ブックタイトル広報かしわ

概要

広報かしわ

時＝とき 所＝場所 対＝対象 定＝定員 内＝内容 講＝講師 費＝費用 持＝持ち物 申＝申込 交＝交通 他＝その他 問＝問い合わせ　低栄養になると、生活上の活動量や体重が減り、筋力・筋肉量の減少（＝サルコペニア）が引き起こされます。これにより、転倒や骨折など運動機能の低下や外出頻度の減少だけでなく、口腔周囲の筋力・筋肉量の低下も引き起こします。それによって口腔機能が低下すると、よくかんで食べることができず、ますます全身の筋力・筋肉量が低下します。その結果、要介護状態となってしまうこともあります。6 広報 　　　　 No.1516　平成28年（2016年）11月1日 問柏歯科医師会?7147－6500地域医療推進室?7197－1510保健所地域健康づくり課?7167－1256◎柏歯科医師会のホームページでは、情報誌「かむかむだより」のほか、市内の歯科診療所の検索、各種健診・訪問歯科事業等の情報をご覧いただけます　このコーナーでは、歯・口こう腔くうの健康に役立つ豆知識や、市の特色ある取り組みを紹介します。◎柏歯科医師会の皆さんと制作し、毎月1日号で連載同会ホームページはこちらから▼　健康で自立した期間を継続するためには、低栄養にならないことが重要です。これを予防するためには1日3食が基本で、口から食べることは生きることにつながります。食べる楽しさをいつまでも持ち続け、料理も楽しみませんか？ 今回、東葛北部在宅栄養士会の協力で、料理初心者の市民のかたが、料理に挑戦しました。　低栄養とは、偏りのある食生活などによって栄養素が不足した状態になることです。高齢者によく起こりがちな「食事の量が少なくなる」「あっさりしたものを好む」「果物・生野菜や肉類を食べなくなる」などの理由から、タンパク質やエネルギー・ビタミン・ミネラル・食物繊維などの摂取が不足してしまいます。　これらを実行するためには、口腔機能の低下を防ぐことが大切です。低栄養を防ぐためにも、毎食後の歯みがきや、定期的な歯科健診も行いましょう。1日3度の食事は生活リズムを整え元気に過ごすための基本です。いろいろな食品をバランスよく食べるためには、口腔の機能がしっかりしていることが大事だと思います。お口の健康が、健康寿命を延ばすことにつながるのではないでしょうか。???1日3食が基本。一度にたくさん食べられなければ「おかず」を先に食べる肉・魚・卵・大豆製品等のタンパク質を多く含む食品を毎日食べるしっかりとかんで食べる①豚小間は、こしょうと一緒にポリ袋に入れよくもみ、袋の中で2つの小判型を作る②キャベツはざく切り、または手でちぎり、もやしは洗って水を切り、しめじは小房に分ける③フライパンを熱し油をしき、①の肉を平らになるように押しながら両面焼き色をつける④焼き色がついたら肉をフライパンの端に寄せ、空いたところに②の野菜を入れ、ふたをして中火で約3分蒸し焼きにし、肉に火が通ったら肉の上にスライスチーズを載せ、ふたをして火を止める⑤皿に野菜を敷き、上に肉を載せ、トマトケチャップをかける豚小間 ............................ 120ｇこしょう ............................ 少々サラダ油 ...................... 小さじ2しめじ ............ 50g(1/2パック)キャベツ ................ 100ｇ(2枚)もやし ............... 100ｇ(1/2袋)スライスチーズ .............. 2枚トマトケチャップ ....... 小さじ4自分では思いつかない料理ですねと勝山克哉さん▼▲野菜がたっぷり　とれますねと　三宅功さん市の取り組み栄養相談　栄養や食事についての疑問や不安・悩みなどについて、管理栄養士がお答えする個別相談を実施しています。①高齢者の低栄養予防、介護食、配食サービス等の相談問介護保険課?7167－1135②健康づくりのための、食事の量やバランスに関する相談問保健所地域健康づくり課?7167－1256介護予防グループ支援事業　専門職員などが地域のサロンや老人クラブなどに伺って、介護予防の講座を開きます。また、栄養士が地域のサロンなどに出向いて講座を行うこともできます。　日頃の食生活を振り返りながら、簡単な調理の工夫やレシピを学べます。問福祉活動推進課?7167－2318　柏市民健康づくり推進員が考えた朝食レシピや、野菜やキノコ・海藻等が1皿でたっぷりとれる、野菜のレシピなど、おいしくて役に立つと好評です。◎詳しくは、市のホームページをご覧ください▲朝食レシピ▲野菜レシピ?次回は東葛北部在宅栄養士会・中村信子さん?外出頻度減少転倒・骨折口腔機能低下基礎代謝低下食欲低下タンパク質認知症 低栄養 摂取不足サルコペニア（ 筋肉減少症）要介護状態