
写真5人権啓発コーナーも設置されました。

アンケート結果も合わせてご覧ください。
取材:NPO法人ながれやまパートナーシップ

情報発信元

地域づくり推進部協働推進課 男女共同参画センター

電話番号 04-7167-1127
ファクス 04-7165-7323
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