ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

広報かしわ

6広報No.1502平成28年(2016年)4月1日こうくうこのコーナーでは、歯・口腔の健康に役立つ豆知識や、市の特色ある取り組みを紹介します。◎柏歯科医師会の皆さんと制作し、毎月1日号で連載問保健所地域健康づくり課?7167-1256地域医療推進室?7197-1510柏歯科医師会?7147-65001私たちは健康であれば気にも留めませんが、歯・口腔は非常に多くの重要な働きをしています。食べ物をかんで細かくし、消化酵素や免疫物質を含んだ唾液と混ぜ飲み込む以外にも、食べ物の形や味を繊細に感じ取ることや、かむ動作が脳への刺激にもなっています。また、口元一つで発音や顔立ちを整え、感情を表現することができます。まだまだたくさんの働きがありますが、歯・口腔が生命維持とコミュニケーションに大きな役割を果たしているのです。?の内側唇2歯・口腔は“今”の日常生活を支えるだけではありません。高齢になり体の機能が衰え、やがて要介護状態になることは、実は歯・口腔機能の衰えから始まっているのです。例えば歯がなくなってしまったら、食べ物の種類や形態も限られてきます。食べたいものが食べられず食欲が低下し、低栄養状態・体重減少で、体が弱く病気になりやすい、いわゆる「虚弱」が起こり、介護状態に突入…このように、歯・口腔の健康が健康寿命を延ばす上で不可欠なのです。歯上あご下あご歯肉舌「歯・口腔」とは口の中全体3柏市では、生涯おいしく食べ、健康寿命を延ばすべく、行政と柏歯科医師会が連携し、胎児の時から歯・口腔の健康を守る取り組みを、全世代に対して行っています。フッ素塗布事業訪問診療歯周疾患検診学校歯科健診1歳6カ月児健診・3歳児健診かめない、飲み込めない●歯の喪失●オーラル・フレイル●唾液量の低下●こうもう咬耗(歯がすり減る)●健歯コンクール歯周病が増える●思春期( 13?19歳)学童期( 6?12歳)乳幼児期( 0?5歳)胎児期高齢期( 65歳?)壮年期( 40?64歳)成人期( 20?39歳)●歯肉炎が増える●永久歯へ生え変わり●むし歯が増え始める●乳歯が生えそろう●歯が生え始める摂食えん下指導口腔がん検診●胎生7週目から乳歯の芽ができ始めるシルバー大会でのお口の健康講座お口のクリーニング事業こども図書館健康講座「親子向けむし歯予防のお話」柏発祥!「オーラル・フレイル」オーラルとは「口腔」、フレイルとは「衰える」という意味で、高齢になり歯・口腔機能が衰えていく状態をいいます。歯・口腔のささいな衰えを示すオーラル・フレイルが、全身の運動機能や脳の衰え、そして社会との関わりの低下にもつながることを、65歳以上の柏市民2,000人の調査結果をもとに、東京大学高齢社会総合研究機構准教授・飯島勝矢先生がいち早く提唱。この結果を重視し、オーラル・フレイルを予防する取り組みが進む柏市に、全国から注目が集まっています。◎調査結果の内容など、詳しくは今後の紙面で解説します広報かしわで連載今後このコーナーでは、毎号1テーマで歯・口腔の健康に役立つ情報や、市の取り組みを詳しく紹介していきます。「いつまでもおいしい人生を」実践に、ぜひ引き続きご覧ください。?次回は新たな取り組み◎柏歯科医師会のホームページでは、情報誌「かむかむだより」のほか、市内の歯科診療所の検索、各種健診・訪問歯科事業等の情報をご覧いただけます同会ホームページはこちらから▼時=とき所=場所対=対象定=定員内=内容講=講師費=費用持=持ち物申=申込交=交通他=その他問=問い合わせ