ブックタイトル広報かしわ

概要

広報かしわ

8広報平成28年(2016年)No.1503市内人口4.15415,300人(前月比769人増)●男206,343人●女208,957人●世帯数176,975世帯(前月比868世帯増)(28. 4.1現在)柏の情報をスマホで!無料宅配やメール配信サービスの申し込みも第1回このコーナーでは市民の皆さんの活躍や季節の話題、笑顔が輝く市内の出来事などを取材、紹介していますQRコード交流で深めるファンとの絆JX-ENEOSサンフラワーズファン感謝デー弘化よし芳野のきんりょう金陵1802(享和2)~1878(明治11)年昌平坂学問所教授として「文久の三博士」と称えられた儒学者。1802(享和2)年、松ケ崎村(現在の柏市松ケ崎)で、医師で儒学者の芳野南山(なんざん)の次男として出生。本名は立蔵(たつぞう)、金陵は雅号。4(1847)年に田中本多藩(現静岡県)の儒学者に任官した金陵は、藩の財政改革や藩校での人材育成に努めました。6年後の嘉永6(1853)年、アメリカのペリー提督が軍艦4隻を率いて浦賀に来航し、日本中が大混乱に陥りました。文久2(1862)年、江戸幕府直轄の昌平坂学問所の儒官として招かれた金陵は、安井息軒(やすいそっけん)、塩谷宕陰(しおのやとういん)とともに「文久の三博士」と称されました。この後、金陵は国土防衛を考究し、建言書を提出します。「欧米列強のうち、アメリカは南北戦争の渦中にある。ロシアとオランダは日本には手を出さないであろう。従ってわが国が真剣に対策を立てるべきはイギリス・フランスである」冷静な情報収集に裏付けられた金陵の見識は、やがて幕府要人の心を捉えていきました。明治維新後の明治元(1868)年、引▲金陵の論考などを集めた「金陵遺稿集」の版木き続き昌平坂学問所の教授に請われ、同3年に同所が廃止されるまで務めました。江戸で開いた金陵の私塾には、国の将来を憂える多くの幕末の志士たちも集まりましたが、いずれも天狗党・赤報隊の蜂起や、坂下門外の変といった幕末の動乱に身を投じ、若い命を散らしていきました。金陵は彼らの遺志を世に伝えるべく、多くの評伝を記述しています。近代日本の将来を見据え、公教育に尽力した金陵は1878(明治11)年、数え年77歳で世を去り、東京都谷中の天王寺墓地に静かに眠っています。平成26年、金陵ゆかりのかたがたから地元柏市に関係資料が寄贈されました。さらに市内の旧家には、多くの掛け軸やびょうぶがのこされています。今後、資料を基に彼の思想や業績、そして柏市に果たした役割が、より明らかになることが期待されます。Wリーグで8年連続優勝を飾ったJX-ENEOSサンフラワーズ。これを記念して、3月20日にファン感謝デーが開催されました。市内だけでなく、市外や県外からもファンが駆け付け、総勢約180人が、選手への質問コーナーやチームにまつわる○×クイズ大会、記念撮影・サイン会などで選手との触れ合いを楽しみました。横浜市から参加した女の子は「憧れのリュウ(吉田亜沙美選手)に会えてうれしい」とサインボールを手に満面の笑みで喜んでいました。リオデジャネイロオリンピックには、同チームから日本代表として4選手が選出。また、4月から渡嘉敷来夢選手がWNBA出場のため渡米するなど、世界的に活躍を見せるJX-ENEOSサンフラワーズ。今後の活躍にますます目が離せません。▲選手のサインにテンションも最高潮音楽と旨辛グルメを堪能音街かしわトカ。~ HOT & SPICY ~春の足音が近づく3月19日、音楽ライブと柏の「旨(うま)くて辛い」限定グルメ試食会のイベントが開催されました。同イベントは、柏の一大音楽イベント「音街かしわ」とかしわインフォメーションセンターが発行するフリーペーパー「カシワトカ。」のコラボレーション企画。幅広い世代の人々が参加し、カレーパン・エビの豆乳スープ・スパゲッティ・激辛たこ焼きなど、市内飲食店の限定旨辛グルメを堪能しました。ライブでは、女性歌手グループ「花*花」が、来場者から募った柏のおすすめデートスポットに歌詞を変えた曲を披露し、なじみの地名に会場も大盛り上がり。夫婦で来場していた女性は「次回はぜひスイーツ版でも開催してほしい」と話してくれました。新たな企画にも期待が高まります。?市民なじみの公園が歌詞に登場▲最後はハイタッチでファンを見送り▲柏のカブを使ったパスタは辛いけどおいしい!有料広告※広報かしわに掲載する有料広告を随時募集しています。詳しくは広告代理店「株式会社ホープ」(?092-716-1401)へお問い合わせください70古紙配合率70%再生紙と植物油インキを使用しています