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概要

広報かしわ

70 古紙配合率70%再生紙と植物油インキを使用しています。また、見やすいユニバーサルデザインフォントを採用しています。※広報かしわに掲載する有料広告を随時募集しています。 詳しくは広告代理店「株式会社ホープ」(?092-716-1401)へ有料広告広 報417,184人(前月比230人増)●男 207,244人  ●女 209,940人 ●世帯数 178,528世帯( 前月比122世帯増)(28.9.1現在)平成28年(2016年)9.158No.1513QRコード柏の情報をスマホで!無料宅配やメール配信サービスの申し込みも市内人口このコーナーでは市民の皆さんの活躍や季節の話題、笑顔が輝く市内の出来事などを取材、紹介しています第6 回思い出の地で奏でるメロディHawaiian Festival in Kashiwa Vol.1これは、大正12(1923)年、桂月が娘の嫁ぎ先である鷲野谷の染谷家を訪れたときの礼状です。手賀沼を渡り染谷家に向かうまでの景色や、豊かな自然と歴史に包まれた人情味あふれる鷲野谷村の雰囲気が、桂月独特の美文でつづられています。この独特な表現を、芥川龍之介は「淡々たる事白さ湯ゆの如し」と評しました。「大勢に好まれた桂月先生の美文であるが、その真髄を解する者は少ない」と愛読したのです。桂月は、東京大学在学中から能文家として注目され、卒業後は武たけ島しま羽は 衣ごろもらと詩文集『花紅葉』を刊行して文名をうたわれていました。「文章は人格なり」これは桂月の好んだ言葉です。硬派の論客として高山樗ちょ牛ぎゅうと評論活動も進め、明治37(1904)年に与謝野晶子が「君死にたまふこと勿なかれ」を発表すると天皇主義の立場からこれを批判し、論争を巻き起こしたこともありました。旅と酒を愛した文人「大町桂月」。鷲野谷訪問のわずか2年後には亡くなっていますが、染谷家には桂月から送られた手紙や書などが数多く保管されています。もう少し長生きしてくれたなら、柏や手賀沼の魅力を彼独特の美文表現で全国に発信してくれたであろうと残念でなりません。こんな宇宙になったらいいな未来こどもがっこう未来フェスタ梶田先生と探求の世界へ出かけよう! 夏真っ盛りの8 月12 日、アミュゼ柏でハワイアンミュージックをテーマに、さまざまなアーティストが集うコンサートが開催されました。ステージでは、ハワイ伝統のウクレレやユニークな音色を奏でるスティールギターなどの演奏、歌やフラダンスなど、南国の魅力あふれるパフォーマンスを披露!会場がハワイの雰囲気に包まれました。また、柏市出身のウクレレ奏者・高木ブーさんも出演し、柏の思い出話とともに全11 曲を披露しました。高木ブーさんは今年の本紙3 月1 日号の企画や柏まつりにも出演。この日は楽屋に秋山市長が訪問し、高木さんの柏への数々のご厚意に感謝の気持ちを述べました。 夏休みも残りわずかとなった8 月19 日、柏の葉カンファレンスセンターで子どもたちが未来の宇宙について考えを発表するイベントが開催されました。市内の小学5・6 年生を対象としたアイデアコンテスト「私たちの考える宇宙利用」で入賞した5 人が、昨年ノーベル物理学賞を受賞した東京大学の梶田隆章先生をはじめとする5 人の審査員の前で、それぞれ自分のアイデアを発表。宇宙のごみで流星群を作る、星の輝きをリモコンで操るなど、夢のある内容に、観客は引き付けられました。発表後、梶田先生は「このようなアイデアを大人になっても持ち続けてほしい」と子どもたちを激励しました。▲大人顔負けのプレゼンテーション▲質問コーナーで子どもたちの質問に丁寧に答える梶田先生▲観客400人にハワイの風を届けました▲「私が住んでいた時と比べて柏は大きく発展しましたね」と語る高木さん大おお町まち 桂けい月げつ▲大町桂月書簡 高知県高知市に生まれた文人。桂月の名は高知の「月の名所桂浜」からとった号で、本名は芳よし衛え 。全国を巡ってたくさんの紀行文・評論・随筆などを残しているが、特に北海道の大雪山、青森県の十和田湖や蔦つた温泉を世に紹介したことで有名。明治2(1869)年~大正14(1925)年 56歳没手賀沼と鷲野谷の景観を賞賛した、明治の文人