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概要

広報かしわ

平成28年(2016年)12月1日 No.1518 広報 7◎柏歯科医師会のホームページでは、情報誌「かむかむだより」のほか、市内の歯科診療所の検索、各種健診・訪問歯科事業等の情報をご覧いただけます このコーナーでは、歯・口こう腔くうの健康に役立つ豆知識や、市の特色ある取り組みを紹介します。◎柏歯科医師会の皆さんと制作し、毎月1日号で連載同会ホームページはこちらから▼柏歯科医師会口腔ケアセンターの歯科衛生士が、歯科医師の指示を受けて口腔ケアを行います。病気や障害があっても栄養を取るだけではなく、「おいしく味わう」「見た目や食事の環境を整え楽しく食べる」「誤嚥や病気を予防しながら安全に食べる」ことが、療養中のかたの生活の質の向上につながりますので、ぜひご相談ください。?次回は市の取り組み在宅医療の相談や調整を行います 病気や障害があっても住み慣れた家や地域で、その人らしい生活を最後まで送るために、市では在宅医療が必要なかたに適切にサービスが提供されるための体制を整備しています。在宅医療について相談したいときは、「柏地域医療連携センター」に気軽にお問い合わせください。問柏地域医療連携センター(地域医療推進室)?7197-1510 在宅療養中のかたのむし歯の治療や入れ歯の調整はもちろんですが、「おいしく・楽しく・安全に食べる」ことを支援するのが一番の目的です。 病気や加齢による飲み込む力の衰えが誤嚥(ごえん)性肺炎を引き起こす原因になります。口から食べていないかたでも口の中は汚れているため、全てのかたに口腔ケアが有効です。 今回取材させていただいた座間さんは、徐々に筋力が衰えてしまう病気で在宅療養生活をされています。歯科医師と歯科衛生士が訪問した際の様子をご紹介します。Q 訪問歯科診療を受けるようになったきっかけは?A 歯の痛みが出たことと、「大きな口を開けて笑いたい」という私の希望で、前歯のブリッジを在宅で治療していただいたことがきっかけですQ 訪問歯科診療を受けてどんな効果がありましたか?A 歯磨きマニュアルを作ってもらい、ヘルパーさんと口腔ケアの統一を図ることで、肺炎の防止だけでなく、生活の質の維持もできていて、おかげさまで、呼吸器を着けていても食事を楽しめています!Q どんな食事を楽しんでいるのですか?A 呼吸器を着けるともう何も食べられないといわれますが、今でもミキサー食や、お刺身などの刻み食を食べています。ビールを飲んだり、ラーメンを食べたりもできました。歯の治療だけでなく、いつも、嚥下( えんげ、飲み込むこと)の状態を診ていただいたり、介護食の紹介をしていただいたりして、常に食事を楽しめるようにアドバイスをもらっているおかげですQ その他にどんなサービスを受けていますか?A 医師の訪問診療や、訪問看護・入浴・リハビリなどのサービスを受けています。また、さまざまな事業所からヘルパーさんが来てくれます。サービスの調整はケアマネジャーさんがしてくれています訪問歯科診療があることで、どれだけ助かっているか。訪問歯科診療をまだ知らないかたには、ぜひ、教えてあげてください。私は、皆さんに助けられて生きています。当日の診療内容? ヘルパーさんやご家族が毎日行う歯磨きマニュアルの確認と説明? しっかり飲み込むことができるよう、舌の動きや力を維持するための舌圧トレーニングを実施 「入れ歯が合わない」「痛みがある」「かめない」「飲み込みづらい」などでお困りのときは、柏歯科医師会の中にある「歯科介護支援センター」にお問い合わせ・ご相談ください。▲歯科衛生士による口腔ケア▲ご主人が用意した座間さんの食事▲座間さんご夫妻歯科衛生士・ 森山邦江さん?柏歯科医師会附属 歯科介護支援センター?7147-6480問柏歯科医師会?7147-6500地域医療推進室?7197-1510保健所地域健康づくり課?7167-1256